「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

11日大友直人&J・ギルバート&東京響


東京交響楽団
コンサートマスター:高木和弘

1・エルガー
   セレナーデホ短調作品20


2・シベリウス
   ヴァイオリン協奏曲二短調作品47
     (ヴァイオリン)ジェニファー・ギルバート

********** intermission *************

3・サン=サーンス
   交響曲第3番ハ短調作品78「オルガン付き」
     (オルガン)近藤 岳

 2009年10月11日東京芸術劇場大ホール 3-D列


エルガーの初期に属する作品のセレナード、12型編成の弦楽ストリングスで
演奏されたが大友のエルガーに対する熱意が顕れた爽やかさをも感じさせる
秀演。
音楽一家に生まれた(父母はNYフィルのヴァイオリン奏者で兄アランはNYフィル
の音楽監督)ジェニファーのソロによるシベリウスは特段技術に秀でた
ヴァイオリンとは思わないが暖色系の滋味に富んだ演奏でオケの好演とあわせ
客席からも暖かい拍手が続いた。

休憩後のオルガン交響曲にミューザ川崎専属オルガニストの近藤岳がゲストで登場、
芸劇のホールに力強いオルガンの響きを奏でた。
大友&東響オケも整然と音楽を紡いでゆくが次第と後半に従って熱気を
帯びた熱い演奏になり近藤さんのオルガンとともに見事なクライマックスを迎えた。
★★★★☆


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: