いっちゃんねる 日々つれづれ

いっちゃんねる 日々つれづれ

入園までの道のり~2歳10ヶ月から



「いっちゃんねる」が2歳10ヶ月から3歳6ヶ月(現在)までの出来事です。

保育園に入園させたい母の思いと行動が主に綴られています。




2歳10ヶ月…来年春、年少さんになる。
それまで彼と歩んでいく軌跡をほんのわづか残したいと思う。

昨年度、乳児組での保育園(所)、幼稚園などへの入園は見送った。
理由として、行政が難色を示した事が最大の原因になるかと思う。
医療的ケアがあっては…と門前払いに等しかった。
まだ乳児さんなので急いで集団に入れる必要性もなかったので
今は母子通園に通っている。

年度が変わり、保育所もそろそろ落ち着いたかな…という6月のはじめ、
保育所に直談判、というわけでもないけれど、入所を希望しているということを話しに行く。
公立の保育所なので開放保育日などはなく、先生のお手隙の時間…つまり
お昼寝の時間に合わせてお邪魔した。

電話では障碍があることと、名前と年齢しか言っていなかったけれど、
対応してくれた所長先生は私たち親子が母子通園施設に通っていることを知っていらした。
母子通園の園長先生は…会う機会があればそれとなくお話をしておくと言っていたから、
きっとそういう機会があったのだろうと思う。

本人の言葉の不明瞭さは捨てきれないが、接していくうちに分かっていくと見たようだ。
特にコミュニケーション能力がないわけではないと、社交性もあると。
おもちゃで遊んでいる様子をうかがい、出された麦茶を飲む様子をうかがい、
園庭を走り回る様子をうかがい…

保育所側は…何とも言わない。預ける(入園させる)としたら働けるか?と問う。
ケアの重要性を認識していない。ケアの重要性をちょっと押して言ってみた。
保育士で出来るか、否か。詰まった話はやめておいた。
行政にかかったら首を横に振るだろう。そんな印象だった。

入園するかしないかは別として、また遊びに、今度はみんなが遊んでいる時間に、おいでと言った所長先生…
それは本音なのだろうか、ふと思った。


6月の上旬、「担当者会議」というのが行われる。
何の担当者か、というと、通園施設の園長(行政からの出向)と保育士、
福祉センターの障害児支援担当者、福祉課などの障害児担当会議である。
多かれ少なかれ、いっちゃんねるの事が話されるであろう。

今回の保育所訪問で、私の思いは大体の道に通じたはず。
入所まであと残り9ヶ月…
行政がどう出るか…。(6月6日 記)





さて、前述した「担当者会議」の内容について、通園施設の園長から伝わってきた事を大まかに記す事にする。

病名、症状、生活の様子など細かなことはすべて通園施設での聞き取り調査に基づいて伝えた。
来春から小集団に入ることを希望し、特に地域の保育所入所を希望している。
現状で母親が仕事を持つことは不可能である。医療行為が関わるため緊急の場合の備え、
近くに待機する形で特例として入所を認めてもらえるか検討していただきたい。

と言うことで、もっと細かく言うと、週に3日程度、
はじめは1時間程度から慣らして午前の保育で帰宅すること。
その間、母親は隣接の公民館で待機させてもらいたいこと。
私の希望をそのまんま、伝えてくれたらしい。

伝えてくれたはいいが、実際どこまで伝わったか…
正直、全く知らない人が話だけを聞いて報告書を作成できるのか…
疑問もたくさんあったけれど、精一杯
我が子のために努めてくださった園長先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
(6月8日記)




いっちゃんねるの担当者…仮に「山中さん」としましょう。
彼がどれだけの報告書と作ったかは私の知るところではないのですが、
その報告書を受け取る上司、…仮に「長谷川さん」は障害児には理解のあるお方だそうで…。

昨日の今日だと言うのに通園施設に山中さんからお電話がありました。
ちょうどお昼ご飯を済ませた後で、ゆったりとした時間を過ごしている時でした。
電話に出た保育士が、「園長先生、山中さんからです」とおっしゃったので、
もしや…暗雲か…と思いました。
園長は子機を持って事務室に行ってしまったので、どんなやり取りがあったのかは分かりませんが…
しばらくして園長が私のもとにやってきて、(保育所入所に関して)
検討してくださる方向に行きそうだとおっしゃいました。

まさか、本当にいっちゃんねるに関する事だとは思わなかったので、
驚きとともに嬉しくなりました
こうなったらどこまでだって押し通したい気持ちでいっぱいです。
ボクモ、ホイクエンイク!と保育所への期待は大きくなりつつあるいっちゃんねる。
本当に保育所に通える日がくる事を願って―  (6月9日 記)




【直談判】

あれからひと月が経ち…この1ヶ月は体調を崩し、
健康面で優れなかったので通園は休みがちでした。

さて、役所に直接掛け合ってきました。
対応してくれたのは↑でも書いてある『山中さん』でした。

「通園施設の園長先生からお話を窺っています。保育園の入園に関して、ですね……
市内の保育園にいろいろな障碍のあるお子さんを受け入れている、
確か専門の看護士さんがいると保育園があったと思うんですが…
何ていったかな…さくら、じゃなかった、すずらん、だったかな…
調べておきます…
…で、専門の看護士がいれば、就労可能なわけですよね、待機する必要もない、
それなら特に地域に拘らず、専門家のいる保育園で、
というお考えにはならないですか?
ほかに、幼稚園とかは考えていらっしゃらないのですか…

予想に反して、何とも歯切れの悪い様子。
一両日中に連絡をくださいといっておきました。(7月8日)




↑の件で役所から電話があったのは週明けの月曜日でした。
しかも担当の『山中さん』の上司の『長谷川さん』からでした。
長谷川さんは、【気切を閉じないと保育所の入所は難しい】と
キッパリとおっしゃいました。看護師のいる保育園は「ない」と。

山中さんと長谷川さんの言っている内容がかみ合っていない事に気がつきました。
長谷川さんのようにキッパリ言ってくるなら切り崩しも考えられるけれど、
山中さんのようにどっちつかずだと本当に困ってしまう。

だ、か、ら、私が待機するから、保育所、通わせてよ!!

