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ここしばらくで個人的に一番受ける出来事があったんだけど、何故受けたのかを説明するためには、North Cascades National Parkで経験したとんでもトラブルの説明をしないといけない・・・ので、今日はとんでもトラブル話(と、なんだかアラビアンナイトのような話の展開である。アラビアンナイトも、確か岩波文庫の箱入り全集を買ったんだけど、もう、話が入れ子構造になっていて、読んでも読んでもキリがないので(って、キリがあったら、シェヘラザードは命がなかったので、当たり前か)、途中で力尽きてそのままになってるのだが。)このNorth Cascadesというのは、紅葉が綺麗だという話だったので、10月になってから天気予報をチェックして週末に出かけるのを楽しみにしてたんです。そして、よっしゃー晴れだ、と喜び勇んで出かけたところ、1時間半ほど走ったところでAAA(通称トリプルエー。日本のJAFのようなもの)のメンバーシップ期限が前日で切れていることに気づいてしまい。だいたい、こういうときに限って、何か問題が起こるのがマーフィーの法則です。そこで、通常、AAAの窓口は土曜日もやっているのを知っていたので、更新料をクレジットカード払いにすれば、電話で更新ができると思い、電話をしてみるものの、電話受付は土曜日はやってないとの無情なアナウンス。うーんしょうがない。ノーパコは当然持ってきていたので、当日どっか泊まる予定の安宿からAAAのサイトに接続すれば更新が可能かもしれない、そうしようと思い直し。だいたい私は粗忽者なので、遠出するときは念のためと思い、車のスペアキーはリュックに入れてくることにしてます。でも、リュックはノーパコが入っていたりしてちょっと重いため、ちょっとだけ車から出るときなどは車内に置いたままにしていることもあったんです。しかし、AAAのメンバー切れが発覚した以上、念には念を入れるべきで、車内に残す可能性のあるリュックにスペアキーを入れておいても意味がないと思い直し、殆どの場合必ず持ち歩く財布等が入っているショルダーにスペアキーを移し換えたりして、私なりに用心をしてみたりしたのですが。ちなみに、その日泊まったとこは、安宿だけあって、なんと部屋に電話すらなく(そんな可能性は全く考えてなかったよ)、当然ながら、AAAのサイトへの接続ができない。宿泊代を払ってしまったので、別のホテルに移ることもできず、まぁ、しょうがないか、と。翌日も大変天気に恵まれていて。しかし、紅葉にはちと早かったようで、なんとなく紅葉はまばらで、うーん、日本のが綺麗だなぁと思いながらぱっぱかぱっぱか走っていたのですけど。帰りに山を降りるころになって、結構景色が綺麗なところがちらほら、と。あー、これは綺麗だなぁ、どっかで写真撮るためのview pointないかなぁと思って運転していると(アメリカはこういうとこ合理的でいーなーと思うんだけど、景色がいいところは、みんな車を止めたがるけど、普通の路肩に思い思いに止められると危ないので、景色がいいなーと思えるところにはよく、view pointの指示標識や、そこに至るまでの距離を書いた看板が立っていることが多いのである)、路肩が広くなっているところに出たので、あーよしよし、と思って、車をとめて写真だけさくっと撮って、すぐ戻るつもりで、エンジンをかけたままカメラを持って、車外に出ました。ドアをバンっとしめた瞬間っ・・・もうオチは見えましたね。やっちゃったんですよ。無意識にドアのロック。エンジンかかりっぱなしだし。ちょっとだけ出るだけのつもりだったから、折角スペアキーを移し換えたショルダー(携帯電話入り)も当然車内ですねっ。なんかねー、車外に出るときには必ずドアをロックする癖をつけたのはいいんですけど、エンジンを必ず切る癖はつけなかったんです。だから、ちょっとだけのつもりでエンジンかけっぱなしで外に出たときに、ドアを無意識にロックしてキーを閉じこめちゃうっていうわりとクリアーなイメージが、頭の中から離れなかったんで、いつも、エンジンかけたまま外に出るときに、ちょっとした強迫観念に襲われてて、ドアをロックしちゃっても大丈夫なように窓を開けるとか、いろんなことしてたんですけどねー・・・・こんな山の中でやっちったよ。とりあえず、非メンバー価格でもAAA呼ぼうと思ったんですけど、携帯も車内ですね。だから、とにかく、誰か止まってもらって、連絡してもらおうと思って手を振っていたら、気のよさそうな夫婦が止まってくれて、説明したら、電話をしようとしてくれたんですけど、なんせ、紅葉見に来てるんだから当然山の中ですからねっ。携帯が通じるわけがありませんでしたねっ。そのご夫婦が、しょうがないから、近くの町まで行って、シェリフを呼んできてくれる、って言ってくれたんですけど、エンジンかかりっぱなしじゃないですか、時間かかったらガス欠になって、ドア開いても帰れなくなっちゃいます。それも困ったなぁ、とか言っていたら、その夫氏の方が、「これはもう窓ガラス割るしかないよ」って。自分でもしょうがないなーとは思ってたです。で、一番面積の少ない後部座席の三角窓に、石をごんごんやってくれたんですけど、車のガラスって固いもんなんですねぇ・・・もう全然まーったく割れないのっ(でも、人にやってもらってよかった。私、あほだから、助手席の窓割るつもりでいましたよ。助手席の窓割ってたらあと大変だったなぁ)。ようやくがっしゃんっと割れたので、無事家まで帰ってこれたわけですが。しかも、後部座席の三角窓って、運転席に対する風の影響が一番少ないみたいで、寒くもなかったし幸いでした。でもさー、こうなることがイメージとして頭の中から離れなかったから、自分なりに用心してたのに、所詮、こうなっちゃうんだったら全然意味ないじゃんっ。納得いかねー。全然用心してなかったんだったら、諦めようもあるのにさっ、ぷんすかぷんぷんっ。その話を家族とか連れとかにしたら、もう、非難ごうごうだしっ、日本のボスと電話したときには、「とりあえず、まだ無事に生きててくれて嬉しいよ」とか言われちゃうしっ(ボスは銀行にノーパコ忘れた事件等を知っていて、私が粗忽者なのをよく知ってるんで)。連れには、ズボンのベルト通しに常に引っかけておける形のキーリングがあるから、キーを抜いたら、すぐそのリングにひっかけておくようにしたらいいんだよっ、とかいろんなこと言ってましたけど。それにしても、やっぱりAAAのメンバーシップ期限切れというのは、自動車に乗る上では多大なる影響があるってのがよく分かりました。当然翌日、更新手続きをしましたともさっ。
2005/01/19
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つ、つかれた・・・何が疲れたって、今日は朝から大雨。しかも風強いし。大雨で風強いと運転がしんどいんだなー。Rain Forestの方は、trail(小道)がメインなためか、こんな大雨の日に来る人はおらず(当たり前だ)。そもそも、Visitor Centerがやってないっ。入園料払うとこにも人がいないぞ。しょうがないから、無人のとこで入園料をどうやって払ったらいいか右往左往してたら、後から来たカップルが、「今日ハイキングする気なの?」と聞くので、「今考え中なんだけど」と言ったら、「マジ?」ってびっくりされた・・・。その後、二人は短いtrailで帰った模様。なんか、crazyと聞こえたような。自分でもそう思います。はい。いーんだもーん、Olympic National Park一人占めだい。そもそもRain Forestなんだから雨のときが風情があるんだい(半分やけになってたりして)。でも、足下スリッポンみたいなつっかけで気軽に出て来ちゃったので土砂降りのハイキングには向かず、1時間というtrailに、ひよってしまいました。軽めのにしちゃったせいか、なんか印象としては同じ世界遺産だったら屋久島の方が迫力あるかなぁ(だから、日本の場所を例えに使うのはいい加減にしろって。でも、今回の短いtrailの範囲だったら、やっぱり屋久島のがすごいと思う)。しかも雨の中で写真撮ろうとしたら、うっかりカメラのレンズに水滴ついちゃって、その後なかなかレンズから水滴が消えず、どんな写真撮っても水玉模様のお茶目な写真に(笑)。いい加減にしろーと叱ったら、その後、カメラがすねてしまい、使い物にならなくなってしまいました(内側のレンズ部分にまで水分が入っちゃったみたいで、レンズ内部が曇っちゃったものだから、全然曇りがひかない・・・)。そんでもって、ルート選択間違えて、帰りのフェリーは無料なのに、フェリーに乗らないルートになっちゃいました。なんでか知らないけど、Seattleから出ていくフェリーは有料なんだけど、Seattleに戻ってくるフェリーは無料なんですよね。