ようこそ、戦略社長ブログへ
ランチェスター経営東京No.1代理店です。
都内で、竹田陽一先生の提唱する経営理論を研究し実践する定期継続勉強会を「戦略社長ジム」という名称でやっています。
戦略の勉強会を通して、中小企業の経営者を応援しています。
「不況はチャンス」と言われますが、『そんなに甘いモンじゃない!』と言われる人もいるでしょう。こんな時こそ、先人の言葉を見るのも一つです。
うちの会員さんに送ったメールですが、皆さんへのエールとしてお送りします。
↓ここから
松下幸之助氏の「不況心得十訓」
と言うものを見つけました。参考になることが多いと思いますので、お送りします。ご査収ください。
1.不況と、いい好況といい人間が作り出したものである。人間それをなくせない、はずはない。
2.不況は、贅肉を取るための注射である。今より健康になるための薬であるから、いたずらにおびえてはならない。
3.不況は物の価値を知るための得難い経験である。
4.不況の時こそ会社発展の千載一遇の好機である。商売は考え方一つ、やり方一つでどうにでもなるものだ。
5.かつてない困難、かつてない不況からは、かつてない革新が生まれる。それは技術における革新、製品開発、販売、宣伝、営業における革新である。そして、かつてない革新からはかつてない飛躍が生まれる。
6.不況、難局こそ何が正しいかを考える好機である。不況の時こそ事を起こすべし。
7.不況の時は素直な心で、お互い不信感を持たず、対処すべき正しい道を求めることである。そのためには一人一人の良心を涵養(※1)しなければならない。
8.不況のときは何が正しいか考え、訴え、改革せよ。
9.不景気になると商品が吟味され、経営が吟味され、経営者が吟味されて、そして事が決せられる。従って非常にいい経営者のもとに人が育っている会社は好況のときは勿論、不況の時にはさらに伸びる。(※2)
10.不景気になっても志さえしっかりと持っておれば、それは人を育てさらに経営の体質を強化する絶好のチャンスである。
注)
※1.【涵養】かん‐よう
水が自然に染み込むように、無理をしないでゆっくりと養い育てること。
※2.9の「不況の時にさらに伸びる」という言葉に、個人的に衝撃を感じます。
ランチェスター経営東京No.1代理店
竹田陽一先生と「地域戦略の原点」対馬で。左が竹田先生で、右が私です。