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遅くなりましたが、お知らせですムトベ電機のHPでも紹介していますが、春バージョンを通販中です!今回の春で季節一回りということで、キレもよく…ムトベ電機のシリーズは終了することになりました。悩みつつ書いた初めのお話が、予想外に気に入り…1年間他の皆さまと一緒に頑張ってきましたが、とうとう終了。私なんかは、文章出すだけというスタンスで参加していましたのでわかりませんが、まとめていた方々は本当に大変だったことでしょう。お疲れ様でした。今回の春のお話は、「温泉旅行に行きたい」という発言により、慰安旅行で温泉へ行ったお話です。私のお話はそんなにエロくないかなー…。けど、1年前より成長したキャラをかけて満足でしたそういえば、初回本には目次に書き手の名前が入ってなかったそうで…。訂正が公式に載ってますので、もしよかったら確認してください。
2010年03月23日
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ももいろ倶楽部にようこそ(1)あらすじ高校生の宗明(そうめい)は兄の有真(ゆうしん)と二人暮らし。兄の留守に18禁ゲームをというつもりが、うっかりBLの18禁ゲームを起動してしまった!しかも、なぜかゲームキャラが実体化し、宗明は彼らと男五人で同居するハメに!!だれかを選んで、ももいろライフに突入できるのか!!?えっちーのエッチなももいろ攻略法スタート!! 最近、BLコミックを衝動買いすることが多いです。そして、惨敗……。どうやら、小説が主流で読んでいたので、コミックの短さにガッカリするようです。が、連続物は買うまいっと思っていたのに、うっかり1巻を買ってしまいました。全然気付かなかったんですですがこれが意外と面白かった!絵も可愛いんですが、ストーリーも笑えます!まぁ、BLゲームみたいな感じで、ちょっと抵抗があるんですが。乙女ゲームもBLゲームも、あまりしなくなりましたが、嫌いじゃないです。けど、それが漫画や小説になると、ちょっと…だってお気に入りのキャラと結ばれない話だったらどうするんですか?!ゲームだったら、また新しく初めて、次のキャラ攻略~とかできるのに。。。小説や漫画で、「この人と結ばれるのが結末です」と示されると、すっごい抵抗ある。紹介した本は、主人公と結ばれそうな人がたくさんいます。瑠璃:ゲームの案内人アーヴィン:自称執事(笑)ライナス:煙突掃除人(小さくて可愛いかと思ったら、攻受どっちも選択可能!)藤○(名前忘れたー):優等生タイプ(というか、そっくりな友達が現実にいるw)の4人がゲームから出てきてしまったキャラ。有真:主人公を溺愛してる兄(主人公もブラコン)社長!(リアル)藤○:優等生な友人の2人がリアルな存在。攻略6人できますよ?(笑)隠れキャラで、1コマだけ出てきた兄の秘書とか……?いやー、ホントBLゲームですよ、コレゲームが出たら、買っちゃいそう。出るかなー、出ないかなぁ。出ると嬉しいんだけど!逆に、この本は…。どこに落ち着くのか結構怖いなぁ。主人公が攻受どっちもイケそうな感じで書かれてるし。お兄ちゃんとか、私は好きだからそっちでもいいけどー。とにかく、面白かったです!興味がある方は是非~。
2010年02月02日
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願い事 (ショタカフェシリーズ)をアップしました!なんか久々にこの子たちを書いたら、イマイチまとまらず…。結局書きやすい奏と彩の小悪魔組に自称常識人の椎名という、無難なまとまりになりました!例のお正月の行事の報告会…になる予定だったのに!「未」な子が多いので、こんかカンジに…。願い事が叶う日は……どうだろ、こないかもしれません。いつか、彩発案祐輔監修のソレのお話も書きたいなー。書きたいことはあるのに、なかなか文章がまとまってくれない><力のなさを感じます
2010年01月22日
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豊川稲荷にお参りに行ってきました!元旦に近所の神社に家族で行くので、初詣というわけじゃないのですが…。でも、初おみくじ!成人式だし、きっと混んでるよね、と去年は断念した豊川稲荷。けど、友達の仕事の都合でどうしてもこの日しか行けないらしい…。今年は人ごみ覚悟で行きました!行ったことがある母に言わせると「この時期に行かないと、人がいなくてお土産屋とか寂しいよ?」……まさか~。有名な神社なんだから、寂しいってことは……ない、よね?昨日はもちろん、露店も出て人も多く、賑やかでした!市営の駐車場に止めたので、駐車場待ちすることもなくスムーズに参拝してきました。お稲荷さんって初めていったのですが…… 稲荷神社 、ですよね???神社ってことは、参拝は2礼2拍手1礼ですよね?!手を叩く人がいなくて、どうしたらいいのかわからず、とりあえず拝んできました!!ま、要は心ですから!お狐様、どうぞよろしく。。。そうそう、初おみくじは……「半吉」半吉………って初めて聞いたよっ。吉の次くらいのおみくじらしいけど、あんまりいいこと書いてなかった~一緒に行った友達も半吉だったけど、友達の方がまだ救いがある言葉の数々でした。待ち人も失せ物も諦め、一年慎んで生きた方がいいらしいデス
2010年01月12日
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ムトベ電機へようこそ 冬 が通販開始になりました~。今回はガッツリエロいですよ!完璧18禁仕様です18歳未満の方はご購入できません。。。なんと言っても、コピー本でありながら64ページという厚さ。読みごたえは十分です。そういえば…ムトベHPでもやってるツイッター。最近テレビで取り上げられるようになりましたよね。(以前からだったのかもしれませんが・笑)このブログの下にもボタンが追加されていたので、ちょこっと登録してみました。が。。。使い方が意味不明!!!!ムトベのなりきりツイッターはなんとかできたのに><あれも楽しいので、是非読んでみてください♪
2010年01月06日
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あけましておめでとうございます。……って、三が日終わってるから、もう遅い?(笑)今年こそは、と思ってることがいくつもあります。書きかけのお話を上げることとか~。修正中のお話を完成させることとか~。……毎年言ってる、というツッコミは聞きませーん。あと、今年はちゃんと友達のプレゼントを送ろう!と思います。去年一年休んでしまったのでダメですねー、年々ずるくなってしまって。一日がもうちょっと長かったら、いろいろやりたいことがあるのに…。そうそう、去年の年末は大変でした28日に体調が悪かったんですが、どうしても会社へ行かないといけなくて。会社で吐きつつ仕事したせいで、29.30日とほぼ寝込んでました。なので、大掃除もままならず。おせちは、年に一回のことだし!と頑張って31日に作りましたが。あと、パソコン買いました完全なる衝動買いそろそろ欲しいな~とは思ってましたが、今使ってる古いのが壊れたわけでもなく。。。2日に大変な思いをして初売りで買ってきたにもかかわらず、開けてません!買って満足!!!!…今度の大安の日にでも開けます。
2010年01月05日
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雇用保険!!!!雇用保険、いつから料率変わったんですか?え、今年の4月から?!…間違えて計算してたよ……。てか、いつ通知が?!とハローワークに聞くと、各会社に通知はしません。へぇ………どこで改正されたことを知れと?HPか新聞を見てください。仕事しろよ!!!とハローワークの職員に言いたかったです。4月から改正前の料率で計算されていたので、これは修正しないといけないか…と計算しました。心の隅で「きっと誰もわかってない」と囁く悪魔がいましたが、さすがにお金のことはキッチリしないとと12月の給料で修正をかけました。給料もらうだけのときは「保険料が間違っているかも」なんて思いもしませんでしたね。でも、人が計算しているものなので間違いはあります!!計算して確認した方がいいですよ?(笑)そんなことや、賞与の確定が遅かったのもあって、年末調整がギリギリでした。さっきようやく金額が確定したところ。忙しいとつい、他のことしたくなりますよね。。。こんな風に久しぶりにブログ書いてみたり!今年のお仕事は28日まで。あともうちょっと頑張ります。
2009年12月24日
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いとしい悪魔あらすじ「かわいい悪魔」続編登場!! 同じ大学に進学した二人だが、学部が違うため、すれ違いの日々。 秋吉は同じ学部の男に誘われて!?まさに傍若無人を絵に描いたような楓太。見ていていっそ、清々しいです乱暴で人の話を聞いてくれない感じですが、でも秋吉のことは好きなんだなーとわかって甘々スキの私にも大満足のお話でした!前作「かわいい悪魔」のときもそうでしたが、わかりにくい楓太の優しさについにやけてしまいます久々に自信をもってオススメできる一冊でした!気になった方は、是非読んでみてください。しかも、この本半分は楓太の兄弟のお話が収録してあります。長男・雷太、次男・翔太がホントいい味出してますよ~♪翔太が変態チックに楓太の幼馴染ひさしを狙ってる姿に笑えるし、なにより―――雷太がまさか!! って感じのお話も(笑)最後の2Pの「雷ちゃんのなぞ」が個人的にツボでした最後のページをめくって大爆笑です!この二人の兄弟のお話も、続きがあるといいのにな~~~~。余談ですが、ついうっかり発売日を逃したら、近所の書店から消えてた!!数冊しか入荷しなかったのか、入荷ゼロだったのか…。もうちょっと売れ筋押さえていれてよね、といいたくなるくらい、いつも人気の商品が売り切れてしまうのです。そして棚には、ずっと前から売れ残ってるね…という本ばかり。それを見るたびに思う。本屋の店員になりたい!!!そしたら好きな本を入荷し放題~♪前作かわいい悪魔(1)
2009年12月02日
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「恋愛の意味がわからん」 隣の席に座る友人の弥智から吐き出される、甘ったるい惚気話を聞き流していた俺は、ポツリと呟いてしまった。 弥智のノロケは長い。長い上に不毛だ。きっと、1ヶ月後には愚痴を聞かされ、そのまた1ヶ月後には違う恋人の惚気を聞かされることになる。 だから俺も、弥智を挟んでその隣に座る友人の光圀も、酒を飲みながら適当に聞き流すのが習慣になっている。 それなのに、なんでこんなにコイツは幸せそうなんだ? と思ったら、ついさっきの言葉が口をついて出てしまった。 弥智が惚気をピタリと止め、信じられないという驚愕の表情で聞き返した。「………意味?」 光圀は、涼やかな目に面白そうな色をたたえていた。「あぁ、なぜ恋愛しなければならないのか、サッパリわからん。結婚なら、一応納得できるんだがな。結婚すれば、家賃も光熱費も半分で済む。いや、女性は養ってもらえるからタダになるのか…」 その分家事をするという新たな仕事が付加される。それはどちらが得なんだろうか、真剣に悩んでいると、立ち直った友人が叫んだ。「間違ってる。激しく間違ってるぞ、お前!」 恋愛体質の弥智には、我慢できない発言だったらしい。わざわざ持っていた酒をテーブルに戻してまで、俺の肩を掴んだ。「そんな味気ない理由で結婚するわけないだろ?!」 ラブに決まってんだろー! と酔いに任せて大声で叫ぶ友人に困惑しながら、肩に置かれた手を外す。 希望を言えば、一つ席をずらして他人のふりをしてしまいたいところだが、いまさらそれは無理だった。 年下の顔見知りのマスターが苦笑しているのを見て、軽く頭を下げて謝った。 しかし、そんな俺の配慮も無駄にするように、白熱した弥智がさらに叫んだ。「好きなら一緒にいたいと思うだろ!!」「…一緒にいてどうするんだ?」「そりゃ遊びに行ったり、映画見たり」「一人でも十分楽しめる」「あとは、抱き合ったり?」「なぜ?」「―――愛しいと思ったら抱きたいだろっ」 そう言われて以前恋人がいた時代のことを思い出すが、そんな熱い感情はなかったような気がした。そもそも、流されるままに付き合うことが多く、恋愛に向いていないと自覚してからは恋人を作るのも面倒になった。 返事をせずに、グラスに残っていたウィスキーを呷った。 氷が解けて随分と薄くなっている。それが、まるで自分の感情のようだと思うと、自嘲の笑みが浮かぶ。「性欲ないのか、お前はっ」「性欲を満たすだけに付き合うなら、何も恋愛しなくてもいいだろ?」 ぐ、と弥智が言葉を詰まらせる。 世の中には『セッ クスフレンド』なる即物的かつ画期的な言葉もあるくらいだ。「まぁ、それも面倒だけど」「枯れてる…、35にしてもう老人か!」 俺と弥智とのやり取りを無言で聞いていた光圀が、とうとう噴き出した。「北威は枯れてるんじゃないよ」 じゃぁ、なんだよ? という俺と弥智の視線を受け止めて、光圀はゆったりと笑って一言。「ロマンチストなんだよ」 ろまんちすと。 似合わない単語に、俺も弥智も顔を見合わせた後、その言葉を聞かなかったことにした。 無視された自分の発言を心外だとばかりに、眉を上げるがそれ以上「北威ロマンチスト説」を押そうとしなかった。「とにかく、―――恋愛に意味なんて求めるな」 追求されても答えられない弥智が、そう言ってこの話題を締めくくった。 そうか、やっぱり恋愛に意味なんてないんだな…。※ ※ ※男3人が寄り集まってワイワイと騒ぐのを書くのは結構スキ。無駄話ばかり書いて、脱線しまくり…なんてこともよくあるな~。つい冒頭が浮かんだので書いたこのお話は、続きます!北威のお話から、きっちり3人書いてやろうじゃないの!! と、奮起したのは実はお誕生日だから。………私の。一つ大きくなった記念に、きっちりかっちり書きあげてやろうと気合を入れました。が、楽風呂のムトデンのSSが先♪北威のお話はそこそこプロットが立っているので、そのうちきっと更新します!
