私はこうやってナースになった8



私はこうやってナースになった7までを読むと なーんだ
David全然苦労していないじゃないか・・と思われるかもしれないが
実は実習の場所がOaklandにある病院に変わったとたん
苦労の毎日にかわった・・・
実習は朝の7時からだが 朝の7時の実習が始まるまでに
患者のカルテや薬を把握するために 生徒はみんな
朝の4時半ごろに 病院について もくもくと読んだり
辞書とにらめっこをした。
私は朝の4時半にくるのが ものすごくきつかったが
病院に朝4時半についたら もうすでに 数名の生徒は
カルテとにらめっこしていた。 私は 彼等に「いったい
何時からここにいるの?」と聴いたら 彼等は 「今きたばっかり」
と言っていたが それが嘘なのは よく知っていた
なぜかというと・・・ 今さっききたばっかりなのに もうすでに
ノートいっぱいに 薬の名前や患者の病名などいっぱい
書き込んであったからだ。
多分 この頃だったとおもうが いままで飲めなかった
Coffeeがどんどん 飲めるようになった。。

「どうしよう 勉強全然してなーい」・・嘘つき・・・

Nursing Studentsは いつもテストの日に クラスに来て
「あーどうしよう 今日テストだというの忘れてた」とか
「全然 勉強していなーい・・・これじゃ Fになっちゃう」
などと嘘をつく奴がいっぱいいた。
だいたい こういう風にいう奴らにかぎって テストの点数が
超良かったりした・・・そして テストが戻ってきたときに
「勉強全然しなかったけど 結構点数よかった!」などと
言う・・・
私は決して そのような嘘をつかなかった。 だって
日本人だから やはり アメリカ人の生徒と同じ量の勉強じゃ
ついていけない。 Kellyと一緒に勉強した後にいつも
家に帰って Kellyと勉強したところを復習した。
私はA+のような生徒ではなかったが どうにか こうにか
クラスにKellyのお陰でパスした。


CNAでいい・・・RNなんて 大変すぎる!

Kellyと一緒に勉強しても たまに 根本的なことが
分かっていないからだろう 全然 意味が分からないことも
何度もあった。 教授に質問にいっても 納得するような
答えが返ってこなくて 家に帰って
一人で悩みに悩み あげくの果てに・・
「俺はRNにならなくていい CNAで十分だ!」と
何度もおもった。 そう思うたびに
Nursing のクラスを辞めようとおもった。
でも そういうときに 看護士であるルームメイトが
助けてくれた。
やはり 本物の看護士・・・ 根本的なところからしっかりと
分かっている。  Kellyさえもが 教え切れなかった
ことを 彼は教えてくれた。 そういう支えが
なかったら 多分 私はいまアメリカにはいなかっただろうと
思う。


あ、 あの人知っている・・・

新しい学期がはじまり 新しい教授が紹介された。
ほとんどの教授は前の学期と同じだが 2人ほど新しい教授が
紹介された。  その新しい教授が紹介されたとき
私は 「OH NO!」と声に出して言ったのをいまだに
覚えている・・・ なぜ 私がそのように言ったかというと
新しい教授の一人は 私が救急病院でボランティアしたときに
救急室のボス(マネージャー)をしていた人だったからだ。
普通だったら 知り合いがクラスを教えるとおもえば気が楽に
なるように感じるが この人の場合は 別だった。 なぜかと
いうと 彼女は ボランティアである私に 「あなたは
こんなことも知らないの、 だったらこの場所には必要ない
出ていきなさい!」と 怒鳴った人だからである。
もちろん このように怒鳴られて黙っている私ではない
私はすぐにボランティアのオフィスに私の友達のRNと行って
彼女の行動について レポートした。  レポートしたからといってなにも
おこらないだろうとおもっていたが 彼女はいままでに
色々な人といざこざがあったらしく 私のレポートは
彼女のところに行き、 彼女は私にあやまりにきた・・私は彼女の
行動を許したが 実はそのあとすぐにこのマネージャーは
辞めさせられた。 その理由は ビデオカメラが色々なところに設置されている 精神科のUnitで ナースといざこざを起こし・・ ナースを叩いたのが
完全に ビデオテープに撮られていたからだ・・・
その彼女が私のクラスの教授??? とってもいやな気分だった。
だが 彼女にはもっと嫌だったようだ・・
彼女の最初のクラスが終わった日に 私はわざと 彼女の前に
行き 「覚えていますか?」 といったら
彼女は「あっ!・・お願いだから どうして 
あの病院を辞めさせられたのかは 他の生徒に言わないで」と
私に言ってきた。 私は彼女と約束した・・・しかし実は
この彼女 実は うちの大学から強制的に途中でやめさせられる羽目に
あうんです。 


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