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朝起きたら、東広島も雪景色。積雪は数センチチョット。きのう行った広島空港も、除雪のため一時閉鎖した。わが家はラッキー~ 26日の「おぼえがき」で書いた「メキシカンブッシュ」は、雪の重みで折れてしまった。21日の「寒菊」の方は雪を払って抱き起こす。「ビオラ」は可愛い雪のお帽子をかぶっている(写真)。 うちの車はスノータイヤをはいていたので、隣町、黒瀬町のそば屋「源五郎」に出掛けた。雪のためかお客が少ない。これでわが家は年を越してしまったね。
2004年12月31日
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東京から娘二人が帰ってくるので、朝早く広島空港に向かった。 東京の低気圧によるボタン雪とは違い、寒波で日本海からやって来た細かい雪が、竹林や松林にうっすらと積もっていた。 ここでとつぜん尾道に行くことになり、車は東へ。 最近「尾道ラーメン」は有名になり、何軒かの店の前に行列ができるが、わが家は、地元の知人に紹介された、昔から有名な「朱華園」にまっすぐ向かう。まだ11時前だったので行列がほんのちょっと。こんな幸運は珍しい。いつもなら25分から40分は待つ。だが、5分もしないうちにうしろに行列が~! 2つずつ順番に運ばれる醤油味、具も含めてあっさり系。満足・・ 「本通り」には、地の人でないひと、観光客?も混じる。道に店を広げたおばさんから生だこ、はまちなどを買う。東京とは鮮度が違う、それはこちらに住んで知った。 カメラを持っていかなかったので、前に撮った「朱華園」の写真を掲載する。 注:31日はやるが、正月は6日から
2004年12月30日
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関東は雪かな?広島は雨。 初めて「モミジ葉ゼラニウム」という名札を見たとき、葉っぱを観賞するゼラニウムかと誤解した。誤解が解けたあと、「変わり咲き」のふれこみに飛びついた。選んだのが「星」。 ところが、庭植えしたのが大失敗。とても雨に弱いし、夏の強光にも弱い。400円(正確には397円)払ったことを悔やむ。 ある日、どこかの記事に目覚め、鉢に移し、室内に取り込んだ。苦土石灰のペーストを鉢の縁に塗りつけ、乾燥気味にする。 この「治療」が成功!今、室内のぬくぬくした陽射しに快調に咲く。
2004年12月29日
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ルリマツリは面白い名前だと思った。プルンバゴと言っている種苗会社もあるが、プルンバゴとは分類上の属名、ちょっと味気ない。ルリは「瑠璃」らしく、その透明な空色の花がさわやか。プルンバゴ属には、ほかにアカマツリ(緋紅色)とインドマツリ(白色)があるという。 名前につられ、今年はルリマツリの種を買った。そのご、この植物は低木だということが分かり、慌てた。 好む環境が分からないので、庭のあちこちに植えてみた。耐寒性の程度も不明。1本を庭に残し、2本を家に取り込んだ。 庭に残った木は、霜が降りても葉の色が変わらない。けっこう寒さに強いのかも。家に取り込んだ1本が再び花を付けた。感激!でした。 お断り:テーマ『空も雲も風も星も花も・・・』はどなたが設定されたのか分かりません。おまけに19日間の日記はすべて削除されていました。でも、良いネーミングでもったいないので、「ヤドカリ」になることにしました。どんどん投稿してくださいね。
2004年12月28日
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微生物は、肉眼では観察できない微小な生物の総称(広辞苑第五版)だが、’有用’微生物を扱う連中が言う微生物は、食品に生えるものが多く、カビ、酵母、細菌(バクテリア)がそれに当たる。 日本酒では、カビの仲間の麹菌とアルコール発酵をする酵母菌を使っている。麹菌は、蒸し米の米粒の周りに生える。いっぽう、酵母によるアルコール発酵は、ドロドロしたもろみのなかで進行する。 微生物は気まぐれである。けっこうひとの手の内を読む。新米がやるとバカにする。 たくさんの麹蓋に盛られた蒸し米の上で、麹菌がどれもこれも同じに生育することはない。生育のデコボコを減らすように、麹蓋の積み替えを行っても、だ。