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毎日毎日、ニュースといえば、「中国の殺虫剤入り食品」と「イージス艦の漁船衝突事件」ばかりですね 昨夜のテレビで、中国側曰わく「中国国内で殺虫剤が入れられた可能性は極めて(“とても”ではなく)少ないと言っていました。つまり。自国の責任を認めたくない姿勢をハッキリ出しているんですねあくまでも逃げの姿勢を誇示する、潔くない態度に、げんなりしました。もうすぐ北京オリンピックがあるから、マイナスイメージを出したくないのは解るけれど、こんな事件が発覚した時点で充分マイナスだと思います。その上に恥の上塗りで、いつまでもミスを認めず何とか逃げようとする狡い態度は、もう言語道断世界の人々、特にオリンピック委員会の面々は思っているでしょう 「北京を、オリンピックの開催地に選ぶんじゃあなかった」とね・・・ そして今、更に政府が頭を抱えている問題は、イージス艦の衝突に関して浮き出てきた自衛隊の杜撰な実態ですこんないい加減な組織だとは思っていなかった・・・まるで“絵に描いた餅”一見信頼できそうな感じですが、実際は全く使い物にならないただの絵だったッテところですか 石破防衛相も、日に日にやつれてきていますね。テレビで見ていて、他人事ながらなんか可哀想というか、この方、弾けてキレちゃうんじゃあないかと思ってしまいます ここぞとばかりに叩く野党これもまさに具の骨頂ですね 「じゃあ、あんたらがやったら美味くいったのかい人を突くことしかできないくせに」って言いたい気分ですね とかく人間は、上辺では綺麗なことを並べ立てて(美辞麗句)如何にも自分は大丈夫みたいに装いたがりますが・・・実際自分の番になると、ハチャメチャなんですね古今東西、変わらずにきた普遍の事実かも・・・ 長い人生、どうやって生きるかいかに身を処して生きるかを、考えて行動することは大切なのではないでしょうか人をけなして叩いて生きるのも人生ならば、大らかな気持ちでゆったりと構えてにこやかに生きるのもまた人生です。どちらを選ぶかでその人の人生の意味は大きく変わってくるような気がしませんか 責任をとるべき時はキチッと腹を括り、相手を許すべき時は黙って許す男も女も関係なく、綺麗な美しい生き方をして日々生きていきたいですね 富山は昨日・今日とイイ天気です見上げれば真っ青な空、風は少々ありますが、気温も20℃近い陽気です 残念ながら明日からまたのようです こうして北陸の人間は、強く粘り強く負けん気で生きる気質が育つのかもしれませんね晴れたら降ってまた晴れて・・・と。 see you again
2008.02.29
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次から次へと劇毒物が検出される“中国関連食品”ですが、本当に中国では何をやっているの ッテ言いたい気分で一杯ですね 中国製品だけかと思っていたら、日本企業がメインになって中国での提携農場で作っていた製品からも劇毒物が出たとか言うのを聞いて、もうですよ 最近よく見掛ける様になった提携農場での製品(日本の企業が現地の農場と専属契約をして、日本と同じ管理体制で製造した商品)はいかにも日本製と同じに安全な気がしてしまいますが、やはり今回の様な危険性が出てくるんですねおっかないなあ~と思いました。 ハッキリ言って、こんなメチャクチャな国でオリンピックなんてしてイイのかしら 昔の自転車王国だった頃の中国ならば、空気もそんなに汚染されていなかったでしょうが、追いつけ追い越せとばかりに先進国の仲間入りを目指して社会になりつつある昨今の中国は、大気汚染が凄まじいと聞きます。おまけに“黄砂”があるでしょうゴビ砂漠から風に乗って待ってくる砂の量は半端じゃあないですよねそんな砂がいっぱい混じった空気を吸っていたら、肺がやられてしまうのではないかしらそして、現在騒がれている“危険な食品”問題でしょう 「選手村で出す食事は、原料も加工も吟味します」と言っているけれど、何だか信じられないし・・・報道陣や一般の観客は、選手村では食べられないでしょう。そうなれば自然と街中で不安を感じながら食べなければならないし、日本から持って行けるモノも限度があるでしょう何だか不安ですね 環境面、安全面、衛生面ともに不安分子を残したままでやらなければならない“北京オリンピック”に、果たしてどれだけの人々が世界から来るのでしょうか選手たちの運命やいかにッテ感じですね ひとくちひとくち 命確かめ噛んでみる 大丈夫かな 祈り捧げて口運ぶ 息吸えば大気に混じる砂の香 富山は、真っ白な雪の中です先日の一瞬春めいた天気は何処へやら、今朝も、「起きてカーテンを開けると、其処は雪国だった」って感じです。 今も降ってますよ勿論粒の粗いみぞれみたいなのが降っています今月いっぱいこんなモノかもしれませんね。今、富山では、インフルエンザが静かに浸透しつつあります皆さんも、どうかお気をつけになってくださいね。ひたすら春の訪れを待ちわびている次第です。 see you again