なんでそういう訳の分からない料金体系なんだろう、と思ってたんだけど、まさか、私みたいなルート選択するのが多いから、とかそんな理由じゃないよねぇ??そんなわけで、今日は、写真の整理をする根性がないので、こないだのOregon Coastの写真の整理をしてお茶を濁しちゃいました。根性できたら、写真の整理します(って言ってもカメラがすねていたのであまり写真がないのだった)。いや、その前に、あーたはもっと大事なことがあるでしょーって、今日は、きちんとSeattle帰ってきてから、紀伊国屋に行って「地球の歩き方Washington DC編」買ってきたし、あと、絶対、向こうに行ってから足りなくなるに違いないスーツも買ったから、それなりに準備進めたもん(って、引っ越し前に荷物を増やしてどうするって気もしますが。でも、裾上げをどこでしたらよい、とか生活情報を探し出すのにちょっと時間がかかるので、なじみがある今のうちの方がいいかなー、と自分的には、乏しい知恵を絞って考えたのであった)(でも、あれだよね、どっちも、もっと前にもできたことだよね)。
2005/01/17
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昨日の天気予報によれば、天気はぐずつき気味とはいうものの、気温は回復するということだったので、本日午前10時頃からのこのこOlympic National Park目指して出かける私。Seattleからフェリーに乗って対岸へ渡るというものの、ホント、車1台に1人っつーのはいかんですね。割高なんだからもぉ。フェリーに乗ってから、デッキあたりをうろうろしてたら、乗客がみな騒ぎ出したので何かと思ったら、シャチが6,7頭フェリーのすぐそばを泳いでました。びっくり。Seattleに来てわりとすぐの頃、せっかくだからと思ってオルカウォッチングの名所まで片道4時間半くらいかけて行ったのに、Seattleから20分で見えちゃった。でも、鈍いので気づくのが遅れてしまい、写真は撮れませんでした。対岸についたら、ちょっと天気が回復してきたので、Hurricane Ridgeという眺めがすばらしいという展望台まで今のうちに行きたいと思って、「愛と青春の旅立ち」のPort Townsendはすっとばすことに決め(これが後から後悔の元になるのである)、ぱっぱかぱーと走ってたら、結構道路脇に雪が残ってる・・・昨日、雪って言ってたもんねぇ、昨日来なくて正解かな、と自己満足しながら走ってきて、いざ、Hurricane Ridgeへの分岐に来たら、"Road Open. Snow Tire Required" と書いてある。当然、私の足はべたべたのノーマルです。でも、今までの道、綺麗に除雪してあったよねぇ?? ダイジョブそうだよねぇ??? ちょっと行って・・・・・・・・・・・・・・・・げっ。途中から、道に雪残ってました。いくらFFとはいえ、ノーマルタイヤの車がちょっとした坂でも大変なことになってしまうのは、東京の雪の惨状でさんざん見ました。あー・・・駄目だこりゃ。わたくし、無計画ではありますが、無謀ではないので、諦めて降りてきましたが。く、くやしいっっっ。最初にしらべとけよっ。だって、Olympic National Parkって、Rain Forestで有名なんだもの。あったかいと思うじゃないかぁ(Rain Forestの地域はそうでしょうともさ。そもそも、Hurricane Ridgeはパノラマで有名ってことは、標高が高いって常識で考えたら分かりそうなもんでした)。こんなことだったら夏のうちに来ておくんだった。Port Townsentもすっとばすんじゃなかったなぁ・・・急いでたから、また、お昼も食べ損なっちゃったし。なんだか私の性格からして、ずっとぐずぐず言ってそうな気がします。それにしても、Seattle近所の3つのNational Park。Mount Rainierへはカメラを忘れた上、ガイドブックをきちんと読まなかったせいで、いわゆる都会から一番近いという氷河を見ずに帰ってきてしまい、North Cascadesでは、とんでもトラブルを引き起こし、最後のOlympicではこれです。無計画にもほどがありますな。まぁ、私の性格から言ってこんなもんだ(←こんなことを言ってるのでいつまでも治らない)。