しかし、最後には麹をひとまとめにするので、デコボコはとりあえず解消する。 もろみの中では酵母菌が増殖する。酵母に限らず、生物の増殖にはどうしてもバラツキが伴う。そのバラツキを小さくするのが杜氏の技とはいえ、ゼロにするのは難しい。 もろみには単細胞の酵母菌がどれくらいいるのか?1ミリリットルに1億として、1000リットル(1キロリットル)のもろみには、1億の100万倍、100兆の酵母菌がいる勘定。これら一つ一つの細胞には、サイズの大小あり、活動度の大小ありでさまざまである。それを酵母菌の個性とすると、人間が持つ個性とは隔たりが大きいので、100兆の酵母菌をまとめて1個体としてみよう(人間1人の細胞数は60兆とか)。 そうすると、1個体の酵母菌は、1つのタンクに収まったもろみ全体に近い。そして、このような状態の酵母菌は本当に「個性」を発揮する。ご機嫌がよければ、味も香りも、アルコールの伸びも快調で、みなを喜ばせるが、いったんご機嫌が斜めになると、杜氏泣かせとなる。 このような生物特有のバラツキの中に、私たちは生命の「神秘」を感じるのだろう。お酒はその結果である。
2004年12月27日
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今年の台風で半分は折れてしまった。折れた枝を取り除いて、支柱でまとめたら格好よくなった。想像以上にご婦人の関心を引くので、驚いてしまう。 メキシカンブッシュ(レウカンタ)はシソ科だから、葉を揉めば強い匂いがする。ハーブの仲間。わが家では利用していないが・・ この個体は瀬戸内沿岸に住む人から去年分けてもらった。東広島は標高が200mあるので、少々寒い。気温が零度を割ったら、たちまち地上部が枯れてしまった。 ところがである。今年は同じ条件になっても枯れない。はてな?植物でも気候に適応することってあるのかな?手前からスイートアリッサム、シロタエギク、メキシカンブッシュ(紫の花)
2004年12月26日
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娘のピアノの先生に久々に会ったら、「フォトンベルト」の話をひっきりなしにした。 しかし、「フォトンベルト」がなんのことか分からない。はあ、はあと聞いていたけれど、どうも地球の運命に関することらしい。 あとでネットで調べてみると、こういうことらしい。 フォトンとは「光子」(こうし、ミツコでない)のこと。これは物理学用語。物理学用語を使うところは、「電磁波」を白い布で防ぐ某団体と似ていなくもない。 ここで話が壮大になる。地球を含む太陽系は銀河星雲の中で回っている(1回転は何年だっけ?)。どういう巡り合わせか、間もなく地球は、フォトンの集まった「フォトンベルト」に突入する。そしてこのベルトの通過には2000年かかるとか。 なんだかよく分からないけれど、2012年12月23日に大変化が起こる(ちょうど8年後。地震の予知もできないのに、やけに正確)。その時「人類は新次元に進化する」のだという。そして「人類としての歴史の終焉」を迎える。 つい最近言われた「世紀末思想」にも似ているが、「進化」がどんな方向なのか分からない。わたし個人は死ぬのか、生きるのか? 興味のある方は、「フォトンベルト」をキーワードにして検索すれば、いろいろなサイトが出でくるはず。
2004年12月25日
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そもそも、日本酒のアルコール度数は、どのように測るの? 純粋のアルコール(エチルアルコール)と水を混ぜたアルコール水なら、浮きの原理を使った比重計(浮ひょう)で、比重を計るのが簡単。水の比重は1、純アルコールは約0.8。したがって、アルコールの度数が上がれば上がるほど、アルコール水の比重は小さくなり、浮ひょうが沈みこむ。(浮ひょうの頭には棒が立っていて、上に行くほど、目盛られたアルコール度数が大きい。なお、1991年からはアルコール度数の計測にガスクロマトグラフィーという方法も認められた) ところが、本物のお酒では、アルコール以外にいろいろなものが溶けている。糖分とか、アミノ酸とか、酸類とか・・これらが比重に影響を与えて、アルコール度数を正確に計れない。 それじゃ、どうするの? お酒を沸騰させて、出てきた蒸気を冷やして、容器に集める。アルコールは水といっしょに蒸発する性質を持っているが、糖分、アミノ酸、酸類は蒸発しない。