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狛犬さんが彫像である以上、その顔立ちは重要であろう。顔立ちと言っても、口、歯、鼻、目、眉毛、額、耳と枚挙にいとまがない。そこで今日は鼻と目の形をクローズアップしてみた。 写真の阿形像では、目はまん丸と横に潰れた形。まん丸目の像を見たとき、ふくろうやみみずくを連想したのは、その場では気づかなかったけれど、目の形が原因だったらしい。いっぽう横に潰れた形は、「猛犬」の必要条件だろうか。 ところで、仙人が最初に気になったのは、鼻の形や高さ。御建・松尾神社参道の狛犬さんは猛犬だが、鼻が高くて美形である。しかししばしば出会うのは、鼻ぺちゃの狛犬さん。みなさんはどちらがお好きですか。 このブログで今までに登場した狛犬さんは、こちらのホームページにまとめられています。よろしければどうぞ。
2009年02月28日
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このブログでは純米酒を探求している。年末までは「下限」を探求して、それはそれでたいへんな苦労があることが察せられた。正月からはリッチな方向に転換して、「純米吟醸酒」まで(上限:1500~1600円)を飲んだ。 「美穂」は純米吟醸酒で、720mlで1417円。純米吟醸酒としては安い方。アルコール度数は15~16で普通。精米率は58%。使用米は広島県産酒造好適米としか書かれていない。 実は「美穂」のラベルを見て驚いた。これは杜氏の名前そのもの。今田酒造の杜氏はそこのお嬢さんで、一度お目に掛かったことがある。それが購入の動機でもあった。 この酒の売りは、軟水醸造、古典的な製麹(甑、麹蓋使用)など。入りは軟らかい香り、当たりそして弱い酸味。開封したあと、時間を空けて飲むと、おそらく香りの一部が揮発して、「富久長」らしい香りになってくる。室温、あるいはそれ以下、願わくは5~10℃が、蔵元お勧めの酒温。これは香りのバランスを保つ重要な要素なのだろう。
2009年02月27日
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1月11日にアップしたように、ここの参道の一番下に位置する狛犬さんは、土佐犬のごとき猛犬で、吠えられたらひとたまりもない。ところが本殿前の広場入口に建つ狛犬さんは、同じ「犬種」ながら、ややおっとりしている。さらには前足を玉に載せ、玉には子獅子を従えている。 この子獅子たちは正に子犬そのもの。「阿」の方では、お尻を参拝客に向け、写真が悪くて申し訳ないが頭だけを客に向けている。玉にしがみついている可愛いお尻は、子犬そのもの。いっぽう「吽」の方では、「子犬」が正座して「お手」をしている。モデルはどう見ても身近な子犬なのである。
2009年02月26日
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今わが家の花形であるミニカトレアに再度登場願った。特に付け加えるコメントはないけれど・・
2009年02月25日
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マーガレットにどれくらいの耐寒性があるか知らない。しかし地植で、不織布を被せた状態で、ー5℃でもなんとか生き残ったから、弱いとは言えない。もちろん花は咲かなかったが。 その経験から、今シーズンは鉢に植えかえ、室内に取り込んだ(最低気温が+5℃くらい)。そうすると2株とも花が咲いた。 写真の株は、去年の春買った「ボンザ・ホットピンク」。実はここに至るまでには、ちょっとしたハプニングがあった。植物とともに、「尺取り虫」を取り込んだのだ。長らく保護色と擬態で気がつかず、落ちている糞で「花びらのない」花が咲く理由が判明。大小2匹に、トイレへお引き取り願った。
2009年02月24日
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←ICカードリーダライタ(Windows Vista/MacOS X対応) e-Taxは税務署からダイレクトメールが来るし、タレントやアスリートを使ってテレビで報道しているから、存在はもちろん知っていたけれど、重い腰がなかなか上がらなかった。諸費用負担の意味で、所得税から5000円を「特別控除」すると言われてもだ。 すでに2,3年前から国税庁の「確定申告書等作成コーナー」は使っている。ちょっとわかりにくいが、年度ごとの税制変更を心配せずに書類を作成できる。後は 印刷すれば、 所轄税務署に持っていくだけ。ついでに仙人の自転車散歩になるから、これで充分ではあった。去年は、臨時会場に面白い被写体も見つけた。 にもかかわらずe-Taxに「挑戦」したのは、なぜだったかな?以下は長い道のりの話。 ◎一番最初にやったのは「住民基本台帳カード」の取得(10年間有効、500円)。だがe-Tax以外に役立ちそうもなかったので、身分証明に使うことにして写真付きにした。まず市役所のホームページから申請書式をダウンロード。