『想い出創り』
やっぱり僕には許されていなかったんだ
『優しい想い出』なんて…
「虐待」「束縛」「薬」「自害」
全部僕を傷つけたもの
「生まれて来なければ良かった」
そんな母の発言にさえ
「そうだったのかも」
と、納得してしまって
僕には痛い思い出しか、無かったから
創ってみたかったんだ、君との思い出
忘れてた…僕には許されてなかった事
『優しい想い出』なんて僕には一度も…
「御免なさい」「許して」
繰り返す度意味を無くす言葉
「愛してる」「守ってあげる」
そんな優しい言葉一度は僕も
聞いてみたかった言葉を君が
僕に言ってくれたんだ
生まれて初めてそんな言葉を言われて
一生僕は君と居る、そう決めていたのに
今では居ない、愛する君
そんな君が何時か戻ってくる事を
毎日心から願うよ
そうしたら僕ら二人で
『優しい想い出』、創ろうね。
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