ということで、細かいことは省くが、容器に集めたアルコール水の度数を測る。 さて、日本酒度はどう測るの? 実は、お酒そのものに専用の「浮ひょう」を浮かべる。もし糖分などが多ければ、お酒の比重が大きくなるので浮ひょうは浮き上がる。これも細かいことを省くが、目盛は基準より下方向に動く。比重はプラスだが、日本酒度は逆にマイナスと言っている。いっぽう、糖分などが少なく、アルコールが濃いと浮ひょうは沈みこむが、それをプラスと言っている。 なぜ比重が減ってもプラスなの? これが大問題。通説は、目盛の「上」の方を読むから「プラス」。わたしの思いつきの珍説は、昔「二級酒」、「一級酒」、「特級酒」の順にアルコールの度数が高くなった。そうすると、高級なものほど浮ひょうが沈む可能性大。それを「マイナス」と言ったのでは具合が悪い、「プラス」にしようや・・・?? 日本酒度が同じでも、酸類の含まれ方、お酒の温度などで味が大きく変わることは、多くのひとが指摘。上原浩先生にしても、純米酒を推奨するひとたちにしても、そんなものに頼らず、自分の舌で味を確かめろと言う。日本酒度だけでお酒の質や「甘辛」を判断する安易さを避けなければならない。 日本酒度計(計量法検定合格品)
2004年12月24日
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わが家のイチゴは、南側の日だまりに植えてある。暖かいから花は咲くのだが、花蜂はやってこないし、夜は気温がひどく下がるから、赤い実になることはない。 そんななか、小春日和のある日、チョウがやってきた。かれらも、羽にむち打って、栄養補給なのだろう。動きが鈍いせいもあり、うまく写真に収まってくれた。 イチゴの花言葉:先見、誘惑、甘い香りこの花言葉、写真と合っているかな?(お断り:写真の撮影は12月ですが、昨日や今日ではありません)
2004年12月23日
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曇り空、陽がときどき射すていど。 今日は寒くてだめなようだが、玄関のドアを開けると、花がプーンと香る日がある。近くには、ビオラとスイートアリッサムが並んでいる、香りの主はどっちだろう?どうやら「混ぜ合わせ」の香りらしい? 花の香りって、表現が難しい。香りは写真に撮れないし~(笑) 正直言って、香りの中にはチョット臭い部分も・・・でも、蝶が飛ぶ季節なら、蝶が喜んで寄ってくるかな? わたしの鼻の能力では、チョット臭い部分は揮発性の脂肪酸(専門語では低級脂肪酸)に思える。揮発性の脂肪酸は、チーズの匂いにも含まれる。 この世には「ニオイスミレ」もあるという。どんな匂いか? 写真でビオラはみな素焼きの鉢に植わっている。鉢が余っているせいもあるが、こうしておくとすぐひとに差し上げられる。女性は間違いなく喜んでくださる。ただ、そこには微妙なタイミングもあり、うちの玄関が寂しくなっても困るし・・・
2004年12月22日
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朝は快晴だったが、今は雲が増えてしまった。寒波が強いのだろうか。 1月からわが家では「花暦」をつくっている。一ヶ月を上、中、下旬に分け、一年で36旬、それくらいの正確さである。たとえば、わすれな草は3月下旬から5月中旬まで咲いていた。しかし、庭の中でも差がある。 いろいろなものに開花時期が書いてあるが、首都圏標準が多い。温暖地とか、寒冷地の区別があるときもある。しかし、正直なところ、うちがどちらなのか分からない植物もある。 けっきょく、テストするしかないということになって、「花暦」を作り始めた。今年から始めたので、うちの植物たちにとって、今年が本当に暖冬だったのかは分からない。 寒菊はうちの最後を飾る花。12月中旬から咲き始めた。その黄色は冬至の日に鮮やかで、さわやか。品種名も「春の光」、正真正銘、春を待つ花である。
2004年12月21日
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「アル添」は非難の的だけれど、まあ、加える側の言い分もある。その中で妥当と思うのは、次の2つ。一つは酒の味を軽くする。アル添によって呈味成分が薄まるので、当然の結果。だが、薄めすぎると、まずい「薄い酒」になる。何事もほどほどが大切。もう一つは、芳香成分が酒粕に取られるのを抑える。もろみではよかったのに、搾ったら香りが薄くなってしまうことは、杜氏さんも経験的に承知している。芳香成分の酢酸イソアミルやカプロン酸エチルは米粒に吸着する。アルコールの濃度を上げてやると、それがだいぶ離れてくる。ただし、全部ではない。芳香成分の例として挙げた2つの物質は、化学ではエステルと呼ばれる化合物。エステルには香りの良いものが多い。
