KUROうさぎの『コンサートを聴いて』

KUROうさぎの『コンサートを聴いて』

2019.11.17
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カテゴリ: オペラ


入場料:4,860円(D席4階2列)

【主催】新国立劇場

2019/2020シーズン
オペラ「ドン・パスクワーレ」
ドニゼッティ作曲

全3幕(イタリア語上演/日本語及び英語字幕付)
会場:新国立劇場オペラパレス



指 揮 :コッラード・ロヴァーリス
演 出 :ステファノ・ヴィツィオーリ
美 術 :スザンナ・ロッシ・ヨスト
衣 裳 :ロベルタ・グイディ・ディ・バーニョ
照 明 :フランコ・マッリ
演出助手:ロレンツォ・ネンチーニ
合唱指揮:三澤洋史
合 唱 :新国立劇場合唱団
管弦楽 :東京フィルハーモニー交響楽団

出演:
ドン・パスクワーレ:ロベルト・スカンディウッツィ
マラテスタ:ビアジオ・ピッツーティ
エルネスト:マキシム・ミロノフ
ノリーナ :ニエル・ドゥ・ニース→ハスミック・トロシャン
公証人  :千葉裕一


感想:
 ドニゼッティ作品の中で日本で比較的上演回数が少ない作品、新国立劇場初登場。当方は3年前にびわ湖ホールで聞いて以来となり、ようやく秋らしくなった空の下、初台まで出かけた。

 演出は、イタリアはじめ世界の劇場で上演されたステファノ・ヴィツィオーリのものを持って来たもの。今回1,2幕は連続で上演されたが、新国立の舞台装置を活かし、左右に別れた舞台装置を回転させ、屋敷室内、屋敷外、庭を瞬時に切り替える。原作通りの時代設定で、18世紀から19世紀にかけてのフランス第1帝政の衣装設定とのこと。
 3幕の結婚式の準備では、舞台左右一杯に調理用テーブルを並ばせ、大勢で料理をしている場面は、スピーディな展開に驚かされた。

 歌手はタイトルロールはじめ、役にピッタリの歌声。重唱でのバランスも良い。3幕のパスクワーレとマラテスタとのすごい早口の応酬はピッタリで客席から拍手喝采。皆さん演技、表情も素晴らしく、場面に合わせて歌声も変えて、オペラ・ブッファの楽しさを十分に伝えていた。特に当初のノリーナ役ニエル・ドゥ・ニースから代わったハスミック・トロシャンは、最近欧州の劇場で主役を歌っており、今回の役にピッタリの容姿で、装飾音符満載のアリアをキッチリと歌っていた。エルネスト役マキシム・ミロノフは、びわ湖ホールで聞いたシラクーザと比較すると声量が少々物足りないが、高音まで声が届き、色男でこれまた役にピッタリ。
 合唱もいつもの様に完璧だった。

 演出、歌手、演奏が揃うと、こんなにもオペラが楽しいことを再認識出来た公演だった。

End





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最終更新日  2019.11.19 21:39:42
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