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先週の土曜日、娘と京都に。お土産は、「水無月」。「水無月」は、三角形に切った外郎(ういろう)の上に小豆をとり合せたお菓子。この「水無月」、本来は、6月30日限定のお菓子。がしかし、最近は6月になると売っています。京都には6月30日に「水無月」という和菓子を食べるという習慣があります。なぜ、そのような習慣があるのかというと・・・。12月31日は大晦日というように、6月30日は1年の半分が終わるということで晦日といいます。各神社では半年間の穢れを祓うための「夏越祓」が行われます。6月30日は「夏越祓(なごしのはらえ)」の行事の日。1年の折り返しにあたる6月30日に、これまでの半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事に、供えたのが「水無月」。もともと、正月の雑煮も神へのお供えを人間が食べるのというところから始まったようにお菓子の「水無月」もお供えを食べることから始まった。というのが私の推理。 そして、この時期、日本中でこのようなことがあります。手作りの「うどん」を食べたり、「流し焼き」と言われる、ホットケーキのようなものに、*白下(しろした)*といわれる黒糖をつけて食べて祝う岡山県の「六月捨(す)てえ 」は7月1日。大阪では夏至から11日目にあたる7月2日には、半夏生(はげしょう)という休みがあり、半夏生(はげしょう)餅(ポチ団子)を食べる。6月30日に「水無月」を食べて、7月1日に「流し焼き」を食べて、7月2日に「半夏生(はげしょう)餅」を食べる・・・フルコース。肥りそうだから今年は、水無月だけにしとこう。( ̄▽ ̄) ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月29日*萱葺き屋根のロケの村:♪おっさん、どこなら八塔寺/昔は、どうしていたんだろう。:オトコのファッション *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.29
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しゃべれども しゃべれども 気持ちを伝えられずしゃべれども しゃべれども 『想い』に言葉は適わないしゃべれども しゃべれども 伝えたいことは ただひとつ何かを 誰かを 「好き」という想いただそれだけ(「しゃべれどもしゃべれどもチラシより)■あらすじ■主人公は、国分太一扮する二つ目の落語家・今昔亭三つ葉である。落語を愛する気持ちは誰にも負けないが、高座ではもうひとつ客の笑いを呼び込めない三つ葉は、ひょんなことから“話し方を習いたい”という3人の生徒を取ることになる。それが無愛想で無口な美人・五月、大阪から引っ越してきて東京に馴染めない少年・優、そして元プロ野球選手の湯河原。話すことは不得意だが、我が強くて文句ばかり言う3人に手を焼く三つ葉は、本業の落語も恋もうまくいかない。私もかつて、コミュニケーション講座を受けたことがある。それは、環境問題に行き詰ったからだった。私たちが言っていることは正しい。なのになんで、みんな分かってくれないのだろう・・・。そんな思いが講座を受講する動機だった。その時聞いたのが、コミュニケーションには2つあるということ。ひとつは、言葉を使ったもの「バーバルコミュニケーション」。もうひつつは、言葉を使わない「ノンバーバルコミュニケーション」。ノンバーバルとは、言葉以外のコミュニケーション。例えば、目を見詰め合った時に感じる思いだったり、笑顔だったり、頭をなでたりすること。例えば赤ちゃんはその笑顔や泣き顔で会話する。環境問題に悲壮な顔をしていたのでは、一般の人は逃げるかもしれない。だから、私はいつも笑顔を心がけている。無愛想な美人・五月も、しゃべるのが苦手という前にまずスマイル。いつの苦虫を噛み潰したような元プロ野球選手の湯河原もまず、スマイルをと思う。まあ、嫌な世の中で笑ってばかりもいられないのですけれど・・・。「しゃべれどもしゃべれども」は、派手な衣装も息を呑むようなストーリーの展開もない。けれども、今昔亭三つ葉が祖母(八千草薫)と一緒に暮らす家の佇まいや、普段でも着物ですごす、三つ葉と祖母の着物姿。梅干を漬ける祖母の姿。植木鉢が所狭しと置かれた下町の路地。そんな生活の優しさ、愛しさが、心を打った。TOKIOの国分太一君が、そんな映画にピッタリとはまっていた。「しゃべれどもしゃべれども」HP♪音が出ます。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月27日*探偵!ナイトスクープ:にわか*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.27