2008.02.24
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結局1回も欠かさず最終回もバッチリ見ましたNHKの土曜ドラマ“フルスイング” 今日は最終回で、高橋克美さん扮する高畠先生が体調に異変を感じ、病院で診て貰ったら進行性の膵臓ガンだということが発覚それでも高畠先生は、周囲の反対を押し切って自分が副担任した生徒たちの卒業式が終わるまでは東京へ帰らないとの意志を通します。 そして東京へ帰って病院へ入院し、たった5週間後に亡くなってしまったのです 先生が、生徒たちへ遺した大きな言葉、それは“気力”でした先生の言われる“気力”とは、「諦めないこと、最後まで諦めずに生きて戦おうとすること」でした。その言葉は、今も先生が教壇に立った学校に遺され受け継がれていると言われています。 余りにあっけなく短い、一陣の風の様に吹きすぎた教師生活でしたが・・・遺されたモノは少なくなかったようです。多くの生徒たちや先生たちに強い印象を与え、その胸の中で今も高畠先生は生きていると皆さん仰っておられました。 野球コーチとしても高校教師としても常に全力投球して生き抜いた高畠先生の姿は、私たちにとっても学ぶモノが多かったと思います。最後は見ながらしまいましたが、見てよかったと、心から思いました。 高橋克美さん、ご苦労様でした素晴らしい演技と深い味わいに拍手を送りたいと思います。 生きる 諦めないで生き抜こう 長さより中味で勝負 人生は see you again
2008.02.23
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昨日・一昨日の春めいた日和とは一転して、今日は朝から冬に逆戻りですそしてもっと寒いのが、石破防衛相の心境かも・・・ボロボロボロボロと出てきましたね自衛隊の杜撰な実態が衝突する随分前に、見張りの自衛官が“清徳丸”の灯りを見ていたと言うじゃあありませんかそれでいて「ぶつからないと思った」と言うことで、レーダーの監視員に報告しなかったという実態が暴露されましたねおまけに、船が夜間でも頻繁に行き交う洋上で自動操縦にしていたとか・・・船の専門家が、船が殆どいない大洋のど真ん中ならともかく、多くの船が行き交う場所で“自動操縦”なんて信じられない行為だと怒っていましたよ 全く、一体何を考えてこんなとんでも無い手抜きをしていたのでしょうか そしてこの事が発端になって、今までの自衛艦のいい加減さが暴かれてきていますね。今までにも多くの漁船が危ない想いをしていたこと・・・いつも避けなければならないはずの自衛艦は堂々と突っ切って来て、漁船側が回避していた事実 国家と国民の安全を守らなければならない自衛官たちは、一体何をしているのかって言いたいですね 暗く冷たい海の底で、今も眠り続けているであろう“清徳丸”の親子を思うと、本当に哀しく辛いモノを感じますね操舵室は、おそらく海底1500メートルくらいの所にあるのではと言われています。本当に本当に言葉がありません・・・ 海底の景色哀しい 操舵室 防衛省全体の教育プログラムを作り直して、先ず意識改革から行い自衛官全体を鍛え直さねばならないのではと思いますねアメリカの暴力兵隊を突く前に、日本の自衛官も改革が必要ではないでしょうか いよいよ皇太子が48歳になられたとか・・・イイ年になられましたね。でも、皇太子も本当に苦労性ですね。次から次へトラブルを抱えて、本当にお労しい限りです。雅子妃の具合も今一つだし、いろいろと中傷・誹謗もあるし・・・幼い頃にやんちゃで手に負えなかった秋篠宮の方が、今では(世間から見て)ずっと頼りがいのある皇族になっていますね。皮肉ですね・・・まあ、奥さんの紀子さんがシッカリと手綱を握っているからかしら雅子妃も、下手に皇太子妃にならずにキャリアウーマンとして生きるか普通の奥さんになった方が幸せになれたかもしれないですね。皇室というところは、“大奥”じゃあないけれど、一般社会とは、今でも大きく異なった体質がシッカリ根付いているようですから 春の香を妃に届け平癒待つ 夢の夢 描いた園は砕け散る see you again
