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2016年05月10日

富田勲氏、2016年5月5日死去

テーマ：今日聴いた音楽(75192)

カテゴリ：音楽・芸術

　冨田勲氏は1932年4月22日、東京都杉並区生まれ。

　小中高時代を愛知県岡崎市で過ごす。

　慶應義塾大学文学部卒業。

　シンセサイザー作曲家、奏者として世界的に著名。

作曲家の冨田勲さん死去　シンセサイザー音楽の第一人者

　シンセサイザーを使った電子音楽の第一人者で、音響作家としても世界的に知られた作曲家の冨田勲（とみた・いさお）さんが５日、慢性心不全のため東京都内の病院で亡くなった。
　84歳だった。
　葬儀は近親者で営んだ。
　喪主は長男勝（まさる）さん。
　後日、お別れの会を開く予定。
　連絡先は日本コロムビア（０３・６８９５・９７７１）。

　…(略)…

　NHKのテレビ番組『新日本紀行』、『きょうの料理』、大河ドラマ『天と地と』などのテーマ音楽の作曲家としても有名だった。

　1969年、米国のロバート・モーグ博士が開発したアナログ・シンセサイザー全面的に使用した楽曲と出会い、1971年にモーグ・シンセサイザーを個人輸入。

　古典的名曲をシンセサイザーによって現代的な解釈を加えて発表するという,活動を開始。

　1974年、シンセサイザー音楽作品として演奏と録音を一人で手がけたデビュー・アルバム『月の光』を制作、米RCAより発売され、日本人として初めてグラミー賞にノミネートされた。

　1974年、全米レコード販売者協会（NARM） '74年度最優秀クラシカル・レコードに『Snowflakes are Dancing』（月の光－ドビッシーによるメルヘンの世界）が選ばれた。

　1975年1月18日付けのビルボード全米クラシカル・チャートで『月の光』が第2位。

　1975年8月16日付けのビルボード・キャッシュボックスの全米クラシックチャートで次作の『展覧会の絵』が第1位。

　1976年3月20日付けのビルボード全米クラシックチャートで『火の鳥』が第5位。

　1978年2月19日付けのビルボード全米クラシック部門で、『惑星』が第1位。

　「世界のトミタ」として国内外の音楽シーンで誰もが知る存在となった。