舞阪日記・仔猫の里帰り(その2)


「思い出の舞阪の町・仔猫の里帰り」その2
民宿の裏は道路を挟んで運河になっていて浜名湖にすぐ出られるようになっています。運河の両側は漁船でビッシリ埋まっていました。これだけの漁船がいっせいに漁に出たら壮観だろうなと思う。まさかその船に乗って明日の夜エビ漁に出ることになるとは、このときは思いもよらないことでした。
今日の宿泊は私達だけだからと一番広い22帖の部屋が用意してありました。
せっかく遠くから来たのだからと案内先を決める家族会議。その思いやりに私達のほうが恐縮してしまい「自分たちは勝手にやりますからいいですとも言えなくなって、3日間ともその好意に甘えてしまうことになりました。
舞阪町から浜名湖を縦断して館山寺、奥浜名湖を通り天竜浜名湖鉄道をくぐりさらに山のほうに向かうと。舞阪から車で40分のところに竜ヶ岩洞の鍾乳洞がありました。
真夏なのに洞内は年間18度と涼しい、鍾乳洞というものに初めて足を踏み入れました。
途中に落差15mほどの黄金の滝を見る。地底の大空間にしぶきを上げて大量の水が落下している様は時を忘れさせます。
いっちゃんお勧めのわさびソフトクリ-ムを食べる。これは男の味でありました。
帰りは国道257号線、歴史の三方原を通り舞阪に戻り、そして遠州灘を見下ろす舞阪灯台に連れて行ってもらいました。ここはなんとしても見ておきたいところであったのです。
みちる達の発見された場所、3匹の犬の散歩に来た二人。ここでいっちゃん、ちーちゃんの感動のバトルがあったのです。
6匹の捨て猫を見つけた、ちーちゃんはまだへその緒もついたままの仔猫にその場を動けなくなりました。「連れて帰りたい」頼むちーちゃん。犬が3匹いる、これ以上飼えるわけが無い。昼働き、犬の世話、忙しい時の民宿の手伝い、体が持たないとちーちゃんを案ずるが故に反対するいっちゃん。でも小さな生命を思う気持ちが勝っていたのでしょうか、泣いて頼み込むちーちゃんの熱意にうたれて「里親早く見つけろよ!」といっちゃんポツリ。
6匹は見覚えのあるダンボ-ルに入っていたとか・・・・・・。
その決断のおかげで、今私達はここにいて遠州灘を見ている不思議な縁です。
いっちゃん、ちーちゃんのツ-ショットをとろうと思ったら、いっちゃん照れてしまい撮らせてくれませんでした。
民宿に戻って一風呂浴びる。『ああ-ぁいい気持ち!』お盆休みをこんなにゆっくり取れたのはホント久しぶりです。
子供達も大きくなって今回一緒に来るとは正直思いませんでした。次男は家に一人でいるよりはと付いて来ましたし、「満ちるの故郷なら行ってみたい」と長男は劇団の練習が終わってから、新幹線で駆けつけてきました。
   『夏空の 下にたずねし 満ちる里』



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