くだもの姉妹とあのね帳

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サインあれこれ


中学時代はけっこう有名なチームで監督も厳しくてね。
相手に絶対わからないサインを編み出してくれたのはいいんですが
味方も分からず(爆)
出されたサインの意味を考えてるうちに作戦が終わってしまい
大目玉だったこともありましたっけ。

逆に高校時代は超弱小チーム。
監督のサインははたから見てもバレバレ(爆)
もっと工夫していいよ、ってアドバイスしましたっけね。


何がいいたいんか、と言うと
サインって見逃したら伝わらないんですよ。
でもそのサインって「こういうときはこれ」って決めてないと
何を言いたいんだか分からないことも。


だからと言って赤ちゃん相手に
「おしっこの時は股を叩くのよ」って必ずしもやらなくてもいいかな、と。

コミュニケーションだから
これはママとベビちゃんで作っていければいいのです。
チーム全体に伝える必要は特にないので
二人がまずは分かり合えればいいの。

で、それは赤ちゃんがまず発してくれるから
よく観察するべし。
おっぱい飲んでたら急に上の空みたいな顔になってる時
切羽詰った泣き方(これはお腹すいたときが多いような)とはちょっと違う時
一瞬動きが止まる時
ベビちゃんの数だけそれは違っていることも。

あれ?と思ったら「おしっこかな」なんて聞きながらオムツチェック。
出てる時は「教えてくれてありがとー」だし
出ない時は「今出るかなぁ~」とおまるを出したりして
その赤ちゃんのサインに何かしら答えてあげてみると
たまたま出したそのアクションがサインとなっていくんです。

赤ちゃんも「この方法ならママも分かってくれるのね」って。
せっかく出したサインも気付いてもらえないと
「自分が伝えようとしていても分かってもらえない」となると
諦めて発信しなくなるんですって。
たとえ的外れでもいいから、何かしら答えてあげると
嬉しくなって赤ちゃんも色々な方法で教えてくれるかも。


うちはそんなやり取りをしていたら
勝手に股をみて「あーあ」っておしっこしたことを教えてくれたり
股を叩いて「おしっこ出るよ」って教えるようになりました。
けっして股を叩いてね、と言ったことはないんです。
自然の成り行き。面白いですね。

以前日記に書きましたが
ベビーサインは特に取り組んでいません。
それを習って本を見ながら伝えるよりも
我が家流でやりとりしていれば勝手にサインができてくる。

痛い、を頭を撫でるサインにした長男、
(それも普段ぶつけた時に「痛いね」って撫でていただけなんですが)
風邪で体調不良の中、鼻がつまっておっぱいが飲めないときに
痛い、痛い、とサインを出していました。
そういうやりとりが出てくると
赤ちゃんからどんどん色々伝えてくれるようになります。

言葉のない赤ちゃんだけど
サインで伝えてくれることも多いです。
それは手でのサインだけではないんですよ。


かつて、教え子の中で寝たきりの子がいました。
自分で手足も思うようにうごかせないその子は
目線や声で自分の思いを伝えてくれました。
おしっこのサインもしっかりしていて、それをみた先輩がダッシュでトイレに連れて行く
なんてこともあったりして。

だからサインって手を使うだけじゃない!って
その頃から感覚的にもっているんです。
あの目線の先に何か言いたいことがあるんじゃないか、
出した声の高低で気持ちを伝えてるんじゃないか、

無理に全部を意味づけるのは大変ですが
親ばか丸出しで「今はこういうこと言いたかったのね」ってとらえてあげると
赤ちゃんは喜んで自分の思いを伝えてくれますよ。
思いが伝わるってホントに嬉しいことだから。


なので大人がサインを教え込むばかりじゃなくて
赤ちゃんの内なる思いを汲み取っていけば
自ずとサイン、になるんだと思います。
そうなるとホントに赤ちゃんっておしゃべりなのね~って分かりますよ。

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