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来月入院するので、入院日の前日、新型コロナのための、PCR検査をすることになった。写真の入れ物に唾を持って病院で検査してもらうのだが、時間がかかるのが難。(6時間かかる)自分で短期間で、精度の高い検査があれば、コロナの広がりが防げるのに・・・。検査とワクチン注射、もっと広がればいいのに・・・。ダルビッシュ有選手のblogより■中田翔さん■そんな中田が何を思ったか後輩をぶん殴ってしまったというニュースを見た時はびっくりしました。どういう理由であれ暴力は良くないですよね。これは中田がしっかり被害者に対して誠心誠意謝罪するべきでしょうし、本人もしっかり反省し2度と繰り返さないようにすることが大事だとは思います。ただですね、ファイターズで謝罪会見せずに読売ジャイアンツにトレードした球団フロントには喝ですよ。これはいくら大のファイターズファンであり、ファイターズ愛が深い自分でさえ喝です。だって自分は球団ロゴをバックに見たことないぐらい申し訳なさそうに謝罪している中田を見たいですし、ファイターズのユニフォームを着てホームラン打ったのに肩身狭そうに俯き加減にベースをまわる中田を見たい。さらには普段敬語を使わない年上の人たちに対してギクシャクした敬語を使う姿を見たいわけです。その楽しみをファイターズは自分から取り上げたわけですよ。(略)田を励ましながら悲しい思いをしながらも支えて毎日送り出す中田の奥様を自分は応援したいなぁと今は思っています。でも中田より被害を受けた選手を100倍応援します👍被害を受けた選手がいる、いらないに関係なくYutrition製品を一式贈呈したいと思います。これを機にYutrtionで暴力反対Tシャツ作ろうかな。皆様、もし発売されたら是非着用していただいて中田をいじりに球場に行ってあげてください笑何よりも、今日も皆様にとっていい1日になる事を祈っています。ダルビッシュ 有 しかし、ダルビッシュは、モデルなみのイケメン(^▽^)/言うこともイケメン(*^▽^*)■PCR検査とは?■PCRは「ポリメラーゼ・チェーン・リアクション(ポリメラーゼ連鎖反応)」の略。この反応を用いた「PCR検査」はウイルスの遺伝子の特定の部分を検出する検査であり、新型コロナウイルスの検査において、現在最も高精度とされる検査です。新型コロナウイルスは、鼻やノド、痰(たん)に潜んでいるのでそれらを調べることでウイルスの有無を検査していきます。検体を採取したあと、最大6時間程度で判定をすることができます。最近では、発症から9日以内であれば唾液からでも検査できるようになりました。 ■終戦■*風熱し客なき五輪開かれぬ*饒舌な五輪選手や風熱し なんどなく「風熱し」という風に書いたけど、そんな季語はないんだって( ;∀;)*敗戦やもんぺで作ったいもの味*ゴマ塩が欲しいと便り終戦忌*夏の日の学徒動員握り飯■2021年8月に見た映画■*イン・ザ・ハイツ*世にも面白い男の一生 桂春団治*丼池*キネマの神様*サマーフィルムにのって*モロッコ、彼女たちの朝★YouTube選★■イギリス暮らしVlog | ■(2:52~)で見つけた■ビクトリアン・アイテム:シーラーズメイド■■France・お茶と食卓・散歩と旅■パリに行けないから、これを見て行った気になる。( ;∀;)■書き残したネタ■*オリンピックネタ*レッドオーシャン、ブルーオーシャン*K小室氏のこと。*SDGs(エスディージーズ)のバッジ*食器の柄*丁寧語*高師浜*背という言葉*大阪弁*読書ネタ*丁寧すぎる言葉*プラスティックごみ。*白樺のかご*会話力*妄想古民家カフェ「くるり」*漆の木・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.31
