「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

31日 ルイージ&PMFオケ東京公演


PMFオーケストラ2008

1・R・シュトラウス
   交響詩「ドン・キホーテ」
     ヤン・フォーグラー(チェロ)
     ダニエル・フォスター(ヴィオラ)

***************** intermission ****************

2・ベルリオーズ
   幻想交響曲 作品14



 2008・7・31・19:00 サントリーホール 2-C12-19

恒例のPMFオーケストラの東京公演、今年も聴いてきた。
去年のゲルギエフ、一昨年のサンティ指揮と いずれも素晴らしい
演奏を披露してくれたが今年2008年のPMFオケは小粒というか
音楽する或いは音楽を聞かせる喜びの訴求力にいささか欠ける
演奏に感じた。

前半のR・シュトラウスのルイージの指揮はあまりにも控え目で
二人の独奏者たちを際立たせる意図もあったのだろうが いかんせん
二人のソリストも凡庸な演奏で何とも退屈な40分であった。

休憩後の「幻想交響曲」 ルイージの指揮は俄然 能動的になり
精力的に楽員たちを引っ張るが どうも空回り。
良く聴くとアンサンブルの乱れや管楽器にも細かいミスも散見され
昨年までのPMFのメンバーの演奏に比べ見劣りする印象を感じた。
確かに演奏する曲目の違いや指揮者の違いもあるだろうが。。。

18型の巨大編成ながらテンポの小さな乱れが目立つ以外、弦楽陣は
流石に選ばれたメンバーだけあり上質な音色ではあった。
★★★★


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