☆ゴーヤ(ニガウリ)って何だ?☆
ゴーヤ(ニガウリ)とは、「ゴーヤー・ゴーヤ・レイシ・レイシー・ニガゴリ」という具合に実に様々な呼ばれ方をしているキュウリにイボイボがついたような野菜です。味が極端に苦いので好きな人嫌いな人も極端に分かれているようで、好きな人は毎日食べても良いくらいに好きだけど嫌いな人はまったくダメという野菜でもあります。「ゴーヤ」という名は中国でにがうりを「クゥーグァー」というのが訛ったものといわれています。インド、熱帯アジアが原産で、日本には17世紀に伝わり、野菜の少なくなる夏場でも収穫できるところから九州南部や沖縄で栽培されるようになりました。
☆ゴーヤとニガウリのこと☆ニガウリは九州から南の地方が主な産地で、暖かい地域で育てやすいようです。さらに暖かい地方で好まれる野菜で、私の住む熊本県でも好まれているようで定番としてよく売れています。ただ、ニガウリ(レイシ)とゴーヤーは少々違いがあるみたいで、ニガウリは九州、ゴーヤーは沖縄という風に憶えておけば良いかと思います。ニガウリか?ゴーヤーか?を判断するには、ニガウリは緑・ゴーヤーは真緑という感じです。味の違いはよく分かりません。ニガウリは辛い、ゴーヤーは苦いという感じでしょうか。
☆ゴーヤ・ニガウリの選び方☆新鮮なゴーヤは表面のツブツブも固く、緑色も鮮やかです。鮮度のよいものほど栄養価は高いのですが苦みも強いので、苦みの少ないものというとちょっと黄色味がかった熟れたものということになります。苦みは調理の工夫によって和らげることができますので、鮮度の良いゴーヤを選びましょう。見るときのコツとしては、色が強いか?どうかをまず見て、濃い色のモノを選びます。そしてニガウリのお尻(花が付いていた所・ツルの反対側)を見て黄色く変色していないモノを選びます。あと、固さもとても大事で、なるべくならしっかり固いニガウリが良いです。もし柔らかくなっている場合は、中身が成長してしまって、実が真っ赤になります。決して腐っているわけではなく食べることはできますが、(とはいえ実は食べないほうが良いです)、選ぶときから実が赤くなっているモノを購入するのは避けたいところです。良心的な農家の人はニガウリを収穫する際に、ツルを長く残してさらに葉っぱを1枚残した状態で収穫しているところもあります。これはツルを長く残すことで傷みを和らげる効果があるからです。
☆ゴーヤの栄養☆成分はきゅうりとほとんど同じですが、ビタミンCはキャベツやレタスの数倍あり、加熱してもこわれにくいのが特徴です。
☆ゴーヤの苦みはどうやったら取れますか?☆まずゴーヤを縦半分に切って、中の白いワタと種をしっかり取るのが第一のポイント。生で食べる時は塩もみして絞ったあと水にさらしたり、さっとゆでると苦みが抑えられます。炒めるときはゴーヤの緑色が鮮やかになる程度に短時間で炒めるのがコツです。
☆材料 4人分☆
・ゴーヤ 大1本
・木綿豆腐 1丁
・ツナ(ホワイトミート) 50g~お好みで
・卵 大1~2
・みりん 大さじ 1~2
・かつお節 適宜
・油 適宜
(<豚系レシピはこちら>
・豚切り肉(または、ベーコン) 50g~お好みで
・卵 大1~2
・だし カップ 1
・酒 大さじ 1
・砂糖 大さじ 1 (小さじ1~?お好みで)
・塩 ひとつまみ
・しょうゆ お好みで適宜
・こしょう お好みで適宜
・かつお節 適宜)
☆作り方☆
0.豆腐はよく水切りしておく。
1.ゴーヤーを縦半分に切り、スプーンで中を取り除き、厚さ3mmの半月型に切って、
塩でもんでおく。
2.卵を割って器に入れ軽く溶いておく。ゴーヤーがしんなりしたら、軽く水洗いして、
塩分を落とし、軽くしぼっておく。
3.フライパンを強火で熱して、やや多めのサラダ油を熱する。
1の豆腐を16等分して入れ、両面にしっかりこげ色がつくまで炒める。
4.豆腐がよく炒まったら、ツナ(or細切りにした豚肉orベーコン)を入れる。
5.ツナ(or豚肉)がかるく炒まったら、ゴーヤ、みりん(orだし・かつお節・酒・砂糖・塩(・しょうゆ・こしょう))を
加えて、4~5分煮込む。
6.程よく煮込んだら 溶き卵を回し入れ、弱火にしてふたをする。卵が半熟くらいで、
火からおろし、器に盛り付け、たっぷりのかつお節をかけて、出来上がり。
☆ポイント☆
・上にも書きましたが、kucchiさんに教わって、ツナで作ったら、だしも必要なし!
一気に簡単に味が決まっって、美味しくなりました!