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■つまをめとらば■内容紹介(「BOOK」データベースより)女が映し出す男の無様、そして、真価ー。太平の世に行き場を失い、人生に惑う武家の男たち。身ひとつで生きる女ならば、答えを知っていようかー。時代小説の新旗手が贈る傑作武家小説集。男の心に巣食う弱さを包み込む、滋味あふれる物語、六篇を収録。選考会時に圧倒的支持で直木賞受賞。 目次(「BOOK」データベースより)ひともうらやむ/つゆかせぎ/乳付/ひと夏/逢対/つまをめとらば 作者の青山文平という人の名は、この本を読んではじめて知ったが、脱サラして作家になったそうだ。経済関係の出版社に18年勤務した後、1992年からライターとなる。「つまをめとらば」は、短編が6編。どれも男と女の話だ。■ひともうらやむ■★長倉庄平 武士 ★★長倉克己 庄平の幼馴染★ タイトルの「ひともうらやむ」は、主人公の長倉庄平の幼馴染の克己とその妻・世津。この夫婦は、見目麗しく、克己は、武士の格も上。しかし事件が・・・。その後、長倉庄平は、武士を辞め江戸で釣り道具作家になる。武士からの変身だが、それ以上に妻の変身に驚く。この釣り竿を作る過程を丁寧に書いていて、はじめて知った。 ■つゆかせぎ■★私(主人公)は、下級武士で趣味は、俳諧。●彼の妻は「いつ業俳になるのか」と言い続けた。業俳は、職業俳人、それに対して別に職業がある者は遊俳と呼ぶ。●歌舞伎役者は、俳諧を詠むことが出来て当たり前とみなされていた。尾上菊之助家の松禄や、中村歌右衛門家の芝翫など、俳名がそのまま名跡となった例も珍しくない。●「つゆかせぎ」というタイトル。その日稼ぎの日用取り(ひようとり)は、雨が降れば働けない。日用の代わりの仕事のことを「つゆかせぎ」という。■乳付■出世コースから外れた父をもつ娘・島崎民恵は、家柄の良い神尾信明との結婚。二人を結びつけたのは、漢詩。民恵は、女のたしなみとして、夫は、漢詩は出世のためにと始めた。この短編のタイトル「乳付」とは、生まれた子供に初めてお乳を飲ませること。あるいは、乳母の女性のこと。ミルクなどなかった時代、自分の子どもでなくても、困った人がいたら、乳付をするのは当たり前という時代。■ひと夏■高林啓吾は、次男であるため、仕事もなく、兄の世話になっていた。そんな時、呼び出しがあり、採用となる。しかし、その仕事が飛び地での任務で、その地の任務に就いたものは、精神を患うという。■逢対■●竹内泰朗(たいろう)は、旗本の末席にいるが無役。暇をいかして、屋敷で算学塾を開いている。●「逢対(あいたい)とは、登城する前の権家(けんか)、つまり権勢を持つ人物の屋敷に、無役の者が出仕を求めて日参すること。■つまをめとらば■深堀省吾は幼馴染の山脇貞次郎に家作を貸すことにした。省吾は、女運に恵まれず、これまでに3度結婚し、2度まで離縁している。貞次郎も結婚しないまま、ふたりは56歳になった。◎省吾は、家作を生活資金に貞次郎は、趣味の本を貸す、貸本屋業をしている。 「つまをめとらば」といえば、思い出すのは与謝野鉄幹の詩。「人を恋ふる歌」妻をめとらば 才たけてみめ麗しく 情けあり「娶る」は、<めと-る>と読み、「(男性が女性を)嫁にする、妻として迎える」という意味の言葉です。「妻(め)を取る」に由来する言葉であり、漢字を見ても「取る」と「女」で成立していることがわかる。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.30
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中田は8月4日に行われたDeNAとのエキシビションマッチ(函館)の試合前、ベンチ裏で同僚の選手1人に暴力行為を行ったことが判明し、試合中に球場からの退場と、自宅謹慎を命じられた。 しかし中田翔の暴力は、今に始まったことではないらしく、暴力シーンの数々が動画で上がっていた。■暴力シーンの数々■ 今までは、みんな見て見ぬふりをしていたのか?いや、今回も被害者の名前が出ないというのは、「ことを大きくしたくない」というどこかの力が働いたに違いないと思う。本来、人を殴ったら刑事事件にすべき。多額の口止め料が動いたのだろうかと思ってします。 そんな暴力的な中田選手を巨人がとったというので、ネットは大騒ぎ!“暴力問題”を起こした中田の獲得に否定的な側からは「巨人ファンやめる!」「巨人ファンだけど 巨人のやり方はいつも好きになれない」「まさか中田翔を獲る球団が現れるとは…コンプラのかけらもない球団やね(笑)」などとバッサリ。「紳士たれ、から最も縁遠い選手なんだけどw」といったコメントも散見される。■YouTube:ロザンの楽屋■で。菅ちゃん「ロザンが闇営業して、吉本から出場停止になったとしようや。 そのうち、僕だけ(顔がいいから)ジャニーズで、活動してますっていうようなもんやん。」宇治原「そこは、ジャニーズやなくて、松竹にせな」とユーモアを交えていた。人を殴る中田翔は悪いけど、本来、人を殴ったら刑事事件にすべきとしない、プロ野球界の組織が悪い・・・。すっきりしない事件だな・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.28
