みなが仙人のおぼえがき

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2005年01月26日
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 山岳スキーはマイナーである。リフトやゴンドラで高所に行き、滑り降りるのとは異なり、自分の足で、荷物を背負って山頂に登らねばならない。それゆえ体力がいり、ときに冬山遭難の危険にさらされる。だが、天候に恵まれたとき、別世界の美しさに驚嘆する。

 八甲田山には、山岳スキーの初心者にもその美しさを見せる寛大さがあった。昔のように今も、酸ヶ湯温泉には山岳スキーを案内するシステムがあるようだ。案内人が天気を判断し、ルートを示してくれるから遭難する心配はない。

 なかでも春スキーは、日も長くなり、天候が安定し、雪崩の心配も減る。

 わたしが酸ヶ湯に着いた日だったろうか、「明日は八甲田大岳から井戸岳との鞍部に出、毛無代を経て、温泉に戻る周回コースです。参加希望者は○時集合」の掲示。ここのメインコースだ。

 スキーで山に登るには、スキー板の滑走面に「シール」を装着する。「ゲートル」のように長い代物で、スキーのテールに向かって倒れた毛が密に植えられている。この毛は、前に進むときには倒れ、後に戻りそうになると、毛羽立って摩擦を増す。

 これで大岳の急傾斜を登るとき、強風もあり辛かった。ズルズルと後退した。

 山頂で「シール」をはずしたあと、案内の方々は、標高差150mほどの急斜面を、チャッチャッと一直線に下りていって、上を見上げている。こちらは恥を忍んで、安全第一とばかり、「長い斜滑降」と「ターン」を繰り返して、ゆるゆると下りた。

 毛無代を通過するころ、日射で雪温が上がって雪がベトベトに。スキーが10センチも沈んで、曲がれない。達人は「ジャンプターン」などなされるが、こちらは角に来ると止まり、ペタペタと曲がった。


地獄谷より八甲田大岳へのルート

2005.1.26a


樹氷がまだあった



2005.1.26b






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最終更新日  2011年12月01日 14時17分04秒
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