2004年12月20日
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ゼラニウムにもいろいろある。いまは気に入ったゼラニウムを求めてさまよっているところ。最近になって、ゼラニウムのタネを売っていることを知った。思わず注文しそうになったけど、ゼラニウムがうちにあふれちゃったらどうしようなどと、余分なことを考える。ゼラニウムのタネは、素敵なパラシュートを付けてるようにも見えるし、逆さにすると、クラシックバレーの踊り子のようでもある。
2004年12月19日
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シンビジウムが突然やって来た。とっても遅くなったけど、「新築祝い」なのだそうだ。ともかく、ビックリの方が先になってしまった。嬉しいけれど、立派すぎて身に余る。11月だったかな?、「趣味の園芸」とそのQ&Aで、シンビジウムをやっていた。自分には関係ないなと、横目でにらんでいた。「株が傷むから、花は1ヵ月くらいで切って花瓶に挿しなさい」とか、「新芽の欠きかた」、「新芽と花芽の見分け方」を解説していた。でも、その時は自分の問題になるとは、ユメ思っていなかった。今朝、大阪朝日の「花おりおり」に、シンビジウム(あんみつ姫)が載っていた。01年に品種登録期間が満了したそうで、以後、生産、販売が自由。わが家のは「インザムード、in the mood?」で、花弁がもっと丸まっているかな?あんみつ姫には、「あんみつ姫薄化粧」と「ラブ・コール」という姉妹がいるようす。なんかドキドキする命名・・花言葉:高貴な美人、飾らない心。
2004年12月18日
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セイタカアワダチソウは、ススキとともに、荒れ地に繁殖する雑草の代表のように言われる。だが、近づいてよく見ると、その花はけっして悪くない。数十年前のひととき観賞されただけのことはある。セイタカアワダチソウ、花言葉:生命力売れ残った造成地の側をすり抜けると、枯れてしまったセイタカアワダチソウに、「綿帽子」のように種がびっしりと付いている。いずれ木枯らしに飛ばされてしまうのだろうが、暖かそうで、触れてみたい誘惑に駆られる。
2004年12月17日
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「湯燗徳利」というものをつい最近まで知らなかった。料理の温度が重要なことは、言うまでもない。温度が舌の感覚に影響を与え、温度の上昇が香気成分の揮発を促し、温度の低下が脂を固くするからである。日本酒も食品の一つと考えれば、温度管理がもてなしの一部になる(ワインでも同じことが言える)。しかし、日本酒のお燗は、けっこう面倒で難しいもの。そこで”冷酒”が幅を利かすのかもしれない。以下は「湯燗徳利」体験談。「湯燗徳利」は二重構造になっている。中の筒(普通の徳利に相当)を抜いて、お酒を入れる(写真のものは300mlまで入れられる)。外側の入れ物にお湯を注ぎ、筒を漬ければ、お酒が暖まってくる。使うお湯の量、筒を漬けておく時間で、お酒の温度が決まる。ま、飲むスピードにもよるが、いろいろな温度でお酒が楽しめる。ということは、その銘柄の適温がわかる。とうぜんながら燗冷めもしにくい。どっちかというと、「一人酒」かな~?広島、本通り裏、銘柄に合わせて「湯燗徳利」でお酒を出しているお店がある。それは蔵元とマスターの相談の結果であるらしい。
2004年12月16日
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近くの公園の寄せ植えや街路樹の根締めには、オタフクナンテンが多い。もともと赤い葉っぱが、寒さをえていちだんと鮮やかになった。オタフクナンテン この楽天広場で、’萌野さん’という方の日記に出てくる、モミジの紅葉写真2枚(短歌つき)には吸い込まれた。なぜって、紅葉の「散りぎわの美」を感じさせた作品だったから~じつは今までモミジの「散りぎわの美」を意識したことがなかった。ウカツ~サクラの散りぎわはよく知っている。戦争中の「特攻隊」とともに語られたから・・オタフクナンテンは散らない。散らない紅葉は、非自然のものなのか。