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蛍の飛び交う季節となった。子どもの頃、夕涼みをかねて、川のほとりに行った。川端には、闇の中、蛍が舞っていた。昼間、にぎやかに洗濯をする川が、蛍の舞う頃は、幻想的な場所となった。子ども達は、蛍を追いかけ、それを捕った。けれども、私は捕らなかった。蛍をとってはいけないと父に言われていたからだった。蛍は一生のほとんどを、水の中と暗い土の中で過ごす。成虫になって飛んでいられるのは1週間前後。そんな蛍をとるのは、かわいそうだと父は言った。一度だけ、捕まえて蚊帳の中に放したことがあった。けれど蚊帳の中で見る蛍は、闇の中で見るそれと違って、普通の虫のようで、私はがっかりした。以来、一度も蛍を捕りたいと思わなくなった。蛍の飛び交う季節となったが、私は10年以上、蛍を見ていない。子どもの頃見た川ベリの蛍の舞う風景は、本当だったのだろうかと思ったりする。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月26日*父の麦わら帽子:目次*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.26
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ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。「方丈記」鴨長明一昨日、娘と一緒に、鴨長明ゆかりの京都・下賀茂神社に行った。写真は、下賀茂神社、糺(ただす)の森。ゆく河の流れが、再び戻ってくることがないように、今という時間は、再び戻ることはない。けれど、「おしゃれ手紙」を読み返してみると、思い出すことがいっぱいある。「時は過ぎ行く」というけれど、ここでは、「時は、積みゆく」。満5年を迎えた「おしゃれ手紙」。来年読んだ時に、どんなことを思い出すのだろう。 ◎人気blogランキングへ◎■□■6月に見た映画■□■★「プレステージ」ストーリーが奇術!■□■今月の書き残し。■□■*介護医療。*揚子江*マグノリア■□■先月までの書き残し。■□■*中国の田舎の風景。*夜上海*中国のトイレ。*食事のマナー、日本と中国。*茅とイタドリ。*格差婚:藤原紀香と陣内の結婚式*松江*大根島*三方よし*須磨*庭園美術館*京都のフレンチ*京都の鯉*根雨*長崎市長のこと*映画*四国(内子、砥部その他)*琴平さんの電車*イヤのかずら橋*乳母車@伊勢*温泉の憂鬱*田辺聖子「難波のゆうなぎ」*淀屋 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月25日*「純情きらり」と「私の昭和」:手ぬぐい/日記の誕生日 *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.25
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世界一栄養価の高い果物、アボカド。(アボガドという表記もありますが、Avocado、アボカドが正しいとか。)アボカドとは、中南米を原産地とするクスノキ科の高木で、果実を食用(主に生食)にします。アボカドは森のバターと呼ばれるくらいに栄養価の高い健康食品。カリフォルニアなどでは美容と健康に気を使う中年婦人に人気があります。果実には脂質が約2割も含まれ、「森のバター」とも言われるほど。脂肪分が多く含まれることから、コレステロールの心配をする人もいますが、殆どが不飽和脂肪酸で心配はありません。ビタミンE、リノール酸、オレイン酸などを多く含むので健康食として人気が高まっています。そんなアボカドが、大好きです。がしかし、その輸入先は、メキシコ97.8%アメリカ1.7%ニュージーランド0.5%チリ0.1%とその多くが遠い外国から輸入されています。*フードマイレー*溜まりまくり。 _| ̄|○と悩んでいたら、アボカドの種がパカンと割れて、小さな芽のようなものが出たのが去年の9月頃。ヽ(゜∀゜)ノ それからしばらくして・・・。 こんなになりました。ヽ(゜∀゜)ノかくなるうえは、この木をりっぱに育てて、家でアボカドを作ろうじゃないの。そして、フードマイレージを減らそうじゃないの!!発芽温度は、15.6℃~21.1℃でよく発芽するとか。うちのアボカドが発芽したのが9月。ということは、今がチャンス!!やってみよう、蒔かぬタネは生えぬからね。ミカンの育つところでは、露地栽培が可能で実が成ることもある。庭木としても利用されていますが、1本だけ植えても、受粉の問題から結実させるのは難しいようです。 _| ̄|○■アボカドを使ったおすすめ料理のレシピ■ ****私は私***高山 秋津私は私であるという/小さな誇り・・・思いの濃度も/涙の量も抱えた重さも/心が立てる音も一人一人違うのだから優しく明けてくる/六月の朝に「きょうの私」という/種子を蒔こう ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月23日*里山の歌:夏はきぬ/大江戸トイレ事情*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.23