2009年11月26日
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本編「1文字足りない」・芝東眞…明るく元気な家電担当者。京介とは義兄弟。 ずーっと前から京介を狙い、弟とう立場を利用して甘え倒して独占してきた。・瀬良京介…無表情で世話好きな家電担当者。天然でニブイ。 東眞の世話をすることを生きがいとしている。 「小人になったら、東眞の部屋に住める」という願望を抱いていた。 寝起きがよくない東眞は、何度かまばたきをして状況を把握しようとした。 しかし、どう考えてもよくわからない。目の前にあるのは一体何なのだろう? と目を細めて焦点を合わせようとした。 近すぎてぼやけてしまうが、それは人の形をしているように見えた。「東眞、眠い?」 それはさらに近付き、目にかかっている髪を持ち上げた。 そう、持ち上げたのだ。「よいしょ」という掛け声とともに、両手で髪の毛を。 細めていた目が、驚きに見開かれる。そのまん丸の目の前に、小さな手が差し出された。 小さな…といっても子供のように『小さな』という意味ではない。本当に小さくて、そう―――まるで小人サイズの手だった。「トリックオアトリート」 枕のすぐ横に立った小さなそれは、東眞にそう言った。 あぁ、ハロウィンのお決まりの文句だ、と言葉の意味はちゃんとわかる。しかし、東眞はまだ事態が飲み込めず、茫然としていた。「あ、近すぎると見えないんだっけ?」 小人はそう言って2、3歩後ろに下がった。 その距離に納得したのか、うん、とひとつ頷くと、さっきと同じポーズをした。「今日ハロウィンなんだ。だから、『トリックオアトリート』!」「………」 2度目にも反応しない東眞に、その小人はキュッと眉を寄せた。 不機嫌になったときのクセ。 そんなクセまでそっくりな小人は―――どうみても、東眞の兄であり恋人になった京介だった。「お菓子くれないなら、悪戯しちゃうよ?」 寝起きで予想を超えた事態に東眞の頭は、未だに動いてくれない。何も言えない東眞に、ちび京介が再び近寄ってきた。何をするのかと茫然と見ていると、東眞の鼻の頭に、ちび京介がちゅっと口づける。 か、可愛いっ。 がばっとベッドから飛び起きた東眞は、叫びそうな口を片手で押えた。「う、わぁっ」 ベッドが振動し、立っていたちび京介はバランスが取れなくて、シーツの上に倒れこんでしまった。「京介さんっ」 慌てて拾いあげると、手の中にちんまりと納まった。 改めて見ると本当に小さい。身長が16、7センチほどだろうか。10分の1サイズに縮小されてしまったようだ。「びっくりした」「あぁ、ホントにびっくり……」 京介があの願いを叶えて小人になってしまうなんて。「東眞?」 黙り込んだ東眞を心配して、手の中のチビ京介が両手を伸ばしてくる。「どっか痛い? 具合悪い?」 心配に顔を曇らせるチビ京介の可愛さに、東眞の口元は緩みっぱなしになってしまう。「いたずら、さっきので終り?」「そ…うだよ。ダメ?」「じゃ、お返し『トリックオアトリート』」「え?」 まさか言い返されるとは思わなかったんだろう。手のひらの上で、きょとんと東眞を見上げる。「お菓子くれないと悪戯しちゃうぞ」「あ…、待って!」 ちび京介は手から飛び降りると、ベッドサイドに走って行った。途中、足元の柔らかさやシーツのしわに足を取られてよろよろと転びそうになる様も可愛らしい。 ちび京介は辿り着いたベッドサイドのチェストから、何かを引っ張り出した。「はい、お菓子!」 取り出したのは、赤いマントに黄色い顔。 見慣れたそれは、今日子供たちに配りまくった、我らが『ムトデンくん』のクッキーだった。 よいしょ、とまた掛け声をかけながら、ちび京介はムトデンくんを立てた。 ほぼ同じ大きさのムトデンくんクッキーの横に並んで、どこか誇らしげな顔をするちび京介を可愛いと思いつつ、東眞は少しガッカリした。 どんな悪戯しようか、と思っていたのに、まさかお菓子が用意してあるとは思わなかった。 こっそりため息をつく東眞に向かって、ちび京介はムトデンくんクッキーを持ち上げて差し出した。「東眞、あーん」 その一言に、落胆していた東眞は復活した。 邪魔者に乱入されて果たせなかった『あーん』をやってくれるらしい。「あーん」 にやけた顔を隠そうともせず、東眞は大きく口を開けて甘いクッキーを待った。「―――ま、と…ま。東眞っ!」 京介の声にビクッと身体が震えた。「やっと起きた。ハロウィンのイベントで疲れたからって、こんなところで寝ると風邪ひくよ? もうすぐご飯になるから、お風呂でも入ってくれば?」 そう言って覗きこんでくるのは、いつもの『京介』だった。「……夢……か?」 ソファから起き上がって辺りを見回すが、そこは自分の家のリビングだった。ベッドの上をちまちま走っていたはずのちび京介はどこにもいない。 本物が目の前にいるのだから当たり前なのだが、ちょっと残念だったと思わずにはいられなかった。 周囲を見回していた東眞の目が、テーブルに置かれた皿の上に、頭やマントが欠けたムトデンくんクッキーを見つけた。 今日のハロウィンイベントで配ったクッキーの失敗作を引き取ってきたのだ。「………京介さん、『あーん』」 東眞は、大きく口を開けて京介に向ける。 イベント後、「あーんして」と強請り倒して、ようやく頷いてもらえたのに、邪魔者が乱入してきて結局してもらえなかった。 その邪魔者には、今後報復するとして、とりあえず京介に『あーん』してもらわなきゃ納得できない。「だ、だめ…」「どうして? ここなら誰も邪魔しない」「でも、恥ずかしいよ」 よっぽど見られたことが恥ずかしかったのか、眉間にしわを寄せた京介が、首を縦に振ってくれそうな気配はない。 じっと見つめると、赤い顔した京介は居心地悪そうに水色のエプロンを押さえて後ずさった。「ま、まだ…夕飯の用意の途中だから―――」 珍しく東眞の言いたいことがわかったのだろうか。逃げたそうにしている京介に、東眞は「じゃ、黒いエプロンして」と強請った。「っ!!」 真っ赤になった京介は、慌ててキッチンへと逃げてしまった。「ガードが堅くなった気がする…。蘭さんの入れ知恵かな、それとも―――早川が邪魔したせいかな」 ソファにゴロリと寝転びながら、キッチンを眺める。 立ち働く京介の後姿を見ながら、「服が邪魔なんだよなー」と不満げに小さく呟いた。 それが聞こえたのか、ビクッと京介の身体が強張り、ガチャンという何かが割れる音が聞こえた。「京介?!」 東眞は慌ててソファから飛び起きた。 END※ ※ ※ハロウィンストーリー!邪魔されてしまった「あーん」の場面は『ムトベ電機へようこそ~秋~』に収録されてます。通販で是非ゲットしてください!
2009年10月31日
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週末に伊豆旅行に行ってきました!2度目の伊豆。前回は自分の運転で堂ケ島。今回は友達の運転で伊豆高原…付近!特に観光もしなかったので、よく地名がわからないんですよね~。今回は友達の友達に連れられて、行き当たりばったり旅行だったんです。用意周到にここいって~と決めていく私にすれば、考えられない旅行です…。まぁ、第一の目的が「八幡野のきらの里」という宿に泊まりたい!露天付きの部屋がいい!!というものだったので、観光とかは全くするつもりはなかったです。あきらめてましたとも…。しかし!!ナビの使い方くらい覚えてきてくれ…。道は無数にあるし、どこを通りたいとかあるだろう?山梨静岡と言えば、富士山でしょうが!見なくてどうするー!!と言っても、「私雨女なの」と豪語する友達のおかげで、行きは曇り。帰りは雨という最高の天気でしたけど。おかしいな…週間予報では晴れてるはずだったのに。まぁ、いろいろありましたが、第一の目的の宿は最高でした!部屋についてる露天風呂♪手のひらほどある大きなカエルが柱にへばりついているため、じっと緊張しながらの入浴でした(笑)あとは、撮れなかったけど大浴場が種類がいっぱいあって、温泉を満喫しました~。寝湯が最高でしたね。ちょっとぬるめのお湯で、うす暗くしてあって、本当に寝れます!宿全体が田舎の村のようになっていて、うさぎが放し飼いにされていたり、みかんの木が植わっていたり。(1個みかんは取ってみました♪おいしかったかどうかは不明。悪戯で、友達のバックに忍ばせておきました)料理もおいしく、飲み放題のプランで酔っぱらってしまいました!…なので、夜10時からやっている屋台のラーメン屋さんにはいけなかった…。旅行にきたというのに、10時間も睡眠時間をとってしまいましたよ。ゆっくり休めてよかったんですが、遊べなかった!と友達からは不満が次回は露天風呂つきじゃなくてもいいから、安いお部屋でのんびりしたいな~。希望すれば陶芸体験もできるみたい。今度はやってみよう♪
2009年10月28日
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楽風呂シスターズで書かせてもらったムトベ電機のSSです。今度のハロウィンコピ本にちょっぴりつながるお話です♪本編「1文字足りない」・芝東眞…明るく元気な家電担当者。京介とは義兄弟。 ずーっと前から京介を狙い、弟とう立場を利用して甘え倒して独占してきた。・瀬良京介…無表情で世話好きな家電担当者。天然でニブイ。 東眞の世話をすることを生きがいとしている。 (楽風呂参加者さんから、『ムトベ1えろい』という称号をいただきました)・蘭…姉御的存在の携帯担当者。京介とは同僚であり友人であり、よき相談相手。「俺ってやっぱり鈍いのか?」 暇そうにしている友人の蘭を捕まえて、京介はこっそり聞いてみた。「鈍いわね」 大きく頷いてはっきり言い切らてしまい、京介は冷蔵庫にぐったりとへばりついた。肯定されるとわかっていたが、改めて言われるとショックも大きい。「鋭くなるにはどうしたらいいんだろう…」「無理よ。鈍さも含めて『瀬良京介』なんだから」 けなされているのか、慰められているのか微妙なところだ。「まさか、さっきの気にしてるの?」 冷蔵庫の陰から、テレビ売り場を覗く。にこやかに接客する東眞の姿を見て、小さくため息をついた。「………東眞の機嫌、ちょっと悪くなかった?」「そりゃ機嫌も悪くなるわね」 夏の縁日が好評だったせいか、店長は今度の10月31日にハロウィンのイベントをしようと言いだした。しかし、現実主義のマネージャーから「その予算は一体どこから来るんです?」と突っ込まれ、店員で作ったクッキーを配ることになった。 そのクッキーを作る係を蘭と押し付けあっているところに、東眞が通りかかり―――。『芝くんは、瀬良くんが作ったクッキー食べてみたいわよね?』『はいもちろん』 狡猾の蘭の問いに、何も知らず満面の笑みで答える東眞。 その東眞の一言で、京介は敗北したのだった。「芝くん、その場ですぐクッキーもらえるんだと思っていたみたいじゃない。私はそんなつもりなかったんだけど、結果的には騙したような形になっちゃったし」「わざとだったくせに」 京介がボソリと呟くと、蘭が「当然でしょ」とばかりに嫣然と微笑んだ。「蘭の方がお菓子作りは上手いだろ。俺はお菓子なんて年一回しか作らないのに…」「年一回でも作っていれば十分よ。『美味しい』って言ってくれるんでしょう?」「感想を聞いたことない」 そう京介が否定すると、蘭は意外そうな顔をした。「そうなの? 感想なんて求めなくても、芝くんなら絶賛しそうなのに。まぁ、惚れた欲目で正しい評価かどうか微妙なところではあるけどね」 蘭の言葉はまるで、「京介が作ったお菓子はマズイ」と言っているようにも聞こえる。失礼な物言いに、さすがの京介もむっとする。 東眞が感想を言ってくれないのは、別にマズ過ぎてお世辞にも美味しいと言えないからではない。「―――だって、俺からだって言ったことない」 京介が正直にそう告白すると、勘の鋭い蘭にはわかってしまったようだ。呆れた、とばかりの視線が京介の背中にビシビシと突き刺さる。「『年に一回』『名前も言わず』?」 低い声で蘭に確認されて、頬が熱くなってきた。懐いていた冷蔵庫にそこを押しあて冷やしていると、大きなため息が聞こえた。「バレンタインにそんなことしてたのね」 さりげなく避けていたイベント名をはっきりと言われて、京介はますます赤くなった。冷蔵庫にへばりついて身体を小さくしながら、だって仕方無いだろう、と心の内で反論する。 女性というだけで堂々とチョコレートを渡せるなんてずるい。悔しくて羨ましくて、どうしようもなく―――つい名前も書かずに手作りのお菓子をロッカーに押し込んでしまった。 人目を気にしてこそこそと東眞のロッカーを開けた時のことを思い出すと、京介は今でも恥ずかしくて死にそうになる。「じゃぁ、それも機嫌が悪い理由の一つだったのかもね」 納得したようにしみじみと言われ、『それ』の意味が理解できなかった京介は蘭を振り返った。「『俺以外の奴が京介さんのお菓子を食べるなんて許せない』ってことじゃない?」「でも、俺がハロウィンのクッキー係を引き受けたって教える前から機嫌悪かったけど。理由もなく肩叩かれたし」 何故かパンパンと肩をはたかれた。もちろん痛くはなかったが、あのときから微妙に拗ねた気配を東眞から感じていた。「―――それは男の醜い嫉妬よ」「嫉妬?」「そう、この美貌の私に嫉妬したのよ」「蘭より東眞の方が美しい」 美しいというかカッコイイというか、とにかく蘭より東眞の方が上だと京介はキッパリと言い切った。「……ホントに鈍いわね」 心の底からという感じで、しみじみ言われた『鈍い』の一言に、京介はいじけた様に呟いた。「鈍いよな、俺。この前もさ、東眞からプレゼント貰ったんだけど、なんだか微妙な顔されちゃったし」「あげた本人が微妙な顔? 京介が気に入らなかったんじゃなくて?」「違うよ。プレゼントなんて誕生日以外に貰ったの初めてで、嬉しかったからすぐ使ったんだ。そしたら、微妙な顔してた」「何貰ったのよ」「エプロン―――黒くてシンプルなやつ」 作った料理が気に入らなかったのかな? と首を傾げる京介に、蘭も困惑顔で口を開いた。「エプロン? エプロンしてあげて微妙な顔って―――」 そこまで言った蘭が、ピタリと口を閉じる。「何? 理由がわかったのか?」「―――この件に関してはノーコメントにさせてもらうわ」「え、教えてよ?!」「嫌よ。なにが悲しくて私がそんな使用目的を教えなきゃいけないのよっ」 突然怒り出した蘭は、「自分の勘の良さが嫌になるっ」と吐き捨てて、さっさとその場を立ち去ろうとする。足音高く向かう先が担当の携帯コーナーではないのに気づいて、京介が呼びとめた。「どこへ…」「休憩室! 苦いコーヒーでも飲まなきゃやってられない甘さだわ!」 蘭の剣幕に押されて、今が休憩中ではないと言い出すこともできず、「いってらっしゃい」とその雄々しい姿を見送った。 数歩進んだところで蘭が立ち止り、振り向いて一言。「甘やかすのもほどほどに」 厳かに告げられて、京介は姿勢を正して頷いた。 END※ ※ ※10月25日(日) J.GARDEN27 A2-3ホール J41bで販売されるハロウィンイベント本につながるお話です。興味を持って買っていただけたら幸いですw明日から伊豆へ旅行です!今回は友達の運転で連れて行ってもらうのですが、あまり仲良くない人が2人…。いや、嫌いじゃないですが、人見知りな私は気を使って疲れそうな気がします。諸事情で長距離のドライブと温泉がダメなので、行きたくない気持ちMAXです!高いお宿を予約したからもったいなくてキャンセルできないし!!伊豆旅行を糧に、女王様と温泉旅行の第二弾でも書こう…。
2009年10月22日
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久々の日記だ…。1か月以上放置ってどうなんだろう。いや、私にしてみれば「普通」だな!楽風呂関係でSSを3作書いていました!今度はなんとムトベ電機でハロウィンイベントを行うことに。SSや漫画などギュッと詰め込んだコピ本を販売しますw10月25日(日) J.GARDEN27 A2-3ホール J41b相変わらず甘いお話を書いてしまった…。これしか書けないのか、自分!!とカツを入れながら書いてましたがやっぱり甘いお話しか書けないようです好きだからいいけど…。コピ本に載せてもらうのは1作。あと2作はブログに載せることになりました♪そのうちアップします!!
2009年10月20日
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草食系男子 切り傷 をアップしました♪久々に書いたこのお話。結構好きだったんですが、なんかネタに困って放置してました。シリーズ化しようと思ってたのに!!しかし…「草食系男子」ニュースでこのフレーズを聞いたとき、面白いな~と思いついて書いたのですが、その後いろんなところで聞くようになり…軟弱チャラいなよなよしいというイメージが私の中で出来上がり、ちょっと敬遠する単語になりつつあります。最初は、箱入り息子的な言葉だと思ってたんですが。なので今回の「切り傷」では、したたかな一面も書いてみました。逆に舐めてあげるバージョンも考えたのですが、それは……小悪魔? と思って変更しました草食系とはかけ離れてます、小悪魔は!!以前書いた第一弾の「飲み会」も同時にアップしました。しかし、フリーページ…まとめてないからゴチャゴチャして更新するのに大変だった…。O型の性だな…諦めよう
2009年09月18日
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「不条理で甘い囁き」あらすじひとつ年下の羽室謙也と付き合い、幸せな毎日を送っているデザイナーの三橋颯生。ささいな喧嘩がこじれてしまい落ち込む颯生は!?前作、「不機嫌で甘い爪痕」を新書版を持っているにも関わらず、つい文庫版を買ってしまったほどのお気に入り当然続編のコレも即購入しました。来年には、長編1本の続編も出るそうで、ホクホクです少し前まで、「読みたい~」欲と本を「買いたい~」欲が落ち着いていて、ほとんど新刊手を出さない状態が続いていました。今はそこそこ戻りつつありますが、最近のBL本って結構パターンが決まってきてしまって悲しいです。けど、崎谷さんのお話は ちょっと違うスパイスが効いていて楽しい! (と私は思ってる)この本も、男の人は繊細な生き物なのかもしれない、とちょっと思いました。中身がない本とか結構多いですが、たまに「コレだよ!!」と気に入る作品に出会えます。それを楽しみに、今日も本屋に通うのでした…マル 前作
2009年09月16日
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先日の土曜日 初めてお神輿を担いできました!私の住んでいるところでお祭りというと、お獅子が出るくらいのものなので、ちょっとお神輿に憧れていたんです。友達に「人数足りないからお願い~」と軽い気持ちでOKしたのですが、よく考えたらそのお祭り行ったことがなかった…。え?どこでやるの?という質問からしちゃいました。しかも土曜日は昼前から雨が降り出し…さすがにやらないだろうな~と思って確認すると「神事に延期はない!」という真面目な返答をいただきました……舐めててすみません。小雨の降りだす中、Tシャツとハーフパンツという寒い格好でお神輿を担ぎました!ビールを出してくれたのですが、ビール嫌い…てかトイレ行きたくなりそうとお茶ばっかり飲んでました。最初にいただいた日本酒はうまかった!!!塩と日本酒は最高の組み合わせですな地区を練り歩き、そして他の地区のお神輿とも合流。意外と大きなお祭りらしく、お神輿が10以上も集まりました。そして順番に近くの神社へと駆け上がります。そう…駆け上がるんです!あの階段を………。そしてお祓いを受けて、そばにある野球場で待機。この間にしっかり花火を見上げました。ほぼ真下から見る花火は、やっぱりまん丸でした仕掛け花火も至近距離で見ることができ、一番の特等席だな~と感動まぁ、雨でグチャグチャになったグランドを2周ほど練り歩かなきゃならなかったんですが…。足元はドロドロ。Tシャツは雨で濡れ…。ホント大変でした。が、一番大変だったのは友達の彼氏からのセクハラ………。パンツの色なんて軽々しく教えるかバーカ!!!友達の彼氏じゃなかったら「ふざけんな!」と一喝してやるとこなんですが。それさえなければ、大変だけど楽しい思い出だったんですが。でもいい経験させてもらいました。肩はパンパンですがね
2009年09月15日
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「変態っ」 思わず叫んだ言葉が音になったことに、揚羽は驚いた。 はっと手を頭にやると、柔らかな感触はなくなっていた。「消えてる…」「尻尾もなくなってるよ」 揚羽が呆然としているのをいいことに、一瑠がお尻を覗き込んで確認していた。 見んな、とそばにあったパジャマのズボンを投げつけた。「相変わらず乱暴だな、青虫は」 ニヤニヤと笑いながら揚羽を見る一瑠の視線に耐えかねて、「シャワー浴びる」と立ちあがった。「風邪のときに風呂はよくないよ。俺が拭いてあげる」「いらない」「首とか脇とか、あとちゃんとココとかココも…」 白濁で汚れたそこと臀部をなでられ、揚羽はさっと一瑠から距離を取った。 警戒心いっぱいで一瑠を睨みつけると、楽しそうに笑われて腹が立つ。 こっちがどんなに真剣に怒っても、一瑠は気にもしない。それは相手にされてないってことで―――空しい。 思い至った感情に、歪んだ笑みを浮かべると、「青虫?」と呼ばれた。 こんなに一瑠のことを気にしているのを知られなくなくて、なんでもないと首を振る。「もう熱もなさそうだし身体もだるくないから、シャワー浴びても平気。もう風邪治ったから」 だからさっさと出て行け、と言外に伝えると、一瑠はちょっと困った表情をした。「それって…」 なんだよ、と睨みつつむき出しの下半身を隠すようにシーツを手繰り寄せた。「媚薬が入ってたんじゃ?」「び、やく?」 はっとベッドサイドを見ると、空になった薬の瓶。 あれに入っていて、一瑠にイかされたから、体調が戻ったってこと?!「全部、お前のせいかっ」「いや…一服盛りたくて盛ったわけじゃないんだけど」 その一言が余計に揚羽を傷つけた。「出てけー!!」 大声で怒鳴って、手あたりしたいあったものを投げつけた。 さすがの一瑠もこれには参ったようで、バタバタと逃げるように部屋を出て行った。「ばーか…、一瑠のくせに素直に逃げるな」 シャワーを浴びるために台所を通ると、一瑠の買ってきたらしき果物や飲み物。コンロの上の鍋には白粥がたいてあった。 一口すくって食べると、それはとても優しい味がした。 数日後、また三智の家であった一瑠は「青虫、いらっしゃ~い」といつもと変わらない腑抜けた笑顔を浮かべていた。 看病しにきてくれたのに、あんな風に追い返したから、怒っているんじゃないかと思っていた。 憮然とした表情でその笑顔を睨みつけていると、何を思ったのか一瑠が大きくため息をついた。「なんだよ?」 さも残念そうに首を振られたら、なにが言いたいのかと気になるというもの。「可愛いウサギの耳と尻尾がなくなっちゃったなんて…。もっと遊びたかったのに」「反省してないのか…」 怒気を込めた揚羽の呟きも、一瑠の耳には入っていないのかもしれない。「あ、今度バニーガールのコスプレもってくるから―――」「コロス!」 ふざけたことを言う一瑠の首に、両手を回し締め上げる。 降参~と手を叩く一瑠の顔には、やっぱり笑顔が浮かんでいた。 この笑顔の下にある顔が見えるようになればいい。自分の言葉や行動に、感情を揺らめかせる一瑠の姿を見てみたい。 悔しいっ、と両手にさらに力を込めると、後ろから「ホントに殺すなら、俺の見てないところにしてくれ」と三智からクレームが入った。 END※ ※ ※うぅ…こんな風に終りにしちゃったー!なんか、全然書ききれなかったぞ?しかも意味不明だー!!当初の予定と全く違う…と言いたいけど、当初の予定を全く立てていなかった。「勢いで書いてみよう♪」と書き始めただけに、当然の結果です。やっぱり多少なりともプロットを立てないと順序だって書けないみたい。いい勉強になりました。書ききれなかったこととかは、今度校正してフリーページにアップする予定!全く別の話になっていても、そこは突っ込まないでください。
2009年09月14日
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おかゆをたいていた鍋の火を止めて部屋を覗き込むと、揚羽が赤い顔をして寝ていた。 熱がまだ下がらないのか、吐く息もどことなく熱がこもっているように見える。 ゆるく結んでいた紐はいつの間にかほどけて、茶色の耳が冷えぴたの貼られたおでこを隠していた。 ベッドのそばに跪き、顔にかかっていた耳をそっとよける。 さっきは少ししか触れなかった耳を、堪能するように撫でる。滑らかな手触りが物珍しくて楽しくて、ついつい執拗に撫でまわしてしまう。すると、ピクっと揚羽が反応した。「風邪をひいた姿って色っぽいって話だけど…」 そういう目で揚羽の姿をじっくりと見た。 半開きの唇、微かに寄せられた眉間のしわ、寝乱れたパジャマの襟元からのぞく白い肌。 あ、いけるかも…と病人相手に、とんでもない評価を下す。「ちょっとくらい悪戯してもいいよね?」 一瑠はにんまりと笑うと、耳を掴み、その内側をくすぐる様に撫でた。 揚羽が嫌がる様に寝返りを打って逃げたが、長い耳の先端はまだ一瑠の手の中にあった。「ホント、可愛い…」 うっとりと呟いて、掴んでいた耳の先端にそっと口づける。 そのまま、目についた白い首筋に唇を移す。 一瑠にとって、『寝込みを襲う』という行為は、卑怯なことでもなんでもない。むしろ、盛上げるためのオプションのようなものだと思っている。 部屋に上げて、目の前で無防備に寝ている状態は、襲ってくださいと言っているようなものだ。「じゃぁ、遠慮なく」とおいしくいただいくのに、何の問題があるのだろう、と一瑠は揚羽の首筋に顔をうずめながら思った。 汗ばんだ首筋を唇で辿りながら、自分では見えない首の後ろに所有の印をつけた。 これを見つけた時の揚羽の顔を想像するだけで、一瑠の顔はだらしなく緩む。 そこまでしても起きないのをいいことに、一瑠はそのまま両の手を揚羽の身体に巻きつけた。 体重をかけすぎないように注意して、揚羽の上に倒れこむ。風邪の熱のせいなのか、まるで子供のように体温が高い。その熱い身体の線をなぞるように一瑠の手がゆっくりと下りていく。 時折ピクピクと震える揚羽がいつ起きるかと、一瑠はワクワクした。 さすっていた手が腰を過ぎ、その下に向かったとき、ソレに気が付いた。 モコモコした何か。 普通ならあり得ない場所にありえない手触り。 尾てい骨の辺りにあるそれを、パジャマの上から掴むと、ビクッと揚羽の身体が跳ねた。「まさか…」 耳が生えたなら当然それがあってもおかしくない。 一瑠は揚羽を起こさないように、そっとパジャマとパンツを脱がしてしまった。「しっぽだ」 耳と同じ茶色のそれが興味深く、一瑠は指先でこすり合わせたり付け根をくすぐったりとつい遊んでしまった。 横向きに寝かせて、しっぽばかりにかまっていたので、それに気づくのが遅れた。 しっぽの付け根を引っ掻いたとき、落ち着かなげに腰が揺れるのを見て、一瑠はまさかと前を覗き込んだ。 パジャマの裾の隠れたそこは、わずかに起き上がっているように見える。 思わぬ反応に、口元がにやけるのを止められない。「ホント、可愛い…」 さっきと同じ言葉で、たやすく反応する敏感な身体を褒めた一瑠は、それじゃ遠慮なくとしっぽを弄んでいた手を前に回した。 芯を持ち始めたそこを軽くこすると、すぐにそこは上を向いて蜜をこぼし始めた。 たらたらと溢れ出す先走りの液を塗り込めながら、このまま終わらせるのもつまらないな、と一瑠の悪戯心がうずき出す。 弄るたびに跳ねる身体と艶を増す表情。 揚羽の枕の横に、耳を縛っていた紐を見つけた。「縛っちゃおうかな」 限界近くまで張りつめたそれの根元を、ちょっときつめに紐で縛ったらどうだろう? ろくでもない妄想をしながら、紐に手を伸ばした一瑠は、ぼんやりと開けられた揚羽の目と出会い、珍しくうろたえた。「お、おはよ。青虫」 揚羽の視線が挙動不審の一瑠の手をたどる。 自分の枕もとの紐を掴んでいるのを見て、眉間のしわが深くなった。 こっちはわかってないんだろうか? 視線を紐にばかり向けている揚羽に、疑問に思った一瑠は握っていたそこを擦り上げた。思いもしなかった刺激だったのだろう、寝ていた時よりも数段激しく身体が跳ね……。「っ!!」「あ…」 イかせるつもりはなかったのに、と白濁で汚れた手をのんびり眺めていた一瑠は気付かない。 次の瞬間、ウサギの見事な脚力を身を持って味わうことになった。※ ※ ※「ウサギキーック」を披露したかったのです。こんな悪戯したら寝てないで起きるような…でも風邪で具合悪くて寝てるところだから、起きなかった、ということで!!一瑠を書いてて思ったのですが…一瑠ってSだろうか……?だって、青虫に怒られるのが楽しくてたまらないんですよ?これって…M?いやいやいや。一瑠がMってイメージ的にありえない!いじめて怒られて…楽しい。あー、小学生の子供ってのが一番近いかも
2009年09月10日
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一人暮らしのワンルーム。逃げるところなんてたいしてない。案の定、部屋の奥のベッドがこんもりと盛り上がっていた。 ベッドサイドには一瑠の渡した薬の容器が、からっぽで倒れていた。「やっぱりコレのせいか…」 他にあんなものが生える理由がない。 絢くんがこんな怪しげなものを持っているとは、と認識を改めることにする。が、そんなに危ないものじゃないだろうと結論付けた。 嫌がらせに看病しようと持ってきた食材や薬を台所に置き、ベッドへと近寄る。 丸まった布団の中から殺気を感じて、一瑠は思わず口元が緩む。「電話でも言ったけど、ホントわざとじゃないから。そんなクスリだったなんて知らなかったし、絢くんもまさか青虫にそれが渡るなんて思ってなかったし。不可抗力なんだよ?」 盛上がった布団からはなんの返事もない。「怒ってる?」 愚問だろう。こんな姿にされて喜ぶ人はちょっと特殊だ。「当たり前だ!」という罵声が返ってくると思ったのに、揚羽からの返事がなかった。「青虫ー…」 なんで返事しないんだよ、と非難を込めて名前を呼ぶ。「青虫ったら~」 今度は微妙に甘えてみる。当然のごとく反応はない。 じゃぁ、こっちかな? と今日限定の呼び名を口にした。「……うさぎさーん?」 突然布団が跳ねあがり、凶悪な目つきのうさぎが抱きかかえていた枕を投げつけてきた。一瑠は、顔面に飛んできたそれを悠々とキャッチすると、にっこりと笑った。 一瑠の余裕の笑みがしゃくに触ったのか、揚羽がとうとう口を開いた。 どんな罵声が飛び出るかと、一瑠はウキウキしながら待っていたのに、そこから漏れたのは息を吐く音だけだった。「しゃべれないのか…」 ギロリと人を殺しそうなほどの視線で返事をされた。「確かに、うさぎの鳴き声なんて聞いたことないな」 そこまで忠実にうさぎだとは思わなかった一瑠は、ちょっとガッカリしながらさっき買ってきたペットボトルを差し出した。「のど乾いただろ?」 ベッドの上で荒い息をついていた揚羽が、うさんくさそうに一瑠を見上げる。「これでも、多少責任は感じてるんだ。看病させて」 苦笑しつつそう言うと、揚羽は一瑠から目をそらしつつペットボトルを受け取った。 揚羽がゴクゴクと無心に飲み始めたのを見届けると、一瑠は台所に戻り氷枕と冷えぴたの準備をしてきた。 揚羽は、飲み終わったペットボトルを弄びながら、ベッドの上で気まずそうにしている。 その様子がなんだか不貞腐れた子供のように見えて、一瑠は珍しく素直に優しくしてあげたい気分になった。「その状態で風邪薬飲んでいいかわからなぁ。とりあえず寝て様子みるか。なんか食べる?」 ふるふると首を振った揚羽の耳が、送れて左右に揺れる。 それが気に入らないのか、一瑠は持っていたペットボトルと放り出すと、目をつり上げて両耳を掴んだ。 強く握れば自分が痛いはずなのに、ギュッと渾身の力がこもっているんじゃないかと思うほど、耳にしわが寄っている。見ている方が痛い。「可愛いよ」 思わずそう言ってしまった。 途端に揚羽が睨みつけてくるが、一瑠はその視線を受け止めて笑うと、もう一度「うん、可愛い」と繰り返した。 睨んでいた視線がゆっくりとそらされる。 うつむいて見えたうなじが赤いのは、熱のせいだけじゃないだろう。 照れた揚羽はぷいっとベッドに横になった。 投げられた枕の代わりに氷枕を滑り込ませると、ピクッと身体が震えたのがわかった。 こちらを意識しているとわかる揚羽の反応が可愛くてたまらない。「はい、おでこ出して」 意外にも素直にその指示に従う揚羽のおでこに、冷えぴたを貼りつけると、一瑠はおかゆでも作ろうと台所へ移動する。 買ってきた買い物袋から必要な物を取り出していると、もぞもぞと揚羽が動いている気配がした。しかも、一向に落ち着く様子がない。 一体何が、と一瑠が部屋を覗き込むと、揚羽が耳を払いのけつつ寝返りを打っていた。 どうやら、耳の位置が気に入らなくて眠れないようだ。「それで紐で結んでたのか」 出迎えられたときの姿を思い出して、一瑠は小さく笑う。 放り出していた紐を拾い、ベッドに近づいた。 気配を察した揚羽がビクッとこちらを振り返った。 警戒するように身構える揚羽の耳にそっと触れる。予想に違わず滑らかなその感触のそれを持ち上げると、痛くないように軽く結んであげた。 じっと一瑠を見つめていた揚羽の目が恥ずかしそうに瞬く。まるでそれが「ありがと」と言ったかのように見えて、一瑠は優しい笑みを浮かべる。「どういたしまして」 ※ ※ ※いつか校正するから!!と思いつつアップです…。 なんか微妙どころじゃなく文章がおかしい気がする。勢いで読んでしまってください!そして…いいのか、一瑠そんなに甘くて!!!軽いいじめっ子なつもりで書いていたので、祐輔さんほどサドっ子じゃないです…。(風邪が全快したらちょっぴり縛ってもいいかと思いましたが)真珠さんの日記で「オーダーメイド本屋さん」が紹介されていました!なんと、1冊からでも本を作ってくれるそうですブログにこうやってお話を上げていますが、「誰か読んでるのかなぁ?」と読者0な感覚の私は、基本自己満足でお話書いてます。だから、本にしてもらえるなんてすっごい嬉しい!!が、問題が………。せっかく本にするなら、中身ちゃんとしたヤツの方がいいよね?校正かぁ…………それよりも!(校正から逃げた…)どのお話がいいかなぁ?ショタカフェが一番いっぱい書いてるけど、逆にありすぎだし書き捨ててるのがあるし。まとめるの大変そうだなぁ。じゃ、思い出深い奴隷と女王様かな。セットで1冊になったら楽しいだろうなでも女王様は楽風呂で一度同人誌に載せてるし。紙媒体持ってる………。と、書きかけの女王様のお話があったことを思い出しました。あー、アレ完成させて本にしたい!!なーんていろいろ考えてたら掴みかけていた一瑠さんが逃げて行ってしまったのです…。ダメだー、何か書いてる時に他のお話考えると、どっちもできない!!とりあえず、兎化から完成させねば
2009年09月04日
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チャイムを押すこと10数回。 諦めずに押し続けていると、ようやくドアの向こうから物音がし出した。 ガチャっと開いたドアから出てきたのは、寝起きの揚羽だった。やっぱり具合が悪くて寝ていたらしい。まだ少し頬が赤くぼんやりしている。 そんな頭の働かない状況だったから、うかうかと天敵に家のドアを開いてしまったのだろう。 しかし、そんな事実を指摘するよりも、一瑠は別のものに目を奪われていた。 なんか文句あんのか? とケンカを売るような不機嫌な揚羽の視線をものともせず、一瑠はじーっとそれを見つめていた。「青虫…それ……」 一瑠が指差したのは、揚羽の頭の上。 その指を追って揚羽が振り返ると、それがゆらりと揺れた。 思わず吹き出しそうになった一瑠は、口元を押さえて堪える。腹筋がビクビクと震えるほど笑いたいのを我慢していると、振り返った揚羽が睨みつけてきた。 凶悪な目つきなのに、その頭の上に紐で縛られ立ち上がっている兎の耳。 再び笑いの発作に襲われそうになった一瑠は、また口を手で押さえる。その人を馬鹿にしたような態度に、揚羽がとうとう切れた。 一瑠の身体を押しやり、開けていた玄関を閉めようとノブに手を伸ばす。「あー、まってまって!」 ここで締め出されたら、きっと二度と開けてもらえない。 慌ててドアの隙間に身体を滑り込ませたが、揚羽は容赦なくドアを閉めようと力を込めていた。 当然、挟まれた一瑠はたまったもんじゃない。「いたたたたたた…」 微熱で赤かった揚羽の頬が、怒りと力みで真っ赤になっている。その上で、ふるふると震える耳。 目の前にそんな楽しいものがあったら、つい遊びたくなるだろ? 耳を縛っていた紐の端に手をかけ引っ張ると、わずかな抵抗のあとに簡単に解けた。 ぱさっという音とともに、揚羽の顔の横に耳が落ちる。 どうしてこの場にビデオカメラがないのかと一瑠が悔しく思うほど、そのときの揚羽の表情の変化は見事だった。 耳が落ちると怒りの表情は呆然と変わり、揺れた耳が視界に入ると驚愕に目を丸くさせた。そしてぱっと身をひるがえすと、脱兎のごとく勢いで部屋の中に引っ込んでしまった。 その慌てぶりがあまりにおかしくて、一瑠はぶはっと耐え切れず噴き出してしまった。玄関先で荷物も放り出して、一瑠は声を上げて笑い出した。 腹筋が痛くなり、ようやく笑いの発作も治まると、一瑠は荷物を拾い上げて部屋の中に入った。 耳を結んでいた紐をくるりと手に巻きつけて、楽しげに言う。「巣穴に戻っちゃったな」 手なずけようか、引きずり出そうか。 ※ ※ ※遅々として進まない展開ですが、ようやく一瑠がウサ耳青虫を見つけました。 もぅ、可愛くって仕方ないです。凶悪な目でうさ耳……。惚れます。お話を書くとき、基本脳内で漫画が展開されます。別にコマ割とかされてるわけじゃないですが、振り返った青虫の目が光っていたり、ドアに挟まれて痛いとわめく一瑠だったり。場面場面が思い浮かび、それを文章にしています。しかし、正確に文章として表現できず…あぁ、私に画力があったら!!と思ったことは一度や二度ではありません。他の人はどんな感じでお話書いてるんだろ…。先日、例のそば屋に母と二人で行ってきました!狭いですがなかなかカンジのイイお店で、また行きたいな~と思いました。日本酒も置いてるので、飲みたい……けど車なんですよね
2009年09月01日
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『取り戻してください!』という、珍しくも焦った絢の司令を受けて、一瑠は揚羽に電話をかけた。 携帯番号を不意打ちでゲットしたときの、揚羽の驚いた表情を思い出して、思わず笑ってしまう。そのくらい、一瑠は気楽に考えていた。 ―――あのクスリが何なのか。 絢が変なものを持っているはずがないし、きっと中身は調味料とかそんなところだろうと。 数回のコールの後、つながった携帯に向けて一瑠は呑気に声をかけた。「もしもし、青虫~、生きてる?」 すぐに『こんなもん飲ませやがって』という罵声が返ってくるかと思ったのに、電話の向こうは沈黙している。「昨日渡した風邪薬だけど、中身が違うんだってさ。平気か~?」 まだ飲んでないのかと説明までしたのに、なにも言わない。はぁ、という息使いが聞こえてきているからそこにいるはずなのに。「青虫? どうかしたのか?」 風邪が悪化したのか、それとも……渡したクスリのせいか。 気配を探ろうと携帯に耳を押し付けて集中していると、ガリガリガリという不快な音がして思わず携帯から耳を離した。 衝撃から立ち直った一瑠が次耳を当てた時には、もう無情にも通話は切られていた。「……」 ……やってくれる。 一瑠の口元に不穏な笑みが浮かぶ。「どんなに体調が悪くて大変でも、俺の助けはいらないってことか?」 無言で拒絶されたことに、一瑠はふつふつと怒りがこみ上げてくる。 握っていた携帯で会社に早退の旨を告げると、ドラッグストアを目指して歩き出した。 そっちがその気なら、押し掛けて完璧な介護でもしてやろうじゃないか。「お礼になにしてもらおうかな」 一瑠の脳裏では、嫌そうに顔を歪めた揚羽が「頼んでないっ」とわめいていた。「あー、ぞくぞくする」 ひと目がなければスキップしそうな勢いで、一瑠は揚羽の元に急いだ。 ※ ※ ※スキップさせてやりたいです!(笑)祐輔さんっぽい一瑠ですが、相手が揚羽なのでちょっと違った展開になる…ハズ。祐輔さんのところは、長年連れ添った夫婦のようなカンジで、一瑠のところは………ライバル関係が続けばいいなーと思います。基本甘いのが好きなんで、なし崩しにラブラブにしそうで怖い!!火曜日に習いごとに行っている私。ずっと気になっている お蕎麦屋さん がありました。が、火曜日は定休日!うーん、美味しいって聞いてるのに…と残念に思っていたら、先生の都合で木曜日にずれることが今月2回ほどありました。よし!行ってみよう!!と気合を入れていった木曜日1回目。『品切れにつきお休み』出鼻をくじかれてしまいました。そして昨日、2回目の木曜日。開店の文字もちゃんとあったのですが………入れませんでした!はじめてのお店に一人ってかなり勇気がいります。某占い師に『あなたは誰かに引っ張られないと新しいところに行けないわ』と断言されただけあります追い詰められるか連れて行かれるかしないと、ダメみたいです。うぅ、小心者めっ。近々誰かと行ってみよう…。
2009年08月28日
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別に一瑠の言いなりになったわけじゃない。 家に帰ったらすぐに寝ようと思っていたし、家に風邪薬なんてなかったから仕方なく、…本当に仕方なくだからな、と言い訳をしながら、揚羽は一瑠からもらった『こどもかぜシロップ』を飲んで寝た。 それからどのくらい寝たのだろうか。 目が覚めたとき、体調は最悪だった。 身体は重いし頭痛はするし。やっぱり子供用の風邪薬なんて効かないんだ、と顔の上にある邪魔な何かを持ち上げた時、違和感に気づいた。 この、生温かなものはなんだ? 持ち上げたソレは、ほのかに温かく、そして滑らかな肌触りだった。何よりおかしいのは、耳を触っていると自覚したことだ。「!!」 飛び起きた瞬間、具合の悪さからだけではなく、めまいがした。 茶色の毛で覆われた垂れ下った両耳が、反動によって軽く両頬にぶつかる。「……」 ギュッと握れば痛いし、引っ張っても痛いだけで取れる気配はない。 そうか、まだ目が覚めてないんだな、と現実逃避に走った揚羽は、もう一度寝なおそうとベッドに横になった。 が、顔に触る耳が気になって眠れない。 払いのけると、今度は耳の位置が気になって眠れない。 長い耳を持て余してゴロゴロしていると、ベッドの下に放ってあった携帯が突然鳴り出した。 しぶしぶ携帯を拾いあげる。 画面には「敵」の1文字。 やっぱりお前の仕業かっと揚羽は力いっぱい通話ボタンを押した。『もしもし、青虫~、生きてる?』 呑気な一瑠の声に、怒鳴ろうとしていた揚羽は出鼻をくじかれた。『昨日渡した風邪薬だけど、中身が違うんだってさ。平気か~?』 大丈夫じゃない、あんたのせいで!! と、非難してやるつもりで開いた揚羽の口からは、息が漏れる音しか出てこなかった。 何度声を出そうとしても、それは音にならない。『青虫? どうかしたのか?』 のんびりしていた一瑠の声が、わずかに真剣な響きがこもる。 今さら遅いんだよっと意味を込めて、ガリガリと通話口を引っ掻いてやった。『わっ』 慌てる一瑠の声に少し溜飲下げ、揚羽は携帯の電源を切って放り投げた。※ ※ ※行き当たりばったりの更新です…読んでるよーと言ってくれる方がいて、せっせと書いてみました。先日、あさひさんたちとお会いしていろいろ話を聞きました。人のお話の書き方はそれぞれだし、何を求めてるのかも別なんだな~と実感。『おとぎの国なんだよ!』と主張されるのには激しく同意です。だから、耳が生えてもオッケーなんですよ!疑問になんて思わないんです!!そういえば、今日は半日お休みを貰って名古屋から直会社出勤でした。3時間の通勤時間はツライ!!むくんだ足を引きずりつつ、会社の中をウロウロしてます。
2009年08月24日
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「青虫いらっしゃーい」 微かに緊張しながら訪れた三智の家で、天敵が台所に立っていた。「お茶いれようか?」 と言い出すほど、三智の家でくつろいでいるのは、別出版社に勤める花柿一瑠。揚羽の天敵中の天敵だった。「いらない」「なーんだ、青虫が好きそうな青汁用意して待ってたのに」「僕の名前は『青虫』じゃないし、青汁なんて好きじゃない!」 一気に吐き捨てるように言うと、くらりとめまいがした。 興奮したせいで、なんだか熱が上がってきたようだ。けど、弱っているところを見せるのがイヤで、意地になってそこそこ整った一瑠の顔を睨みつけた。 しかし、揚羽を見下ろす一瑠は、意地悪そうな笑みを浮かべていた。その顔を見た瞬間、自分の反応がまた一瑠を楽しませてしまったのだと気が付いて、悔しくなった。 あの頃と一緒で、揚羽が困るのを楽しんでいるとしか思えない。 以前、揚羽が三智と二人きりになろうとすると、いつも一瑠が割り込んで邪魔してきた。一度文句を言ったら「だって恋人の絢ちゃんが可哀そうじゃないか」と真顔で言われた。『可哀そう』と同情するなら、一瑠が慰めてやればいい。 そう言ってやりたかったのに、なぜかそれは言葉にできなかった。 その代りに、三智を落とそうと躍起になった。 もちろん結果は惨敗。いっそ乗ってしまおうと迫っていたところを絢に目撃され、あっけなく撃退された。「柚木くん、いらっしゃい」「あ…、先生。お邪魔してます」「来週の締め切りの打ち合わせだっけ?」「はい」 あんなことがあったのに、三智は以前と変わらない態度だった。 よっぽど、揚羽に興味がなかったらしいと、改めて思い知らされて少なからずプライドが傷ついた。 そんなに魅力がないかな、とため息をつくと、思いがけず熱い息だった。「どうかした?」「いえっ、なんでもないです」 風邪のせいでだるい身体に鞭をうち、必死に取り繕った笑みを浮かべて、なんとか打ち合わせを終えることができた。 これでようやく休めることができる。 三智にあいさつをして帰ろうとしたとき、まだ台所にいた一瑠が呼び止めた。「青虫」「なんだよっ」「コレ」 押しつけられたのはプラスチックの薬の瓶。『こどもかぜシロップ』 馬鹿にしているのか、と押し返そうとした揚羽の手を、一瑠がギュッと掴む。「これ飲んでいい子で寝てな」 低くそう命令されて、揚羽はかっと顔が熱くなったのを感じた。 熱のせいだけじゃなく、火照る頬が熱くてたまらなかった。
2009年08月20日
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今年も楽風呂な季節がやってきました!とうとう通販開始です~。通販開始を記念して、「1文字足りない」のSSでも、どうぞ※ ※ ※ ※「ちょっと、もうやめときなさいよ」 握っていたチューハイのグラスを奪われて、瀬良京介は飲み屋の畳にありがちな、タバコの焦げ跡を数えていた視線を上げた。 とある理由で無表情が標準装備となった京介の顔は、いつもどおり変わりがないように見えた。しかし、どこか焦点がはっきりしない目と真っ赤な顔。そして何より微妙に身体が傾いているので、京介が泥酔しているとわかる。「何も芝くんが今日お隣さんと呑んでるからって、張り合って飲みに来なくてもよかったんじゃない?」 取り上げたグラスを京介の手の届かないところへ置いた蘭が、呆れたようにそう言った。 蘭は、京介の同僚であり友人であり、そして恋の相談相手でもある。 長年片思いを続けている義弟の芝東眞のことを、蘭にだけは打ち明けていた。「だって、呑みに行く友人もいないのかと思われたくない…」「友人少ないものね、瀬良は。でも、そんなの今さらじゃない。出会って10年以上経ってれば、バレてるわよそんなこと」 それでも見栄くらい張ってもいいだろ、と京介は無言で右手を出した。「酒」「いい加減にしときなさい」 パシッと掌におしぼりを叩きつけられた。 しばらくじっとそれを見つめていた京介だったが、そのうちにおしぼりの袋を破って広げ、水滴でぬれたテーブルを拭きだした。「そこら辺の女よりも、京介は気が利くわね。きっと、いい奥さんになれるわよ? 芝くんに『もらって』ってお願いすれば?」 冗談であろう蘭の言葉に、京介の動きがピタリと止まった。 奥さんになんてなれるわけない、と京介は、据わった目でじっと蘭を見つめた。その無言の非難をものともせず、蘭は悠々とジョッキのビールを飲み干した。 京介の唇がかすかに尖る。 その顔を見て、蘭が楽しげに笑いながら煙草を一本取り出した。しかし、咥えた煙草は京介の次の一言で畳に落ちることとなった。「小人になりたい」 幸い火がついていなかったので、京介が数えていた畳の焦げ跡が増えることはなかった。「小人になれば東眞の部屋に住みたい放題…」 最近一番の願い事を、夢見てうっとりと呟くと、立てかけてあったメニュー表で頭をはたかれた。「何バカ言ってんのよ」「バカってなんだよ、俺は本気だぞ」「あー、わかったわかった。本気のバカってことが」「バカにすんなっ。人間一心に願えば何でも叶うんだからな!」 そんなことあるわけないじゃない、という蘭の冷静な一言に、いきり立っていた京介がみるみるうちに萎れた。「だよな…、願っても叶わないことばっかりだ」 今度はイジイジと畳をむしり出した。「ホントあんたと呑むと面倒くさいわね。そんなバカげた願い事よりも他にあるでしょ」「ないよ、他なんて。小人になれたら何にもいらない……」 プチプチという音が、だんだんと間隔が開いてゆっくりになってきた。蘭が訝しげに京介を見ると、今にも瞼が閉じそうになっている。「ちょっと、こんなところで寝ないでよ?」「うん、寝ない寝ない。ちょっと横になるだけ」「世間一般では、それを寝るって言うのよ! ……あー、もういいわ、引き取りに来てもらうから」「んー、だ…れに?」「小人になって住む家の家主によ」「ん」 ならいいや、と小さく頷くと、本格的な睡魔が襲ってきた。 抗いきれず、闇に落ちていく京介の耳に、蘭が「バカの回収にきてー」とどこかに電話をしている声が届いた。 ※ ※ ※「1文字足りない」あらすじ小人になりたい。小人になったら、こっそり彼の部屋に住める。そんな不毛な妄想を抱くのは、滅多に表情を出さない、担当の冷蔵庫並みに涼やかな印象の瀬良京介。密かに想う義父の連れ子である芝東眞は、客にも人気が高く、営業成績ナンバーワンのくせに、生活能力は皆無だった。そんな東眞の傍にいるために、京介は兄という立場にしがみついた。本当は、四六時中一緒にいて、肌に触れて、世話を焼きたいのに!義兄弟のちょっぴり切ない十年愛 今回の私のお話です~。他にもたくさんの魅力的なお話が詰まった一冊。通販はこちらから ↓
2009年08月17日
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青葉出版勤務、柚木 揚羽。 現在、垂れ下った両耳を掴んで、大混乱中だった。 数日前から、身体のだるさを感じていた。疲れがたまっているな、とは思ったが、だからと言って休めるわけじゃない。まして雲隠れしている作家がいるときに、のんびり休んでなんていられない。「ようやく見つけましたよ、先生」「あ…揚羽くん」「僕から逃げていいと思ってるんですか?」 にっこりと笑うと、往生際悪くホテルの出口を見ていた男がガックリと肩を落とした。「わ、悪かったよ…。でも何も書けなくて!」「『何も書けない』なんて作家先生は口が裂けても言わないでくださいね」 変わらぬ笑顔のまま、脅しをかけると男は従順に口を閉じた。「そんなにこのホテルが好きなら、一室借りてあげます。そこでじっくり考えましょうか。アレを恋人にばらされるのがいいか、それとも死ぬ気で1本書き上げるか」「書きます、書きます! 書かせて下さいっ」 悲鳴のような男の声に満足した揚羽は、こちらを凝視していたフロント係に部屋を頼む。 哀れな作家は地獄のような缶詰の日々をしばらく送ることになった。「ふんっ、自業自得」 居留守を使う作家ならまだマシ。こんな風にどこかへ雲隠れしようとする作家までいるから、気が抜けない。「引きこもれっ」 と呪いの言葉を残して、揚羽はホテルを後にした。 あれだけ脅しておけば、単発の短い物だから数日で書き上がるだろう、と手帳を開いて予定日を確認する。彼はやる気になれば早いのに、やる気になる前に逃げようとするから始末が悪い。「あとは、あの人のとこだな…」 ケホケホと軽い咳をしながら、手帳に書かれた「三智」という名前に、微かに胸がうずいた。こんなところから始めるつもりじゃなかったのに…。わりとキッチリお話になりそうな予感です。連続タイプは久しぶり、忘れられないうちに続きをかかないとというプレッシャーに負けないように頑張ります!!そういえば、今朝、地震がありました。5時ちょっと過ぎ。そんな時間は熟睡の私ですが、何故か起きた寝転がったまま「揺れてるな~、揺れてるよ~。ずいぶん長いけど、平気?」とぼんやりしながら過ごしました。地震がおさまった頃に、ようやく頭が覚醒。NHKで地震情報をチェックしました。震度4だったらしいです。初体験ですよ、震度4…。寝てたから怖くなかったんだなきっと。起きてたらパニックだったと思います。
2009年08月11日
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お仕事のお使いで、車を運転しているとき、ふと視界の隅に白く動く物が…。え?何?と信号で止まった時によくみるとカエルでした。窓にカエルを張り付けたまま走っていたようです。えー?!ちょっと待って、どこで降ろせばいいの?だって、車道に落ちたら着地に成功したとしても後続の車にひかれそうです。ワタワタしているうちに、そのカエルが窓を上り始めました。そして少し開いていた窓の隙間に今窓を閉めたら身体が真っ二つになるだろうな~とのんきに考えていると、とうとう車の中にっこれで車道に落ちることないし、まいいか。いや、よくない!!中に入ったカエルは大人しくなるどころか、ウロウロと歩きまわります。カエル、苦手なわけじゃないですよ。子供のころは平気でつかんでたし。でも今は…なんか寒気がしますこれはキライってことなんでしょうか?!不思議な同乗者と一緒にお使い先へ。途中、変な隙間に落ちないかとハラハラしましたが、ようやく車を止めることができました。素手で触れず、ティッシュにくるんで外へと逃がしました~今度から油断しません!窓はキチっと閉めます!
