小さな幸せ集め時々猫

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2020年09月06日

フランスの小さな村を旅した22年前・セザンヌのアトリエ

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(566440)

カテゴリ：何げない日常

セザンヌの 「砂糖壺、梨とテーブルクロス」

　　「りんごの画家」と言われてたらしいけど、セザンヌが描く
　　　　　　りんごって美味しそうじゃないのよね。
　　　　　　形と色を楽しむために書いたんだって。

国立西洋美術館でセザンヌの絵を見て、 1998年
フランス南東部のエクス・プロヴァンスにあるセザンヌの素敵
なアトリエを思い出したの。

もう22年前の事よ。 6月9日に成田空港からJALのビジネス
クラスで行く予定で空港に行ったら「座席が変更になりました
と言われ、案内されたのがファーストクラス席だったのよ。

知らなかったんだけど翌日の 6月10 日がワールドカップの
フランス開催日だったの。
（この年、ジタンの活躍でフランスが優勝しました）

でね、エコノミークラスが満席でビジネスクラスの空席も エコ
ノミーが使用し、ビジネスの私達は押せ押せでファーストクラ
スにグレードアップして もらえたのよ。

ファーストクラスは前方に8席ぐらいあって、サービスはビジネ
スクラスと同等のままで席が違うだけだけど、席が全然違う
もん。

その何年後に、ブリティシュ・エアラインのファーストクラスで
フランスに行ったんですが、離陸前に外人の機長が英語で挨拶と
世間話をしに来たんだけど、話す話題なんかないもの。…それが
超嫌でしたね～

そして…

その頃（22年前）英会話教室であるおばちゃまと知り合ったの
ですが、 私より20歳近く年上で、お洒落でモダンな人でした。

亡くなってから甥御さんから聞いたのですが、彼女は東証1部上
場企業の 経営者で大きくな子供が3人いる男性の後妻でした。

私と知り合った頃は御主人が亡くなり、莫大な遺産をもらって
義理の子供達 から追い出されるように家を出たそうです。

マンションの最上階のワンフロアを貸り切って、優雅な生活を
してたのですが華やかな生活の陰では淋しい毎日だったようで
す。

「フランスに行きたいから一緒に行きましょうよ」と誘われて
セザンヌのアトリエがあるエクスアン・ウロバンス地方を中心
に10日間ほど旅行をしました。

セザンヌのアトリエはプロバンス駅から1番のバスに乗って「セ
ザンヌ」で下車した…ような記憶がありますが？
（ほとんど記憶にございませんが…）

今でも忘れられないほど街にピッタリなアトリエと言うか～
アトリエにピッタリの街と言うか～

アトリエの内は たった1室で、1回に20人ほどしか入れないし
質素なイメージ でしたが、外観が今でも忘れられないほど素敵
だったのを今でもハッキリ覚えています。

コロナで外国旅行が夢の話になってる今、昔を回顧するしかな
いのよね。

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