にぎやか堂                         幻庵別院

にぎやか堂 幻庵別院

思い立ったが 3


三井寺&日吉神社→城崎温泉→鳥取砂丘→三仏寺投入堂→
三朝温泉→羽合温泉→松江→出雲→美保関→偕成温泉=国道9号=
京都→帰宅。

参加者
 私(幻庵)
 K氏
 M女史
 W嬢の愛車(だったよね?)
  ・・・愛車のみの参加です。本人不在。


スタートは確かK氏の一言だった。
「あのさ、城崎に行きたいんだけど・・・」

K氏、彼は温泉好き。
私の記憶によると城崎というのはけっこう古い温泉街だったはず。
でも、一番最初に思いついて放った私の一言は
「城崎って、志賀直哉の城崎?」
(志賀直哉著『城崎にて』:志賀直哉が養生の為訪れた城崎温泉滞在記)
「その、城崎」
・・・どうもK氏、TVで温泉街の情緒あふれる映像を見たらしい
そして、思い出したように『城崎にて』を読んだ模様。

して、再び私たちの旅は始まった。
名付けるならば、山陰温泉はしごツアー。
琵琶湖畔を通って、とりあえず、三井寺と日吉神社はお約束。
右手に琵琶湖を眺めながらとりあえず、山の方へ・・・
そして若狭湾へ抜け、深夜の舞鶴港を見物。
天橋立は暗闇の中で見えず(i々i)
朝焼けの城崎駅前に到着。
とりあえず、駅前に湧いていた温泉で手入浴(顔をあらっただけよ)
その後、車を駐車して朝の城崎を観光。
川と橋、塀と瓦、共同浴場鴻の湯で入浴。

・・・普通はそこで、一日散策なり、一泊なりして帰るはず。
だが、私たちの「いきあたりばっ旅」はここからが本番。
山陰地方は行ったことがないと言うK氏。
(当時彼は東北地方以西の土地にはほとんど行ったことがなかった)
ここは、一つ、時間の許す限り山陰地方を満喫しようということになり、
その日の昼には城崎を立ったのであった・・・


さて、城崎を出発した私たち、とりあえずは山の中の国道を走るより、
日本海を見ながら走ろうということで、海岸線をひた走る。
しかし、途中思わぬ障害が!
なんと落石のため通行止めだという(_□_;)!!
仕方なく、遠回りになるが、国道へ向かう私たち。
そこで 問題発生 なんと
今回の旅仲間の中でまともな運転者K氏が 免許不携帯 に気づく。
遅いって!既にスタートしてからまる1日が経とうとしているのに・・・
まぁ、ここまできたらどうしようもない。
仕方がないので、どきどきしながらそのまま突き進む、私たち。
(そうだよね、今更ドウしようもないモノ・・・悪いことは考えない事にしよう)

国道9号を通って、鳥取砂丘へ。
とりあえずお約束の月の砂漠・・・でもらくだには乗れなかった。
らっきょうを購入(車内のつまみで終わった)
靴の中所か、強風のため体中砂まみれになって見学終了。

一路、三朝(みささ)温泉を目指すことに。
しか~し、その前に「日本のハワイ」発見。
羽合温泉を目にした私たちは、もちろん ニューヨーク 入浴。
私とM女史はよくわからないのだが、K氏が言うには三朝温泉は日本で唯一の効能がある温泉なのだそうだ。
よくわからないのでこちらをどうぞ→ 三朝温泉
さすがに河原の無料浴場に入る勇気はなく(橋から丸見えなんだもの)公共浴場に行きました。
そこはもう、町内会の寄り合い状態(笑)良い感じです。
もちろん、投入堂も行きました。あそこはすごいです。
あり得ません。でも、一見の価値は絶対にあります。
しかし、決して、スカート(それもタイト)や革靴で行く場所ではありません。
普通に山登り状態です。Gパン・長Tシャツ・スニーカーの私たちははっきり言って浮いていました。
すごいです、山駆けのミニ体験出来ます(平成5年当時)今は改修されているのかな???→参考までに 投入堂への道のり ・・・人様のHPこっそりリンク

豆腐は食べ損ねました(T_T)
余部鉄橋の下も通ったよ。

かなりハードな運動をした後は、再び来るまで西を目指す。
次はどこに行こう・・・大山を左手に、神話の国出雲へ行くことに。
とりあえず、松江で夜になったので、適当な居酒屋で夕食。
2日連続で車中泊はつらいので、ビジネスホテルに宿泊(確か・・・米子だったかな?)
松江 堀川、宍道湖、殿様、 和菓子!
しかし、購入出来ず。(到着時刻が遅すぎた)
翌朝、なぜか駅前のミスドで朝ご飯。

そして、出雲へ!
もう少しで出雲大社というところで、なんと車の窓が閉まらなくなった。
日産車だったので日産に行くと、どうやら電気系統が原因らしい。
応急処置で無理矢理しめてもらって、出雲大社へ
でか~い、ひろ~い。
資料館おもしろ~い。(今は改装されているらしいのでもっと楽しいと思う)
出雲と言えば、出雲そば!
食べました、出雲そば。
適当に、電話帳で調べて・・・・
いったところは「嘉木」という店。
小さなお店なんだけど、それなりに盛況でした。
美味しかった・・・はしごしたけど、次があったら絶対ココと思ったモノ。

昼食後は、日御碕へ行き、ここで折り返すことに。

じゃぁ、松江リベンジということで、松江に寄り道してから美保関へ。
美保神社にお参りして、港をちょっと散策。
境港を経由して(妖怪達には合わなかったの)
地ビール館(?)でちょっと早めの夕食(というかティーブレーク)
偕成温泉に入って、あとはタダひたすら国道9号を東へ!
福知山あたりで真夜中か夜明けだったような・・・
(記憶がかなり曖昧、なんていっても10年近く前の話だから)

京都のはずれの天下一品でラーメンを食べたのは覚えている。
あとは何時頃に家に着いたのかもわからないのよね。

そうそう、これで終わりだと思っていた山陰の旅。
この後、もう一度、卒業旅行(?)で行くことになっております。
その時は山陰山陽。
でも萩・津和野・秋芳洞には行っていない。
今でも、そのことが悔やまれております。
(って、時間的にむりだったんだけどさ)



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