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世界遺産・黄山を下山後、行ったのが、鳥鎮(うーちん)。ちなみに鎮とは、村の単位。鳥(うー)村というような意味。クリークを中心に家々が立ち並ぶ、水郷地帯。♪君がみ胸に抱かれて聞くは 夢の船歌 恋の唄 水の蘇州の花散る春を 惜しむか柳がすすり泣く ♪という西条八十の名曲「蘇州夜曲 」を思いだすような、水の町。 その昔、この地方では、絹が取れていた。その絹を積んだ舟で賑わっただろう、クリークには、今は観光客がいっぱい。私たちツアーも、さっそく舟に乗り込みました。舟から見る町の風景は、また違ったものがあって、のんびりと出来ます。 昔はここの水ももっときれいだったのでしょうね。洗濯をするにも、今のように合成洗剤を使うこともなかったでしょうから・・・。鳥鎮(うーちん)のクリークでは、今も洗濯している人の姿を見かけました。それに舟で荷物を運んだ昔はいいな・・・。車のように、二酸化炭素を出さないから・・・。帆掛け舟のように自然エネルギーを使った船の交通が今こそ必要なのではないかと思う。 ◎人気blogランキングへ◎ *中国旅行*■1■5月20日(日)大阪から杭州へ。杭州市内観光。中国と日本の時差は日本の方が1時間早い。■2■5月21日(月)安徽省(あんきしょう)南部の古村落世界遺産・西逓(せいてい)宏村(こうそん)。世界遺産・黄山(こうざん)。■3■5月22日(火)世界遺産・黄山杭州踊りショウ(OP)■4■5月20日(水)西湖(さいこ)水郷・鳥鎮(うーちん)上海雑技団OP■5■5月20日(木)豫園(よえん)新天地帰国 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月21日*雨の名前:空梅雨(からつゆ) *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.22
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「エコ買い」。賢い主婦はスーパーで手前に並んでいる古い牛乳を買う新しい牛乳から売れていくと、そのぶん古い牛乳が売れ残ってしまいます。日本では毎日約2000万人分の食料が、賞味期限などの理由で捨てられてしまします。ムダを減らして、CO排出量を減らしょう。2006年度新聞広告クリエイティブコンテストの最優秀賞を受賞した畑中大平さんの作品。Dorikiさんのブログで知りました。 「エコ買い」。賢い主婦はスーパーで曲がったキュウリを買う。まっすぐとか、同じ長さとかを基準にキュウリを選んでいませんか?曲がったキュウリも同じように、食べてください。同じように大切な水を吸って、育ったのですから。日本は「世界一の水輸入国」なのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日買った曲がったり、サイズがバラバラ&キズのあるキュウリ、5本で50円。これまた難ありのハムと一緒にサンドウィッチを作りました。ヽ(゜∀゜)ノ買い物は、もちろん、マイバッグ持参です。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月21日*里山の歌:夏はきぬ*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.21
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さかのぼること2001年、カナダ。1ヶ月に1基ずつ原子力発電所を建設するという米ブッシュ大統領の政策に反対する「カナダの自主停電運動」がヒントになっています。 このカナダの運動を見て「日本でもやってみよう」と言い出したのは、明治学院大学教授の辻信一さんでした。辻さんは、環境問題をテーマに活動する「ナマケモノ倶楽部」というNGOを作った方です。一方で辻さんは「カフェスロー」を経営しています。まずはこのお店のイベントとして始めました。カナダの「自主停電運動」は真っ暗にしてやるんですが、それでは子供が暗闇に驚いて泣いてしまいます。そこで辻さんは、真っ暗闇の中でろうそくを灯しながらやることを思いつきました。「あたたかいろうそくの灯りがともった暗がりのカフェで過ごす時間はとても心地がいい」参加していただいた方々からの声もまた、あたたかいものでした。「いつもお茶をたてるときは、15分しかかからなかったのだけど、ろうそくの灯りだけでやったら1時間かかりました。手元が不安定で大変だったけど、ゆっくりと丁寧に、時間をかけてたてたお茶は、とても美味しかったです」もっと多くのひとが気軽に参加できるようにという想いをこめて、2003年夏至の日、「100万人のキャンドルナイト」という名前をつけ始まったのです。「100万人のキャンドルナイト」今年も「100万人のキャンドルナイト」の季節。6月22日(金)夏至の日から、6月24日(日)の20:00~22:00。2006★がばい「キャンドルナイト」キャンドルナイト、やりたいけど、家族の協力がないから・・・と泣く泣く諦めているあなたに。今日から24日まで、買い物をしない日、*「無買日」*というのはいかが?2003★星空に両手をあげて・・・ *門灯を消す。 街燈が明るいから、いらないと思う。*明かりじゃないけど、テレビやPCのモニターのスイッチを消す。*木を植える。 植物は大気汚染を掃除してくれるんだよね。(^-^*)★近くに蛍の飛ぶ場所があったら、みんなで見に行くなんてステキ! 一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、ただ2時間、でんきを消すことで、ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を地球上にひろげていきませんか。100万人のキャンドルナイト ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月19日*インテリア歳時記:時が作った美しさ*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.19
