建てたぞ!二世帯住宅

建てたぞ!二世帯住宅

山田ズーニー語録

山田ズーニーさん語録

ほぼ日刊イトイ新聞「おとなの小論文教室。」より


「表現と反応は相似形。」

反応に違和感があるとき、
そこに意義をとなえるのでなく、
自らの表現を磨き、
自らが渦となって、
欲しい反応を引き寄せていけるような、
そんな行き方をしようと、私は想う。

今日、自分に返ってきた反応は、
どこかで、自分の表現に似てないだろうか?


掃除と表現力の関係

日常の雑事は、
360度、あらゆる方向からやって来る。
ときには思わぬ方向から来て、
ひざをカックーンとされることもある。
細かいこと、それなのに、わずらわしいこと、
一見、非生産性的に思えること、
それなのに、説明に非常に骨が折れること。

でも、そういった、モチベーションのわかない雑事に、
腰を据えて取り組んで、
丁寧にコミュニケーションしていった果てに、
おもいもかけず、相手と通じ合い、
気持ちのいい風がとおり、
ちょっと別世界を見るようなときがある。

日常こそ修行の場だった。

心に余裕のある人は優しい

充分に言いたいことが言い切れない人にたいし、
私自身、いらいらしたり、
それをぶつけたようなこともあった。

でも、がまんしてじっと聞く、のではなくて。

一歩進んで、
この人が、ほんとうに
いわんとしているのはどういうことかしら、
と、そこを汲み取ったり、復元・再生していくことを
ちょっと楽しんでしまえる心の余裕を持ちたい。

その上で、
「あなたが言おうとしていることは、
ほんとうは、こういうことですか」
と要約して、相手に返すのではなく、

相手のいわんとすることは自分の中で静かに汲み取って、
その上で、自分に求められている発言のパートを、
誠実に、せいいっぱい返していく、

そういうコミュニケーションがしたいと私は思う。


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