2009年08月07日
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問題.怪しいクスリがありました、あなたなら飲みますか? ある日の、ショタカフェ閉店後。 店内の掃除を任された絢と彩は、数日前祐輔から渡されたクスリの話をしていた。「え? 絢ちゃん、あのクスリ試してないの?」 ビックリしたように聞き返されて、絢は逆に驚く。「え…、彩は試したの?」「もちろん!」 面白そうだったし…と言葉を続ける彩の危機感のなさに、絢は少なからず不安を覚える。「彩…もし危ないものだったらどうするの」「えー? 祐輔さんがくれたものだし、心配ないよ!」 大胆というべきか、それとも無謀と言うべきか…。祐輔さんに全幅の信頼を置いていると言ってしまえば、それまでだが。『面白いお薬だよ』なんて渡されて、素直に飲めるほど絢は無謀ではなかった。「結構楽しかったよ?」 ニヤリと笑う彩の顔には、満足した男の色香が漂っていた。「僕はヤマネコで、奏はネコ、静姫はウサギで祐輔さんはオオカミだったらしいよ?」「祐輔さん、自分も使ったんだ?」「そう! 『情熱的な一夜だったよ』だってー。ホントかどうか知らないけど、それからしばらく椎名さんはお店お休みしたらしいから、よっぽど激しい一夜だったんじゃない?」 椎名さんも大変だなーと、思考が祐輔寄りの彩が軽く笑う。「で? 絢のクスリは残ってるんだよね?」 目をキラキラさせて聞いてくる彩をみて、狙いはそこかと絢は納得した。 よっぽどヤマネコになったのが楽しかったようだ。 使う予定もない絢は、苦笑しながら頷いた。「うん、使ってないから…」 祐輔に是非にと言われて持たされた子供用のカゼシロップの容器。 こんなものを持ち帰れば三智がまたショタカフェに文句を言いに怒鳴り込んでくるとわかっていたが、にっこりと笑う祐輔に逆らうことができなかった。 仕方なく持って帰ったそれを、三智に見つからないようにと調味料を入れた戸棚にしまったのは覚えていた。「あれ…?」 そういえば、昨日お醤油を出した時に、そんなものを見た覚えがない。「ない……かも」「えー、ないの?」 残念そうにふて腐れる彩を尻目に、絢は血の気が引く思いをしていた。 なくて当たり前のものだから、気づきもしなかった。もしあれを三智さんが飲んでしまったら、と思い絢は落ち着いていられなくなる。「どうしよう…なくなっちゃった」 あんな怪しいクスリをどこへやってしまったのか不安で、絢はほうきを抱えたまま小さく呟いた。 声を震わせている絢の様子に、軽く考えていた彩も真剣な表情で心配する。「三智さん、何か言ってなかった?」「……うん、なにも」 もし三智があのクスリを飲んだとしたら、黙っているわけがない。不良品だったのだろうか、と思っていると彩が別の可能性を指摘した。「じゃぁ、別の人が持ってったんだよ。誰か家にこなかった?」 そう言われて、絢の脳裏に一人の男の顔が浮かんだ。「一瑠さんだ!!」 そういえば一昨日の昼間に来て、台所でお昼を作ったと言っていた。 慌てて取り出した携帯で一瑠に電話をかける。 その電話口から「それ、青虫にあげちゃったよー?」という能天気な返事が返ってきた。「と、取り戻してください!」 真っ青になった絢が、悲鳴に近い声で叫んだ。さぁ、青虫から無事クスリを取り戻すことはできるのでしょうか?答えはその後に…。以前書いていた獣化シリーズの絢編です。ずいぶん間があいてしまったので、忘れられてると思いますが…。彩・ヤマネコ編と祐輔・狼編フリーページにこれだけ残ってました…。あとは日記に直接アップしたので、流れて行ってしまいましたね!絢だけ書いてあげないのは不公平だな~と思って書いたお話。けど、絢がそんな怪しげなクスリ飲むはずないし。どこかへ横流しだな!と流れた先が一瑠のとこでした。禁断の~にちょっぴりでてきた一瑠と青虫!そろそろくっつけてあげたいです。楽風呂シスターズ、今年も参加してます!
2009年08月03日
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3連休、友達のところにお世話になりましたw念願のホテルバイキングに行こう!という話になり、日曜日のランチビュッフェに行ってきました!そこは日曜日はワイン飲み放題という、ワイン大好きな友達が選んだところ。私も飲むのはキライじゃないので、よし歩きで行こう!と話はまとまりました。しかし、都会の暑さを舐めてました…。友達も日々は車移動が多いらしく、こんなに暑いとは…と駅に行くまでに汗だくだくです1時間程度で目的のホテルに到着wさすがホテルのバイキングだけあって美味しいものばかりでしたワインも好きな甘い白ワインがあって、2杯ほどいただきました。お酒に強い友達はたぶん…5.6杯いってたと思います。デザートもアイスクリームも堪能して、満腹~。さて、次どうする?行き当たりばったりで出てきた2人。コーヒーを飲みながら相談したところ、近くのイオンで映画でも見よう!という話になりました。そのレストランから赤い看板が見えたので、「あっちだよな」と簡単に考えてました。ここでタクシーでも拾えばよかったっ日々カーナビに頼る私に野生のカンなんて存在しません!!あっちだよな…と目指していたにも関わらず、いつのまにか逆方向に進み…「すみません、イオンってどこですか?」と通行人に尋ね…友達と無言で1時間ほど歩きました予定より大幅に遅れて到着。映画館へダッシュですwちょうど公開していたアマルフィをバッチリ見ることができました~。まさか、この年になって迷子になるとは車って…カーナビってすごいっ
2009年07月22日
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2年前から始まった楽風呂シスターズ。去年は参加しませんでしたが、今年は参加しています!今年は電器屋さんのお話。他の方のキャラを少し出したり、舞台が同じだったりすることもあり、打ち合わせなどが必要でした。いつもと違うところに神経を使うので、なかなかストーリーとキャラが固まらず四苦八苦他の方のお話の作り方などを聞き、いい経験でした。私のつたないお話ばかりではなく、他の方々のお話や漫画なんかも入ってます。そしてなにより、イラストがっ。作成段階からいろいろ見せてもらったので、いつもは見ることのないイラストの下絵や別バージョンなども覗けて本当に楽しかったですバナーで飛べるサイトも、すっごい手がこんでてさすがだな~と感心しっぱなしです。是非覗いてみてください
2009年07月14日
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野球好きの友達と土曜日に開幕した高校野球の地区大会を見に行ってきました!野球を見るなんて、ホント久しぶりです。微妙にルールを忘れてて驚きました母校を応援する、という気持ちは私も友達もなかったので、近場の球場の第一試合を観戦。え?どこにある高校なの??というレベルでした。しかも、5回コールド完封の試合。……物足りないよね、観戦しにきたのに。そこで、第二試合も観戦することにw30分ほど練習風景や応援の練習なのどを見て、第二試合開始です!これぞ、高校野球!!といういい試合でした。一方が常に押している試合だったんですが、見ていて楽しかった!一番見ていて楽しかったのが、応援です。。。いや、もちろん試合も楽しかったんですが、ベンチ入りできなかった野球部員がそろって(踊って)応援しているのをみて、一丸となっているんだなぁと。保護者もそろいのユニホームがあるくらいの力の入れよう。野球部ってすごいですね~妙なところに感心。しかし、日頃外に出ない私と友達は、2回戦5回でギブアップ近くのファミレスに避難しました。見ていただけなのに、グッタリです。あまり日もでてなかったけど、温度は30度以上ありましたからね。帰ってよく見るとテキトーに塗った日焼け止めがカバーしきれなかった箇所はうっすらと赤く。塗ってなかった足の甲は真っ赤になってましたまさかそんなところが焼けるなんて見事なくらいクッキリと靴下のあとが…。レースっぽいのだったから、ヒラヒラしてたんですが、そのあとまでついちゃいましたイタイ。。。日焼けなんて久しぶりです。日焼け止めを塗り忘れた、と言ってた友達は大丈夫だろうかと心配です。
2009年07月13日
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「告白」 著・可南さらさあらすじ彼を見た瞬間、胸の奥がきゅっと熱くなった…。由緒ある男子校・鷹ノ峰学園に入学した彼方は、桜の下で恋に落ちた。相手は、黒い噂の絶えないクールで毒舌な生徒会副会長・寒河江。少しでも彼に近づきたくて、彼方は生徒会の雑用係になる。けれど寒河江は彼方の存在を無視し、向けられる言葉は叱責ばかり……。叶わない恋とわかってる。でも、好きでいていいですか――。不器用で一途な学園ラブ。最近、あまりコレ!!というツボにはまらなかった、好きな作家の 可南さらさ さんの一冊。なんでも、昔同人誌で書いたお話だとか…。王道の学園もののお話です。あぁ…、王道ってすげー好きです!!最近のは何が苦手なんだろ~と思っていたら、なんとなく卑屈っぽい主人公が多い気がします。けど、この彼方は叶わないと後ろ向きに思っているけど、それでも一途に思い続けている可愛い子なんです。天然っぽいところも可愛いな~と思いましたその天然に実は振り回されている攻様…。明るいお話だし、読んでスッキリしました!近況。両親が島根県に1週間旅行に行きました。仕事から帰って夕飯の準備をするのは、ホント大変ですね世の中の共働きの奥様には頭が下がります↓祖母がいなかったら、1週間外食やコンビニで済ませるのにぃ…。まぁ、身体に悪いですが(汗)
2009年07月08日
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皐月はバーのカウンターに座っていた。いつも行っている馴染みのバーとは違う。そこは、顔見知りも多くて、堕ちこんでいれば慰めてくれるってわかってるから。でも欲しいのはそんな慰めじゃない。優しい慰めなんていらい。ただ放っておいてほしい。そうすれば、この胸の後悔と罪悪感で自分を苦しめることができるから。優しすぎて「さよなら」しか言ってくれなかった彼の代わりに。「初めてみる顔だね」いつの間にか隣に座っていた誰かに声を掛けられ、皐月は睨みつけていたカクテルから視線を移す。真っ黒な服に真っ黒な瞳と髪。中性的な美貌の主は、頬杖をつきながら、皐月のことを見ていた。笑っているのに、その笑顔が怖いと思う。なぜか震える身体を無意識のうちにひくと、彼の指が追いかけてきてシャツの襟に触れた。「浮気して失恋ってとこかな?」跡が見えないように、襟を立てていたのを暴かれて、皐月は羞恥に頬を染める。彼から距離をとり、襟元を握りしめた。「あんたに関係ないだろ、放っておいてよ」「そう? 僕は君から感じるけどな」「感じるって…なにを?」「『思いっきり泣かせてほしい』って」そういう匂いに敏感なんだ、と彼はほほ笑んだ。人の血が通っているのかと思うほど白い、彼の指先がゆっくりと伸びてくる。泣きたくても泣けなかった皐月の目元に触れた。その瞬間、皐月は悟った。『悪魔』堕ちることを望む人の匂いを嗅ぎわけ、地獄へと導く。そんな調教師がいると聞く。目元に触れていた冷たい指先が、ゆっくりと頬をすべり、あごを捕らえられた。まっすぐに目を覗きこまれて、皐月の心の中まで見透かされた気分になる。目をそらすことも声を上げることもできない自分は、やはり堕ちることを望んでいるのだろうか。「君を泣かせてくれるご主人さまを探してあげる」そうそそのかす悪魔の名は 三瀬 玲音(レオン) と言った。※ ※ ※なんか…普通のお話を書いていたせいで、やっぱりSチックを書きたい欲求がー!!!たまったうっぷんで、勢いで書きあげたお話。続きません!!!こういう冒頭を書くのが結構スキ。このあと、皐月方面に行って、元彼とよりを戻すか、それともご主人さまを見つけるか。ご主人さまなら、虐められるか愛されるか…。レオン方面に行って、この調教師に恋人を作るか…。レオンの苗字はチラリと他のお話でも出てきたりしてたんですけどね~。知ってる人はたぶんいない!そして、二人をくっつけようとは思わない…。だってあまりに皐月が弱すぎる!