2008.02.23
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毎朝、新聞やを気になって見ていますが、未だ見つかりませんね・・・イージス艦と接触してブッコして海に投げ出された、漁師の親子さん 漁船は二つに裂かれたと言っているけれど、正確には三つに裂かれたんですよね、だって操舵室が見つかっていないんですよつまり可能性として行方不明の二人は、操舵室にいた状態で操舵室ごと海に沈んでいるかもしれないってことじゃあないかなって気がするんですがね・・・ご家族の気持ちを思うと、堪りませんね 何とか生きていて欲しい、奇跡でも何でもイイから生きていてッテ願っておられるでしょうね。以前にあった雪山でのスノーボーダーたちの遭難事故も、無理だダメなんじゃあないかといわれつつ42時間ぶりに助かりましたね。あの時は、山だったし(陸地でしたから)廃屋寸前の山小屋があり辛うじて食料も燃料もカツカツながらあって、みんなで暖をとり飴を舐めて生き残れましたが・・・・今回は海原ですからね冬の海で水温もかなり低いだろうし、何と言っても救命胴衣を着けているようでもなさそうだし・・・本当に辛いモノがありますね。 それにしても、なぜイージス艦も漁船に気づかなかったのか解りませんねテレビでの会見を見ていると「緑の灯りを見て、ブイかと思った」とか訳の分からない言い逃れをしようと試みているし・・・専門家に言わせると「あんな海域に、灯りの付いたブイがあるはずがない灯りを見たら、船だと思うのが当たり前」と言っていました 徹夜の見張りは、一体何を見ていたんでしょうね挙げ句に、石破防衛大臣に事故の一報がいくまでに一時間近くもかかっているし・・・全く危機管理体制がなっていないじゃあないですか石破さんも石破さんで、もっと謙虚に平身低頭(とにかく防衛省のトップなんだから)してひたすら詫びればいいのに、現地を訪れて謝罪している姿は何処か偉そうですねあれでは、反感を買う可能性がないとはいえませんね まあ、野党が突いて突いて突きまくりたくなるのも無理はないと思います恰好のイジメ材料になっているでしょう、今回の自衛隊の不祥事は といっても、野党にしたって自分たちに責任がないと思って偉そうに自民党を突いているけれど、“辞めれ”コールをいくらしたって、行方不明の二人は見つからないんですよね石破防衛相が辞めたって、見つからないんですよね今朝、テレビを見ていて石破さんが一つだけ大変良いことを仰いました。 「漁師の皆さんが、仕事を休んで一生懸命仲間の方の捜索をしてくださっている。私たち自衛隊も、今一生懸命手分けして探しています。今、私が辞めるとか辞めないとか言う時期ではないそんなことを言っている暇はないんです」 私は、これを聞いて「なるほど・・・そうだな」を思いました。自民党の不祥事が露見するたびに、鬼の首を取ったように「辞めろ辞めろ」と叫ぶ野党の方々、でも自分たちの中で何か不祥事が起きたり不都合が起きると忽ち声を小さくしてショボショボとしてしまう姿は、みっともない限りです。何だかんだと言って安部さんを突いたくせに、結局小沢さんは党首を辞めませんでしたね あれはまさに茶番劇でしたよ 国民は一々野党みたいに声を荒らげて言わないけれど、黙って見て判断している人も少なくないのだということを肝に命じておいて欲しいと野党に言いたいですね 対岸の火事と思う甘さが首締める 愛するモノの想い届かぬ 海の上 家族のため命懸ける 海の男 see you again
2008.02.22
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今日は物凄くイイ天気でした昨日も、午前中はまあまあのでしたが、午後からは一転して、吹雪になり風は強いしは吹き荒れるしで出かけていた私には最悪のパターンでした 天気予報では夕方からといっていたので、信じてで行ったのですもう馬鹿丸出しでした 風が強いので傘はさせないし、雪は吹雪いて冷たいし・・・仕方ないのでダウンジャケットの(今まで滅多に使わなかった)帽子を引っ張り出して被りキュッと締め付けたので、不審者風になってしまいました 今日は、その点一日安心して暮らせる好天気でした。