WindowsXP ServicePack2 RC1


行いました。メインマシンに本格導入するのはかなり危険だと思われます。
MSのサポート外になるそうですし、アンインストールも効きませんので
一般の方はSP2正式版が公開されるまで導入をお待ちください。

先日WindowsXP二度目のサービスパックである「WindowsXP ServicePack2」
の正式候補版(RC1)が発表されたので、ちょうど余っていたマシンに
XPを仕込んでテストしてみました。

ファイルサイズは200MB強で、ネットワークインストール用のフルサイズダウンロード
のみの提供になっているようです。

早速インストール。マシンは素のXP Homeをインストールしたもの。
アプリはインストールしていない状態です。
SP2の適用はSP1並に時間がかかりますが、1時間ほどで終了。

初回起動時のログオン前にこんなウィザードが表示されます。

XPのWindowsUpdate自動更新機能がブラッシュアップされ、
インストールまで自動で行うようになったための手順のようです。
ここでは推奨通り自動更新をONにして進めます。

あとは普通のXPと変わりなく起動しますが、初回起動のためか
また何か立ち上がってきます。

SP2の目玉であるセキュリティセンター機能です。ここでは
各社のウィルス対策ソフトやファイアウォール機能の総合的な管理が行えます。
アプリを何もインストールしていなかったので「ウィルス対策ソフトがありません」
と警告されてしまいました(w
セキュリティセンター機能自体はMcAfee SecurityCenterのような作りです。
McAfeeと提携しているのでしょうかね?

SP2はセキュリティ面での機能アップが豊富で、XP標準装備のファイアウォール機能も
まるで市販の物と思うような感じまで来ています。
(ネットワークにアクセスするアプリがアクセスを行ったときに通信を遮断するか聞かれますし。)
また、IE6に実装されたポップアップウィンドウの遮断機能もかなり便利です。
試してみたところかなり遮断されました。

システムのプロパティは、

SP2と表示されています。RC1のためかV2096の表記が気になります。

また、これらセキュリティの設定などはすべて

コントロールパネルで管理できるようになっています。
クラシック表示でのアイコンの作りで新たにコントロールパネルへ実装された機能が分かり(w
ホームネットワークウィザードとWindowsファイアウォール、セキュリティセンター
が増えています。

最後に、WindowsUpdateの機能アップですが、

このように自動的にアップデートを一括して行ってくれます。
今までのように自分で「WindowsUpdate」を訪れてアップデートをしたり、
タスクトレイの「自動更新」アイコンをクリックしてアップデートをする手間が
省けて楽になりました。
WindowsUpdateサイトともシームレスに連携し、今まではWebダイアログがインストール
の状況など表示していましたが、SP2だとOSのアップデート機能が表示されてそこで
作業が進みます。

最後に現時点で分かっている不具合ですが、
・SP2インストーラの使用許諾説明が英語(冒頭は少なくともそのようです。)
・WindowsUpdateサイトも英語になってしまう。
・増えた分のコントロールパネルのアイコンが汚い。
といった感じで些細なものです。

早く正式版のSP2が出てほしいものです。


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