M's green room

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LotRお気に入り輸入CD



 1.Prelude:Hobbits from the Shire
 2.The Road to Rivendell
 3.The Quest
 4.Moria
 5.Lothlorien
 6.Galadriel’s Mirror
 7.The Riders of Rohan
 8.The Palantia
 9.Arwen and Aragorn
 10.To Isengard
 11.In the Land of Shadow
 12.The Field of Cormallen
 13.The Grey Hevens


2001年11月にアメリカで発売された、『指輪物語』をイメージして作られた音楽CDです。
ジャンル的には、ヒーリング系と言うか、ケルト系と言うか、とても聴きやすい透明感のある音楽で、ネットショップでこのCDを購入して以来、もっぱらエンドレス状態で聴いています。
映画版のサントラを聴くと、その音楽の流れていた時の映像が鮮やかに脳裏に浮かび上がってくると思うんですが、このCDも、タイトルのイメージするところの原作での場面が、容易に想像出来るイメージ通りの作りでした。

特に私が好きなのは、2曲目のThe Road to Rivendell、7曲目のThe Riders of Rohan、12曲目のThe Field of Cormallenです。
The Road to Rivendellでは、ホビッツとアラゴルンの裂け谷への道行きが、ナズグルからの逃避行と言うだけではなく、ホビットたちにとってはまだ見ぬエルフの住む国への期待、アラゴルンにとっては久しぶりの帰郷と言った雰囲気の、明るめのイメージで音が綴られているのが印象的でした。
The Riders of Rohanは、自分的にモロ好みの音楽と言うか(苦笑)、エオメルに率いられたローハンの勇猛な騎馬軍団が、草原の遥か彼方から颯爽と現れる様子が目に見えるようで、この曲だけで何回もリピートして聴いたりするぐらいに、お気に入りの1曲です。
The Field of Cormallenは、やっと指輪を捨てる辛い使命と、闇の世界との苦しい戦いが終わったんだなぁ…と、感慨もひとしおな大団円的な音楽で、永きに渡った指輪戦争の終わりにふさわしいイメージの曲になっています。

そして、もう、聴くたびに何とも言えない切ない気持ちになってしまうのが、13曲目のThe Grey Hevensです。
これこそが『指輪物語』をイメージするにはハズせないモチーフの音楽と言うか、西へ旅立つフロドたちと、それを見送るサムたちの姿がまざまざと想像できてしまって、好きなんだけれど聴くのがツライと言う、何とも厄介な1曲でした(苦笑)。

いまさらですが、『指輪物語』は本当に奥が深いな、と思います。
映画が公開されるずっと前から、色々なかたちでインスパイアされたものがあって、今年、映画を観てこの世界にハマった自分にとっては驚くことばかりです。
音楽CDだけでも何枚も発売されていて、嬉しいやらお金が続かないやら…(泣笑)。
好きなことに関することなら、どんなささいなことでも楽しいし知りたいと思う自分にとっては、夢のような世界ですけれどもね。
少なくとも『王の帰還』が映画公開される年まで、この状態が維持されてしまうんだろうなぁ…(苦笑)。


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