2009年06月25日
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なんと1か月以上間があいてる!!その間何をしていたのか………。ちょっと思いだせません。3年目になる楽風呂シスターズの企画に参加させてもらい、そのお話を書いていたというのもあります。短編以外を書くのは本当に久しぶり。お話の書き方も忘れてしまったんじゃ、と心配していましたが…なんとか覚えていました。が、他の方との兼ね合いもあり、普通にお話を書くよりも大変でした少しずつ書きあげたところまでみせる。というのができませんでした。というのも、一度全部書きあげてから、読みなおして修正して…この段階でガラリとお話が変わってしまうこともあるからです。以前少しずつブログに上げていたお話もありますが、よっぽどキャラもプロットも決めてからしかできないことです。今回のは…仮設定で他の方に紹介してしまったので、あとからこんな設定いらないーとかいろいろ思ったけど直せず、そのまま突き進んだのがマズかったです。しかも苦手な、なんてことない普通のお話(いつもの甘さは標準装備)苦しかった~~~~。ホント、久しぶりのことだったので、これでいいのかもわからなくなってしまうし。1次締切、と言われていた日を過ぎても上げられず、そこから2日ばかりは24時に睡魔に襲われると仮眠をとり、2時ぐらいからまた起きだして…という若いことをしてました。今日はちゃんと寝ます!!!!ちゃんとベッドで眠らせてください
2009年06月24日
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今、私の県では、県民限定で信州に泊まろうキャンペーンが展開中です。このポスターを見たときから、絶対利用して安く泊まる!!と心に誓っていた私。母を誘って近場の温泉に行くつもりでした。が、そうすると祖母を置いていけない。じゃぁ、女3人で行きましょう!と話はなっていたのですが…。さびしそうな父の背中…。「い、いく?」とつい誘ってしまったのがいけなかったのかもしれません。断るかなーという期待もむなしく、行くという良いお返事。こうなると、弟1人を仲間外れにするのもなんだなーと、弟も誘って家族5人での旅行になりました。当然、私の愛車ではいけません。父の普通車(一応5人乗り用)にギュウギュウで2時間半の距離を我慢しました。美ヶ原高原で景色を楽しみ、その後扉温泉群鷹館に宿泊。こじんまりとした宿ですが、料理は美味しいし静かだし、よかったですよ!ただ…10畳1室にしたのはまずかった…。狭いとかいう問題じゃありません。6人まではちゃんと布団も敷けるし。ただ、祖母がいるから当然早寝をしなくてはいけない…。この辺はほどよく夕飯のお酒がまわっていたから大丈夫だったのですが、12時頃目が覚めたあと寝れないっ弟のいびきがうるさすぎです!!!わざと立ててるんじゃないかってくらい、大音量でした…。温泉は22時までだし、電気をつけるわけにも、テレビをつけるわけにもいかない。障子で仕切られた廊下兼洗面所のようなところで、一人本を読んで過ごしました…。よかった、本持参して読み終わった後は仕方なく布団に入りましたが。眠れないし、眠ったとしてもすぐ目が覚めるし。第一、普通1時寝る人なんですよねー。眠れなくて当然です。そんなわけで、寝不足な旅行になりました。帰ってきて爆睡のんびり旅行の予定で行ったのに、疲れて帰ってくるってどういうことでしょ???
2009年05月19日
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海の底あらすじ4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、喧噪は悲鳴に変わっていた。巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている!」自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らはなぜか「歪んでいた」。一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、機動隊は凄絶な戦いを強いられていく─ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント。 真珠さんも紹介していた「海の底」をとうとう読みました。号泣しつつ4時間!!目がはれてイタイほどです実は名古屋まで来たのに、遊ぶはずの友達は体調悪いって言うから、姉の家で一日引きこもり。よかった、本もってきてて!けど、この本・・・「クジラの彼」で艦長が死ぬということを知っていたので、ちょっと手がでなかったんですよね。とうとう読んでしまった・・・。途中、手を止めてティッシュを出したり大声出して、一人おお泣きしていました。それほどまでに悲しいことが多い。けど、読み終われば読んでよかった・・・というスッキリ感が残ります。ザリガニを食い止めようとする警察の人も、潜水艦に閉じ込められた子供も自衛官も・・・みんなカッコイイ!!ついいろんな人に感情移入して読んでしまいました。あぁ、今すぐにも「クジラの彼」が読みたい!!ナツと望のその後とか~もしくは、文庫版!!読んだのはずっと前に買ったハードカバー本なので、短編の「前夜祭」が載ってないんですよね~。その後アレがあるとわかっているので、ちょっと複雑な気分ではありますが。この後買いに走ります!一人でご飯食べにイオンにいくつもりだから、そこで買おう!!!クジラの彼
2009年05月03日
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29日の祝日、ゴールデンウィークの初日と覚悟しながら、郡上八幡へ行ってきました!古い町並みが綺麗な、落ち着いた観光地といった感じでした。心配するほど高速も現地も混んでいなかったので、いい天気だなーとお散歩気分で散策しました。近くを流れる川もきれいで、夏にはここに飛び込むお祭り?もあるんだとか。そのあと、近くの鍾乳洞へ。初めて鍾乳洞を見ましたが、自然の力ってすごいとただただ圧倒されました。ところどころ名前がついているものがあり、この辺?と友達と笑いながら見ました。また一人できちゃいそうなくらい気に入ったな~何時間でも入れそうなくらい、キレイで神秘的なところでした。けど、おまけのおみくじをやって現実に引き戻される…。入場券についていたおみくじの引換券。てっきり鍾乳洞の中に神社みたいなものがあるのかと思ってワクワクして行ったのですが…。中の滝のところにも、出口にもナイ。どこだ??と探していると、お土産屋さんの隅っこに、スーパーくじ引きで使うような四角い箱が!!ちょっぴり悲しくなりました。………ありがたく引いてきました。結果は「吉」でした。1キロほどの道のりを歩くのは大変でしたが、暗くてドキドキワクワクしながら、楽しんでくることができました。ゴールデンウィークの休みは3日から6日まで。4日間しかないけど、やっぱりどこかへ遊びにいきたいなー!と思っていたので、よかったです。
2009年05月01日
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何年も前の成人式のとき、振袖をレンタルするときに10万円の商品券を貰っていたのですが、それの期限がもう過ぎたと連絡がありました。今度の展示会?まで有効です、と言われしぶしぶ呉服屋さんへいってきました。行ったら最後、買わずには帰れないんだろうな~と覚悟しつつ…。そもそも、母と祖母が「訪問着の1着くらい」と言い出したのがいけないんです!結婚する予定もないのに、どうしてそう準備したがるか…。喪服を作ったときもそうでしたが、これは無言のプレッシャーと言うやつでしょうかで、買ってきました訪問着。展示会?ということで、種類も豊富でいろいろ見せられたのですが、派手じゃなくてこれぞ訪問着!というオーソドックスなヤツを。薄い藤色の地に、細かい花の模様。選んだ基準は、何年も着ておかしくないものです。流行りものは、廃れるときがくるし。大柄の模様は、結構若い人向きらしい。しかし…結構しますね~。いろいろ小物も高い!!小物ひとつでも軽く5~10万しますからね。ざっと合計すると、60万くらい…。商品券があって、50万くらいの出費だけど。見せられた着物と帯でそこそこ安いやつにしたけど、あれが倍の値段のものだったら・・・100万超えたのかもしれない恐ろしい世界だ!!
2009年04月27日
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夜桜を見に行こう!と思い立ったのは、すっごい前…。なかなか友達と予定が合わず、先週の木曜日に行ってきました。県内ではちょっと有名な桜の名所。平日夜でもないと、人がいっぱいで車の身動きもとれんくなるよ~、と言われて。高速で1時間の場所に行ってきました。カーナビで行きましたが、夜はわからない!!友達の母もうちの母も、名所なんだから、前の車について行けばいけるよー。と…。ついて行きましたとも。そして、住宅街に突入しましたともっ……メチャメチャ地元車だったみたいです。カーナビを信じてウロウロし、ようやく見つけたその場所は…。(ちょっと見にくいですが・・・)さびれてた!!!ライトアップはかろうじてしてるけど、駐車場代も入場料もとられないし、露店も閉まってる…。だって、もう花びら散ってガクだけになってるよ…。ライトアップの光がオレンジだから、誤魔化されてるけど(笑)昼間じゃなくてよかったな~と。夜だったから、よく見えなくてよかった!!来年こそは、全盛期に来たいです。もちろん、平日の夜に…。休日は近くのインターからノロノロ運転だったそうだから。そんな恐ろしい渋滞はまりたくない!!!
2009年04月20日
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最近、週いちくらいで、犬の散歩に出かけてます。といっても、15分くらいの道のりなのですが。運動不足がヤバイと改めて自覚したのです。柴系の雑種のうちの犬は、もう14歳くらいになります。いい歳ですね~、ホントに。なのに落ち着きはなく、散歩もスタートダッシュがキツイ(笑)ちゃんと躾けをしなかったので、あっちへフラフラこっちへフラフラ、しかもグイグイ引っ張る…。本当にどうしようもないくらい駄犬です。が、やっぱり可愛いんですよね。14年も一緒に暮らしてる家族ですから。つい話しかけつつ散歩しちゃういます。が、昨日の散歩でのこと。日も入り、薄暗くなってから散歩に出かけました。いつもはフラフラ立ち止まる犬が、サクサク歩いていきます。なんだろう?と思っていると遠くの方に赤い服が…。あぁ、子供の散歩か……と思って、コースを変えようかどうしようか迷っていると…ワンワンワンワン突然、犬が走り寄ってきました。ハッと思った時には既に遅く、向こうの犬と噛み合いの喧嘩に!!!!薄暗くてよく見えなかったのですが、どうやら犬を放して散歩していたようですすぐに向こうの飼い主が駆け寄ってきて、押さえてくれましたが。間近で見た犬の喧嘩に、ホント疲れてしまいました。犬嫌いに拍車がかかったような…。ときどきいるんですよね~。田舎だから、と放して散歩をしている人が。(うちの犬は放したらどこへ行ってしまうかわからないので、できませんが…)別の家の犬は、うちの玄関先まで入ってきて、うちの犬に喧嘩を売って帰っていきます…。飼い主の顔が見たいわっ…いや、後ろを悠々と歩いてくるので、見てますが。ご近所さんなだけに、文句も言えず散歩、してあげたいんだけど、人とすれ違わない時間がいいな~…。
2009年04月16日
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昨日の夕飯を作りながら・・・娘「そういえばさ~、アレが出たんだって」母「あぁ、アレ?」娘「そう、あんまり好きじゃないけど一度は試してみたいじゃん」母「ふ~ん」娘「この前スーパーで見かけたからよろしく」母「はいはい。でも、そのときに言ってくれればよかったのに」母「そういえばね~…」と話題は変わり…この会話でアレが何か分かった人がいたらすごい!!だって無理です。母もきっと「アレ」が何なのかわかってないハズ。これでそのものを買ってきたらすごい…。正解は やきそば たらこ味 ←のたらこ味です(そのものがなかった…)あんまりたらこ味って好きじゃないけど、この焼きそばは好きなので、一度試してみようかと新しいモノ好きの血が騒いだのでした。……たぶん、母は買ってこないので、自分で買いに行きますとも!!アレとかコレとかで会話をするとぼけると言いますが、なかなかその名前が出てこないんですよ。で、考えているうちに他の話題を振られて、自分が話したいことを忘れる…。母と会話のときは、なんでもいいので先に言い出した方が勝ちです!!