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■モロッコ、彼女たちの朝■どうか、心のままに・・・。カサブランカの路地をさまよう臨月の妊婦サミア。彼女はイスラーム社会でタブーである未婚の妊婦だった。職も住居も失い、路上で生きるサミアを家に招き入れたのは、パン屋を営むアブラだった。彼女は夫の死後、幼い娘との生活を守るために、心を閉ざして生きてきた。 パン作りが上手でおしゃれなサミアとの出会いで、色づき始めた孤独な親子の生活。やがて、町がお祭りの興奮に包まれるなか、サミアの陣痛が始まる。モロッコの異国情緒を背景に、未婚の妊婦の姿を描いたヒューマンドラマ。短編映画『When They Slept』で17の賞を受賞したモロッコ出身のマリヤム・トゥザニが、自身の思い出を基に脚本を執筆し、長編監督デビューを飾る。 主演を務めるのは、■灼熱の魂■のルブナ・アザバルとニスリン・エラディ。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 未婚の母は、イスラーム社会でタブーであるというけれど、どんな社会でもタブーだと私は思う。なぜならば、子育ては、大変だから、金銭的にも体力的にも・・・。夫婦そろっていなければ出来ない、いや夫婦だけでは出来ない、共同体や保育園など公的な支援を受けなければ・・・。子どもが出来たらどうなるか分かっていながら、産むのは生まれてくる子供に対しても失礼だ。 妊婦は、「迷惑はかけませんから」と言って住み込みの仕事をもらおうとするが、その時点でもう迷惑なんだよと思う。それにしても、アフリカなのに、出てくる女性たちは、目鼻立ちがイタリアやスペイン風の顔。眉が濃くて肌の色が少し違うのを除けば、ヨーロッパに近い顔だ。生活様式もヨーロッパ風で、食事もナイフ&フォーク。髪に巻いている布が素敵だった。産後、骨盤を矯正しなければ、体形が元に戻らないって、YouTubeで最近聞くけど、この映画の中でも言っていた。私の時代に聞きたかった。( ;∀;)■産後の骨盤矯正■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.27
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私は、60年以上前の田舎で子供時代を過ごした。その頃は、何もなかった。夏になると、毎日川に泳ぎに行っていたが、誰も浮き輪など持っていなかった。明けても暮れても毎日泳ぎに行って、■花咲く、合歓(ねむ)の木の下で■泳いだ。泳ぎつかれると、あおむけになって川上から漂った。目に映るのは、薄紅色の花と優しげな葉っぱ、花咲く合歓の木・・・。 そんな毎日だったが、ある日、一人の子どもが、浮き輪を持ってきた。それは、車のタイヤを利用して浮き輪にしているものだった。浮き輪に乗って、ぷかぷか浮いている子が羨ましくて家に帰って父に云った。「〇〇ちゃんが、タイヤの浮袋を持って来ていたわ。」「そうか・・・」と父が言った。「アメリカじゃ、古くなったタイヤが多すぎて処置に困っておるそうじゃがなぁ」私は、信じられなかった。あの頃、どの家にも車なんかなくて、泳ぎに行くときに出会うのはバスだけだったからだ。 その頃、なんにも捨てるものなどなかった。枯れ枝や落ち葉は、焚き物になったし、古い浴衣は、おしめになった。自転車のタイヤがパンクしても自分たちで張り替えて使い、リムがダメになったら、子どもがもらい受け、リム廻しという遊びをしていた。今の子どもは、浮き輪なんて小さい頃から持っている。しかし、三面コンクリートで花咲く合歓の木はなくなった。豊かな水の川もないし、子どもの遊ぶ時間もなくなった。私たちは沢山のものを手に入れることが出来るようになったが、それと引き換えに豊かな自然を失い、気候変動に怯えなければならなくなった。今、しみじみと自分がいい時代に生まれたと感じている。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.26