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*枇杷*の実が熟れる季節となった。我が家の小さな裏庭に、生ごみを減らそうと、枇杷の種を埋めたのは、もう20年ほど前。数年後に、小さいけれど枇杷の実が成った。以来、枇杷の実は、初夏の楽しみとなった。今では、二階に届くほど大きくなった枇杷の木。 その枇杷の木が邪魔なのだそうだ、裏の駐車場の人たちは・・・。確かに、うちの枇杷の木は、駐車場にまで枝を大きく広げている。だから切らして下さいと駐車場の所有者は言ってきた。仕方がないので、駐車場にかかる枝は切ってもらった。散髪しすぎの頭のような、枇杷の木を見ながら思う。確かに時々は、枇杷の実が駐車場に落ちるかもしれない。けれど、枇杷の木は、車の排気ガスを吸ってくれる。わずかだけれど、CO2の軽減になる。枇杷の実が成ると*フードマイレージ*が0で食べれる。鳥たちも喜ぶ。小さな枇杷の実が駐車場に落ちると「ごみ」になる。駐車場にとまっている車は、排気ガスや地球温暖化を促進する二酸化炭素を出している。けれども、それは目に見えない「ごみ」。駐車場の所有者は、枇杷のごみが嫌いらしいが、私は車の出すごみが大嫌いだ。どっちが厄介なごみなのか分からないのだろうか。駐車場には、一台につき4本の木を植えるという法律を作って欲しいものだ。 *枇杷**びわ(枇杷)は中国原産の常緑高木で、9世紀ころに渡来し、果物として人々に用いられてきました。びわ(枇杷)の由来は、葉のかたちが楽器の琵琶に似ているので、もともとは中国でつけられた名前です。6月に行った中国旅行でもいなかの道ばたに生えていました。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月17日*関西人気質*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.18
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「陰日向に咲く」は、芸人、劇団ひとりのデビュー作。まずタイトルが気になった。陰日向って、言葉私は聞いたことがなかった。いったい、陰なのか、日向なのか・・・。それに、あのヘタクソな字。悪筆な私が、参ったというくらいにヘタ。あの字も気になった。タイトルで一気にひきつける。さすが、オワライ芸人、つかみはOKということ。そういえば、著者の芸名、「劇団ひとり」というのも、つかみかも。図書館で20人以上待ってやっと先日読んだ。感想から言えば、「スゴイ!!!」「ビギナーズラックにしては上手すぎる。」by恩田 陸。■あらすじ■★「 道草」社会からの束縛に苦しんでいたサラリーマンが、ある日、ホームレスの男性『モーゼ』と出会った事から、自由になる為に自分もホームレスになろうとする。★「 拝啓、僕のアイドル様」マイナーなアイドル・武田みやこ。通称・ミャーコのファンである青年が、彼女を純粋に応援し、ブレイクさせようと奮闘する。★「ピンボケな私」今まで何の夢や目標が無かった女性が、ひょんな事から、カメラマンを目指そうとする中で、ある男性と恋に落ちる。★「Over run」ギャンブルで借金塗れの中年男性の日常と、そこから人生をやり直す為に立ち上がろうと奮起する姿を描いた物語。★「鳴き砂を歩く犬」本当の自分を見つける為に上京した鳴子と売れない芸人・プードル雷太が、浅草のストリップ劇場での出会いを機に、お笑いコンビを組む。+++これら5編の小説は、すべて繋がっている。まるでバーゲン売り場に気に入った服を見つけてひとつ取り上げると、値札に絡んで次の服が出てくるように・・・。二枚目の服も気に入って、取り上げると、3枚目の服が絡んで・・・・。最後に5枚目の服を取り出すと、なんと最初の服に絡まっていた!そのまったく違う5着の服の間から、もう一枚出てきた・・・。そんな感じ。ひとつの小説の中に次の小説の主人公がいたりするから(それは後で気がつくのだけれど)劇団ひとりって、推理小説も書けるんじゃないだろうかと思うほどの構成力!劇団ひとり、恐るべし!読みやすく、すぐ読んでしまった。ドラマ化されたらと妄想してたら、V6の岡田准一君主演で映画になるんだって!!「落ちこぼれたちの哀しいまでの純真を、愛と笑いで包み込んだ珠玉の連作小説。」あのヘタ過ぎる字もなんだか、生きるのがヘタな人の象徴のように思える。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月16日*ツバメの宿賃 *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.17