山々は綺麗にクッキリと映り、冬の澄んだ青空によく映えました。朝、外へ出てふと見上げれば、この寒空に一羽の小鳥が電線に止まっていました可愛いですね、ピーンと胸を張り空に浮き立っている姿が健気で・・・感動してしまいました ところで、連ドラの“ちりとてちん”ですが、師匠が亡くなった後どうなるかと思いきや、さすがドラマだけあって相変わらず山あり谷あり・・・バラエティー一杯で、ハラハラドキドキしています。 かつては“小浜小町”とまで言われたA子こと和田喜代美と若狭との葛藤がこれから始まりますね あんなに綺麗で聡明そうだったA子も、落ち目になると人が変わった様に、胡散臭く一癖ありげな女になっていましたね。人は苦しいときにどうなるかで、その人の本性が出ると言われますら、その点主人公の若狭はちょっとお人好しのところやひがんだこともあったけれど、根は純真な女性だったということでしょうか 今週は和田喜代美の企みとそれに若狭がどう向き合うかが見所と言うところかな シナリオ書いてる人も頭痛めてますねご苦労様です、どうか最後までハラハラドキドキさせながら、でもイイ気分で終わらせて下さいね期待しています 皮剥けば心の心根見えてくる 美しいだけの衣は脱ぎ捨てよ see you again
2008.02.21
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大河ドラマ『篤姫』の第七回“父の涙”を見て、思わずもらい泣きをしてしまいました 信頼できる菊本は自害してしまっていないし、幼なじみでほんのり恋心を感じていた尚五郎とはもう会えなくなるし・・・当時、養女といっても本家に貰われていくということは、すなわち生まれ育った家や家族と縁を切るということと同じだったんですね。 今の時代ならば、結婚しても(離れて暮らすだけで)いつでも親や兄弟と会えるし何も寂しいことはないはずですが・・・当時のことを考えると、本当に微妙な心理状態になりますね 上辺は格上の家の御姫様ですが、味方が誰もいない一人ぼっちの世界に放り込まれたようなモノですね・・・そしてそんな娘を思い一人涙する父親を、長塚京三さんはとても味わい深くしっとりと演じておられましたね。また、母親役の樋口可南子さんもとても良い味が出ていました。綺麗で聡明で温かい、まさに島津分家である今和泉島津家の女主の役を、キチッと決めておられましたね。当時は、きっとこうであっただろうと思われる感じでした。 それにしても、今日の於一は綺麗でしたねハッと息を呑んで絶句してしまうくらいのインパクトのあるムードが漂っていました。そしてつくづく思ったのは・・・当時の人は男も女もですが、今の男女と比べて年齢の割には随分大人びているなあと実感しました。 島津本家に養女に入った時の篤姫は、若干17歳今の若者たちと比べて、随分ギャップがあると思いませんかまあ、世が世ですからそうならざるを得なかったのでしょうね・・・。 これからが益々篤姫にとって、苦労と試練の連続なんですねそれでも、彼女は菊本の遺言通りに“投げ出さず後戻りせずに一本道を歩き通した”そういう点では、とても偉かったと評価すべきでしょうね。きっと生まれ育った家や、父母を思って枕を濡らした日々もあったでしょうね 本当に健気だったと思いますね see you again
2008.02.17
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またまた降り出した雪ここ数年「降った降った」と叫んでみても、ここ数日の降り方に比べれば可愛いモノでした 今朝起きて窓のカーテンを開けてビックリ思わず絶句です。「エライ積もってるじゃない」もう深々と溜め息を吐くしかないって感じでした。久し振りに玄関の前の除雪をしました 路地路地に設置された融雪装置が呻りをあげてフル稼働していますが、それでも未だ処理しきれずに何処の家も玄関の前は山盛りの雪です 丁度私が除雪をしていたら、お向かいの家の御主人がやっぱり除雪に出てきて「いやー、今年は暖冬かもしれんっていう噂があったれど、大ハズレやったね・・・。ここ数年ぶりやないけこんなに降ったが・・・やんなるね(富山弁も混じってます)」と、話しました。 まさに、今年の雪は凄い気合いが入った降り方です時折フッと笑顔で青空が覗きますが、忽ち意地悪く降り出す始末です。を初めとした公共交通機関は、もう軒並みに遅れてスロースピード走行です。 北陸の2月は、まさに“魔の季節”ですね 今、富山ではインフルエンザが流行っています。炬燵に潜って温かくして春を待ちましょう 皆さん、くれぐれも風邪とインフルエンザにはご注意を 街ごとスッポリチルドルームで春を待つ 冷え切った身体ワインで暖を取る 雪見酒 葡萄色に染む心 see you again