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8月17日、白内障の手術前の手続きに病院に行った時の待合スペースで見聞きした話。★病院スタッフ(女)(以下、スタッフ)★「それじゃあ、入院、いつからにされますか?」☆80代とおぼしき女性(以下老女)☆「10月になってから・・・」★スタッフ★「もっと早い方が・・・。」☆老女☆「10月に年金が入ってからにして欲しいんです・・・。」★スタッフ★「子どもさんに相談してみたら・・・」☆老女☆「娘がいますが、一緒の家の住んでいないし、いないも同じですわ。」 この後、二人がどんな会話をして、入院がいつになったのか診察室に入った私には分からない。娘さんだって、自分たちが食べるのに、かつかつの生活をしているかもしれない。もし、豊かな生活をしていれば、親だって、病気の時は頼るだろう。手術入院の際は、家の人が同行して、医師の説明を聞くことになっており、私も夫が来てくれたが、老女は、ひとりだった。そんなところにも、誰にも頼る人のいない人だと分かる。こういう時は、公的なお金の支援があっても、誰も文句は言うまいと思う。と思っていると、貧しい人を叩く人がいた。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆■8月7日の自らのユーチューブでメンタリスト・DaiGo氏(34)が■「生活保護の人が生きていても僕は別に得しない」「必要のない命は僕にとって軽い」などホームレスや生活保護受給者への差別発言をしたことが大炎上し、日本中から拒否反応が起こっている。自分は税金をめちゃくちゃ払っているから、ホームレスとか生活保護の人たちに貢献している。叩いている人たちは、自分よりも税金を払ったり寄付したりしていないから叩くべきではない」という持論も述べており、彼の中の自己価値基準は「人より収入を多く稼いでいるか否か」なのだと思い知った。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆生活保護受給者に対してのあまりよくない意見は、聞くことがあるが、言っている人たちは、受給者の現状を知っているのだろうか?もし、具体的に入院しなければならない病気を持っていても金銭的に出来ない人がいても、やはり同じようなことを言うのだろうか・・・。8月19日、吉本芸人のロザンのチャンネル:「ロザンの楽屋」がこの問題を取り上げていて、すごく納得した。■ロザンの楽屋:“DaiGo氏問題発言”について考えてみた■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.24
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■東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート■オリンピックが奪う「終の棲家」都営霞ヶ丘アパートは1964年のオリンピック開発の一環で建てられた。国立競技場に隣接し、住民の平均年齢65歳以上の高齢者団地であった。単身で暮らす者が多く、住民同士で支えあいながら生活していたが、2012年7月東京都から「移転のお願い」が届く。2020東京オリンピックの開催、そして国立競技場の建て替えにより、移転を強いられた公営住宅の2014年から2017の記録。 平均年齢が65歳以上の高齢者団地であるこの住宅には、パートナーに先立たれて単身で暮らす人々や身体障害を持つひとなど様々な人たちが生活していた。団地内には、小さな商店があり、足の悪い住民の部屋まで食料を届けるなど、何十年ものあいだ助け合いながら共生してきたコミュニティであったが、2012年7月、このアパートに東京とから一方的な移転の通知が来る。カメラは、オリンピックに翻弄された住人のアパート最後の生活を淡々と伝える。 膨らみ続ける総工費などを理由に白紙撤回されたザハ案の後、新国立競技場の立案と施工は日本国内の建築家とゼネコンに委ねられていくが、この過程で、住み慣れた家を奪われ、人生を大きく揺るがされていったお年寄りたちの日々を、青山真也のカメラが4年間に渡って粘り強く、丁寧に追っている。 国家プロジェクトの影で圧殺されていく、ちいさくも切実な声。ひとつひとつの部屋にしみついた生活実感の背後からは、日本の敗戦〜高度成長期以降のストーリーが透けて見えてくる。時代に翻弄される個々人の息遣いを、地道に誠実に掬い取り、記録化しながら、同時に1964年の東京オリンピックと現在進行形のオリンピックのはざまに横たわるものを露わにしようとする、極めて批評的で野心的なドキュメンタリー映画だと感じた。