小さな幸せ集め時々猫

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2020年01月19日

認知症の第一人者が認知症になった」を見て自然に受け入れれば良い事を知った

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(566439)

カテゴリ：何げない日常

1月11日にNHKスペシャル「認知症の第一人者が認知症になった」。
このときは見なかったのですが他のブログで題名を見て、見たかっ
たな～と思っていました。だって私の年齢になると身近な問題です
もの（1月12日頃のブログ）

そんな、こんなしてる時に再放送（1月16日）がある事を知って
録画しました。

＊その前にフジテレビのザ・ノンフィクションで、「ぼけますから、
よろしくおねがいします」を見ていました。
女性ディレクターが御自分のお母様にカメラを向けた番組でした。

女性ディレクターは以前（10年ぐらい前）に ザ・ノンフィクションで
「東京タワーとおっぱい」という自身の乳がん闘病記を放映した人で、
その時に看病していたのが今回登場したお母様でした。

　　　　左側がぼける前のお母様　　と　　娘

広島に夫を残して東京で活躍してる一人娘の看病を、淡々と暖かく
愛情深く力づける母親は私には羨ましいほどの母親像でした。

その妻を95歳の夫が介護します。夫は自分が死ぬまで妻の介護を
する…と頑張るし、妻はボケもそうですが、身体もしんどくなって
るのに家庭内の妻の仕事をヘルパーさんに任せる事を拒みます。
昔の女性の典型で家内という事ですよね。家庭内の仕事は妻の生き
がいですから他人に任せられないんですよね。私だったら直ぐに
手伝ってもらいますけどね。

生活には困っていない家庭でも介護の難しさが描かれていました。
ちょっと辛い番組でした。

ところが、昨日見た「認知症の第一人者が認知症になった」の長谷川
先生は笑顔の絶えない認知生活を送ってる気がしました。

一般に認知が始まると表情がなくなる事が多いと認識していたの
ですが。先生はいつも笑顔なんです。
たしかに周りの状況に恵まれてはいます。

＊まず、経済的に恵まれてる事。
＊そして、お綺麗な奥様で明るくてお元気、その上穏やかな方。
＊娘さんが秘書的な役割を果たしてくれてる。
＊講演会などの仕事があり
＊仕事にはならないけど知識を小規模の集まりでお話できること。

小奇麗にお洒落をする事も重要だと思ったわ。
私も娘にお願いしとこっと（娘はそうしてくれると思いますが）

　　　　　　　　奥様と…

　　　　　　　　　　娘さんと…

何よりも「認知症の進行がゆっくり」が生活の質を落とさない事に
繋がっているのではないでしょうか？

私はこの番組を見て認知症になる恐怖が少なくなりましたね。
自然に生きればいいんだな～
家族やお上に迷惑をかけたっていいじゃないの

ただし、認知が出た時に「人間性」が出るような気がして怖いかも。
みどりの字で書いた事を覚えていればいいんですけどね。

尚

私は娘に死化粧もお願いしてあります。
「お母さんがおばあちゃんに綺麗に化粧してあげたの見てるから
　大丈夫だよ！」と、力強いお言葉が…
「ほっぺに紅さして明るい顔にするんだよね」って。

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