分かっちゃいるけど、あまりに悔しいので、
「看護士はつけられないのですか!?」と尋ねてみました。
即答はしないのが行政です。
「検討して、また改めてご連絡いたします。」だってさ。
笑っちゃうよね。どうせ無理なんでしょ。

だ~か~ら~、私が待機するって言ってんじゃないのよ!!
それすら認めてくれないっての?!

 (7月11日 記)



すっかり秋めいてしまい、いよいよ入所受付が迫りました。
第一希望はすでに自宅から一番近い保育所に決めています。
第二希望を書くか否か…
書いたところで行政がOKを出さない限り、どこにも通えないのが現状です。

あれから何度か役所に問い合わせてみたものの、不利な状況は変わらない。
とにかく、保育所入所は「措置」なので、母親が待機するという条件がのめないらしい。
ならば、嘘でも何でも、就労証明書(内定)を手に入れる必要がある。

診断書も意見書も、必要な書類は専門機関から受け取っている。
母子通園施設からも、園長先生が我が子の状態を書いてくださった。
着々と準備を進めています。

(9月26日 記)



入所申し込み書類を受け取りに、役所へ出向きました。
あいかわらず無愛想で、あくまでも事務的な女性。
この人に、何度嫌な言葉を吐き捨てられてきたことか。
「虚弱児は」「保育に耐えられない」「障害の程度」
平気でそういう言葉を並べる。
「あなたのお子さんのために看護士をつけるわけには行きません」
…ってあなたに看護士つけてくれって、言った覚えも、つもりもないのに。
我が子がどんな子供なのか、見たこともないくせに。

何にしてもやるだけのことはやっておきたいし、
後悔だけはしたくないので、
入所申込書類一式をもらい、さっさと帰宅した。

受付日まであと2週間。
第二希望をどこにするか…いまだ決めかねている。
          (10月7日 記)




就労証明書(内定)をいただいてきた。
もちろんその予定は限りなく0に近い。
それでも入所に少しでも有利になれば…と思ったからで
それが汚かろうが何だろうが、入所させたい…私。

半ば意地になってるのか…
(そうとられても仕方がない。実際のところ意地だけでここまでやって来た)
補聴器の扱い方などを画像入りで記したサポートブックも出来上がった。

第二希望は2番目に近い保育所にした。

書類はすべて揃った。
点数化していくも…この点数で入れないという状況があるのか…
と思うくらいの点数だ。
どちらにしても可か否か、判断するのは役所なのだ。
         (10月17日 記)



【入所申し込み】

役所から指定された日時に、第一希望(家から一番近く、小学校へ多くの友だちがそのまま就学する)
の保育所に入所申し込みの書類一式を持っていく。
特別扱いではなく、私たちの自治体では、第一希望の保育園(所)に
子供を連れて申し込みに行くというのがスタイルらしい。
そこで面接する、というわけではないのだけれど、子どもを見ながら少々の会話をし、様子を見た。

園長先生は、私に決定権がないので、何ともいえませんが、
十分に検討し12月中には通知が行くでしょう、と言われました。

(10月半ば過ぎの吉日。)



【内諾通知が届かないまま…】

12月末になっても一向に保育所入所に関する通知(内諾書か不承諾書)が届きません。
痺れを切らして役所に電話しました。役所は事務処理が遅れている、と言い残して、
入所の可否をはっきり言いませんでした。

もう…幼稚園に入園する方向で考えていった方がいいと思った12月27日。
保育所から面接に来て欲しい、と電話が入りました。
年明けすぐにアポをとり、未だ進路が決まらない不安でいっぱいの年越しになりました。




【年が明けて…面接】

保育所の面接…園長先生がまず、入所の方向で話し合っていきたいとおっしゃいました。

誰がどこに移動になるか、誰が担当になるか、
まだ分からないので、できる限りの職員に知っていてもらいたい、
そんな園長先生の計らいで、保育時間中にもかかわらず、
3人の保育士さんが話を聞いて下さいました。

主に、危険なこと、注意すること、生活の様子、
私たちの登園希望などなどを話しました。
それから質疑応答、一つ一つに答えていきました。
これからクリアしていかなければならないこともあるけれど、
細かく理解してもらえたと思っています。

それから、加配の先生を配置できるようにしてくださること、
その先生が決まったら母子通園施設に足を運び、
普段の様子を見てくださるとのことでした。

あとは担当になる先生が決まったら、また足を運んで、もっと詰まった話をすることになります。
保育所が、無理なく受け入れてくれるには親の妥協が必要なんだな、と実感しました。

(2006年1月初めの吉日。)




2006年2月上旬、役所から『入所内諾書』が届きました。
          保育所側から『入所内諾書』が届きました。
       下旬、保育所側から『一日入所のお知らせ』が届きました。
     3月上旬、一日入所に行きました。体操服の注文や用意するものなど事務的に行いました。
       中旬、役所から『入所決定通知』が届きました。







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