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2023年04月29日
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カテゴリ: EV  電気自動車
 個人においては、軽乗用車でEVであることによるコストメリットが好感されている。
 日産製のEVであることから、EVの急速充電器が備えられている日産の販売店の利用に気兼ねがないことも評価点だろう。日産の販売店に備えられている急速充電器はいつでも利用できるところに設置されていることが多い。
     ​
日産が発売した「軽を超えたサクラ」…なぜ人気?
くるまのニュース  2023年4月15日 
  …  (略)  …
■発売から1年経った日産「サクラ」、なぜ23年4月に入り受注増?
 2022年6月16日に発売された日産「サクラ」は、日産として初となる軽規格の電気自動車(EV)として注目を集めました。
 サクラは、2022年5月20日に発表され、6月16日に発売。100%電気で走る新しい軽のEVとして、注目を集めました。
 主な特徴として、サクラは上質で洗練された内外装デザインや、広々とした室内空間を実現。
 さらに 軽自動車ならではの小回り性能に加え、圧倒的な静粛性や力強くなめらかな加速といった従来の軽自動車を超えた走行性能、日常使いに十分なEV航続距離 などが挙げられます。
 グレードは「X」と「G」の2種類、カラーは1トーンと2トーンのモデルを含め全15色があり、豊富なラインナップを取り揃えています。
 なお日産は 「発表から約3週間で受注1万1000台を突破した」 と発表しており、その際に購入要因について次のように話しています。
 「サクラを購入されるお客さまの特徴としては、2台目以降の複数所有車の人、そして以前より電気自動車に興味をお持ちのガソリン車などを所有の人からの代替えが多い傾向です。
 また、他の軽自動車と同様に、多くの年配のお客さまからご注文をいただいていますが、先進技術装備の充実をフックに、若い世代をはじめ幅広いお客さまから好評を得ています」
 2022年に登場した際、大きな注目を集めたサクラですが、登場から約1年が経った現在ではどのような状況なのでしょうか。首都圏の日産販売店は次のように話します。
 「発売時の売り上げも良かったですが、現在でもサクラの売り上げは好調で人気のモデルとなっております。
 その人気は、 コストメリットが一番大きな理由 として挙げられます。
 お客様がサクラの購入に至るきっかけとしては、燃料代が節約できたり、補助金を使えば、他の軽自動車と同じか低い金額で購入できるなどといった点が大きなポイントとなっています。
 また、 2023年4月以降に購入したEVは、国からの補助金対象車になるということが確定 しました。
 さらに、 東京都の場合は都からプラスで補助金が出るため、合計すると約100万円の補助金 が出ます。そのため、4月に入ってからの受注が特に増えました」
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■販売店に寄せられたリアルユーザーの反響は?
 また、前出の担当者は、サクラの需要について次のようにも話します。
 「法人のお客様からの問い合わせも多いです。社用車をサクラにすることで、1台あたりの維持費や燃料代を抑えることができます。何十台も所有する法人のお客様であれば、その費用の差が年間で大きな額となってきます。
 また、社用車が電気自動車であることで、環境に配慮した企業としてイメージアップに繋がるようです。
 実際に法人利用をしているお客様は、従業員から『静かでパワーのある走りがいい』と声が上がっているようで、満足度の高いクルマといえます」
 一充電の航続距離(WLTCモード)は180kmだが、軽自動車ユーザーにとっては十分なレベルといえる一充電の航続距離(WLTCモード)は180kmだが、軽自動車ユーザーにとっては十分なレベルといえる 
 一方サクラの用途や乗り方について、関西圏の日産販売店は次のようにも話します。
 「100%の電気自動車なので、もちろん充電をしなくてはなりません。
 サクラはフル充電での航続距離は180kmとなります。例えば、軽のガソリン車である日産『デイズ』は、ガソリンを満タンにすれば400から500kmは航続可能で、サクラは航続距離が短く、長距離移動にはあまり適していません。
 そのためサクラをご購入されるお客様は、セカンドカーとして買い物や通勤などで使用するといった用途が多いです」
  ―  引用終り  ―
     ​
 コストメリットは補助金の給付が前提となっている。
 また、中古車価格は低いことが予測され、リースでの使用、使い切りでないとコストメリットは活きない。
 夜間(使用していない時)に普通充電できる設備を持っていることもポイント。
 急速充電は満充電できないこと、バッテリーの劣化が早い可能性が高いことから、普通充電可能な設備を日常利用できることが望ましい。
 長距離移動・遠乗りに向いていないことは、テスラの高価格車以外の現在のBEVすべてについて同じ。
 EV購入のハードルは高い。
     ​
 大量の駆動用バッテリーの製造と廃棄(または再利用)、充電設備の設置などを含めて、EVが本当に環境にやさしいかの判断は、今後のバッテリーの耐久性の向上、再利用性の向上などにかかっている。






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最終更新日  2023年04月29日 06時00分10秒
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