竹田陽一ランチェスター系講演会・勉強会 東京・西村のNo.1経営ブログ
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皆さん、今年もよろしくお願いします。今年初めてのブログです。先日お客様から経営計画(年間計画)の意見を求められたときに「経営の発展の測定する独自の指標」を持つことが大事だという話をしました。これはこの方はスゴイ経営者なので、話したのですべての企業で必要かどうか別として、ココに彼から来たメールへの返答を上げておきます。(守秘義務に関するところはありませんので安心してください。)↓ここから●「独自の測定する指標」ですが、これは自社の発展を確実に間違いなく知るための数字です。これはビジョナリーカンパニー2と言う本のP165あたりに出てくる話からヒントを得たのですが、そこには「飛躍した企業(ビジョナリーカンパニーになる過程に入っている会社)は、いずれも…『財務指標の分母』と言う形にまとめ上げているのだ。(中略)この点はこう考えるとわかりやすい。自社で『X(特定の指数)当たり利益』(非営利事業なら『X当たりの年間予算』)をたった一つ、基準になる財務指標として、採用し、これを長期にわたって一貫し上昇させていることを目標とする(=している)…」「例えば、ウォルグリーンズ(ドラッグストアー、当時は世界一の利益率だった)は、一店舗当たり利益など、業界で通常使われている財務指標を捨てて、来客当たり利益に焦点を当てるようになった。」(その為に、彼らは半径1マイル以内に9店舗出店し店舗の利益性を上げると共にチェーン全体の収益性を高めることが出来た。)「ウェルズ・ファーゴ(銀行をビジネスにする企業)は、規制緩和、によって銀行業務が価格勝負になる厳しい現実に直視したとき、借り出し一件当たり利益、預金一件当たり利益なとの通常の財務指標がもはや財務実績を向上させるカギにならないことに気付いた。そこで新しい指標として、従業員1人あたりの利益を採用した。(そして、同社は営業網をいち早く、簡素な支店と現金自動受払機(ATM))を中心とするものに変更していった。)」ここでは、あくまで財務的指標になっていますが私は会社の発展を明確に、且つ(バランスが取れ)確実に把握する指標が必要と考えたわけです。一般的に進めるのはBtoCであれば、「イヤリー・バリュー=一年間あたりの売り上げ」のお客様を何人作るか?(客層をふまえ)BtoBであれば、「自社の基幹商品の年間売り上げ額いくらの会社を何社作っているか?」例えば、基幹商品売り上げ5,000万以上の会社が何社あるか。というような感じです。(ビジョナリーカンパニー2よりかなり簡単になりますが)これは独自の指標でそれこそその会社でないと分からないものと考えています。●会社の規模ですが、これはやはり直接管理していくのが、利益性の面でも、機動性の点でも間違いなくイイでしょうね。その当たりの壁が○○さんの業界なら10億なのかも知れません。ただ、管理職(戦術リーダー)を確実に育てられるなら、それ以上、つまり○○さんの業界なら30億を目指してもかまわないと思います。(4階建ての組織)それと、10億位の会社の方が、従業員のダイナミックさがあるような気もしますよね。(大きくするとそれを維持することや会社を大きくすることが目的になるようですね。)つまり、○○さんが今の社員を使ってやっておられることが、マネジャークラスに出来るかがカギでしょうね。もう一つあるんですが、今忘れましたのでまた思い出したら書きます。ただ、これは書かれるいるようにその段階になると分かることもありますので、5億くらいから考えられると言いと思います。でも、その勢いは大事ですね。よろしくお願いします。西村
2009.01.24
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