2003年年頭の思い


日本人が少なくなってきているのは嘆かわしい。
人口ではない。
正直にして、忠義心に満ち、義理を重んじ
道をはずすことなく、襟を正して礼を尽くす。
真の愛国者ならずして、他国を愛することなどできないのに
日本を卑下するとまで行かなくても
ことさらに日本の恥部をあからさまにすることに
文化人的好評をはくするがごとき輩など
非日本人である。
政治家を選びし者は自分であるのにもかかわらず
政治家を足蹴に批判し、誹謗することはしても
彼らのために知恵と力と勇気が備えらることを
祈りもせず、天皇(制)にまた万世一系(万世直径ではない)
の世界唯一の国民性のアイデンティティをないがしろにする風潮を
助長する動きを見せる西洋キリスト教に埋没している
非国民(非日本人)キリスト教徒は、日本の世の光ではない。
それがゆえに彼らは祭壇の上に置かれる明かりではなく
いつも祭壇の下に置かれているではないか。
これは嘆きのひとつであり、断腸の思いのひとつである。

正月の2日には、忠臣蔵が放映される。
私はこれを見ると心が燃える。そしてすべてを捨てて
まい進する群れに思わず目頭が熱くなる。
西洋にない日本に毅然と存する日本の宝を見る思いだ。

我が尊敬する内村鑑三は、
「米国人や英国人にまねんと欲する日本人は、
日本国の反逆者であって、キリストの敵である。」
とさえ言っている。(1926年9月)

年の初めに日本人の日本人たる者が多く起こされることを
念じて年頭の思いにふける。


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: