MTM SPECIAL OPSはミリタリーユースウォッチとしての用途を前提に製造された腕時計の中では初となるライトシステムを搭載。リアルウエポンたる由縁が随所に現れている最先端技術の結晶である。 正確な時を知らせることは言うまでもなく、武装装備のひとつとして設計・製造されている。MTM SPECIAL OPSの使用機関は米国国内で多岐にわたり、特殊軍需作戦を追行するスペシャルフォースのみならず、DEA・SWATなどの米国国内機関でも使用者が多い。最近では米国外からの特殊機関からの問い合わせが多くなってきているなどもMTM SPECIAL OPSの信頼性の高さの表れとも言えるであろう。マテリアルには頑強なステンレススチールケースとステンレススチールバンドを採用。CQB戦の緊急時に武器としての使用を考慮し、耐衝撃性に優れエッジを鋭角にした頑丈なベゼルケースを搭載。10気圧防水 ブラックホークにはミリタリーユースの過酷な状況での使用を想定して、PHYSICALVAPOR DIPOSITION方式(物理的蒸着)によるイオンプレーティング加工を採用。 真空蒸着とプラズマの複合技術であるイオンプレーティングは、金属を高真空中で過熱蒸発させて、その蒸発した金属を電気的方法にてイオン化し、運動エネルギーが大きくなった状態で密着性の高い硬質の皮膜を形成させ、耐摩耗性が優れ傷が付きにくくなっている。強度も1800-2200Hvを誇る。 注:Hv(工業用硬度単位・ヴィッカース硬度)
MTM SPECIAL OPSにはムーブメント部に電磁誘導式非接触充電クオーツムーブ メントを採用。ミリタリーウォッチとしては世界初の搭載となる。付属の充電 器にMTM SPECIAL OPSを置くと、充電器内部の発振回路が充電器内部コイルに 電流を流し磁気を発生させる。発生した磁気を時計内のコイルに与えることで、 発電を生み、その電力を、時計内の二次電池(充電式リチウムイオンバッテリー)に逐電するシステムが採用されている。これは電動モーターを発明したイギリスの物理・化学学者ファラデー博士(1791-1867)のファラデーの法則を応用している。 また、バッテリー残量低下警告機能により、秒針を利用し、時計機能の完全停止前に段階別にアラートを発する機能が付いている。不測の事態に備える設計が施されている。