というわけで、流木がすごい海岸とか見にいったりしてたら日が暮れて来ちゃったので、世界遺産のRain Forestは明日にすることにしてチェックインです(こっちの道はダイジョブだろなぁ。この道も駄目だとか言ったら、もう私、わらっちゃうよっ)。ちなみにモーテルはローカルコールしか電話通じず、AOLのポイントもローカルの範囲内になかったので、Alaskaで失敗したカードでの電話に再度トライしたら、今度はつながったっ。それにしても表示されるまでがおそいっ。なぜこんなに遅いんだっっと一人でイライラしてましたら、突然、窓君が、「更新の準備ができました。直ちにインストールしますか?」と余分なことを訊いてくれました。こんなダイヤルアップのときに、そんな余分なことはせんでもえーっちゅーねんっ。だから、遅かったのかぁ。と、謎が解けたところで、本日は、もう本読みつつねちゃおっかなぁと思います。明日の道はきちんと除雪がされてますように。ぱんぱんっ。
2005/01/16
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しかも1階だから、すぐそこで波頭がくだけるのが見えます(タイトルの元ネタはちょっと古いって。まぁ自分が古いからしょうがないか)。せっかくOregon Coastに来てて、ホントに海のすぐそばに建ってるモーテルいっぱいあるからちょっと入ってみたかったんですけど、ホテルはいるのまた暗くなっちゃってからだから、あんまり意味があったんだか、なかったんだか、って感じですが、でも、夜でも白く砕ける波頭は見えるものね。さすがに、今日は無線LAN入ってなかった。残念。今日は、Oregon Coastをずっと南下してきたんですが、最初、なるほどー九十九里浜のでっかくなったやつかぁと思いました(だから、日本の地形と何でも比べるのはよせって)。最初のとこ砂浜だったんで。私、九十九里浜の方に住んでましたから、そっかぁ、ここで海水にさわると、太平洋の東岸と西岸の両方で海にさわったことになるんだぁとか思って喜んでたんですけど(Seattleにも海あるんですけど、基本的に湾だから、全然、波がないし、ちょっと太平洋って感じじゃないんですよね)。そしたら、今度は磯っぽくなってきて、その磯のすぐそばを道路が通るような感じになって、それはそれで、それなりにかっこいいんだけど、う~ん・・・これだったら、三浦海岸の方(だっけ?どの国道か忘れちゃいましたけど、伊豆の方に行く国道で海の横ずっと通ってくのあるんです。55号かなんか。なんせダイヤルアップでネットで調べられないので信用しちゃ駄目ですけど)とかもそれなりに趣あるしなぁ、日本はやっぱり海はたいしたもんなんだなぁ、と思いながら走ってました(だから、日本の地形と比べるのはやめなさいって)。そしたらですね、突然、雲間が晴れて、太陽が出たらですね、なんかそれまでと迫力が全然違った・・・。なるほど、これが本来のOregon Coastの姿かぁって感じです。それまでのわりと陰鬱な感じもまぁ悪くはなかったんですけど、やっぱり明るい方が全然魅力的です。いやーやっぱりお天道様は偉大だ。これからは、休日でもお天道様の出てる間に寝るのはやめるようにできるだけ努力するのも悪くないかもしれないと思ったりなんかしっちゃったりしました(あまり自信がないので、極めて回りくどい言い方になってます)。だいたいせっかく西向きの海岸沿い走ってるのに天気悪いから夕焼け見えないしなぁ。九十九里で初日の出は何回か見てるから、太平洋の西岸で初日の出見て、東岸で初日の入り見るってのもちょっといーかもしんない、とか目論んでたのに、残念でした。明日は晴れるかなぁ。車で一人でずっと走ってるとご飯食べるタイミングいつも逸してしまうんですよね。つい、欲張ってどこそこまで行ってからにしよう、とか考えて、そゆときに限って、いいのに合わなかったり。で、うっかりお昼を食べ損なってもうむちゃむちゃお腹空いてたんで、Seafoodのお店入ったら、いつもSeattleのマーケットで売ってるのを見かけたけど、ちょっと一人じゃ食べきれないなぁと思って諦めていたDungeness Crabが半分ってのがあったんで、喜んで頼んでみました・・・まぁまぁかなぁ、でも、Hot とColdのいずれかが選べるって書いてあって、当然Hotをお願いしたんだけど、どうも、Coldのを用意してあって、それをあっためたんじゃないか、という気がちょっとしなくもない。