発達障がいな息子たちとの日常

発達障がいな息子たちとの日常

顔面血まみれの弟


 カタコトでもいいのでしゃべるようになった言葉を書き留めましょう・・・母子手帳にこんなスペースがあったが、話す言葉があまりに多すぎて書ききれず、バカ正直にも別紙に全部書き連ねて健診に持参。

1歳9ヶ月で姉に
 misaの出産で初めて母との別れ。生後からずっと私の実家に同居していたので、実父母にもよくなついており、意外と大丈夫よ、と見舞いに来た実母。しかしその見舞いの帰りはすさまじかった・・・猛獣を連れ帰るようだったとは実母の後日談。涙、涙のお別れだったが2回目からは拍子抜けするほどあっさり帰った。
 ところが退院後、その反動が現れた。トイレに行くにもお茶を飲むにも、とにかく私が立ち上がるだけで大泣きしてすがりつく。

 misaの宮参りの直後、同居していた実父母と旦那とのケンカにより家を追い出される。庭付き一戸建てから狭いコーポへ。一度目の情緒不安定に。そして起こった 『顔面血まみれ事件』
 misaの泣き方がおかしい、と母の直感で駆けつけると、部屋には 顔面血まみれで泣きまくるmisa 両手の爪に血のついたnao 。前日、爪が長いことに気付いていたのにすぐに切らなかったことを後悔した。慌ててmisaを抱き上げると、 目からは赤い涙が ・・・!興奮気味にその目を指で開くと一気に流血!!!!心臓が止まりそうになった・・・めったなことでは動じない私もこの時ばかりは取り乱し、ぼーぜんと立ち尽くしている 2歳のnaoに往復ビンタ 。しかし敵もさるもの、泣いて謝るどころか歯をくいしばり、悔しげに涙をこらえていた。(後から思えばこの時、この子は抱き締めて心のもやを取り払ってやらなければいけなかった。)旦那を会社から呼び寄せ、救急センターから指示された隣市の眼科へ。医師は 「やんちゃなお兄ちゃんにやられたか~」 と笑い飛ばした。幸い、目から流血の原因は、角膜にほんの少しキズがついただけ、との診断で、目薬で治るとのことで一件落着。


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: