真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2014年08月14日
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実は、同日の午前一時頃には、「ボガスキョイ」という聞いたことのない言葉が脳裏に何度も浮かんできたので、これはメッセージかも・・・ということで検索してみると、現在のトルコの都市名と分かり、さらにこの「ボガスキョイ」を調べていくと、その都市は古代では「製鉄の民」と聞こえたヒッタイトの王国の首都「ハット・ウサ」であることが分かった。

どうやら「宇佐神宮」とは、ヒッタイトの拠点という意味合いで、また「宇佐八幡宮」の語源たる「ウシャ・ハティム・アン」とは、「ヒッタイトの北極星(天神アン)を祀る社」となるようである。ヒッタイト特有の技術とされた「製鉄」の素材である鉄鋼石は、その掘り当てた鉱脈が磁気を帯びることから自ずと南北に延びるため、製鉄の民は北方の天空に輝く「北極星」が信仰の対象になるようだ。

当日未明に、そんな下調べをしてから、当山7合目の駐車場より雨合羽を着用して登ることに・・・。そして、9合目に鎮座する「大元神社(宇佐神宮の奥宮)」の社殿から、山頂部に向かう奥宮と書かれた鳥居を撮影した画像が上である。


つい先日の8月07日の日記「ついに「米神山」の磐座へ(1)」⇒ リンク で紹介した書籍の著者によると、この御許山の山頂部(禁足地)にある三つの大きな磐座が据えられたのは、紀元前2250年(今から4264年前)と計算できるそうだ。

また同書籍に、宇佐地方の測量標準基点となる「こしき石」は、紀元前2300年に米神山の西麓に設置されたと記述され、その50年後に御許山の山頂に磐座が設置されたと考えると、実に感慨深いものがある。

宇佐神宮に祀られる古い地主神は、筑紫の宇佐嶋(宇佐の御許山)に天降られたと伝わる「比売大神」、すなわち多岐津姫命(たぎつひめのみこと)・市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)・多紀理姫命(たぎりひめのみこと)の三女神とされ、御許山の山頂にある三基の磐座を三女神が降臨された聖地としてきた。

その「三女神」といえば、福岡県宗像市に鎮座する「宗像三女神」が有名だが、上記の天体運行と磐座の相互関係に詳しい研究家によると、どうやら「三女神」の大元は宇佐地方であり、宇佐から安心院→日田→英彦山→六ヶ岳→高宮(宗像大社)のルートで、「宗像海人族」の彷徨の跡を辿れるそうだ。




台風11号の進路や風向き等もあったことから、今回の宇佐神宮への参拝は、まず神体山である御許山の山頂部にある大元神社に参拝、そしてその後に豊前国一の宮「宇佐神宮」(八幡様の総本宮)に参拝させていただく順序となった。

そして、いよいよ「宮島」から「宇佐」に続いた「トヨ(イチキシマヒメ)」の道は、今月末の「宗像大社」への参拝で一段落を迎えるのであろう。どうやら今回の一連の動きは、あらかじめ引かれた見えないレールの上を、あたかも歩いているかのようにも感じる今日この頃である。

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最終更新日  2014年08月14日 23時35分08秒


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