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中国の首都・北京。現在、最も大きな課題の一つが、水の確保だ。2008年オリンピック開催が決まって都市の発展が急速に進み、建設ラッシュ、洗車場の増加、街の緑化などにより、必要な水の量は圧倒的に増えた。ところが、主要なダムの貯水量は、ここ5年で、3分の1に減っているのだ。こうした中で、今、北京の水を確保するため、様々な対策が打ち出されている。今回は、北京市水務局の取締官の活動に密着した。取締官は、日々、水の浪費が目立つ建設現場や飲食店などを抜き打ち検査している。また、公共用水が盗まれる事件なども頻発しており、摘発に向かうこともたびたびだ。一方、上流の村では、北京に水を供給するため必死の取り組みが行われている。水不足解消の願いを込め、人工降雨ロケットも打ち上げられる。暮らしや産業の要とも言うべき、水の問題に迫る。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「NHKスペシャル・激流中国北京の水を確保せよ~しのびよる水危機~ 」を見た。中国は、年々砂漠化している。一方、北京では、年々、水の使用量が増えている。テレビの中で、富裕層のアパートが紹介されていたが、浴室が2つあった。オリンピックで街の中に街路樹を植えているが、その水やりにも、そうとうの水が使われる。洗車のために、街路樹用の水を盗むものまででるしまつ。オリンピックのための工事にも沢山の水が使われる。そのため、北京の水は、遠く離れたところにダムをつくり水源を求める。その土地の人たちは、水不足でも、そのダムの水を使えない。たった茶碗いっぱいの水で野菜を洗い、手を洗い、その後、家畜に飲ませるという。たまりかねた村人が「ダムの水を畑に使いたい」と村長に言う。「オリンピックを成功させるために、私たちは、我慢しよう」と村長は、村人に言う。いなかでは、生活や田畑の水さえも、不足しているのに、北京では、多くの水が消費され続けている。写真は、安徽省(あんきしょう)の世界遺産宏村(こうそん)という豊かな水の村。かつて、水のある所に、文明は開け、町が出来た。北京も黄河という大きな河があるが、上流にダムをつくったため、水が少なく。日本は、ようやく梅雨いり。水を大切にしたい。◎地球を救う127の方法・水◎身近な水資源を汚して枯渇させて、遠くへ遠くへと水源を求めることは身勝手です。57.安易な水源開発はさせないようにする。58.自然の水循環を生かし、川は川らしく、海は海らしく保全する。59.企業の水の取り方、排水についてチェックする。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月14日*「佐賀のがばいばあちゃん」★がばい語録*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.15
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クリストファー・プリーストの人気小説を、映画化した壮大な人間ドラマ。かつて友人同士だった男たちが、奇術によって運命を狂わせていく様をスリリングにみせる。互角の実力を持つマジシャン役を『X-メン』シリーズのヒュー・ジャックマンと、『バットマン ビギンズ』のクリスチャン・ベイルが熱演。それぞれに趣向を凝らしたトリックで相手を追い詰めていく過程に興奮する。yahoo映画よりプレステージ - goo 映画■あらすじ■19世紀末のロンドン。若き奇術師アンジャーとボーデンは、中堅どころの奇術師ミルトンの元で修行をしていた。しかしある日、アンジャーの妻で助手のジュリアが水中脱出に失敗し死亡。事故の原因はボーデンの結んだロープが外れなかったことだった。これを機にアンジャーは復讐鬼へと変貌し、2人は血を流す争いを繰り返すことになる。一流のマジックはタネや仕掛けのないことを観客に確認させる「プレッジ」、パフォーマンスを展開する「ターン」、そして最後に予想を超えた驚きを提供する「プレステージ(偉業)」の3パートから成り立つという。そんな華やかな「プレステージ」の裏側にあるものを描いたのがこの作品。かつて『メメント』で世界をあっと言わせたクリストファー・ノーラン監督がクリストファー・プリーストの原作を元に、再び驚愕のミステリーを作り上げた。何重にも折り重なるトリックが仕掛けられたストーリーは、それ自体がまるでイリュージョンのよう。ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールが演じる2人の奇術師による迫真の争いも、見ごたえ十分だ。+++いやー、映画に引き込まれました。年代が19世紀末というところに、服装やインテリアに期待して行ったのですが、まんまと、ストーリーにはまってしまいました。ストーリー自体がイリュージョンな、タネも仕掛けもある結末は、決して人には言いません。原作となった「奇術師」は、1996年度世界幻想文学大賞受賞作。■「プレステージ」HP■ ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月11日*ごちそうさん歌:にぬき*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.13