ツナだけだと、少し塩辛いと思うので、みりんだけチョット加えて風味と甘みを調節してます。
・本当は豆腐は「島豆腐」、お肉は「ポークランチョンミート」で作るらしい?
・どちらにしても、豆腐の水をよく切っておくのがポイント!
・豆腐は、炒めると言うより多めの油で揚げるという感じ。
両面にしっかりこげ色がつくまで炒め(揚げ?)てください。
・ゴーヤの苦味が好きな方は 煮込む時間を 短めに、苦味が嫌いな方は
ゴーヤが柔らかくなるまでしっかりと煮込むか、ゴーヤの内側の白い部分を
こそぎ取ると、苦味が少なくなります。
●ゴーヤの代わりにししとうで作っても美味しいです。
ゴーヤみたいに下処理が要らないし、すぐ火が通って、簡単でお勧め!
☆とりあえずは、基本の(?)お豆腐固めバージョン(^_^!
☆材料 4人分☆
・ゴーヤ 大1本
・木綿豆腐 1丁
・ツナ(ホワイトミート) 50g~お好みで
・卵 大1~2
・みりん 大さじ 1~2
・かつお節 適宜
・油 適宜
☆作り方☆
1.ゴーヤーを縦半分に切り、スプーンで中を取り除き、厚さ3mmの半月型に切って、
塩でもんでおく。
2.卵を割って器に入れ軽く溶いておく。ゴーヤーがしんなりしたら、軽く水洗いして、
塩分を落とし、軽くしぼっておく。
3.フライパンにサラダ油を熱し、ツナを入れる。
4.ツナがかるく炒まったら、ゴーヤ、みりんを加えて、4~5分煮込む。
5.程よく煮込んだら、水を切った豆腐を入れる。
豆腐が温まったら、溶き卵を回し入れ、弱火にしてふたをする。
6.卵が半熟くらいで、火からおろし、器に盛り付け、かつお節をかけて、出来上がり。
☆ポイント☆
・お豆腐はふわふわのまま頂きます。美味しいお豆腐で作りましょう。・お豆腐の水切りがないので楽です。
・木綿豆腐で作る時より、だいぶ油が少なくて済みます。
☆私は絹ごしのこっちも好き(^_^!
☆材料 適当☆
・ゴーヤ・かつお節 適宜
・しょうゆ 適宜
☆作り方☆
1.ゴーヤーを縦半分に切り、スプーンで中を取り除き、薄くスライスする。
2.1のゴーヤをサッと茹でた後、氷水につけてパリッとさせ、水分をよくしぼって、皿に盛る。
3.2に、かつお節をたっぷりかけて、しょうゆをかけて、出来上がり。
☆ポイント☆
・サッとゆでて氷水につけるところがポイント!
・「なまし」とは沖縄のことばで「おひたし」の意味だそうです。
☆ゴーヤ大好き派に・・・シンプルでストレートな一品(^_^!
☆材料 2人分☆
・ゴーヤ 中1/2~大1/4
・納豆 1/3パック
・かつお節 適宜
・しょうゆ(または、納豆のタレ) 適宜
・塩 適宜
☆作り方☆
1.ゴーヤーを縦半分に切り、スプーンで中を取り除き、薄くスライスする。
2.1のゴーヤに塩をふりかけ、少しもんで、2~3分おいたら、
水で少し洗って塩分を落とし、よくしぼってから皿に盛る。
3.2に納豆をのせ、かつお節をたっぷりかけて、出来上がり。
しょうゆ(お好みで納豆のタレでも可)をかけて、よく混ぜ合わせて、
いただきます。
☆ポイント☆
・納豆とゴーヤは相性抜群!・なぜかゴーヤの苦味がやわらかく美味しくなります。
・「なまし」とは沖縄のことばで「おひたし」の意味だそうです。
☆メチャクチャ簡単でとっても美味しいー\(^o^)/
パワーもでてくる気がする・・・夏のゼッタイオススメ、メニュー(^_^!
☆材料 適当分☆
・ゴーヤ
・かぼちゃの綿
・塩 少々
☆作り方☆
1.かぼちゃの綿を1~2分塩茹でして、食べやすいくらいに切り冷ましておく。
2.ゴーヤーを縦半分に切り、スプーンで中を取り除き、薄くスライスする。
塩をふりかけ、2~3分おいたら、水で少し洗って塩分を落とし、よくしぼる。
3.1と2を混ぜて、皿に盛って、出来上がり。
☆ポイント☆
・かぼちゃの綿は青臭さが残らない程度には茹でてください。 美味しそうなかぼちゃの綿の時だけにした方が良いのかも・・・。
・他に何の味付けもしてません(でも、ダイジョブだった・・・と思う)。
☆酔っ払って作りました・・・(ので、よく覚えてないけど、多分・・・?)おいしーですよ(^_^!
☆このレシピは「 かぼちゃの綿系
」にもあります。