で、肝心の本編ですが、やっぱり大画面&大音響は違いました…! そして自宅でUK版DVDを観ている時は、追加された映像ばかりを繰り返し観ていたので、ちゃんと全部続けて観てはいなかったんですよね。 劇場版はたたみかけるように話が進んでいくので、確かにその方がテンポはいいと思うんですが、今回の上映会で、前後のエピソードや今後の話の展開をより深く理解する為には、追加シーンにかなり重要な情報が含まれていると言うことを改めて認識させられました。 出来れば休憩ナシで、流れを中断せずに続けて観たかったんですが、さすがに夜中に3時間28分をぶっ続けで観るのは、ムリがあったかな…(苦笑)。 字幕も、ああ、ここはこう訳しちゃうんだぁ…と思ったところは何箇所かあったんですが(<特に、ボロミアが初対面のアラゴルンに「You are no elf.」と尋ねるセリフが、「人間か?」になっていたところ。あそこは、“エルフ”と言う単語を強調して、あんたはそうじゃないな?ってことを確認する方が、物語後半部のミナス・ティリス行きについて2人が言い争う場面で、人間を信用せずにエルフを信用するのかとアラゴルンを問い詰めるボロミアのセリフがより生きるように思えるんですが、ちょっとチェックが細か過ぎるかな…?/汗)、劇場公開当初の問題大アリの字幕版と比べればかなり丁寧に訳されていたので、全体的には良かったんじゃないかと思います。