2004年12月15日
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茨城県にいた小学校4年生のころ、そうとうな天文マニアだった。工学者の父は、自分と同じ仕事をして欲しかったらしいが、まあ、本を買ってくれた。とうぜんながら、星座にも関心を持った。ある時、星の間に広がる黒い空を見つめて、ひどく怖くなった。そのご生物や化学に興味が移り、空から離れた。だが、天文学がからむ新聞や雑誌の記事は必ず読んだ。その中でも面白かったのは、宇宙の果ての話。宇宙には果てがあり、その先は何もないという。理解できない。その果てもだんだん遠くなった。80億光年、100億光年、今は120億光年以上。理解できない。やがて「ビッグバン」説に出会う。ある瞬間からこの宇宙の創生が始まったという。それ以前は何があったの?地球の創生は46億年前。生命の誕生からは40億年くらい。そして生命の進化が始まる。だが、進化したことはわかるのだが、その意味となるとさっぱりわからない。昨夜は「報道ステーション」に誘われて、外に出た。うちの南側には山林があり、次の町まで遠いので、空が暗い。そこに瞬きもしないオリオン座がくっきりと・・この上ない天気だが、寒い。風呂に入ったのは間違いだった。星は飛ばない。なに、流星なんて宇宙の果てに比べれば、些細なことだ・・負け惜しみを思いつつ、カシオペアと北極星を確認して家に入る~
2004年12月14日
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家から東広島市の中心部までは数キロある。自転車のおきまりコースだが、人口が12, 3万程度のこの都市では、家並みがつながることはない。家からスタートして小さな川までは、快適な下り。しかし、帰りはいつもたいへん。「往きはヨイヨイ、帰りは恐い」である。下った道は、その先でわたしが愛用している細い道を上る。両側は階段状の田んぼ。ふと、その一角にシロバナタンポポが咲く。記憶しているところでは、2年前から同じ場所に咲いている。増えるでもなく、同じくらいの株が散らばっている。シロバナタンポポ、花言葉:真心の愛、明朗な歌声 シロバナタンポポ以外はみな花が黄色。しかし、黄色いタンポポの区別はとても難しそう。なぜなら、外国から入ってきたセイヨウタンポポがカンサイタンポポと雑種をつくっており、素人にはもう分類が無理なのだという。かのシロバナタンポポは、これから寒さが厳しくなると、花をつけなくなる。そして、春の訪れとともにまた咲く。
2004年12月13日
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忘年会のシーズン、みなさん美味しい日本酒を飲んでいますか。今日はアル添を「味」分ける名人の話。 上原浩先生の講演記録を読んでいたら、こんな箇所を見つけました。いわく、「300mlの日本酒に60mlの水を加えてお燗をする。もしアル添酒や三増酒であれば、アルコール臭ですぐ分かる」 この技には3つのポイントがあるように思います。まず2割の水でお酒を割ること。そして温度を上げてアルコールが蒸発しやすくすること。最後に、たぶん、これが一番肝心だと思うけど、鼻や舌の感度が高いこと。 それにしてもなぜ水を加えるのか?昔からこんな事が言われています。「水とアルコールを混ぜたとうざは、アルコール臭くて飲めない。だが一月もすればアルコールが馴染む」 この理由を研究している人がいました。おそらく今でも研究している人がいるでしょう。 水を加えたとき、元からあるアルコールと「アル添」のアルコールが、なぜ別行動を取るのか?間違いなく、これは難問です。
2004年12月12日
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今朝はだいぶ温度が下がって、夜露がいっぱい降りました。でもまだ霜にはなっていません。みーちゃんさんがドウダンツツジの紅葉を注目されたので、それを追っかけてブルーベリーの紅葉。これはラピッドアイ系、たしか暖地向きのはずです。夜露を受けて、いちだんと色鮮やかな感じ。ブルーベリーの花も壷形で可愛いですね。夏できる実を生で食べると、味がサッパリで、とても美味しい!
