相沢君は浮気者?



香里「相沢くんっ、昼休みだよ」
今日の昼休み前の授業はいつもより早く終わった。
そして、香里の一声でチャイムより一足先に昼休みは始まった。
祐一は素で返す。
祐一「何度も言うが、キャラ違うぞ?」
少し疑問符を浮かべたような表情で香里に言った祐一。
香里「冗談よ」
今やすでに香里のお決まりの一言。
香里も素で返されたので素で返したらしい。
北川はそれを見て
北川「香里~、俺を捨てないで~」
北川は泣きそうな目で香里を見つめる。
香里は北川をからかっているのである。
面白がって祐一にもっとべたつく。
香里「捨てるってなによ、別に付き合っても居ないんだから」
香里がにやりという表情を浮かべた。
北川「・・・・・・・・」
北川はもうすでに泣いていた。
それほど香里が好きなのだろう。
それでも香里はその気持ちを知ってか知らずかこりずに続ける。
香里「相沢君、一緒に御飯食べに行かない~?」
香里がとろい目をして甘い誘い。
そう、今日は名雪と昼食の約束があるのだ。
名雪とは付き合い始めて1ヶ月、ここで名雪を裏切るわけには行かない。と祐一はがんばった。
が、しかし誘惑に負けてしまった。
祐一「行こうか、香里」
とうとう言ってしまったこの一言。
だが、香里も親友を傷つけるわけにもいかなかった。
香里「何言ってんのよ、はやく名雪のところに行って上げなさい」
祐一「あ・・そうだった、じゃあな!」
急いで祐一は走って行った。
香里「ほら、捨ててないから、ね?」
香里なりにこれが謝りの言葉なのだろう。
北川は嬉泣して言葉が出なかった。
北川「・・・・・・・」
香里「そんなに嬉しがる理由っていったい・・・」
そのころ名雪達は
名雪「遅いよ・・・祐一・・・」

  続く?

後書き
え~と、こういう物を書くのは初めてですw
変なところがあっても気にしないで下さいww


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