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆映画館で手に取ったチラシを持って帰って読み返した。映画のチラシを見るまで、東京五輪2020の裏にこんなことがあるなんて知らなかった。もちろん、移転しなければならなかった人たちの多くは、代わりの住宅に住むことが出来るのだけれど、ただ同じ程度の住宅があればいいというものではない。これまでに育んだ隣同士という環境はもう一生戻ってこない。私も、時々もっと都心に住みたいと夢想する時がある。しかし、スポーツジムは?俳句の会場?なにより、近所の付き合いはと思った時、どんなに便利な都心でも、やはり不便でも今の所がいいと思う。この団地に住んでいた人たちは、一度、そんな辛い思いをして、やっと新しい環境になれ、終の棲家と思っていたら、■トラブル続きの呪われたオリンピックを言われた、東京2020■のためにまた移転を余儀なくされるというなんともなんともやるせない話だ。■「東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート」上映予定の映画館■◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆●東京2020、主なトラブル。●◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆*新国立競技場の計画白紙が白紙へ*エンブレムのパクリ疑惑によりデザインが白紙へ*2020年開催ができず2021年開催へ*作曲担当者の小山田圭吾がいじめ問題発覚で辞任へ*絵本作家のぶみが不適切発言によりイベント参加辞退へ*ショーディレクターの小林賢太郎(ラーメンズ)が差別助長で炎上◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.23
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■サマーフィルムにのって■♪音が出ます!!私たちの青春は、傑作だ。高校3年生のハダシ(伊藤万理華)は、勝新を敬愛する時代劇オタク。だが彼女は、燻った日々を送っていた。その理由は、キラキラ恋愛映画ばかりの映画部では、自分が希望する時代劇を作れないこと。そんなある日、目の前に武士役にぴったりな凛太郎(金子大地)が現れる。すぐさま個性豊かな仲間を集め、“打倒ラブコメ!”を掲げて文化祭でのゲリラ上映を目指すハダシ。青春の全てを賭けた映画作り。その中で、ハダシは凛太郎に仄かな恋心を抱き始める。だが、凛太郎には秘密があった。実は、未来からやってきたタイムトラベラーだったのだ……。 元乃木坂46の伊藤万理華主演の青春映画。共演は「君が世界のはじまり」の金子大地。監督は「青葉家のテーブル」の松本壮史。恋×友情×時代劇×SFってすごすぎる!!そんなに期待しないで見たけど、この映画に、はまった。それぞれのキャラが立っている。★主人公・ハダシ。「座頭市」をこよなく愛する女子高生の映画オタクを伊藤万理花★凛太朗・未来からやってきたイケメン。ハダシを監督として尊敬。ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」(19/NHK)で初主演を果たし、金子大地が!!他にも、天文部のビート板、★剣道部のブルーハワイ役という彼女の友人や、得意(?)な芸を持つ高校生もみんなキャラが立っている!!■この映画さ、■大林宣彦も工藤栄一も勝新も三船敏郎も、ひょっとしたら黒澤明も観たら褒めてくれ・・・はしないかもだけど、きっと微笑んでくれるんじゃないかな?そして主演の伊藤万理華!久々に現れた全身芝居女優!!最高!!!もっともっとたくさんぶった斬ってくれ!!!!大根仁 映像ディレクター・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.21
