さんぽ すすんで にほ さがる

いじめ (小学生:中学年・高学年)


 それまで一緒に帰っていたN・Mもだんだん私を避けるようになった。不安な気持ちで、「○○ちゃん、一緒に帰ろう。」とおどおどしながら誘う毎日だった。

 後で告白されて知るのだが、S・Sが片思いをしていた男子Bが私のことを好きだった。今思うとそれが私をいじめる原因だったのかもしれない。

 クラス替えで、S・Sとクラスが離れて嬉しいのも束の間、クラス対抗のドッジボールで私ばかり狙う作戦を立てられ、体育の時間は辛かった。
 でも私にはK・Rという親友がいた。彼女だけが味方だったが2人の家が反対方向にあり私は正門、彼女は裏門から登下校していたので一緒に帰ることはできなかった。
 それで私は1人で帰ることが多かった。たったの20分でも小学生の私にはとても長く感じた。帰る方向が同じのS・Sとその仲間に出くわさないよう子供ながらに考え、校則違反になるが放課後公民館で遊び、皆がいないのを見計らって帰った。
 しかし、帰りが遅いため母は帰りに友達とどこかで道草しているのだと思って怒った。私は真剣に悩んでいるのに。一方的に怒られて私は本当のことを話せなかった。「学校に忘れ物を採りに戻った」とか、「学校で宿題をしていた」とか「係の仕事を急に頼まれてしていた」とか毎回言い訳を考えた。
後にバレた時は、もちろん痛いムチが待っていたが。

 同級生には散々いじめられたが、先生からは好かれた。宿題はきっちりして、テストの点数は良かったし、放課後の手伝いなど進んでする明るい子だったから。今考えると私は少し無理をしていたように思う。



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