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と、寅吉じいさんは言う。
毎日が退屈だったぼくは、ある計画をたてた…


ほんのり温かい児童文学。
(【ユタ】は沖縄の霊能者ではなく、【勇太】という主人公の少年のこと。)

東北にある湯ノ花村。分教場へ転校してきた六年生のユタ。
思うように馴染めず、友達もなかなか出来ない。
なぜか、授業中には眠くてたまらない。
この村の春風には眠り薬がまじっているんじゃないか。
(こんな発想がとてもかわいい)

そんななか出会った、【座敷わらし】たち。
リーダー格のペドロ、


彼らが生まれた年は、死んだ年でもある。
それぞれの悲しい生い立ち(という表現は微妙であるが)。

彼らと出会ってから、ユタの身におこったこと。そして別れ・・・

派手さはあまりなく、“ほんわか”オンリーの話ではない。
が、とても読みやすいし、少し経ったらまた覘いてみたくなる。
これも【座敷わらし】の力でしょうか。


それから、この話は劇団四季がミュージカル化しているようです。
(むしろそっちのほうが有名なのかな?)
印象深い不思議な“乗り合いバス”はどうやって表現するのだろう?
ちょっと興味あります。

『ユタと不思議な仲間たち』 三浦哲郎 新潮文庫 (昭和59年9月発行)





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最終更新日  2004年09月09日 23時36分56秒
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