「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

18日 橘 直貴&オーケストラ・ハモン演奏会


オーケストラ ハモン第21回定期
コンサートマスター:松永真由子


1・オネゲル
   交響曲第3番「典礼風」


********** intermission ***********

2・R・シュトラウス
   アルプス交響曲作品64




 2009/7/18/14:00 東京芸術劇場大ホール 2-A-27


社会人アマチュア・オーケストラの演奏会を聴いてきた。
最初に演奏されたオネゲル作品から大編成でコントラバスは11人
ヴァイオリンとセカンド・ヴァイオリンが向き合う形の対向配置。

「典礼風」の標題がつけられた3楽章からなるオネゲルの作品は
生演奏では2回目になりますが、プロオケに勝るとも劣らずの見事な
演奏でした、リズム感にさらにキレがあれば言うことなし。

休憩後の「アルプス交響曲」、ウィンドマシンやらサンダーマシン、カウベルなど
の打楽器にパイプオルガンも加わる巨大編成で舞台狭しと楽員が並ぶ。

こちらも実に描写力に優れた演奏で特に金管群のパワーには驚き。
弦ではヴァイオリン群の合奏にまとまりがあるもののヴィオラ、チェロ群には
音に甘さがみられるもののアマチュア活動での演奏と考えたら
申し分なしの素晴らしい「アルプス」登山であった。BRAVO!です。

「アルプス交響曲」での舞台裏でのバンダ隊15名も見事な演奏で
終演後にステージに整列賞賛を受けていました。

橘さん指揮のオケ・ハモン 息のあったコンビネーションで今後も期待、
楽員ではコンミス&ホルン・トップに特に拍手を贈りたい。


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