天然日和。

あーーーー

今日は

昨日本屋で３時間立ち読みした

桜庭一樹　「私の男」

の残りを

Cafe LIBROで１時間イッキ読み！

すごかった。

桜庭一樹は

好きだったり好きじゃなかったりするけど

これは圧倒的だった。

砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない

だっけ？アレはあたし的には微妙だったけど(なんというかライトすぎた

これは

あたしの好きな雰囲気をがっぽり被ってた。

ていうか今まで桜庭一樹って男だと思ってたけど

「本当にこの文章男性が書いたんかー！？」

と思ったので

(ていうのは今までの読書経験上

　女性作家にしか出せないと思われる雰囲気むんむんだったから。

調べてみたら

女性だった・・・。

あ、そう。

とりあえず感想(というか感触

最後から始まって最初で終わる構成になってるんだけど

始まりは(つまり最終章は)澱んで絡みつくような粘り気があって

最後は青白くて冷たい海みたいだった。

・・・って意味不明？？笑

とにかくすごく面白かった。

彼だと思ってた彼女(桜庭一樹)は

あたしたちが(少なくともあたしが)求める何かをしってる。

ひらがなとカタカナと漢字を使いこなせる。

「乳臭い」とは決して言わずに「ミルク臭い」と表現する。(これだけで色っぽい 

情景描写がさりげない。(といわない人もいるけど

なんか読んでると私がとろとろ溶け出してしまいそうな感じ。

頭に残るあの雰囲気！