セルフタイマーで自分を撮影して、パソコンで規定の顔写真を作成。申請書類の提出に1回、自宅に届いた郵便を持って1回、つごう2回市役所に行った。2回目にはカードに「電子証明書」を入れてもらったわけだが(3年間有効、500円)、このときカード用と電子証明書用に2つの「暗証番号」が必要になった。怖れていた暗証番号の氾濫!! ◎次に「ICカードリーダライタ」を買わないといけない。これも今のところは、他に用途のない代物。 ここから、Macユーザがマイナーであることの困難を味わうことになる。地元電気店にはMac OS用のリーダライタを売っていなかったので、通信販売で購入することに。ほとんどNTTコムが唯一のメーカー。これで送料を含めて3040円を出費したから、「特別控除」の残額は千円ほどに。 ◎うちのパソコンはMac OS X v10.4 (Tiger)なので、OSの問題はOK。ハードがやっと整ったと言ってよいだろう。 さて、いよいよ「電子認証」の世界へ。しかし電子認証のシステムを理解していないので、「五里霧中」の状態。進む方向が正しいのか、間違っているのか、それさえもはっきりしない。春山の雪道で霧に巻かれて、遭難しそうになった時のよう。その時もそうだったけれど、結果として、安全な「山小屋」にたどり着いたから、まずはメデタシと言うべきだろう。JPKIMac、Keymportなどのソフトをダウンロードしたようだ。「ようだ」というのは、未だ頭が明快でないから。 ◎最後は本来のe-Tax。だが画面がWindows中心のなので簡単にいかない。 引っかかりの始まりは、「e-Taxソフト」をダウンロードできなかったこと。40Mbのサイズだというのに、ダウンロードしてみると34Mb。しかも解凍しない。2回やっても同じ。あれこれしているうちに、「公的個人認証サービス」の場合、このソフトを使わなくてもe-Taxができることがわかり、「確定申告書等作成コーナー」のページへ。 ところでこのコーナーの進化は著しい。19年度のファイルを呼び出すと、名前、住所など固定したデータをそのまま使える上に、収入の部で金額の最初の数字を入力すれば、全桁がパッと出る。これって社会保険庁などからデータが送信されているのだろうか。 作成書類を確認して、いざ送信。だが「初期登録をしていません」の警告。あれっ、どこかで近道をしてしまったらしい。「初期登録」なるものを探して、やり直し。「e-Tax開始届出書」提出が2回、「利用者識別番号」も2回頂きました! 確かに、e-Taxでは「源泉徴収票」などを貼る必要がないから、その点は面倒でない。だがこんな「マラソン」に挑戦したのは、最近はやりの「脳の活性化」のため?脳は活性化しても、目はショボショボでした。
2009年02月23日
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ミニカトレア、サクラキャンディーが咲いた。去年買ってきたので初めての体験。うちにある洋蘭の中では、最初の開花になる。 「趣味の園芸」でミニカトレアは寒さに強いと言っていたけれど、正にそのとおり。同じく寒さに強いと言われる、うちのデンドロビュームは4月上旬から咲くから、それを上回っている。 日射しの関係で花茎が腰曲がりになってしまったが、来年は工夫することにしよう。 前に話題にした(こちら)、つぼみの先端や花序の間に吹き出した甘い「蜜」は、いつの間にか消えている。どうも他の鉢に住みついた小さい蟻が、全部をなめてしまったらしい。花が咲いたことから何かを感知したのか。
2009年02月21日
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一見したとき、何の実だろうかと思った。最終的にはアオキということにしたけれど、葉には鋸歯が少なく、果実の形がじつに悪い。 しかしそれに着目したのは、「可笑しさ」を感じたから。赤い色がクリーンで艶々しているのもよい。
2009年02月20日
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平安時代の初期までは、産業上大切な植物だったようである。 当地ではヤブツバキが群生するのは見かけない。孤独な木を神社の杜に見かけるが、高木なので花ははるか高いところにある。写真の木はまだ若木なのだろう。手の届く高さに花があった。しかし傍らに立つ白花のヤブツバキは、すでに手に負えない高さ。 写真を見て気づいたが、冠状の雄しべの中から、先の割れた柱を覗かせているのは雌しべ?他の写真ではあまり見かけない。
2009年02月19日
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樹の幹は森林を支えるもの。ふとこんな写真が撮ってみたくなった。 左がマツなのは確かでも、クロマツかアカマツかは自信が持てない。右もコブシあたりか?(いずれも葉や冬芽ははるか上にある) 表題は触覚的な対比にしたが、男女に対比することもできるし、生物学的に樹皮を比較することもできる。マツの樹皮の割れ方に、規則があるような、無いような・・