2004年12月11日
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ミステリーの題名ではない。 自転車に乗ってよくガーデニングのお店に出かける。そこには季節を先取りした花や亜熱帯の花があふれている。まさに「今日見つけた”花”は、なあ~に?」である。でも、売場で花の写真を撮る度胸はない。 パンジー・ビオラの売場には、なぜか男の姿は少ない。女性ばかりが、若いほうからお年寄りまで、かごを片手に、じっと考え、ウロウロ。その目は真剣そのもの。パンジーの妖精が、なぜ女性を惹きつけるの? 「パンジーは花が大きく、ビオラは小さい」が通説だが、近年、育種が進んで区別が難しくなったとか。わが家では去年から小さい花へ好みが転向して、今年もビオラのタネを蒔いた。9月上旬にスタートして、約95日。まあまあの出来でしょう~台風のたびに室内に取り込んだけどネ・・ビオラ”ソルベYTT”(タキイ)
2004年12月10日
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東広島で、育苗の手間を省いてくれる(タネ代が節約できる)草花のお話の最終回になりました。”冬しらず”とヒメツルソバについては、気に入った「カット」がまだないので、略。タネ代が要らないといっても、小さい植物を雑草と間違えないためには、用心、用心。なにせ、周りには山森、林、畑、荒れ地、何でもあり。風で雑草のタネが飛んでくる。いっぽう、ダイアンサス(ナデシコ)の仲間では、カワラナデシコとカーネーションの区別がつかない。マリーゴールドでは、フレンチとアフリカンの区別がまったくダメ。ヒメツルニチニチソウ。「ヒメ」が付かない、ツルニチニチソウの花言葉:幼馴染み、楽しき思い出 アジュガ(たぶんアジュガ・レプタンス)。欧州~イラン原産。日本産のジュウニヒトエに近い。
2004年12月09日
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日本酒の中には、アルコール(エタノール)を添加した製品がある。アルコールの添加を略して「アル添」。 アル添は消費者の非難を浴び、日本酒不人気の根元のようになってしまった。しかし、気を落ち着けて実情を調べてみることにした。 日本酒へのアルコールの添加は、発酵がほぼ終了したとき(酵母の活動がほぼ止まったとき)に行われる。問題は、加えるアルコールの量だろう。 本醸造酒、吟醸酒や大吟醸酒であれば、白米1000kg当たり、95%アルコールにして100kg(10%)まで(95%アルコールの容量に換算すると122.5Lまで)、添加が認められている。 わたしとしては、ここらへんがいい意味でアル添の限界と心得る。(吟醸酒や大吟醸酒への実際のアルコール添加量は、95%アルコールで70L程度とか。その効用は別の機会に触れる。もちろんコストのためでない) だが、普通酒や増醸酒ではこれ以上のアルコールを加えるようだ。その結果、味を調整するために、副原料(糖類、酸類、調味料など)も添加することになる。 ちなみに平成15醸造年度(BY)の統計を調べてみたら、アル添に使われたアルコールの量は、総醸造量を平均して、白米1トン当たり95%アルコールにして210.5Lだったという。 10%添加の1.7倍だね。う~ん・・!
