私とbabyと買い物と。

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日記から~ 告知から決心



告知

内膜掻爬の結果が出た

もしかしてガンじゃないかも、、、そう期待があった。

しかし、、、

「やはり癌でした。しかし、極めて初期の状態でしょう。他の臓器に転移はないはCTを撮ってみましょう。」と告げられた

ガンだったんだ、、、やっぱり

目の前がまた真っ暗になった

もっくんは、きっと違うよと言ってくれていたけど、、、、

思わずもっくんのほうをみて、「ほら~ぁ、ガンだったじゃんか~~」とすがるような眼で見た

もっくんは明らかに呆然としていた。きっとショックだったんだろう

とりあえず、検査を進めない事にはこれ以上のことは決められないということで、帰った

その帰り、、、、 

お互いに仕事帰りだったので、それぞれの車に乗り、一人運転して帰った。

帰りの車の中でも涙は止め処もなくこぼれていた。

だけど、私は前よりは泣かなかった

もっくんが一緒に聞いてくれたし、、、、

でももっくんは車の中で泣いていたそうだ。

「最愛の妻が痛い目にあってると思うと辛い」とそう彼はもらした

その言葉で、泣いてしまった

彼はガンというとすぐに「死」をイメージしてるようだ

私は死をイメージはできない

ただ、辛い治療が待ってるナ、、、それが辛いと思った


2002 5、01

悩み

昨日書き忘れていたけど、、、

先生はこう言っていたのだった。

「ガンと診断されました。子宮体部癌です。まだ初期の状態でしょう。結婚したばかりで子供さんがまだだから、よく調べてみないとわからないのですが、内膜だけだったら、ホルモン剤の内服でいけるかもしれません。筋層までいっていたら、もう全摘するしかありません」

先生の話ぶりだと、早期で手術して癌をとっていたほうがいいのだが、子供がまだいないので、なるべく子宮を温存できる方法をと説明している。

決定的だった

やはりガンだったのだ

真っ青になったけど、質問する

「手術となったら子宮だけですか?」

「いいえ、卵巣まで全てとります。」

「リンパは?」

「多少取るでしょう」

またまたショックだった<

子宮だけだと思っていたのだ

卵巣までもとらないといけないのか、、、

卵巣までなくなったら、、、、更年期で苦しむんだろうな

リンパも取ると足が浮腫んで辛いっていうし、、、

いくら悩んでもしょうがないとわかっている


2002 5、13

セカンドオピニオン

MRIの結果を一昨日聞いた

筋層までは達しているのは写ってないそうだ

だが、1~2mmの単位のものはレントゲンには写らないそうだ

だから、内服でいけるかもしれないが、筋層までいっていたら、効果はない。

2ヶ月試してだめだったら、手術に切り替えるべきだと言われた。

少しほっとした。まだ選べたのだ

ずっとすぐ手術しないといけないと思ったイタのだ

「どうしますか?手術するか、薬でいくかはわたしでは決められませんので、決めてください」私が決める!それはわかっているけど、、、

その言い方は、、、、やはり転移する可能性もあるということなのだ

だけど、、、

私はホントにガンなの?

まだどこか信じられない

思いきってずっと考えていた事を言った

「先生、一度ガンセンターにいってみたいのですが。私はまだ信じられないんです。納得するためにも一度受診させてください」

先生は快く了解してくれた

早速、フィルムの準備と紹介状は書いてくれるそうだ


2002 5、15

福岡へ行く

3時間睡眠で福岡へむかうことになった

長い間まったけど、やっと部長の話が聞けた

結局私はガンなのか?

「異型増加症とガン細胞が混じった状態です。これをガンという人もいるし、このように詳しくいうこともありますが、どっちにしろ今すぐ治療しないといけない状態ですね」

ホルモン剤内服の効果は、、、、

「どっちともいえません。効く人もいれば、効かない人もいる。ホルモン剤を飲んでいるうちに悪くなって死んでしまった人もいないわけじゃない。ただ、この薬が効くと言われているのは、細胞のレベルが1から3あるとしたら、1の人と言われています。あなたの場合は2のものも混じっています」

ダメなのか、、、、?

手術は?

「子宮と卵巣と、あとその時、とった子宮を病理に出して、筋層までいっていなかったら、リンパは取らないこともありますが、その時次第です」

ここでも治療は?

「向こうとそう差はないですよ。通われるのが大変だから向こうで十分でしょう」

特に新しい事も言えませんが、、、、

と先生は締めくくった

「飲み薬でいこうかな、、」悩みはじめていた

ほんとにこれで後から後悔はしないのか

なんだか落込んでいた

それはやはり「ガン」だったという先生の言葉のせいだ

否定を望んでいたのだ

もう受け止めるしかないんだ。。。


20020518,

決心

やっと一昨日、気持ちを固めた

内服で2ヶ月してみよう

2ヶ月後、効果がなかったら、もう手術しよう

とりあえず、2ヶ月間もがいてみよう

もし、この2カ月間でガン細胞が増殖してしまっていても決して後悔はしないと決めた。望みは捨てたくないのだ

少しでも子供の希望が持てるように、もうちょっとがんばってみよう

それにしても、、、、

みんなに迷惑をかけてしまっている

もっくんの両親に一昨日打ち明けた

向こうの両親も眠れないそうだ

きっと「なんで、こんな女と結婚したんだ」とか言ってるんだろうな

私も、申し訳なく思う

でも結納が終わってから筋腫がわかったんだし、ガンだと言われたのも先日のことだし、、、、

決してダマしたわけじゃないのだ
でも、、、ごめんなさい

わたしはもっくんのおかげで命を救われたと思っている

もっくんがあの日、病院にいけと言われなかったら、、、、

きっと今でも気付かないでいたに違いない

こんな私でごめんね

でも、もう暗い顔は見せないから

少しでも私達に福が来るように私も努力するから



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