のほほん滞在記

のほほん滞在記

ハルビン・瀋陽・大連旅行完結編



 大連→瀋陽『高速バス』88元(+チケット買い直し50元)

 ●宿=亜泰大酒店(おっちゃんの強い勧めにより・・・)一泊280元
    当初の予定、空港近くの「空港来登」は一泊300元
 ●夕食=鶏肉串
     たんふーる
 ●観光=瀋陽中街

大連からバスに乗り、瀋陽には19時過ぎに到着。
バスに乗ってる最中は… 爆睡でした!

バスを降りるとやっぱり!
待ってましたと集まってきました…タクシーのおっちゃん軍団(笑)

でも、実は私タクシーに乗る気は満々。

実は本日のホテルyanmeiに予約してもらったのです。
ホテルどこにしようか迷ったんだけど…
明日の飛行機が朝早いんです!
朝8時出発。
だから空港のすぐ近くに泊まるのがBestだと思ったわけですよ。
で…
予約したのは 瀋陽空港すぐ側にある
「空港来登」というホテル。
yanmeiに予約してもらったときの1室の値段は300元(^^;
さすがに高いです。

でもまぁ、明日の事を考えればそれがBestでしょ?
私寝坊しそうで怖いもん。

で、話しかけてきたおっちゃんに
「空港まで60元で行ってくれる?」と言ってみたわけです。
皆さん覚えていますか?
数日前瀋陽空港→市内で100元かかってるんです。
ちなみに「某歩き方」だと市内→空港の相場は80元

結構強気に出たでしょ?私♪

ところがおっちゃん
「60元?いいよ」
と即答。
私は拍子抜けしましたよ。
「マジで?!」って聞き返しちゃったし(笑)

そんなわけで、このおっちゃんにくっついてタクシーの所まで歩く。
なんかこのおっちゃんやたらとフレンドリーです(^^;

で、タクシーに乗った後ですが…
「今日のホテルは決まってるのか?」とおっちゃん。
「うん決まってるよ、空港側の"空港来登"だよ」と私。
するとおっちゃん、私を諭すように…
「いいか…よく聞け。空港の側のホテルは汚いくせに高いんだ。絶対市内に泊まった方が良いぞ!俺が安くて綺麗な良いホテルを紹介してやる」
と仰るじゃありませんか。
私の中ではもう空港の側で泊まって安心したかったのにさ
しかも、予約までしたって言ったじゃん!!


でもおっちゃん曰く「予約なんてあってないようなもんだから気にするな!」とのこと(>_<)
そんなぁ…

さらに私の不安 「明日の朝早いから乗り遅れるのが怖い!」 と言うことを訴えてみたのですが…

「なら朝5時45にモーニングコールしてやるし、6時に空港まで送ってやるぞ☆」と言うじゃありませんか…

カンカンカン~!

試合終了・ノノ子のKO負けです。


あっさり説き伏せられた私は、そのおっちゃんの言うホテルへ向かう。
最初は「科隆ホテル」と言ってたと思ったんだけどなあ…
-皆さん覚えてますか?数日前に私が宿泊した260元のホテルです☆
実際到着してみると別のホテルでした(>_<)
その名も 【亜泰大酒店】
前の「科隆ホテル」よりさらに立地の良い場所でしたよ。
繁華街の中街は徒歩5分ほど。
ホテルのすぐ横には、故宮の名残かしら?「無近門」がそびえ立ってました。
でもお値段は前より高めの 280元!
(゚Д゚)
空港のホテルと大して変わらないんですけどぉ~


ま、いいか…
前のホテルよりも高級感がありました。
しかも、ここチップがいるのね…(^^;
私、中国でチップ上げるのなんて初めてだから…
ベルボーイの男の子(私より年下っぽかったけど?)が
「サービス費下さい」
って申し訳なさそうに言ったときは、聞き返しちゃったよ。
金額なんてわかんないからさ…
とりあえず10元あげてみました…
多かった?!どうなの???なぞ…
瀋陽ホテル
↑中国最後のホテル・亜泰大酒店☆綺麗でしょう~

さて☆
本日は観光する気満々です!
荷物を置いて、Aさんやうらしまさんに電話をしたら・・・
最後の中国を観光!
-・・・といっても・・・
今回も夜の7時過ぎからの観光なのでどこの観光地も閉まってます(>_<)
バスもないし~・・・

なので、やっぱり最後も 中街 歩きです。

ホテルを出るとすぐ、大きな門がで~んと構えてました!
その名も 無近門
瀋陽 無近門
↑ホテルすぐ横の無近門
無近門をくぐり抜けて、てくてくと中街まで歩く。
やっぱり瀋陽は大連よりも寒い。
大連の潮風とは違い、大陸系の寒さです(>_<)