やっぱり自分で買って茹でてみよう。それはともかくお隣に年配のカップルがいて、女性の話がなんか妙におかしくてつい聞き入っちゃいました。なんか、カニ類がすごい好きだとか、Craw Fish(ちっちゃいザリガニ)がどのこの、とか。Dungeness Crabはすごい好きだけど、ちょっと高くて、身がみんなくっついちゃうから残念だとか。だから、Stone Crabが一番好きなんだ、とか・・・なんか、話の展開がまるで自分みたいでおかしかったです。残念だったのは、地元のmicro breweryの地ビールがいっぱいあったみたいなんですけど、車だから飲めなかった・・・あーあ、悔しい。というわけで、明日は頑張ってSeattleまで帰ります。ってよく考えたら、今年初めての日記なのに。全然改まったこと書いてないじゃん・・・。まぁいいか。
2005/01/01
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日本はもうあけましておめでとうございます、ですね。私は、2004年最後の日からふらーっと出かけてこようかと思います。って、昼過ぎになって出かけるって、こんなのんびりしたことしてたら、日本だと渋滞で大変だね、きっと。珍しく天気がいいので、気分良く出かけられそうです。本年(来年)もよろしくお願いします。ぺこり。(追記)わーい無線LANが入ってるよ、ここ(喜)米国北部の冬をなめてましたけど、私・・・。午後5時になったらまっくらけ。もうこれ以上移動しても、せっかくのオレゴンコースト何も見えないので、今日はここでお泊まりです(で早速ネットにつなぐってのは人間としてどうなんだ。だいたいほとんど持ち物持ってきてないのに、ホテルにLANポートがあったとき用のLANケーブル、ダイヤルアップだったとき用の電話コード、携帯とパコのACアダプタを入れるのは忘れちゃいけないと何度も確認するってのは、ほんとーにどうなんだ?)夕食を食べたレストランで、New Year's Eveのライブがあるとか言って、音楽流してたんですけど、なんか全部クリスマスソングだった・・・。やっぱりアメリカではクリスマスからNew Yearまでまとめて一つの季節なんですね。あちこちにまだ飾ったままのクリスマスツリーが見受けられるし。Halloweenのときは、時期が過ぎたらさっさと装飾片づけてたと思うんですよね~・・・。今日のびっくり: 「蛍の光」ってクリスマスソングだったのか。いや、元の曲がスコットランド民謡ってのは知ってたけど。レストランに流れた蛍の光の曲の歌詞にChristmasって言葉が入ってたです。し、しらなかった・・・・もう刷込みで、3月の卒業式だと思っちゃいます(って、そもそも、こっちじゃ卒業式は5月か・・・)。どうでもいーですが、よーぽっど行いが悪いのか、出かけたら、雨降ってきたです。せっかく、海のすぐ横のホテルにいるんで、明日初日の出みたいんだけどな・・・(って、私、あほだ。ここの海岸は西向きでした・・・かっくし)。
2004/12/31
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温泉はいいです。やっぱり。肌に直接温かいお湯がふれる、それだけで幸福感がありますよね。いや、つくづく人間って即物的で単純な生き物だよなーって思うんですが(って、そんなのは私だけ? そんなことないよね? ないと思いたい)。しかも、Alaskaの露天風呂なんで、もう、お風呂行くまでが寒いの寒くないのって。とんでもないっす。露天風呂までの通路凍っちゃってるから走ると危ないし。でも、その分、お風呂が幸せです。外寒いからいくらでも入ってられるし(って、ずっと入ってたら、髪の毛凍ってた。なるべく髪の毛ぬらさないようにしてたんだけどなー)。そういう訳で顔から上はよーっっく冷えてるので、のぼせるわけがない。それにしても、とにかく、日本のお客さんが多くって、あちこち日本語の解説だらけの施設なんですが、それなりにアメリカの方もいらしてます。お風呂に入る心地よさってのはやっぱり皆同じみたいで、ほら、お風呂はいると、思わず「はふー」とか「極楽極楽」とか言っちゃうじゃないですか? あれと同じで、みな、お湯につかった瞬間、「amazing!」とか「incredible!」