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■キネマの神様■あの人を愛したから、その神様に出会えました。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は、妻の淑子と娘の歩にも見放されたダメ親父。しかし、そんな彼にも“映画”という愛してやまないものがある。若き日のゴウは助監督として撮影に明け暮れながら、映写技師のテラシンら仲間とともに青春の日々を駆け抜けていた。それから半世紀後の2020年、ゴウがお蔵入りとなっていた自らの初監督作『キネマの神様』の脚本を発見したことで、沈みかけていたゴウと家族が再び動き始める。 山田洋次監督が原田マハの小説を映画化した人間ドラマ。ひたすらに映画を愛し続けた男を主人公に、時代を超えた愛と友情、そして家族のありようを描きだす。沢田研二と菅田将暉が二人一役で主人公を演じるほか、宮本信子、永野芽郁、野田洋次郎、北川景子らが共演。当初、志村けんが主演を務める予定だったが、新型コロナウイルス感染症による急逝を受け、かつて同じ事務所に所属し親交の深かった沢田を代役に迎えた。この映画は2020年3月にクランクインして、半分撮り終えた3月末にダブル主演の一人、志村けんがコロナで亡くなった。その追悼のためか、ゴウの書いた脚本が受賞した時、「東村山音頭」をゴウ(沢田)が歌い、そのまわりを映画好きが踊りながら廻っていた。またエンドロールにも、亡くなった志村けんへのメッセージがあった。志村けんの代役に選ばれた、沢田研二は、どうしようもないダメおやじを好演。若い頃、一世を風靡した沢田の美貌も、もやはどこにもない。歳をとると、これまでの暮らしが体や顔にでるが、どういう意味でも、リアルだめおやじなんだろうか。■タイガースの元メンバーだった、ピーこと瞳みのるは、■タイガースを辞めてから慶応大学に入学し、中国文学の研究をしていたというだけにスマートだった。■タイガース・ジュリーこと沢田研二■ことしの春に亡くなった■田村正和様■は、いくつになっても美しかった。歳をとってからは、努力だ!!沢田研二は、髪の毛もまだ多いし、もっと努力すえばいいのにといつも思う。★1950~60年代の映画の黄金期と呼ばれた時代なので、■ALWAYS 三丁目の夕日■の山崎貴監督がVFX監修となっている。★1950年代から60年代の映画女優といえば、美しいの代名詞。そんな女優役を北川景子が!スカーフ使いや、サングラスなど “昭和の銀幕スター”感がいっぱい!!★漫才コンビの「まえだまえだ」の弟・前田旺志郎が引きこもりがちの孫役で出ていた。 松竹映画100周年記念作品。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.19
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■ファジーな大阪弁一覧表:「め」■■めぇのしょうがつ(目の正月)良い物・美しい物・珍しい物を見て楽しく感じること(目の保養)■めっそ(滅相)①目見当、目で見て大きな数量を推測する能力。②法外、過度、大変、たいそう。■めっそない・めっそもない①とんでもない。②どういたしまして。■ファジーな大阪弁「あ」~「お」■■ファジーな大阪弁:「か」~「こ」■■ファジーな大阪弁:「さ」~「そ」■■ファジーな大阪弁:「た」~「と」■■ファジーな大阪弁:「な」~「の」■■ファジーな大阪弁:「は」~「ほ」■■ファジーな大阪弁:「ま」■■ファジーな大阪弁:「み」■■ファジーな大阪弁:「む」■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.18
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●内容紹介(出版社より)動乱の江戸末期、来たるべき近代国家への苦悩と希望を描いた巨編!! ●あらすじ/ハリスを刺客が襲った事件が発生した。このことに対し将軍は、外国人が江戸に住むのは必ずしもよい結果を生まず、今はまだ自由交易が出来る状態ではないと結論を出した。だがハリスはこの結論を快く思わず、交渉は前進しないまま、年が明けた。正月早々、大老の堀田は、ハリスとの交渉を成功させるべく、公卿たちに金をばらまいた。だがこの作戦は朝廷の反感を買っていたのだった。ハリスとの交渉を朝廷に承認させようとした大老・堀田の作戦は失敗をしてしまったばかりか、彼は失脚してしまう。このため、堀田の下についていた万次郎もまた、アメリカ使節護衛を解任された。解任後の万次郎は酒をあおる毎日をすごしていた。そこに、万次郎のよき理解者である鉄太郎が現れた)。 ●本巻の特徴・万次郎が使節護衛の役を降ろされ、世の中は次第に保守化への傾向を強めていく。一方、良仙が運動をしていた種痘所設立の許可が下り、西洋医学にひとすじの光明が見え始めていた。