2008.02.17
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朝の連ドラ「ちりとてちん」で、ついに渡瀬恒彦さん演じる徒然亭草若師匠が亡くなってしまいました 徒然亭一門の弟子による落語会が終わると同時に、フッとロウソクの火が消えるように命の火が消えてしまったのです。このドラマも、一つの大きな山場を越えたなという気がしましたね。後一ヶ月余り・・・おそらく4月の初めにはエンドマークが打たれて、新しいドラマが始まるんでしょうが・・・最後まで、時々幽霊になった草若師匠が出てきたり若狭の亡くなった落語大好きだったお爺さん・正太郎(塗り箸職人だった)が出てきたりしながら、徒然に続いていくのでしょうね。 それにしても、人が死ぬというのは本当に哀しいけれど摩訶不思議なモノがあると思いますね。こんなシーンを見たときいつも思い出すのは、私が10歳の時に亡くなった母方の祖母の最期のシーンです。祖母は老衰で亡くなったんですが、子供や孫たちに見守られて自宅の布団で眠ったままスーッと息を引き取りました。かかりつけのお医者さんが「ご臨終です」と言われた瞬間、私は何が起きたのか解りませんでした 人が死ぬということはこんなことなのかッテ感じでした。私にとって祖母の死は、初めて「人の死の瞬間」に立ち会った経験だったのです。物凄く強烈な印象となって、今もずっと胸中深くにありますね。似たような場面に遭うと、フッと思い出されます。 さて、来週からまた気を取り直して、心静かに「ちりとてちん」を見守ることにしましょうかね きっと草若師匠も、『地獄八景』のようにあの世から笑いつつ遊びながら、弟子たちのドタンバタン騒動さながらの生き様を見守っていることでしょうからね・・・ ドタバタと抗い生きるうちが華 see you again
2008.02.16
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、カタカナ語で、一見何のことを言っているのかと、首を傾げたくなる“カレセン”ですが、 「一人の時間をもてあまさない」、「路地裏が似合う」、「金や女を深追いしない」、「自分の年齢を受け入れている(若ぶらない)」 熟年男性に対して捧げる言葉だそうです つまり枯れた生き方をしている男性のことですが、芸事で“枯れる”というと一般的にとてもイイ意味があって一種の褒め言葉なんですね。 「あの人の芸は枯れている」というと、余分なモノを削ぎ落として、その人自身の味を秘めた渋いながらも味わい深い力量を感じさせる・・・みたいなね。 人として枯れていることが、100%イイかどうかは微妙ですが、何となく今まで生きてきた生き様を素にしてその人らしさを大切に残りの人生を生きていこうとしている前向きな姿勢を感じられて、イイ言葉じゃないかなと思いますね。 会社をリタイアしても、ちゃんとやりたいことがあり、自分らしい生き方をして人生を楽しんでいる人は素敵ですね。かつて一時流行った“わし族”とは対局にある言葉ですね。“わし族”というのは、定年になり一日家で過ごすことになった途端にやることがなくなり、奥さんが「何処かへ行く」と言う度に「わしも(一緒に)行く」と行ってくっついて行く人のことを言います。何だか笑っちゃいますが、本当にそういう方もおられるようです。現役時代、まさに「仕事の虫」だった方が、趣味も特技もなく定年を迎えると往々にしてこうなる場合があるそうです。何だか哀しくなりますね・・・これから高齢化社会で、益々定年後の人生は長くなるでしょう。ただボーッとして家の粗大ゴミになって生きるのではなく、人生を謳歌して生きられるように、自分なりのライフワークを見つけて生きることは大切ですね。 また、これは男性に限ったことではなく、女性も同じですね。育児に夢中になりすぎて(ただ子供をイイ学校へ入れてエリートにすることだけに熱中しすぎて)子供が巣立った途端にやりたいことがなくなって、抜け殻のようになり・・・気がついたら認知症になっていたというのでは、余りにも哀しすぎますね 男も女も、生きている内が華自分の人生は誰のモノでもない自分自身のモノです精一杯輝いて謳歌して生きましょう年を重ねたら重ねたなりの味わいもあります。良い意味で枯れて研ぎ澄まされた澄んだ生き方をしてみませんか 時を掛け削り磨いた道歩む 噛むほどに染みだしてくる深いコク 雪の晴れ間に、ふと窓外を見やると一匹の猫が塀の上を伝って歩いていました。「猫は炬燵で丸くなる~」は、昔のことで、今時の猫は元気いっぱい雪の積もった外を走っています。雪国に生まれ育った猫だからでしょうか何だか犬の方が、飼い主にコートを着せられたり靴を履かせてもらって過保護な扱いを受けているように見えてならない昨今です。可愛いので、コッソリ一枚撮りました see you again