とかの感嘆符を飛ばしまくっていて、なーんだ、みんな同じじゃんって、お湯に入ったまま、一人密かに笑ってたんですけど。つーか、君達もお湯につかる快感が分かるなら、シャワーだけじゃなくて、バスタブくらいつけとけっちゅーねん(アパートにバスタブがないのを大分根に持っているらしい。自分で選んだくせに)。とはいえ、やっぱり感覚違うのかなぁと思うのは、ダイヤルアップにトライするために公衆電話の前に陣取っていたとき(←自分とこリンク)に、電話をかけに来た女性に先に電話を使ってもらって、彼女が電話終わるの待ってたんですけど、電話で「Chena Hot Springsに泳ぎに来たんだけど」って言ってました。そいや、露天風呂も名前が「Lake Rock」とかになってたなぁ。まぁ室内プールもあるんで、そっちのことなのかもしれませんが。ちなみに、個人的に、やっぱり温泉って水着着用じゃない方が気持ちいいと思います。なんか締め付ける感じとかさ、よくないよね。それに、最終日、ホントは朝一風呂浴びてくる時間あったんだけど、今から入ると濡れた水着持って帰らなくちゃいけないなーと思って入る気になれなかったし。普通のお風呂なら、そんなこと気にしないでお風呂入れるもんね。
2004/11/28
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オーロラ見えたんです。運がいいことに。到着してみたら、天気予報がフロントに貼ってありまして、到着した日が一番天気がよく、だんだん天気が下り坂となってたので、観測ツアーは早速その日に行くことにして。どうかなー見えるかなー。見えなくてもお月様がとても綺麗だから、これ見られただけでもラッキーかなーと思ってましたら、だんだん雲が出てきて、これはちょっとまずいかも。とか言ってるうちに、うっすらと緑のカーテンみたいなのが出てきて、あちこちで「あっ、あそこに」とか言う声が聞こえだし(日本の人、むちゃむちゃ多いんです。そもそも、日本の人ってオーロラ見るのが好きらしいんですが、加えて、Chena Hot Springsという場所が、温泉のせいか、日本のお客さんが多いらしくて、スタッフにも日本の方が3名はいらした)。あ、ホントだホントだーとか言ってる間に、みるみる頭上いっぱいに、七色のカーテンが広がって煌めきだしましたっ。....すんません、文才なくて、全然、綺麗そうじゃないっすね(途中で日本人が多いとか余分な説明を入れるから感動が薄れるんじゃないのか?)。盛り上がる話を、全部平べったい文章にしちゃうってのもある種の才能だなー、としみじみ。いや、しょうがないですけど。....一生懸命写真撮ろうとしたんですが、フラッシュの設定オフにしてるのに、フラッシュ勝手にたいちゃうし(オーロラ撮るのにフラッシュたいてどうすんねん)、あーもう、なんでだー、とカメラと格闘していて、オーロラ見るのに集中し損なっちゃって、かえすがえすも残念。エジプトから来た人が、綺麗に写真撮っていて、その人の説明を聞いて、後で、設定を何とか変えられるようになったんですけど、その後は、全天曇っちゃって、雲の向こうにうっすら緑なんかの光が見えるんですけど、もうその日は顔出してくれませんでした。翌日、もう一度トライだ、と思ったんですが、天気予報ってこういうときばっかりよく当たるんだもの。午後6時くらいまでは雲なかったんですけどね、どんどん曇って来ちゃって。この日は、前日よりツアーのお客さん多かったし、Discoveryチャンネルってアメリカの自然番組系では有名なテレビ会社の人も取材に来てたんですけど、全然駄目でした。ダイジョブだったのかなぁ、Discoveryチャンネルの人。ちなみに3日目は、お月様も全く見えない曇り空だったので諦めて寝ちゃったという。なんか3泊する必要なくて初日だけでよかったじゃん、というスケジュールでしたが、まぁいいや。わざわざ日本から来られた人も大分いたみたいだけど、皆さん見られたのかなぁ。(あ、他の雑多な写真はフリーページの方にちょこっとだけアップしてみました。)今までオーロラって寒いと見えると思ってたんですけど、そうじゃなくて、温度関係なく1年中出てるそうです。ただ、夏場は、いわゆる白夜というか昼の時間が長くなるので、実際上見えないだけなのだそう。冬がお奨めなのは、夜が長いのと、天気がいい日が多いからなのだそうです。実際のところ、オーロラの活動が活発なのは3月または9月。3月のFairbanksは好天が続くのでいいのだそうです。ただ、9月も紅葉が綺麗なのでお奨めだと、「地球の歩き方」には書いてありました。だって、知らなかったもん、そんなの(行き当たりばったりに旅行するからだよ)。