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先週、姫路の友人と京都に行った。待ち合わせ場所に選んだのが、祇園を流れる白川の巽橋。白川は比叡山から如意ケ岳にかけての東山北部の谷から水を集め、北白川で京都盆地に顔を出し、南行して岡崎へと流れ、祇園の地で鴨川に注ぐ。その白川に架かる巽橋は小さな橋であるが、祇園散策の名所のひとつで、多くの観光客が訪れる。すぐ近くにある辰巳大明神は、芸事の神様として祇園の舞妓さんたちの信仰を集めている。いつ行っても、このあたりは観光客が絶えない場所。ここから少し上流に歩けば、水鳥たちのための餌場が川の中に置かれていたり、川にはり出した子供の遊び場があったりとのんびりとした風景。私は、見たことがないけれど、蛍も飛び交うらしい。こうしたほのぼのとした光景と、てすりのない細い石橋や柳並木の風情など、白川は、友人と私の共通のお気に入りの京都。ところで、この白川の語源。それは、川の砂が白いというところにある。白川の名は、付近の地質が花崗岩主体で、*右の写真*に見るように、川底の砂が白い上に、流れそのものも肉眼ではっきり分かるほどに白濁していることによる。明治期に琵琶湖疏水ができるまでは、祇園あたりの下流でも、白砂の敷く川であったものと思われる。 龍安寺や大徳寺、東福寺など禅宗の庭園としての枯山水に欠かすことが出来ない白砂として数多くの社寺仏閣に、昔からしごく当然に利用されていた白砂も、この白川砂は、近年の材料の枯渇にくわえ、防災のため白川付近の開発に制限が掛けられたため、良質な白川砂の確保が困難になっているという。■京都の主な白川砂の庭園■龍安寺、大仙院(大徳寺頭塔)、詩仙堂(一乗寺から徒歩5分)、南禅寺、芬陀院(東福寺頭塔)の5寺院。 ■アクセス■巽橋界隈。京阪四条駅、下車。徒歩8分。■京都:川のある贅沢■ 桜の頃の白川と舞子さん。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月10日*トットが来たら豆を蒔け*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.11
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「暁すばる」は、時計のない時代の民謡に「すばる満時、夜は七つ」などと歌われていたという。すばる星が中天にかかることは七つどき、つまり朝の四時ごろで、朝の労働のはじまりの時間、別は場面では夜帰りの男の最終時間である。(略)徹夜明けの空のいろは、爽やかなようで、虚無的でそのさびしさが好きだった。馬場あき子「暁すばる」あとがきより。 馬場あき子氏の短歌集「暁すばる」を図書館から借って読んだ。本のタイトルが気になって、あとがきを読むと上のようなことが書いてあった。私の子どもの頃、家の時計は壊れていて、直していなかった。日の出と入り、星の位置、鐘の音、鳥の声、バスの音で時を知る、時計のない暮らしだった。今日は「時の記念日」。今の私の暮らしの中には、掛け時計、目覚まし時計、腕時計、ケイタイ、テレビ・・・。いろんな時間を知らせるものがある。だからなのか、一日があっという間に終わり、一月があっという間に過ぎる。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月10日*こごめ /トットが来たら豆を蒔け:時の記念日*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.10
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「税金を政治利用」 政府広報に首相夫妻 民主が批判。政府が「環境の日」の5日付の全国紙朝刊に、安倍首相夫妻をモデルに使って地球温暖化対策をアピールする全面広告を掲載したことに対し、民主党の末松義規「次の内閣」環境大臣は7日、「夏の参院選を控え中立性を害している」と、環境省の担当課長らを国会内に呼んで抗議した。 全面広告は「白熱電球を電球形蛍光ランプに取り換えれば、大幅な二酸化炭素の削減になる」などとうたい、安倍首相夫妻が普段着姿でくつろぐ写真を掲載。朝日、読売、毎日などの朝刊に載った。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・今日、会社に来た請求書を見ていたお局が、「電球を取り替えただけで、1万5000円やて。高いわ!」と怒っていた。「安倍さんにたのんだらよかったんや」と私。「そうや、これからは、頼もう。( ̄▽ ̄) 」とみんな。ちなみに、この広告にかかった費用は、1億円だとか。これ、みんな税金です。 _| ̄|○●「大阪しぐれ」は、私が大阪で見たり聞いたりした「?」や「( ̄▽ ̄) 」なことを書いています。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月8日*クチナシの語源はクチバシ? *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.09
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黄山(こうざん)。中国・安徽省にある景勝地。伝説の仙境を彷彿とさせる独特の景観から、古くから「天下の名勝、黄山に集まる」と言われ、数多くの文人が訪れた。黄山は、その独特なまでの自然風景、豊かな資源、重厚な文化の蓄積によって、中国では唯一の世界文化遺産、世界自然遺産、世界地質公園という「三冠」を獲得した景勝地である。・・・・・黄山は秦の時代にはイ山と称されたが唐の時代には現在の黄山の名前に改められた。黄山の黄は皇帝の色。つまり、皇帝の山。詩人、李白ら多くの文人が詩や絵画を残している。中国一有名な山と言っても過言ではない。そんな、黄山(こうざん)に登ってきた。黄山は、車では行けない。 山頂ホテルでの1泊分だけの小さなリュックを背負って登山口から、ケーブルカーで8分。その後は、約1時間かけて、山に作られた階段を上り下りしながら山頂のホテルに着く。一休みして、別の峰を目指して、3時間また階段を登ったり下ったりする。細くて長い石の階段を時々休憩しなければ上っていけない。脱落者も出た。そんな人は、駕籠に乗って行く。 ただ登るのさえのしんどい、階段を数十キロの客を乗せて、一日何回も上り下りするなんて・・・。ツアーの人たちも、「しんどいやろな・・・」とか、「あれは、将来、腰にくるやろな・・・」と同情していた。私たちは、乗らなかったから、いいのかと言えば、さにあらず。私たちのホテルでの夕食と朝食の食材、飲み水、石鹸、シャンプーなどなど、全ての品は、強力(ごうりき)とよばれる人たちが、担いで登っている。ホテルは、数箇所あるし、山頂には、売店もある。そこの商品は、すべて、強力(ごうりき)がふもとから、担いで登ってくるのだ。 竹竿の両側に何十キロもの荷物を担いだ強力(ごうりき)たちと沢山、すれちがった。あえぐように、登ってくる強力(ごうりき)や駕籠屋に「辛苦了(シンクーラ)」(おつかれさま)と私は、ガイドに習った言葉を心の中で言ったが、声に出してはとても言えない。私たちは、下山すれば、黄山の苦しみは、消える。しんどかったら、登らなくてもいい。けれど、強力(ごうりき)も駕籠屋も、昨日も今日も明日も登らなければならない。体が持つ限り、登らなければならない。肩に大きな荷物を背負って・・・。黄山には、中国共産党の幹部も登っている写真があった。彼らは、この人たちの苦しみをどう思っているのだろうか・・・。*バイキングの憂鬱*だったり、*野仏の憂鬱*だったり*トイレの憂鬱*だったり、*シーツの憂鬱*だったりと、旅行中には、憂鬱になることがある。これは、憂鬱を通り越して、哀しみを感じる。 ◎人気blogランキングへ◎ ***********中国旅行*■1■5月20日(日)大阪から杭州へ。杭州市内観光。中国と日本の時差は日本の方が1時間早い。■2■5月21日(月)安徽省(あんきしょう)南部の古村落世界遺産・西逓(せいてい)宏村(こうそん)。世界遺産・黄山(こうざん)。■3■5月22日(火)世界遺産・黄山杭州踊りショウ(OP)■4■5月20日(水)西湖(さいこ)水郷・鳥鎮(うーちん)上海雑技団OP■5■5月20日(木)豫園(よえん)新天地帰国*****◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月6日*里山のオキテ/植物のチカラ:イグサ*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.07
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聴きながらながら涙が出た。「サステナ・ラボ」さんの「15年前はなんだったのか?」というエントリー。そこから飛んで15年前の「地球サミット」での12歳のセヴァン・スズキの演説ビデオをYouTubeを聴きながら、私は涙が出た。■伝説のスピーチ 環境サミット@リオ■(音が出ます。)(略)大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。まだ子どもの私には、この危機を救うのに何をしたらいいのかはっきりわかりません。でも、あなたがた大人にも知ってほしいんです。あなたがたもよい解決法なんてもっていないっていうことを。オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのかあなたは知らないでしょう。 どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。 (略)+++++15年前の「地球サミット」で私たち市民団体は、喜んでいた。「環境」という言葉がこれを機に市民権を得たから・・・。こんなに、世界中の人が集まって、環境問題を考えてくれているのだから、これからは、きっとよくなる・・・。そう思っていた。1992年「地球サミット」は、地球を救う最後のチャンスを言われた。だから私たち市民グループも「地球サミット」を広めるために、地元でお祭をした。あの頃は、夢があった。これで、地球は、きっと救われるという・・・。でも、あれから15年、なにも変わっていない。いや、それどころか、悪くなるばかり・・・。そりゃあそうだろう。私の家には、パソコン、ケイタイとあの時には、なかったものが、増えた。この調子で世界中の人が多くのモノを持つ。人口が増える。車が増える。もうムリなのかもしれないと思ったりする時もある。けれどもセヴァン・スズキのスピーチを聞いて、もう一度、あの頃のように環境問題をまじめに取り組もうと思った。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月4日*雨の名前:茅花流し(つばなながし)*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.05
