「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

11日 R・シュトラウス「アラベッラ」新国立


[New Production]
Richard Strauss:Arabella
リヒャルト・シュトラウス
 「アラベッラ」全3幕 

【ドイツ語上演/字幕付】
キャスト
【ヴァルトナー伯爵】妻屋秀和 
【アデライデ】竹本節子 
【アラベッラ】ミヒャエラ・カウネ 
【ズデンカ】アグネーテ・ムンク・ラスムッセン 
【マンドリカ】トーマス・ヨハネス・マイヤー 
【マッテオ】オリヴァー・リンゲルハーン 
【エレメル伯爵】望月哲也
【ドミニク伯爵】萩原 潤
【ラモラル伯爵】初鹿野 剛
【フィアッカミッリ】天羽明惠 
【カルタ占い】与田朝子

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
【指 揮】ウルフ・シルマー 

【演出・美術・照明】フィリップ・アルロー  
【衣 裳】森 英恵

 ~2010年10月11日新国立劇場14時開演~



 新国立劇場の新シーズンはR.シュトラウス「アラベッラ」で開幕。

 指揮はウルフ・シルマー。演出・美術・照明に「光の魔術師」と言われる

 フィリップ・アルロー、意外や新国初登場の森英恵が衣装を担当。


 帝国末期のウィーンが舞台で没落貴族の娘アラベッラと求婚者たち、
 男装の妹ズデンカをめぐる抒情的喜劇で「ばらの騎士」を彷彿とさせる、
 2人の姉妹のそれぞれの恋愛模様を甘美で洗練された音楽が描く恋物語


 スカイブルーや藍色を強調した舞台演出は斬新の極み



 題名役を歌ったミヒャエラ・カウネとマンドリカ役のヨハネス・マイヤーが歌唱、

 演技ともに素晴らしい熱演を見せた。

 アラベッラの妹ズデンカ役のアグネーテ・ムンク・ラスムッセンもピタリはまり役で

 姉アラベッラとの2重唱も感動物だった。

 フィッアッカミッリ役の天羽明恵も自慢のコロラを披露

 全体にキャストたちは皆さん充分に役割を果たしでいた。

 シルーマー指揮東京フィルのオケは全体にまとまりのある高水準の演奏を

 示してはいたが若干、強奏時の音量バランスに問題を感じた。

 時代を両大戦間に移した今回の演出での森英恵の衣装は実に洗練されたもので

 全幕をとおして降りしきる雪とブルーの舞台、そして鮮やかな照明に見事に

 映えていた。


 シルマー&東京フィルの管弦楽は第3幕最後のオーケストラが

 高らかに鳴り響くフレーズが見事に決まって結果オーライ。


 カーテンコールでは、やはり聴衆の拍手はアラベッラ、マンドリカ、ズデンカ

 の順に盛大な拍手とブラボーの声、天羽明恵登場にも大きな拍手が沸いた。


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