「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

08日ダン・エッティンガー&東京フィル定期


東京フィルハーモニー交響楽団第751回定期


1・クララ・シューマン
   ピアノ三重奏曲ト短調作品17より
    第1楽章(アレグロ・モデラート)
     ダン・エッティンガー(ピアノ)
     荒井英治(ヴァイオリン)
     黒川正三(チェロ)


2・シューマン
   交響曲第4番ニ短調作品120


*********** intermission ****************

3・ブラームス
   交響曲第4番ホ短調作品98


 2008.3.8.19:00 サントリーホール 2-C8-29

最初にクララ・シューマンの曲がトリオで演奏されたが作品そのものが何とも魅力的でエッティンガーの達者なピアノとVn荒井、Vc黒川の息の合った演奏で
残りの楽章も是非にと言う気持ち。

シューマン4番、ブラームス4番ともにエッティンガーの的確な意志を感じさせる指揮に東フィルも見事に応えるものの、やはりこのオケの弱点であるホルン部隊が惜しいところで些細なミス、然しながら相対的に満足のいく演奏ではあった。

ダン・エッティンガー氏、指揮姿を後ろから見ていると師匠であるバレンボイムにそっくりで演奏解釈も重心の低い重厚な音を東フィルから引き出し流石の
存在感、2009年のMET開幕を指揮する予定もあり益々目の離せない指揮者になりますね。

本日の編成はシューマンが14型、ブラームスは16型編成の対向配置、
シューマンの第1楽章演奏途中に6人のコントラバス奏者の内1人が何故か退席、結局
休憩後も姿を見せずコントラバスのみ5人、休憩後は7人で演奏された。
★★★★☆


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