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2012年08月09日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
五輪で一番にならなくちゃいけない?
どうして二番じゃだめ?(記事)


絶対的な存在がいるとき
2番狙いというのもあるかもしれないけれど

やはり、1番を脅かすくらいの存在じゃないと
2番というのも、難しかったりしますよね。

受験の世界でも、生徒さんが
「ここは、滑り止めで。」とかいうと

「滑り止めって、


って、くぎを刺す時があります。

それって、流れを掴んだか掴んでいないか
そういうものとも近いような気がします。

さて、昨日の『流れをつかむ』
という日記の続きです。

「こないだのオリンピック
 アーチェリー、見てたかな?

 銀メダル、獲ったじゃない?
 勝てるようになった理由、知ってる?」

「詳しくは、知らないです。
 どういう理由なんですか?」


 順位が低迷していて、今回は銀。

 監督かコーチの一言が

 『ここ一番という時にこそ
  肩の力を抜きなさい。』

 というもので


 ここ一番のときになると
 肩の力が入ってしまっていて負けていた。

 ここ一番というときになると
 『頑張るぞ』という風になってしまってた。」

「力が入っちゃうんですよね。」

「そう。どうしても力が入るんだよね。」

「ここ一番だからこそ
 肩の力を抜けと教えられ

 それが分かって、
 その通りしたら、
 メダルを獲ることができた。

 要は、リラックスするということだよね。

 ただ、この話をしたときに
 ほかの人に

 『どうやって、力を抜くんですか?』

 って、聴かれたんだけど
 どういうことなんだろう?

 単に、肩の力を抜くということではなしに
 リラックス度ということだと思うんだ。

 肩の力を抜くというのは
 自分の問題だし、

 『こういうリラックスしたらいいんだ』と
 自分で会得していくということなんだと思うんだ。」

「インタビューでいたのか
 新聞の記事で読んだか忘れたのですが

 『ここ一番のとき、苦しい時こそ
  笑顔でいることを心がけている。』

 そんな風に書かれていて
 話してもらう話につながるなぁと思ったんです。」

「そうなんだ。
 その話は、初めて聞いたよ。」

「その選手、すごく目が悪くて
 70メートル先の標的は
 あまりよく見えていないらしいんですが

 10点が入ったら
 そのときの呼吸、動作、リズムを

 同じように繰り返したら
 また、10点になるんだと話していたんです。」

「それって、すごいよね。」

「肩の力を抜くって
 どうしたらいいかが笑顔だったんだね。

 なるほどね。
 この2つの話がつながるんだね。」


そんな話を聞かせてもらいました。

もう少し続きがあるんですが
授業なんで、また改めて書きますね。

『流れをつかむ(1)』(2012年08月08日)


(以下、コラムです。)

ロンドン五輪が閉幕に近づきつつあるなか、
現在、日本は、4つの金メダルを獲得した他、
銀13、銅14と、合計31のメダルを手にしています。

合計数では上位に食い込んでいますが、
国別メダル獲得ランキングでは、

金メダル数が少ないため、
13位に甘んじています。

お家芸とも言える柔道で思うように
金メダルが取れなかったのが影響したのでしょうか、
銀・銅メダルが多い印象です。

さて、以前、
「世界で一番にならなくちゃいけないんですか?
 どうして二番じゃだめなんですか?」と言って、

スーパー・コンピューター開発予算の
削減を迫った女性国会議員がいました。

その年の流行語にもなりました。

小説家・村上春樹氏が、
女性ファッション誌『anan』 で
連載しているエッセイをまとめた『村上ラヂオ』
『おおきなかぶ、むずかしいアボカド』に続く

最新作『サラダ好きのライオン』で、
この言葉について持論を展開しています

「そう言われても、二番になるのって、
けっこうむずかしいんだよね。  」と思ったそうです。

一番になろうと思って努力しても、
結果的に二番になることはありますし、

諦めながら取り組んでも、
ことが意外とうまく運び、
二番になってしまうこともあります。

しかし、村上氏の経験上、
最初から二番になろうと思って努力して、
それでめでたく二番になるということはあまりないと言います。

そもそも、意図的に二番を目指す
シチュエーションなんてあるのでしょうか。

五輪に出場している選手には、
こういった狙いは考えられません。

また、二番を目指して守りの姿勢でいることで、
その二番のポジションさえ保っていくことも

できないのではないでしょうか。
それぐらい勝負の世界は厳しいはずです。

しかし、「僕個人のことを
正直に言わせていただければ、

二番手というのは、
ポジションとしてわりに好みです。

マラソンでいえば先頭グループの
後ろあたりにつけているのがいい。

テレビ・カメラにもなるべく映らないように、
前の人を風よけにしてそそっと走る。

先頭に立って突っ走るというのは、
どうも性格的に向かない。」と、

村上氏は二番のメリットをあげています。

小説家として第一線を走り続ける村上氏です、
場合によっては、嫌でも向かい風を
正面から受けなければならない状況が生まれます。

二番が好みだという村上氏は、
二番になりたくてもなれない
責任を背負い込んでいるからこそ。

あなたは一番を目指しますか? 
それとも、二番を目指しますか?

It's a short life





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最終更新日  2012年08月09日 16時40分31秒
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