2004/11/27
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Alaskaでも一人で旅行してるのなんか男女含め、私しか見なかったです。って、行ったところが温泉だからなー、一人でくるところじゃないのかもしれませんが。でも、一人って経済的にはあんまりよくないけど(ホテルとか2人が基本だし)、その他は融通効いて結構いーです。今回、Chena Hot SpringsというFairbanksから1時間半弱ほど車で走ったところに行ったんですが、冬なんかレンタカーで走るの嫌だしなと思って、送迎頼んだんです。で、たまたま到着のとき、私一人の迎えだったんですね。で、車の中で、ドライバーの人と話していて、Fairbanksの主要産業は何かって訊いたら、軍と石油だって話になって。そういえば、高校の地理の授業で日本の鉄鋼産業のことについて習ったときに、Alaskaのパイプライン(北極海油田の原油を運ぶためにアラスカを縦断してるらしい)のパイプ、温度変化による伸縮をさけるために、シームレスパイプ(継ぎ目がないやつ)を使っていて、それを日本が作ったって習ったんです。で、それを思い出して、「あ、そういえば、アラスカの原油のパイプラインのパイプ、日本が作ったって習った」って話をしたら、「そうそう、パイプは全部日本から来てる。」って話になって、パイプラインの仕組み、いろいろ教えてくれた挙げ句、興味あるなら、パイプライン見えるところに連れて行ってあげるって言ってくれて、わざわざ寄り道してくれたんです。いやー、一人って時々、こういう融通が効くから得だなー。あほーだから、ちょっと寒さに驚いちゃって(Alaskaで外出たのそのときが初めてだったんで)写真撮り損なっちゃったんですけど、パイプラインの仕組み、すごく面白かったです。Alaskaは地震が多いそうで、地震の影響を受けないように、パイプラインが土台の上をスライドするようになってるんだそうです(確か、法隆寺とかも、そんな仕組みで建物が土台の上をスライドする仕組みになっていたと思うんですが。うろ覚えなので、もしかすると薬師寺とかだったかもしれませんが。奈良の古いお寺なのは確かです)。また、土もちょっと深くなると永久凍土らしいんですけど、凍土が溶けちゃうとパイプラインを支える土台が上下しちゃってうまくないので、熱を逃がす仕組みもあるという。いやー、すごいもんだなーと感心しました。あー写真撮っておくんだった。失敗。他にもですね、夜オーロラを見に行くのに、キャタピラ車で山頂のロッジまでツアーに行くんですけど、キャタピラ車2台編成で、原則ゲストは後ろの客車に乗るらしいんですね。でも、たまたま人数が半端になっちゃったんで、一人の人は前の車に乗ってくださいって言われて、乗ってみたら、前の車の方がフロントガラスからいろいろ見えて、楽しいんです。路傍の樹氷がヘッドライトに照らされて、きらきら光って。天然のクリスマスツリーみたいです。で、山頂で車降りたら写真撮ろうと思ってましたら、不思議なもんで、多少の高度差だと、暖かい空気は上昇する法則に従い、山頂付近の方が暖かいせいで、樹氷がなくなっちゃってまして。早帰り組が出たせいで、帰りは、客車に乗ろうとすれば乗れたんですけど、前方車両に味をしめた私は、「前に乗っていい?」とお願いして前に乗せてもらいました。で、写真撮ろうとしてたんですけど、フラッシュを社内で使うと、ガラスに反射してうまく写らないんですよね。そしたら、ドライバーさんが、天井のサンルーフみたいなのをあけて顔出して撮っていいからって言ってくれました。こうやって撮ったのが樹氷の写真です。走ってる車から適当にぱしゃぱしゃ撮っていたので、ねらったとこと全然関係ないとこが撮れちゃったりしてて、あんまり写真よくないんですけど。まぁ、そんなこんなで、一人旅は、思わぬ拾い物ができて、結構楽しい、という一人旅のすすめでした。
2004/11/26