2008.02.15
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ここ数日、ずっと吹雪いては止み吹雪いては止みを繰り返している富山ですが・・・バレンタイン・ディーは真っ白の雪の中で迎えました。毎朝マイナス2~3℃の過酷な冷え込みは、主婦にとっては厳しいモノがありますね 何たって起きるのが辛いですね・・・布団の中で目覚ましと睨めっこです。「後、1分で起きよう・・・ムムムッ!!後1分・・・・」とか言いつつ、頭はもうすっかり目覚めているのに身体が起動しなくて自分との闘いですね 本当、笑っちゃいますね 起きれば外は未だ真っ暗です。学生時代から“夜派”だった私にとって、本当に辛い季節です。 ぬばたまの闇を泳いで起動する まさにそんな私の一日です さて、今日は何と言っても“バレンタイン・ディー”です。昨年オープンしたばかりのフェリオでも、張り切っていろいろと趣向を凝らした催しが行われていましたよ例えば、透明な高天井張りのグランドフェリオでは、特設のチョコ売り場の隣に“ラブ・ゲート”なるモノが出現しました 自然の木々や枝を使った、野趣溢れるトンネル型の小さなドームを拵えて人寄せに一役買っています。若いカップル、愛を再確認したい熟年のカップル、興味本位の人達など、人様ざまに手を取り合ったり単独で、小さな冒険を楽しんでいますそのゲートを見たときの人様ざまの反応が、また面白いデスね 誰が考えたのか知りませんが、閃きというか発想のユニーク生は評価できるかなと思いましたよ 賑わいに隠れ 小さな冒険者 ときめいて雪を忘れる バレンタイン see you again
2008.02.14
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今日のお昼NHKの“スタジオパーク”のゲストは、毎朝入っている連ドラ“ちりとてちん”で徒然亭小草若を演じている茂山宗彦さんでした 「底抜けにィ~」で有名な、人はイイが・・・ちょっと軽くて甘くて素晴らしい落語家としては今一つ仕上がっていないそんな青年を見事に面白く演じきっている茂山さん。実像は、人間国宝『茂山千作』氏を祖父に、父は茂山七五三(しめ)氏と言う400年続いている狂言師の家の御曹司です。茂山さん自身も3歳から父や祖父について習い始め、現在、狂言師として忙しい日々を送っておられます。 立場は違うと言え、芸事を受け継ぐ家に生まれた点では非常に似ておられて、その重圧は身に浸みて痛感なさっておられる御様子・・・その割には良い意味で開き直ったマイペース指向も感じて、好感がもてました。 番組の中で、父の名前の重さに押し潰されそうになりながらも健気に生きようとする小草若の姿には、影ながら応援したくなります。 あの有名な「底抜けにィ~」のポーズは、茂山さん自身が苦心の末考え出したポーズだそうで、なかなか小草若の人柄にフィットしたポーズだと感心しました 後1か月余り・・・ストーリーは師匠・徒然亭草若の死期が迫る中、弟子たちの対応と小草若の師弟ではなく実の親子としての葛藤も交えて、益々盛り上がっていきますね 益々楽しみで眼が離せません今日のスタジオパークを見て、小草若のファンになった方も少なくないでしょう私も、毎朝越しに声援を送りたいと思います 「頑張れ小草若さん」 see you again
2008.02.12
