POEM・CORNER

POEM・CORNER


永久に


寂しく花に頬寄せて 君は眠りぬ永久に

薄紅色の花咲けど 戻らぬ君を偲びつつ

白き墓標に君は只 名残りを今は残すだけ



友よ


春風と共に逝った幼馴染みよ

桜花咲きし季節を待たずに

遥か遠い所へと旅立ちて逝った

さよなら友よ幼き日の思い出を残し

永久の別れと成りし今日の日を我は忘れまじ


平成16年2月28日(記)





秋の風

風に吹かれし花びらが

肩にひらひら舞い落ちる

遠く果て無き旅路の日暮れ

心淋しき一人旅風が横顔遠ざかる


春は遠し旅路の果てにゃ

どうせおい等にゃ春など夢のまた夢

遠い他国の見知らぬ道を

辿る心を誰が知る

どうせこの世を捨てた身にゃ

何が待とおと恐れはせぬが

帰るあて無き淋しさを

誰が知るやら知らぬやら

知って欲しくは無いけれど

せめて向けたいこの足どりを

遠い故郷のあの空へ


青春の路

君と歩いたこの小路いつも寄り添い胸はずませて
語り歩いたこの小路空を見上げりゃ白い雲
遠い遥かな思い出込めて
君と歩んだこの青春の路よ


君の待ってる白樺の林の小路を歩みつつ
僕は急ぐよ小走りに君を探して白樺の
遠い木立に目を遣れば
君が佇む青春の路よ


君と歩いた思い出のこの白樺に憂いあり
君は遠く二度と逢えない遥かな街へ
僕をひとりにしたままで
行って帰らぬ青春の路よ


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