真理探究と歴史探訪

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2024年06月08日
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(※)ここで〈シリウス方位〉とは、 「冬至」を新年とした古代の聖地において、「冬至」の深夜12時に南面すると、夜空で最も明るい星「シリウス」が昇る” 真南から20度ほど東に振れた 方位”のことをいう。

上の地図には(アバウトではあるが)、〔青色マーカー〕で”フォッサマグナ”の「糸魚川ー静岡構造線」を示したのだが、”戸隠山”と”富士山”を繋ぐ〈シリウス方位〉と青色の”フォッサマグナ”が示す方向性に関連性が見出せるだけでなく、過去の日記(以下の関連記事)で”富士山”を「シリウスA」の投影地とする捉え方とも重なってくるところが興味深い。

☆関連記事・・・​ 日本列島”岩戸開き”の様相(1)

加えて、〔赤色マーカー〕で三河湾方面から諏訪湖へと続く「中央構造線」を描いたわけだが、その諏訪湖からは見えない構造線の行く先が「戸隠山」に向かっているところが面白い。

というのは、この赤色の「中央構造線」が走る列島の西方へ、紀伊半島の伊勢から四国・九州と至るのだが、その中央構造線上の宮崎県高千穂に鎮座する「天岩戸神社」の語り部が伝える神話物語の後段に・・・その閉じていた〔岩戸〕を開けた「手力男(タヂカラオ)命」は、その剛力により〔岩戸〕を長野県の”戸隠山”へ投げ飛ばした・・・とあることだ。

つまり、「中央構造線」の西方にある”高千穂”から投げ飛ばされた〔岩戸〕は、地図上に長野県の諏訪湖まで描いた赤色の「中央構造線」の、さらに見えない延長線上の”戸隠山”に到達したと読み取ることができ、さらにこの「天岩戸神社」の伝承する神話物語は、言わば日本列島を貫いている「中央構造線」と”フォッサマグナ”の「糸魚川ー静岡構造線」の、二つの構造線の関連性を類推できるところが興味深い。


さて地図の左下に、長野県”「阿智村」の智里地区”を楕円で囲み、その地区と”戸隠山”を紫色の直線で結んでいるが、今の私には阿智村に鎮座する「思兼(オモイカネ)命」を祀る主要三社の御神域が天体の「ヒアデス星団」(おうし座の散開星団)に、そして「オモイカネ」の御子神「タヂカラオ」を主祭神として祀る「戸隠神社(奥社)」の御神域が「エルナト」(おうし座のβ星)に観えている。

つまり、”おうし座”を象徴する〔牡牛の頭部〕(ヒアデス星団)から、”ぎょしゃ座”の左下の星(エルナト)に向かって伸びる一方の〔牡牛の角〕を直線で描いたものが、地図上で”阿智村”から”戸隠山”に引いた紫色の直線というわけである。



(つづく)





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最終更新日  2024年06月08日 16時01分55秒


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