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最近ずっと気になり真面目に見ている大河ドラマ『篤姫』 過去の大河ドラマをとっても史上最年少となったヒロインを演じる篤姫役の宮崎あおいさんは、朝の連ドラ『純情きらり』でもヒロインをやっていました。お茶目でじゃじゃ馬なのに苦労性で・・・結局最後は薄幸のまま終わってしまう。やっと幸せになれたかと思ったら、病で亡くなってしまう・・・朝の連ドラでは何とも辛い哀しい気持ちになりました。今回の篤姫も、早死にではないけれど、幸せだったのかなと思うと微妙な人生のような気がしますね。 薩摩で幼なじみと笑ったりふざけたりして駆け回っていた独身時代が、一番彼女の人生の中で輝きを放っていたのではないかしら 和泉島津家の姫として生まれたのはいいけれど、史書をを読んだり碁をするのが好きで気性も強く・・・まあ、どちらかと言うと男勝りの姫君。其処に島津齋昭は眼をつけたんでしょうね。島津藩主の養女と言っても、結局は第13代将軍の正室に(齋昭の手駒の一つとして・・・密命を帯びてと言う説もありますが)なるために大奥へ送り込まれた篤姫の人生は何だったのでしょうね。徳川の正室になったのはいいけれど、夫は将軍としては今一頼りなく未熟なお方(まあ、徳川もあれだけ続けば、おつむの未熟な方も一人や二人出ても仕方ないけれど・・・)で、結婚して僅か2年になるやならぬで病没してしまいます。つまり二十歳になるかならぬかで篤姫は未亡人になってしまうのです。それからずっと死ぬまで、天障院と名前を変えて髪をおろしたまま、彼女はあの大奥で暮らすのです。 時代が時代とはいえ、何とも可愛そうな人生ではないでしょうか。例え、大政奉還の影の立役者とか言われて歴史に名前を刻んだとしても、一人の女性としては胸を去来することも多々あったことでしょう。 幼なじみの恋人と過ごした日々や実の両親、乳母を思って枕を濡らした夜もあったことでしょう。 まあ、端からあれこれ言ってもどうしようもないことだし、無意味なのですが・・・最近『篤姫』を見ていて、当時の女性たちの生き様についてあれこれと考えを巡らしてしまいます 胸の内秘めて従う親の命 see you again
2008.02.11
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昨日はとてもイイでした。抜けるような真っ青な空に太陽がキリッと輝いて、空気は今一つ冷たかったけれど雪が眩しげにキラキラと反射して・・・まさに冬晴れの見本のような日でした。欅の枝に、まるで餅花のような雪が綿菓子を絡めたようにまとわりついて青空にクッキリ映えている様は、それは綺麗でしたよところが、今日は一転して曇天の雪日デス 重い空が頭上低く立ち込めています・・・まさに代表的な北陸の冬空することなのない私は、毎日せっせと読書と川柳作りに勤しんでいますが・・・こいいったモノは「やるぞ」と言って簡単にできるモノではなく、苦労していますね。 でも、一つ嬉しいことがありました先日、滋賀県の大津市で開催された某川柳コンテストで、私の川柳が入選しました こういう事もあるから、やめられないんですね川柳 さて、ここの所私のマイブームがもう一つNHKの朝の連ドラ『ちりとてちん』デス前から好きで殆ど欠かさず見ていたのですが。ここ数日は一つの大きな山場に差し掛かっています。 徒然亭一門の師匠・徒然亭草若氏(渡瀬恒彦)の病が発覚、余命僅かと言うことが解ったのです 揺れる徒然亭一門の弟子たち主人公の若狭も、師匠に勧められた創作落語を考えるどころではありません。もうすぐ師弟落語会があるというのに、何をどうすればいいのか泣くばかり・・・。師匠にしても、まだまだしたいこと教えたいことが沢山あるのに・・・未練だらけのまま病室のベッドに寝ているのです。 ああ、生きるってこんなことなんだ死ぬっていうのはこんなことか ッテ考えさせられますね。もう充分やりたいことをやって、この世に未練は全くないッテ気持ちで亡くなる幸せな方は、そんなに多くはないでしょうね。 ある日突然発病したり事故が起きて・・・フッと其処で命の火が消される遣りたいこと、伝えたいこと、遺したいことがまだまだあって未練タップリで終わる人が多いでしょうね。 日々いかに生きるかこれは考えさせられる番組ですね 今という時に全てを懸けて生く 命の灯燃え尽きる時皆知らず 見上げれば旅立ちの空晴れ渡る see you again
2008.02.08
