私と音楽(ピアノ)


私が初めてピアノと出会ったのは、5歳の時でした。
母のあこがれだったピアノを娘の私に託したのです。
何処にでもいらっしゃる、1番ご近所の先生に手ほどきを受けました。
今でこそ、導入期においてたくさんのカラフルな教材が存在しますが、
私の頃は、安川加寿子先生のメトードローズに始まり、バイエルに移行しました。
併用曲集は、小川一郎先生の本でした。
その先生にお世話になって、4年くらいたった時に
「私にはもうレッスンできないレベルになったので、違う先生に変わってほしい」
とのことでした。
後から聞いた話ですが、その先生は国立大学の教育学部を卒業されていて
ピアノを専門に勉強された方ではなかったようです。
それから、私は東京音大の先生に変わったわけですが、これがまた大変!
なんと!「今までレッスンしてきたことが、全て無」と、いわれてしまったのです。
また、ブルグミューラーに戻され、指の形からフレーズのとり方、などなど
事細かにやり直しさせられ、とても苦労しました。
けれども、その先生のおかげで今の私があるわけで、厳しく指導してくださったからこそ、
音楽の内容まで理解して演奏したり、指導したりできるようになったので、
その時はとても苦しかったけれど、今となってはとても感謝しています。
と、前置きがかなり長くなってしまいましたが、ピアノを習いに来られる方の
ご父兄のほとんどの方は「趣味で結構ですから」と、おっしゃるのですが
趣味だろうがプロになろうが、基礎になる部分はとてもとても大切な事で
指の形、音符の読み方、リズムのとり方・・・教えなくてはならないことが
山ほどあって、指導者としてはかなりのエネルギーを要するのです。
そして、私のように遠回りをしてしてほしくはないし、ただでさえ忙しい
子供達に少しでも効率の良いレッスンをしてあげたいと思っています。

                            2002年11月15日


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