子育て終了した父親の独り言2013

子育て終了した父親の独り言2013

お母さんの請求書

小学校の道徳教育の教材としてよく用いれられてきた話から

グルエンベルク作の「お母さんの請求書」

10歳向けのお話

ある日曜日の朝のことです。
ブラッドレーは、朝食のテーブルに着くと、お母さんのおさらの上に、
ていねいにまいた一まいの紙をおきました。
お母さんは、まいた紙を手にすると、するすると開きました。その紙
には、次のように書いてありました。

せいきゅう書

お使いちん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50セント
パーティのときのるす番ちん・・・・・・・・50セント
庭のはきちん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50セント
弟のおもりちん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50セント

合計  2ドル



 お母さんは、にっこりとわらいましたが、何も言いませんでした。
そして、お昼の時間がきたとき、ブラッドレーのすわっているテー
ブルの上に、2ドルをおいたのです。
 ブラッドレーは、そのお金を見て、大よろこびです。けれども、
そのお金といっしょに、もう一つ、小さい紙がたたんでありました。
それには次のように書かれていました。

お母さんのせいきゅう書

病気になったときのかん病代・・・・・・・0セント
シャツやくつ下のせんたく代・・・・・・・・0セント
毎日の食事代・へやのそうじ代・・・・・0セント
生まれてから今日までのおせわ代・・0セント



 ブラッドレーの眼には、なみだがいっぱいあふれました。そして、
お母さんにかけよると、もらった2ドルをわたして、
「お母さん、ごめんね・・・・・・」
と言いました。



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