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一昨日からしきりにで流れて安否が取り沙汰されていた広島県安芸太田町横川(よこごう)の国設恐羅漢(おそらかん)スキー場での七人の遭難事件!! 9時半ごろ、島根県益田市匹見町からスキー場がある恐羅漢山(1346メートル)方面に登る島根県側の「広見林道」で全員を発見、生存を確認したそうだ。7人と連絡が取れなくなってから約42時間ぶりである 本当に良かったと思う。冬の雪山で、日帰り予定の軽装備だったというニュースを聞いて「これは大変だ。下手をすると絶望的では・・・」と、ご家族の事を思うと胸が痛む思いだった。本人は好きで行ったスキー場でも、家で待つ家族にとっては無事に帰って来るまで「あれやこれや」と思いめぐらして気になるモノだと思う。 かつての私もそうだった・・・そしてそういう親や家族の気持ちがくみ取れるようになったのは、人の親になってからのような気がする。 程度の差はあるが、私はスキーが大好きだった。冬になると「山が私を呼んでいる」と勝手なことを言って、友人たちと自前のスキーを担いで泊まりがけでスキーによく行ったのだ(有給休暇を貯めておいて・・・)よく行ったのは長野県や新潟県。赤倉・新赤倉スキー場、妙高スキー場、野沢スキー場、糸魚川シーサイドバレースキー場が多かった。 冬山は荒れる、スキー場として利用できるところはそれなりに整備されて監視員やパトロールもされているが、それでも頂上に行けばそういった人たちもグッと減る。万が一カーブで曲がり損ねたりでもすれば、そのまま谷間に直行し命も落とす、そんな危険性はつきものだった。そしてもう一つ、雪山は突然吹雪き出す。さっきまでイイ天気で真っ青な空が広がっていたと思っていても、あっという間に急変し猛吹雪が起こる。勿論曇り止めを施したゴーグルをシッカリ装備していても、一旦猛吹雪になると視界が効かなくなる。それなら吹雪が止むまで大人しくロッジに控えていればイイのではと思うが、その吹雪の中を滑る醍醐味がまた溜まらないのだ 今から思うと、自分もつくづく馬鹿な時代があったと思うが、吹雪出すと益々ハッスルして友人たちと「さあ、滑るぞ」と雪まみれで滑ったのが懐かしい・・・。 そんなこんなだから、スキー旅行に行くとき、いつも見送る母に「頼むから、無事に帰ってきてね。くれぐれも無茶な事はせんといてね」ときつく念を押された。 今回遭難した方々も、大丈夫だろうと軽い気持ちで出かけたのだろう。まさかこんな事になるとは思っていなかった筈だ。でも、山は過酷だ、特に雪山は何が起きるか解らない。地元の人達の話しでも、恐羅漢(おそらかん)山一帯では一昨日から昨日にかけて急に激しく雪が降り40~50センチは雪が積もったと言っていた。それ故に、道に迷ったのだろう。 でも、飴やら簡単な暖をとるモノがあったり、使われていない山小屋に遭遇してラッキーだったと思う。天が彼らを救ったのだろう。私も当時、スキーをするときは必ずジャケットの内ポケットに板チョコを入れておいた。もしバテたときに食べれるように・・・。疲れたり身体がバテたときの甘いモノは必需品だから とにかく良かった、本当に良かったと思う。500人体制で臨んだ自衛隊やら消防団の捜索隊の方々、ご苦労様でした 吹雪く山の奥で微笑む雪女 自信過剰が呼ぶまさかの罠 楽しみも家族の支えあってこそ see you again
2008.02.05
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益々日本国内に拡大しつつある“冷凍中国餃子事件” モノがモノだけに 食べて即効果ですから・・・それでも死者が出なかった(日本国内で)だけ、未だマシかと思いますが、中国では死者が出ている事例があったようですね。 中国と言えば、何と言っても古来より漢方の研究で有名なお国柄ですね 有名な言葉に“医食同源”があります。栄養バランスを考えて上手く体内に栄養を取り入れた食事をすることが、身体を養い育て病を防ぐ事になりつまりは医に繋がるというわけです。そんな立派な言葉を伝統的に受け継いでいる筈のお国で、こんな怖ろしい事が平然と行われていたのかと思うと、心配ですよこんな国で“オリンピック”を開催していいのだろうか選手は皆、保険をかけて調理材料を持参して自分で作って食べなければならないのではナーンテね 餃子のみならず多くの回収食品がリストに揚がっていましたが・・・くれぐれも購入するときは、輸入した国・販売店を確認したほうが良いですね。それと当分は、あまり冷凍品は買わない方がイイかも・・・ 詰まるところ、やはり大事なのは“健康な身体と命”ですから・・・ 手間省き明日の命を無駄にする 主婦の五感フル活用で笑顔咲く see you again
2008.02.01
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