2009年04月07日
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楽風呂シスターズ楽天のブログのお仲間で始めた同人誌今年は参加するぞ!!と気合を入れたはいいのですが、ちょっぴり不安。だって長いお話は最近さっぱり書いていません。(ホント自慢じゃないですが…)途中リタイアあり、ということで思い切って参加させていただくことに。3月末で一応共通の舞台が決まりました。詳しくはミツルさんのブログへ…。みなさん着々とカップリングやストーリーを報告する中、私は一人どうしようかな~とまだ悩んでいました。が、同じ舞台で、しかも共通のキャラとかが登場する今回の企画。私だけのんびりしていては、いけませんヤバイ…と急遽設定と大まかなストーリーを決めているところです。1回目の楽風呂シスターズは、各自が独立した短編を書いたので、今回のような同じ舞台でというお話を書くのは初めてのこと。情報を共有することはとても難しいことですが、楽しくもあります。人様が考えているキャラに、私の好みはこんなの~っと勝手にイメージを言ってみたり。それが反映されるかどうかはいいんです。ただ、いつもは一人でやる作業をたくさんの人と考えながらするのは新鮮で勉強になります。ペロッとこんな感じ?とイラストまで書かれる方がいて、羨まし~とバタバタしたりしています。どんなお話になるかはお楽しみです♪・・・その前にストーリー考えねば・・・。
2009年04月03日
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ルパン対コナン、という夢の共演!!うぅ…ついルパン対ホームズと書きたくなるのは私だけだろうか?ちょっと前に共演が実現、というニュースをネットか何かで見ていたので、映画じゃなかったのか…と見てみる気になりました。見てみて…正直、う~ん??と思ってしまいましたね。人物や背景に違和感は感じませんでした、が…。対象年齢がよくわかりません。ルパンのお色気なところは、子供たちにはどうなの??と思い、コナンの青臭い・・・というか幼いところは、大人にとってどうでしょう?私はいたたまれないような気分になりました。それに主要メンバーがたくさん出てくるので、誰をみればいいのか(笑)ストーリー的には面白かったです。コナンとルパンのやりとりとか、みていてカッコイイなと!しかし…最後のふじことコナンのやり取り…。大人な会話過ぎる……。どちらかと言えばコナンファンの私には、ちょっとー!!と言いたくなりましたそういえば、映画のCMで驚いたのが…「BALLAD(バラッド)-名もなき恋のうた-」なんと、クレヨンしんちゃんの映画を実写化だそうです!!「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦」この映画、テレビで放送されたのを見たことあるけど…。確か、悲恋じゃなかったかな??最後におお泣きした覚えがある……。ストーリーを知っているだけに、見るかどうかは微妙ですが、キャストが草なぎ剛と新垣結衣ちょっと気になります。
2009年03月31日
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ようやく手に入って読むことができました!!すごい待っていましたともこぼれ話をいくつも集めた35巻。事件ものもいいですが、こういうお話も好きそうだったのか~、とかいまさら納得するお話も多く入っていました。私の一番のオススメはマイペースキング植草意外な特技を知ってビックリだし、あの「ダグ…」と城にねだった顔は可愛すぎです!!!もちろん、キレた隊長や謎の多い吹越さん(名前違うかも…)もよかったです~。次回は11月20日らしい。一体どんなお話なのかなぁ・・・と今から楽しみです!・・・・・・でも遠いよ、ホント遠い。忘れそうだこの本を頼むついでに頼んだこの一冊こちらも大変愉しく読ませていただきました。前作の続き、と今井の弟くんのお話入り。この今井の弟くんがワガママなお子様なんです!それをしっかり躾けるSな彼氏。王道なお話ですが、弟くんの意外に純情なところと意地っ張りなところ。可愛く楽しいお話でした。是非読んでみてください♪
2009年03月23日
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先週、久々に肩こりからくる頭痛と吐き気にやられました…。おかしいな…と思ったときにはすでに手遅れ。鎮痛剤を飲もうにも吐きそうだし、こっている肩をさすってもらうだけで、うっときます。ひたすらベッドの中で「頭が痛い、死ぬ~」とうなり、トイレの中で「気持ち悪い…」とうめく。眠れれば楽なのに!!仕方ないので、強制的に吐くことにしています。そして一晩眠れば、頭痛は治まる・・・のですが、今回はなんだか様子がちがう…。肩の重みというか痛みというかが、ずーっと一週間続いています。微妙な気持ち悪さをともないつつ。うぅ…気持ち悪い。肩こりは生活改善が必要だというけど、パソコンも本も捨てることはできないよー!!
2009年03月21日
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三匹のおっさんオヤジ、カッコイイー!!とつい叫んでしまいたいくなる一冊です。オヤジというべきかジイサンというべきかは、微妙なラインですが…。ここは本人の希望を受けて、ジイサン扱いはやめておきます。そもそも、60歳はまだまだジイサンじゃない気がしてきた…。まぁ、私の年が上がってきたという理由もあるんですけどね。お話の中での3人のおっさんは、元気一杯。時々ある挿絵に笑いながら、どんどん読み進めることができる一冊です。相変わらず、有川さんの本はツボですねー。明るく、スッキリしていて、ちょっと恋愛風味。まだ全部読み終わったわけではありませんが、続きが楽しみでたまりません!!一週間WiiFitをさぼっていたら、また筋肉痛です…。しまった、花粉症の時期にこれはキツイ!!くしゃみをするたびに、腹筋が存在を主張します。うぅ、毎日やるのは大変なんだよー・・・。
2009年03月16日
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WiiFitを買いました!!Wiiソフト WiiFit ウィーフィット 2007/12/01発売日頃から運動不足だと思っていたのですが、まさか家の仕事を手伝っただけで筋肉痛?!東京の友達と一日歩きで観光しただけで、夕方には筋肉痛…。どんだけ、自分が衰えているのか知りました!電気屋のポイントが6000円分あったので、ためらいもなくお財布を開けました♪そして、ヨガと筋トレとバランスゲーム…。毎日30分頑張ってやってます!(1日目で腹筋の筋肉痛で苦しんだけど…)一応今日で5日目………。3日坊主の3日を乗り越えたから、もうサボってもいい?(笑)寒いんだってばー!私信真珠さん、メール届きました?いやぁ…何通もわかれちゃいました!だってまさかあんなに字数制限されるとは(涙)妄想を文字にできて大満足です。書きなぐりですが、お納めください。
2009年03月05日
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この前の週末、花粉症で苦しんだはずなのに…。今、外は雪です!!昨日の帰り道に花粉症の薬を買ったばかりなのですが、もうしばらく使わなくてもやっていけそう(笑)でも、この前の土日はひどかったですよー!今年は去年より花粉が多い…と鬱々してました。週末、母とも話していたのですが、「こんなに早く春がきたら、いったいどの季節が長くなるんだろうね?」と。毎年暖冬暖冬と言われるくらいなんですから、冬が早くくるわけない。ということは、季節が進んで夏が早く来て、残暑が厳しいという気候になるわけですよ。うんざりです・・・。と思っていましたが、冬が帰ってきた…。これで、夏拡大予想は外れてくれると…思いたい(笑)いや、温度差激しくて体調管理が難しいんですけどねー。とりあえずあったかくして過ごしてます
2009年03月03日
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先週の土日に金沢へ旅行に行ってきました!金曜日の夜に名古屋に泊まり、土曜日に金沢に泊まり、日曜日に名古屋に泊まる…。そして月曜午後 名古屋から直出勤……というのんびりしてるんだか忙しいんだかわからないプラン!!私としては3泊4日の旅行でした!!計画を立てるがその通りに進まない私とそもそも計画立てないノープランなお友達との2人旅行…。降りるバス停も乗るバスもよくわかっていない状況で、よくぞ帰ってきた!!と自分を褒めてあげたい…。バスの路線ありすぎなんだよ…。一番の目的の兼六園!!気候が寒くなると聞いていましたが、雪は積もっていなかった…。雪つりの意味って……。まだ金曜日に高速入口を目指して山道を走った地元の方が積もってた…というか吹雪いてた!!この兼六園を見たあと、金沢城公園もフラフラする予定だったのですが、お茶でも飲むか…とお土産屋さんの2階で団子を食べている間に、閉園時間が…。入ったはいいけど、すぐに出ることになりました。しかも宿の方向がわからなくなるし…。造園業者さんに聞いて脱出!!!宿は近くのホテルにしました。それほど高級ではないですが…。ルームサービス付きのプランに心惹かれてでも、ちょっとお高めな加賀会席の夕飯のときに、日本酒2杯でもうフラフラでした~。そうそう、一番ビックリしたのがパジャマ。ゆかたじゃなくてパジャマが備え付けられていたんですが…下がない!!ひざ丈のシャツ一枚で寝ろと?!下を準備し忘れたんじゃないかと思いましたが、そうじゃないらしい…。落ち着かないのでゆかたを貸してもらいました。お風呂ですれ違う年配の女性の方々が「やっぱりゆかたあるのねぇ…」と呟いてました!だよね!!それじゃ落ち着かないよね!!!!2日目は東茶屋町と金沢駅でお買いもの。張り切っていろいろお土産を買いすぎて、お財布が寂しすぎる…。テレビで見てほしかった「アイスにかける醤油」それ単体でなめれば確かに砂糖醤油。けど、アイスと食べれば………微妙?(笑)醤油っぽさは薄れますが、あえてかけて食べたいとは思わなかったです。母と味わう用に少しもらって、あとは姉に進呈。職場の人に自慢する!と言ってましたが、「賛否両論だった…」と報告がありましたあとはお麩が有名だというので、てまり麩や麩まんじゅう。あと、これもテレビで見てて欲しかったお吸い物になるお麩!!お湯を注ぐと最中のようなお麩のなかからだしやいろいろが出てきてお吸い物になるのです。金が有名?なのでチョコレートケーキの上に金箔が乗ってるヤツとか友禅が有名だから体験友禅染めとか。いろいろ金沢を満喫してきましたー!!!!次の旅行は6月に伊豆旅行。
2009年02月24日
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埋めてみよう50音!に「草食系男子」をアップいたしました。「草食系男子」ものすごっく心惹かれるこのフレーズは、数日前「めざましテレビ」で放送してました。ガツガツしていない男の子らしいです…。あ、おもに恋愛面で。20代くらいの男の子で、バブル崩壊後の時代に生まれたので堅実で、親を大事にするとかなんとか。すっごいウロ覚えな知識です!!対になる「肉食系女子」というフレーズはキッパリ記憶から削除しましたともっ。草食系男子から妄想をふくらませたらあんな感じのお話に出来上がりました~。なよっとした感じだけど、芯はしっかりしてるって結構すきなタイプです。草食系ってことは、危機の察知が早くて、逃げ脚早いよね?!とか、妄想がつきないこのフレーズ…。もしかしたら、シリーズ化しちゃいかも(笑)土日に金沢に旅行に行ってきます!!何やら寒そうな予感がします…。先週の土日はコートがいらないほどあったかかったのに…。ここまで寒い思いをするなら、雪くらい降ってほしいものです!雪の兼六園…。ちょっとうっとりしますね~。車じゃないので、雪でも平気!どーんとこいっと楽しみにしている私です。
2009年02月20日
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青天の霹靂「あー、なんかおもしろいことないかなぁ」 これが最近の俺の口癖。 何もすることもない暇な時間を、学校の屋上に寝転がって過ごしていた俺は、綺麗に晴れ渡った青空を見ながらつぶやいた。 高校に入学してからほぼ1年、毎日が同じことの繰り返しなんだ。 授業を受けたりさぼったり。課題を忘れて怒られて…けどまた忘れる。 多少教壇に立つヤツの顔が変わるくらいじゃ、何の刺激にもならない。 おもしろいことがあるはずないとわかっていても、ついついぼやかずにはいられなかった。 もちろん、呟いているだけで答えを求めてるわけじゃない。だから、隣に座るアイツが「たとえば?」と聞き返してきたことに驚いた。いつもなら、俺の戯言とスルーしてしまうはずなのに。「え? たとえば…か。たとえば、日本が海に沈むとか!」「死ぬよ?」「いいんだよ、それでも。あとわずかな命で、ドラマチックな恋をするんだ!」「そうか? 俺は好きな相手とずっと生きていきたいけどな。もし両想いになったとしたら、すぐ人生が終わるなんてもったいないだろ?」 ふざけ10割の言葉に、真剣にそう返されて俺の方が照れる。 友達づきあいは1年になるが、こいつがこんな風に考える奴だとは知らなかった。「うーん、じゃぁ。突然雷に打たれたかのような衝撃的な恋に落ちるとか?」 そんなことあるわけない、と笑われるかと思っていたのに、隣からはなんのリアクションも返ってこない。 これは、あまりの馬鹿さ加減にあきれられたか…と一人納得していると、ポツリと言われる。「……一目ぼれ、か」 意味深な響きのそれに、まさか経験ありかと追及しようとしたが、それよりも早く聞き返されてしまう。「ドラマチックで衝撃的な恋ね。それがお前の面白いことなんだ?」 そういや、もとはそんな話だったな…。 どっから恋の話になったのか、と思い返していた俺はアイツの言葉に反応が遅れる。「じゃぁもし、俺がお前のこと好きだっていったらどうする?」「……は?」 なにを言われたのか本気でわからなかった。 だから、見上げていた青い空が陰ったのも、どうしてなのかわからなかった。 迫ってくる真剣なアイツの顔が近づきすぎてぼやけてしまったあと、唇に柔らかな感触を感じた。 数回のまばたきの後に、また青空が戻ってくる。 呆然とただ空を見上げるだけの俺に、アイツが聞く。「雷、落ちたか?」 雷? 雷が落ちたかなんてわからない、けど……。「日本が沈没するくらい驚いた」 俺の答えに、アイツが「だろうな」とわずかに笑いを含んだ声で言った。 たちの悪い冗談か! とアイツを睨みつけた俺は、その顔を見て感電したかのように、身体に震えが走った。 泣きそうなくせに無理やり笑いを浮かべて、冗談にしようとしているつもりなのか? 全然成功していない。いつもは、なんでもそつなくこなすくせに。 なんだよ、その目は。 こっちが切なくなるくらい、何かを訴えるかのような目で、ずっと俺を見てたのかよ。身体の震えは治まったのに、なぜかドクドクと心臓が早鐘を打っていた。「ドラマチックで衝撃的な恋だろ?」 ………ヤバイ、反論できないかもしれない。50音に入れたかったのに!!実は「せ」は使用済みでした…。最初に確認しなきゃダメでしたね…。ただ、「もし俺がお前を好きだって言ったらどうする?」というセリフから入ったので、タイトルは「青天の霹靂」と決めてしまっていたのです!もうこれは変えようがない!ということで、日記にアップ。うーん、そもそも「空が落ちるほどビックリした」という言葉で締めたかったのです。が、よく考えてみれば、それは「杞憂」のお話。(杞憂:空が落ちてくるんじゃないか、月や星が落ちてくるんじゃないかと心配した人のお話だった気がする…)最初から間違いだらけのお話でしたが、それなりにまとめることができました…。
2009年02月16日
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