●登場人物★伊武谷万次郎(府中藩士。剣の才能に恵まれている)、★手塚良庵(医師・手塚良仙の息子。女好きだが、腕は確か)、★手塚良仙(良庵の父で蘭方医。江戸に種痘所を設立する運動をしている) ★の他の登場キャラクター/西郷隆盛、アメリカ使節・ハリス、、アメリカ使節・ヒュースケン、勝海舟、大老・井伊 ●目次● ◎は私のメモ。▼西郷登場▼巻き添え●「たのもう!」「どーれ」◎「たのもう!」は、「案内(あない)頼まう」から。「どーれ」は、「どれ聞きましょう」の略。●「わしは常々あなたのような方にせきをめとらせたいと思うとったで・・・」◎せき(娘)の父親の言葉だが間接的なこういう言い方もあるのだろうか?▼やけ酒万次郎▼東京大学事始め●・・・そののち(江戸の)種痘所は医学所と名を変えて、やがて明治維新に入ってから本郷の加賀公前田邸あとに移った。そして東京医学校とされ東京府の所轄となった。さらに他の学校も合併して大学校に昇格したのである。・・・これが東京大学医学部の始まりである。▼コロリ参上●人々はコレラのことを見急(けんきゅう)とかコロリとか鉄砲病とか呼んだ。見急(けんきゅう)とは見ているうちに急に死んでいくための名でありコロリもコロリコロリと三日ほどで死んでいくために名づけられたのである。●♪ハァー 病の流行とめどがない一時(いっとき)コロリであっけがない医者のかけつけ間にあわない弔い昼夜とぎれがない亡者葬る地所がないよその地所でもかまわないソレ、ナンマイナンマイダ◎やけくそになった江戸市民が歌ったのか?◎特効薬がないので、おまじないをする。*豆をまく→鬼を追い出す。*鉄火鉢にニンニクをいれて燻す。*ヤツデを裏木戸や二階の窓という窓にぶら下げる。ヤツデは天狗の持ち物というところから。*正月の門松に三宝のお礼を貼って門先にかざる。 ◎元夜鷹のお紺が経営する店で、寝込んでいるお紺の夜具はかいまき。手塚家や医院の布団は四角い今風のもの。夜寝る時の布団。*上方(大坂)は、四角い布団。*他の地方は、夜着で、襟や袖がついている。■あきない世伝金(9)■◎安藤広重や柄井 川柳(からい せんりゅう、)もコレラで亡くなっている。▼その前夜▼投獄▼死出の旅路■陽だまりの樹(一)■■陽だまりの樹(二)■■陽だまりの樹(三)■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.17
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■一度きりの大泉の話■内容紹介(「BOOK」データベースより)大泉に住んでいた時代のことはほとんど誰にもお話しせず、忘れてというか、封印していました。しかし今回は、その当時の大泉のことを初めてお話ししようと思います。12万字書き下ろし・未発表スケッチ収録。70年代回想録。■大泉サロン(おおいずみサロン)■は、かつて東京都練馬区南大泉に存在した借家で、漫画家の竹宮惠子と萩尾望都が1970年から1972年にかけて2年間同居し交流の場となった際の呼び名である。「24年組」と呼ばれ、のちに日本の少女漫画界をリードした女性漫画家達が集った。 一九七〇年。学生運動が終焉へと向かうなか、少女マンガの変革を目指した女性たちが東京練馬区の二軒長屋にいた。中心は萩尾望都と竹宮惠子。後に「大泉サロン」と呼ばれ、マンガ家のタマゴたちが集ったこの場所で、二人は互いに刺激を受け合い、これまでタブーとされた少年愛やSFといった分野で先鋭的な作品を次々生み出し、少女に熱く支持される。だがその軌跡は決して平坦ではなかったーー。『ポーの一族』『風と木の詩』等、名作誕生のプロセスを追いながら、二人の苦悩と友情、瓦解のドラマを描く意欲作。 というのが、これまで私が描いていた二人の関係。 萩尾望都と竹宮恵子の関係を美しい青春の思い出的に思っていた私は、大間違いということに気が付いた。この本は、萩尾望都の50年間にわたる思いの叫びのような本だった。なんせ、ひとつ屋根の下で一緒に暮らし、切磋琢磨していると思っていた竹宮から「距離をおきたい」と言われたり、少年ものを描いたら「(竹宮も少年ものを描いていたので)盗作ではないか」と言われたり・・・。あまりのショックで目を患ったり、貧血で倒れ、病院に入ったりしたそうだ。 以来、萩尾望都は、竹宮恵子との関係をなかったことにしていた。竹宮から「少年の名はジルベール」という大泉時代のことを書いた本が送られて、送り返す。出版社から「大泉サロンの話を聞きたい」と言われても「「大泉サロンなんて知らない」と答えている。 