2004年12月08日
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12月1日の「おぼえがき」の続き(4)です。今日は、ひところ花屋でよく見かけた白や紫の矮性種でなく、高さ数十センチになるアゲラタム(アゲラツム)をアップしてみます。落ちこぼれのタネからの花は7月中旬から咲き始め、今も咲いています。もう一つは田舎によく咲くスミレ。もう来春に想いをはせる感じ~アゲラタム(カッコウアザミ)、キク科で、筒状花のみというのがわかる。花言葉:幸せを得る、信頼。 人里でよく見かけるスミレの写真。このスミレの種名がわかったら教えてください。「山路来て何やらゆかしすみれ草」(野ざらし紀行に載る芭蕉の句)「車みち現世を生きるすみれたち」(下の写真のこと、~駄作)
2004年12月07日
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12月1日の「おぼえがき」の続き(3)です。今日はリナリアとムシトリナデシコ。花の時期はリナリアの方が早く(東広島で、今年は4月上旬~5月中旬)、ムシトリナデシコは5月末(今年は5月中旬~6月上旬)でしょうか。リナリア、和名はひめきんぎょそう。この植物は東広島の風土に合っているようだ。写真の背景に咲く花はワスレナグサ。 軒下に迫るムシトリナデシコ、ヨーロッパ原産。なぜ「ムシトリ」か?茎のところどころにリング状にネバネバがあるためらしいが、虫がくっついてるのを見たことがない。
2004年12月06日
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12月1日の「おぼえがき」の続き(2)です。今日はニーレンベルギアとスイートアリッサム。ニーレンベルギアの花は来年の晩春になりますね。今年の花期は、5月初めから9月ぐらいまででした。スイートアリッサムは、夏ばてから回復して今盛んに咲いています。厳冬期には花が減り、3月の声を聞けば、また盛り返すでしょう。ニーレンベルギア・カエルレア(園芸品種名:モンブラン)。ナス科の植物で、背が低く、花弁の「縮み」が魅力的。東広島の戸外の寒さに耐える。ギンパイソウの仲間。 スイートアリッサム、うちの日だまりに芽を出し勢力を拡げた。どこからタネが来たのかと探せば、塀の向こうの隣家だった。花言葉:奥ゆかしい美しさ
2004年12月05日
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名水、おいしい水、優れた酒造用水にどれくらいの共通点があるのか、十分な知識もないし、自分の舌にも自信がない。ただ、気にしているのは、せっかくの名水を運ぶのに、入れ物の方には関心が薄いことだ。化学実験の経験からすれば、ガラス瓶が一番だろうと思うけど。自分の舌に自信がなければ(「ベロメータ」の感度が悪ければ!)、化学分析に頼らざるをえない。酒造用水では、鉄分がとくに嫌われる。麹菌がデフェリクリシンという物質を合成し、それが水の中の鉄分(三価鉄イオン)と反応して、赤橙色の色素になるからだ。この色素は活性炭(飲んべえの間で言う「炭」)で除かれるが、活性炭はお好みの物質も吸着してしまうおそれがあるでしょう。
2004年12月04日
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12月1日の「おぼえがき」の続きです。列挙した花の写真を一挙に掲載すると、長くなってしまうので、2枚ずつ小分けにして紹介します。今日はカワラナデシコと早咲きシャスタデージー。ちょっと季節が合わないのですが、ごめんなさい。シャスタデージーの今年の花期(東広島で)は、4月下旬から6月初旬でした。晩生のシャスタデージーは6月中旬から7月初旬。なお、ワスレナグサは3月下旬から5月中旬にかけて盛んに咲きました。最初は可愛かったんですけど、だんだん乱れて(笑)。カワラナデシコ、かって日本女性を体現した花。5輪の花は、親と3人の子どもに相当します。もっとも長男がいますが。花言葉:可憐、貞節。薬理作用:清熱、利水、通淋 シャスタデージー、交配によって作り出された園芸種。日本の野生ギクとして知られるハマギクやフランスギク(フランスやアメリカではマーガレットという)などを先祖にもつ。ちなみに日本では、木春菊の方をマーガレットと呼称しているという。
2004年12月03日
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「上乃宮会」の命名は、上原先生の「上」と埼玉県旧大宮市の「宮」に由来するという。したがって、現在は、昨年誕生したさいたま市を舞台に活動しているらしい。みなが仙人は、中学生だった昭和27年から昭和55年まで、ざっと28年間旧浦和市に住んだ。その因縁で親しみを感ずるネ。「上乃宮会」は、アル添酒を排除し、純米酒しか飲まない、自称アナーキーな集団だとか。会のURLはhttp://members.jcom.home.ne.jp/uenomiya/。
2004年12月02日
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庭に落ちこぼれたタネで増えていく草花たち~ここ東広島の風土に合っている印。ワスレナグサ、カワラナデシコ(大和撫子)、早咲きシャスタデージー、ニーレンベルギア、スイートアリッサム(白)、リナリア、ムシトリナデシコ、高性アゲラタム、冬しらず、日本スミレ(とうぜんですか)。他に、つるを伸ばす植物で、ヒメツルニチニチソウ、アジュガ、ヒメツルソバ。ワスレナグサ(エゾムラサキ)、ダニューブ河畔に咲いた伝説で有名な花。だが真のワスレナグサは、これとは種が違うという。英名、garden forget-me-not。花言葉:(青色花)真実の愛、(白色花)私を忘れないで。
2004年12月01日
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