2009年02月18日
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ついでのこと、東京白金台の松岡美術館に寄った。休日ではあったが、人数が少なく、ゆっくり鑑賞できる雰囲気。 お目当ては「美人画展」だったものの、後で自分のボケに気づく。副題が「~麗しの女性美を求めて」だったものを、パソコンで「~癒しの女性美を求めて」と読み違えたのだ。観ながら、全然意味がわからないと思う始末。 それはさておき、インパクトがあったのは、同時展示の「ガンダーラ・インド彫刻」と一番最後の展示室にあった、文楽人形をモチーフにする宮前秀樹の「現代日本画展」。 前者は、仙人になじみの無かった分野だし、仏像の男女がはっきりしていて、男の場合、立派な口ひげが現代インド人男性を連想しておかしい。ヒンズー教関係だったろうか、男女ペアの像が多数あり、おまけに女のバストが丸く豊満なのも驚き。 後者は、文楽人形が2,3体横たわっているのが、異様。なぜかと考えてみるに、この状態の人形は「生死」の中間にあるらしい。見開いて、強調された目が生きているような、死んでいるような。頬がふっくらとしているが、白い。 各展示室が別々の内容だから雑然としているようだけれど、800円(割り引いて頂いて700円)は安いものでした。
2009年02月17日
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自然には植生の遷移がある。だから人間さまがヤキモキしても始まらない面も。 東京白金台にある国立科学博物館・自然教育園は江戸時代の下屋敷跡というから、放置されて、人工的な「庭園」からの植生遷移が始まったのは、明治維新以後のことだろう。 さらにその庭園は、その前の時代に築かれた「土塁」をそのまま用いたようだ。だから、コナラ自然林といっても、人工的な地形の上に立っている。そしてコナラ林の時間経過は、約100年だとか。 100年前と言えば、日露戦争や夏目漱石が生きた時代。もし人が絶えて100年も経てば、土の部分はこうなるのだな。だが、コンクリートで固めた部分はどうなるだろう。
2009年02月16日
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20℃は超えなかったけれど、昨日の突発的な陽気で、ヒメリュウキンカが咲いてしまった。昨年より7日早い。予想が大狂い。 日本スイセンのほうも、2番以下がドドッと咲いた。 陽気につられて虫さんも(ちょっと見にくいが)。ハナアブの仲間だろうか。
2009年02月15日
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自然教育園は、「放置」することによって、大都会のど真ん中に、気候に合った「フローラ」を保っているわけだが、雑然としている場所とも言える。ただこうした雑然さは、近接した人波にもまれる大都会の人々にとっては、ホッとする空間でもあるかもしれない。だから、有料で?ウォーキングする人に何人か出会った。 広島のうちの周りでもこの季節、咲いている花は少ないが、ここでもやはり少なかった。ユキワリイチゲは、ヤブツバキを除いて、唯一とも言える咲いていた花。 ネットで見ると、ユキワリイチゲは本州西部から九州に分布する、早春の多年草(うちの周辺では見かけない)。とすると、東京は暖かいのか。ただやっと咲きかけたところで、開ききっていない。
2009年02月14日
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東京上野の国立科学博物館はよく知られているけれど、自然教育園となると知名度が低いのでは?仙人もどこにあるのか、承知していなかった。 今回品川あたりに所用があって、自然教育園が目黒駅に近いらしいので、出かけてみることにした。ただ、いくら東京が温暖化していると言っても、2月では花は期待できない。 ビルがビッシリの周りに対比して、ここは別世界。高木が生い茂り、鳥の天下(昆虫は動いていなかった)。しかし武蔵野の原生林がそのまま残ったわけではなく、戦国時代には、土塁に囲まれて「白金の長者」の館があり、江戸時代にはどこかの藩の下屋敷があったという。それがどうしてこんなに「荒れた」のか。理由は、仙人にはわかっていない。 自然教育園は「庭園」として整備せず、放置して植生の遷移を観察する主旨らしい。一個人にとっては、なんとも気の長い話。ただ遊歩道に沿って、アオキが列をなしていたのは少し気になった。 今日は冬枯れのヒメガマをアップ。ヒメガマの特徴である、「雌花穂(今は綿毛状)の上に雄花穂が離れて存在する」は判らない。仙人の家の近所にあるガマは、ガマかコガマなので珍しかった。周辺にはたぶん、カキツバタが小さい芽を出していた。
2009年02月13日