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来週Thanksgivingで珍しく木・金とお休みです。土日入れたら4連休。これって、クリスマスより長いんです。なのにですね、私の親兄弟も連れも、遊びに来る気配もありません。だいたい、こっち来てもう1年半になるのにさー、全く来ないってどうなのさ。うちの親は妹んとこには遊びに行ったんですよ。ぶーぶー。Thanksgivingって、通常24時間営業のスーパーですらお休みしちゃうというとんでもない休日なんで、街なんか閑散としたもんです。そんなときに家に一人でいたら鬱です。去年は、休み明けにテストを控えていたりしたので、どこにも出かけず、部屋にこもって、ウェブから落とした日本のフリーゲームやってたんですけど(おいっ。いや、だって、その、ちょっと風邪気味だったりして勉強する気になんなくて。でも、勉強する気になる予定だったので、出かける予定は立てなかったんです。意味ないっつー)。そんな訳で、4連休を異国で一人さびしく過ごせって言うのね、と一人で傷心ぶりっこしてました。ところで、私、型にはまったことをするのが好きなんです。女性が傷心と来たら、北へ一人旅って相場が決まってます。どうせ北に行くんだったら、とことん北に行こうじゃんの。というわけでタイトルです。ワシントン州って、アラスカに一番近い州ですから、こんな機会を逃すことはないよな。早速、紀伊国屋に行って、「地球の歩き方」買ってきました。そしたら、こないだ、アマゾンで買ってしまったお目当ての本が入荷してるの見つけちゃいまして・・・あーしまったっー。こっちに入荷するほど売れ線な本だったら、買わずに待っとけばよかったよぉ。送付先実家にしてるんで、親が送ってくれる気になるまで手許に届かない~・・・。そんなこんなで、親には頭が上がらないんです。ホントは。(お前は一体いくつなんだ? ・・・・・いや、そのごにょごにょ・・・とか言いつつ、都合が悪くなってきたので、今日は終わり)
2004/11/19
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St.LouisからSeattleまで車で5日くらいかけてとことこと引っ越してきたんですけど、文字通り、「北北西に進路をとれ」だったわけですが。片付け苦手なので、引っ越しのための荷造りのこと考えるだけで頭痛くなっちゃって、「あ、そだ、車で移動したら、細かい荷物は荷造りしなくても車に詰め込んじゃえるぞ」、と横着なことを考えつきまして。親に電話で、車で行くって言いましたら、最初、父親が絶句してたんですが、次に電話かかってきて、「お前、40時間くらいかかるぞ」と、既に時間を調べていたという(当然ながら、私は、まだ道順すら調べてなかった)。そのうちに、「まぁ、いいんじゃない。何かあったら、そこまでの運命だったと思って諦めるんですな」と言い出しまして、我が親ながら、たいした(言い草な)もんだ、と感心しましたが。でも、れーせーに考えると、とても親に心配してもらうような年じゃないんですが。こんなたわけた旅行(?)は、二度とできないかもしれない、という意味も含めて、非常に楽しかったです。アメリカは、車での移動に向いている国ですね。ガソリン安いし、高速道路無料だし、道まっすぐだし、宿は主要道路沿いで簡単に見つかるし。まぁ、日本でも、宿くらいは高速道路沿いにありますが、なんか微妙にきんきらきんだったりするので、一人じゃ入れないですよね(って、そういう問題じゃないだろー)。面白かったのは、ガソリンが西に行くにつれて高くなることです。カリフォルニアのガソリンの値段が高いらしいってのは聞いたことあったんですけど、あー、ホントに西の方が高くなるんだーと。私の記憶によれば、大統領の地元であるテキサス辺りは、石油の産地なので、そのご近所の州のガソリンが安いのはまぁ、当然なんでしょーけども。途中、一瞬値段が下がってたんで、あれ?と思ったら、オクタン価が下がってまして(埋める水の量を増やしたみたいなもんですよね)、そりゃ、ちょっとせこいだろう、と一人で突っ込んでみたり。このまま下がったままかなーと思ったら、特定地域を抜けたら、元に戻ったり(その分、値段がぱっかりあがったけど)。そいや、ここのとこ、ずっと車乗ってなかったんで気づかなかったんですが、ガソリンの値段あがってきてるんですね。日本だと今どのくらいしてるんだろう?
2004/11/15
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