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*「たかじんのそこまで言って委員会」*を見た。その中にテーマ、「リサイクル」を見ていて、「???」という気がした。ゲストは、武田邦彦氏(中部大学教授)。前回もでたそうで、その反響で彼の書いた本がバカ売れ。本を読んでいないので分からないが、今日の彼の言ったことの中で、おかしいと思ったことを書いてみる。以下、斜体は、武田氏の発言。■1■地球温暖化防止に気をつけなければならないのは、ヨーロッパとアメリカ。日本は、今の生活をしていればいい。武田氏は、日本はエネルギーをあまり使っていないという。けれど、日本のフードマイレージは、韓国の約3.4倍、米国の約3.7倍。つまり、食べ物に関して、アメリカの3.7倍ものエネルギーを使っている。日本人の生活がこのままでいいはずがない。■2■ペットボトルのリサイクルは、めんどくさいし、お金がかかるから、やる必要はない。私は、むやみにリサイクルをするのを勧めない。もし、リサイクルするのであれば、空っぽになった、ペットボトルに、家でお茶を詰めるくらいがいい。けれども、お金がかかるから、止めよう。めんどくさいから止めようというのは、おかしい!もし言うなら、「めんどくさいし、お金がかかるから、ペットボトルを使わないようにしよう。」■2■日本の車は、環境への負荷が少ないのに、京都議定書を決めた会議でも、それをもっと言うべきだ。いくら環境への負担が少ないといっても、0ではない。だから、「優秀は車を作る国だから、温暖化防止にすでに協力しているって変!とまあ、おかしなことばかり言う人だった。前回でて、大反響だったらしい。今回は、武田氏に真っ向から反対する学者、細田衛士慶応大学教授は武田説を否定し「ゴミとして処分するためのコストを計算しておらず、トータルで考えればリサイクルは有効」とリサイクルの必要性を主張。そのせいか、会場では、武田氏の言うことが正しいという人は、ほんの少数だった。私は、牛乳を紙で買っている。たまーーにだけど、ペットボトルのお茶も買う。卵もプラスチック入りを買う。本当は、リサイクルでなく、*リユース*にしたいと思うのだけれど・・・。**リユース**不要になったがまだ使えるものを他者に譲ったり売ったりして再び使う場合や、生産者や販売者が使用済み製品、部品、容器などを回収して修理したり洗浄してから、再び製品や部品、容器などとして使う場合がある。循環型社会形成推進基本法は、廃棄物処理やリサイクルの優先順位を(1)リデュース(ごみの発生抑制)、(2)リユース、(3)リサイクル(再資源化)、(4)熱回収(サーマルリサイクル)、(5)適正処分―としている。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月2日*♪よしわらタケノコ~*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.03
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生まれて今日まで、金魚をはじめ、魚類を飼ったことがない。親が、生きものはかならず死ぬから駄目だといつも言っていたのを思いだすからだ。しかし、考えてみれば、生きものはみんな死ぬという言い方もおかしなもので、そんなことは四つや五つの子供だって先刻承知している。けれど、子供のころは、なんだかその言葉に妙な重みがあって、黙って納得していたのである。だから、よその家に遊びにいって、日当たりのいい縁側においてある金魚鉢に泳いでいる金魚たちを、きれいだと思うことはあっても、羨ましいとか、欲しいと思ったことはない。いつかは死ぬのだと考えながら眺めていた。(略)「昭和恋々」久世光彦 私の子どもの頃、犬も猫も飼ったことがなかったけれど、唯一、金魚は飼っていた。それは、盆踊りの夜店で、子供が買ってきたものだった。家には、ガラスの金魚鉢がなかったので、大きな瓶に入れていた。ガラスなら、横から泳ぐ姿が見られるのにと子供の私たちは、瓶(カメ)を覗き込みながらら少し不満だった。しかし、最近分かったことだけれど、金魚は、上から見るように品種改良されたものだ。*****今のようにガラスの水槽が無かった時代、人々はつねに金魚を上から鑑賞していました。これを「上見(うわみ)」と言います。中国で誕生して以来、金魚は「上見」にふさわさしい形に改良されてきました。 「美の壷」より。***** 以前、骨董市に行った時、古い四角な金魚鉢を見つけた。迷ったすえ、買わなかったけれど、買っておけばよかったと、夏が近づく度に後悔している。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★6月1日*「純情きらり」と私の昭和:しょいこ【背負子】 *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.06.01
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