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「世間」では日本スイセンの話題はもう終わってしまったかもしれない。だがわが家では、ビオラとロウバイを除いて、春の花の1,2番を競う存在。 今年はスイセンが、ヒメリュウキンカの機先を制した。しかし去年はヒメリュウキンカだった。なぜだか今年は、日本スイセンの伸びが半月ほど早い。いわゆる温暖化説以外にも理由があるにちがいない。
2009年02月12日
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寒くても球根が芽吹く時季にはなった。 細い葉を出して冬を越しているのは、ムスカリ・アルメニアカム。定番のムスカリだが、まだ花茎は上がってこない。同じムスカリ仲間でもアズレウム(空色)はやっと芽を出したところ。でも先に咲く。 日本スイセンとヒメリュウキンカは、つぼみがふくらんできた。今年はスイセンの開花が先になるかも。 写真は、今シーズン初めて植えたアリウム・ギガンチュームの芽のはず。「はず」というのは「記憶」に頼っているから。
2009年02月09日
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当地の、と言うより、うちの近所の狛犬には、前足を玉に載せているものが多い。ただ、玉は、まん丸だったり、縦に長かったり。 顔の基本形は同じでも、その表情を見れば、御建神社のようにすごい「猛犬」(こちら)だったり、なんだかおとなしそうだったり。今まで無関心だったけれど、これは石工の「心」、あるいは彫刻としての芸術性を表しているのだろう。 そうなると、参道から仰ぐだけでなく、全体像を見なければいけないことに気がついた。参拝のやり直しである。失礼かもしれないが、今日は後からの姿に注目。 狛犬の「吽」のほうを取りあげている。狛犬が架空の動物でも、モデルは犬なのだろう。尾の毛の巻き方や後ろ脚の関節に個性が見られる。
2009年02月08日
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ヒメリュウキンカの緑が増し、蕾が葉の上に出て、春近しを感じさせる。 この植物、昨年は鉢植えだったが、今は地植。植えた場所を忘れて、一時はどこに葉を出すか心配だった。経過は去年と同じで、暖冬というわけでもない。黄色い開花まであと10日くらいか。
2009年02月07日
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この用語は、仙人のように「半田舎」に住むものにとっては、地域の「活性化」とも結びつき、快い響きを持っている。しかし、大都会に住む人たちの場合、食の外国依存がますます増大することを意味するように思える。 自転車散歩をしていたら、「地産地消」の真新しい看板を発見した。今年から発足するもののようである。 「農事組合法人・かみみなが」、そう、これは「みなが仙人」の庵の近く。だから、写真の豪邸は仙人とは無縁(笑)。実践圃場で栽培するのは、水稲のヒノヒカリと書いてある。ヒノヒカリはコシヒカリと黄金晴の交配種で、西日本に多く、全国3位の生産高だとか。 「地産地消」は「食生活のいちばん自然なカタチです」とうたうわけだから、今年の秋が楽しみである。
2009年02月06日
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昨日は暖かい天気で浮かれていたら、今朝は思わぬ寒さ。ハボタンも白い。 どんな様子かと近づくと、2株の中心に大きな氷の「ダイヤモンド」。氷には青空が映る。 凍る前には大きい水玉だっただろうが、どうしてそんなに水が溜まったのか。昨日は好天で雨なんか降らなかったのに。
2009年02月05日
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ミニカトレアの蕾が急ピッチで成長中。初めての経験なので嬉しい。 ずっと注目している蕾の先端の「涙」は相変わらず。写真では不明だが、蕾の分かれ目にも2,3粒の「涙」が付いている。 Snowrun29さんの「お勧め」で「涙」をなめてみることにした。なにせ量が少ないので、針金の先端に「涙」を付着させる。 予想した味は、ぶどう糖のやや鋭い甘味か、果糖のしっとりした甘味。しかしそのいずれでもなく、ゆるやかな甘さ。麦芽糖ようでもある。そしてやや遅れて、ほのかな酸味。意外な結果であった。
2009年02月04日
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シロヤマブキの花をアップしたことはあるけれど(こちら)、その果実のことは眼中になかった。シロヤマブキとは別種だが、名前の似たヤマブキを歌った有名な和歌のせいかもしれない。 しかしこの寒さの最中、シロヤマブキの果実に出会って、その黒い輝きに驚嘆した。たくさん実っていたせいもあって魅力的。 1つの花に4つの果実ができるが、写真に選んだものでは、1つがすでに脱落し、1つが未完成のようだ。
2009年02月02日
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