ののちゃんと一緒に♪

ののちゃんと一緒に♪

ののちゃん誕生


一人目のときに着ていたマタニティー服もきつくなっていた。
それでも何とか38週を迎え、陣痛がきた。
二人目なだけあって、あれよあれよという間に陣痛がピークに。
分娩台に上がって頑張っていたら、新生児の先生がきてくれた。
『赤ちゃん大丈夫だから、安心して産んでください』と。
その声が聞こえたのだろうか、あっという間に産まれた。
大きな声で泣いた。少しだけ抱っこが出来た。
体がチアノーゼで紫になっていくのがわかる。
すぐにNICUへ連れて行かれ、挿管。
ダンナは仕事のためお産には間に合わず、泣き声を聞く事ができなかった。

3時間後NICUへ行ったときには、いろいろなものが体についていた。
でも、手を触ると握ってくれる。
頑張って生きようとしているんだね。
その1時間後にはICUに移った。どうやらすぐに手術をしなければならないらしい。
すでに輸血も開始されていた。

目の前の事を理解するのにとても時間がかかった。理解できていなかったのかもしれない。
ただ、ののちゃんが今生きているという事だけ。
今私にできること・・おっぱいを搾って届けること。

生後5日目、私だけ退院。
『ごめんね、ごめんね、一緒に帰りたかったよね。私だけ帰っちゃうのズルいよね・・』
ののちゃんの病気が分かってから、初めて泣いた。


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