瀋陽中街
↑ホテルから徒歩5分:瀋陽一の繁華街【中街】

こういう賑やかなところはやっぱり好きなのかも。

まずは腹ごしらえっと、近くの串揚げ店に入ってみる。
いろいろな串が売ってたんだけど…
この旅行中「羊肉串」ばかり食べてたので、最後は鶏肉串を食べることにした。
実は、歩いてるときすれ違った人が食べてたのです~…
人が食べてるものはおいしそうに見えるのです。

鶏肉串とはこんなもの↓
1月3日夕飯
ごらんの通りただの鳥串とは違います。
鳥のささみとかミンチのようなお肉のまわりに衣をつけて揚げた串。
外はカリッと☆なかはホクホクっと☆
揚げた串にお好みでスパイスをつけて食べるのです。
なかなかおいしいのですが…
脂っこくて若干もたれちゃいました(>_<)ゲフッ

特別買い物するつもりもないのですが、お店に入ってみたりする。
テクテク歩いてると「元祖北京たんふーる」的な名前のお店を発見。
ショーケースには綺麗なたんふーるがいっぱい並んでました。
ただ串に刺さってるだけじゃなくって、
姫林檎(サンザシ??)に切れ目を入れて、その間に丸く切ったフルーツを挟んでるんです。
どれもすごく綺麗でおいしそうだったよ~
私は、ブドウの挟まったたんふーるをお買い上げ☆
せっかくなので袋にも入れてもらいました。

後は…
家に何もおみやげがないので、ハルビンビールでも買っていこうとお店を探す。
というか…
スーパーマーケットじゃなくて、小さな便利店(コンビニ)を探したかったのです。
そこで、中街に別れを告げ
小さな路地に入っていきました。
・・・でもね
・・・無いの。
どれもこれも
飲食店かたばこ屋さんか美容室。
そんなに美容室もたばこ屋もいらないだろ!!とつっこみたかった…(>_<)

行けども行けども無いんです。
ハルビンの大学付近と同じ気でいたのが間違いだったのかな~?
でも便利店なんてどこにでもありそうなもんだけどね…

そんなわけで、やっとこ見つけたのは小さな小さな便利店(煙草屋?)
そこでハルビンビールと明日のお水を購入。
飲み物くらいしかおいて無さそうだったなぁ…
でもそこのおばちゃんがフレンドリーでさ♪
「どこからきたの?」
からはじまり…
「日本人」と言うと
「よく来たね~」
と満面の笑みで接客してくれました☆
おまけに、「このビンを返却してくれれば<押金>を返却するからね!また来るんだよ!」って何度も何度も説明してくれて…(^^;
<押金>チケットまで書いてくれました。
も ち ろ ん !
私は明日帰国なので、ビンの返却はできないのですが…
そんなことを言う余裕もなく(>_<)
未だにあのチケットは私のポケットの中に入っています(^^;

部屋に戻った後は・・・
荷物を整理したり
シャワー浴びたり
写真を見たり
日記を書いたり…

怒濤のごとく過ぎ去ったこの数日を振り返っていました。


大連のAさんやハルビンのうらしまさん、たんふ~るさん、Hさん、そして中国人朋友はもちろんのこと
タクシーの運ちゃんや、1時間だけ隣だった飛行機でのおじさん、お店の店員、服務員
たったの1週間の旅行だったけど忘れられない心暖まる出会いや再会がいっぱいの旅行でした。
ただのほほんと日本にいたら…なかなかこんな体験はできなかったかもね。

久々の中国は・・・
やっぱり日本に比べたら空気も道も汚いし
まだまだ貧しい国だなと思ったし…
日本はやっぱり豊かな国なんだなと思わずにいられなかった。
でもね!!
貧しいなりに
一生懸命生きる人々がいて
本当に一人一人がパワフルなんです。
たかがタクシーの運ちゃんでも、最後は友達のようになってしまえる…
お節介なくらい親切で暖かい(熱い??)
それが中国人。
たまに騙されたりするけど…(>_<)
でも憎めないんだよね。

いつも熱気にあふれていて
やっぱり魅力的で嫌いになれない国なんです。
中国って・・・


そんなことを思いながら眠りにつくのでした。
またこの愛すべき国へ訪れることを夢見て・・・

大好き
↑私の愛してやまないハルビンビールとたんふ~る☆
瀋陽の中街売っていたこのたんふーる、見た目も綺麗でおいしかった~
やっぱり、全部凍ってるよりほどよくとけてた方がおいしいかも・・・


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