ではなぜ、「一度きりの大泉の話」を書いたのか。それは、竹宮恵子が「少年の名はジルベール」を書いて以来、「大泉時代の話を聞きたい」という出版社が断っても断っても来るからだという。「これを読んで、これ以後は何も言うな」というのが、萩尾望都の気持ちなんだろう。過去の混乱と悲しみと怒りにずっと蓋をし、蓋を開けたらマグマが噴出したような本だった。 この他にも1972年に、はじめて海外旅行をした時のことが興味深かった。当時は、二度といけないだろうと思って一回限りのパスポートだったとか、横浜から船に乗ってナホトカに行き、ソヴィエトを経由してヨーロッパに行くと安いからと船、列車、飛行機で行ったとか・・・。旅行代金は30万円だったそうだ。一緒に行ったのは、萩尾望都、山岸涼子、竹宮恵子、という豪華な漫画家たちと竹宮の友人。44日間の旅行の間に、原稿を描いて日本に送ったそうだ。私もはじめてヨーロッパに行ったのが1972年、同じルートで行ったんだなと懐かしい。 竹宮恵子や山岸涼子のアシスタントを萩尾望都がした話や 反対に、萩尾望都のアシスタントを山岸涼子がした話など今では考えられない巨匠の若かりし頃の話は、もし、喧嘩別れをしていなければ、トキワ荘のように、何度もドラマになっただろうなと残念で仕方がない。■ポーの一族:ユニコーン■◆萩尾望都(ハギオモト)◆1949年、福岡県生まれ。1969年、「ルルとミミ」でデビュー以来、SFやファンタジーなどを取り入れた壮大な作風で名作を生み出し続けている。「ポーの一族」「11人いる!」で1976年第21回小学館漫画賞、「残酷な神が支配する」で1997年第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞、「バルバラ異界」で2006年第27回日本SF大賞ほか受賞多数。2012年には少女マンガ家として初の紫綬褒章を受章。2016年、40年ぶりに「ポーの一族」の新作を発表。2017年朝日賞を受賞。2019年文化功労者に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.16
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詩人 金子光晴自伝【中古】より。僕は子供を応接室に閉じこめて、生松葉でいぶしたり、リュックサック一杯本をつめて夜中に駅まで駆けさせたり、はてはびしょびしょの雨のなかに、裸体で一時間立たせてみたり、あらゆる方法で、気管支喘息の発作を誘発させようと試みたが、かえってそれが鍛錬になって、風邪もひかなかった。しかし、発作ははじまった。そんなことをして、とうとう、その年はゴマ化し了せた。それをただの、肉親愛のエゴイズムと言えば、それだけのことだが、僕は他人にくらべて、それほど肉親びいきではないつもりだ。 僕の気持ちとしては、各人がそれぐらいの才覚で軍拒否を表明して、国民運動にまでもっていってほしい存念だった。「金子光春」 自分の息子を兵隊にとられないように、あれこれする父親。国のいうことには逆らえないと思わずに、どんなことをしてでも、息子を戦争に行かせてなるものかという親としての思いに感動した。明日は終戦記念日。 戦争を知らず生まれて古希過ぎぬ はるな■ある大阪府・堺市民の戦中戦後■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.14
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●あらすじ●ある日、父・伊武谷千三郎が死んだという知らせが万次郎の耳に入った。千三郎の死を信じきれない万次郎であったが、この知らせは事実であった。良仙に死因を問う万次郎。良仙の答えは誤って川に落ち、心臓発作を起こした、というものだった。葬儀が終わった後、万次郎は良仙から真実を聞かされる。それは、千三郎は刺客に襲われて死亡した、というものだった。事実を知った万次郎は……。▼4月20日の老中会議で、ハリスが持ち出した日米通商条約についての最終評議が行なわれた。この日の会議に出席をし、種痘所設立の書状を渡さなければならない万次郎。だが、折りからの高熱で、体が思うように動かない。高熱を押して会議に出席した万次郎であったが、阿部からの質問に答えている途中で倒れてしまう。不覚に思う万次郎であったが、実はこれが彼の評価を上げていたのだった●登場人物●★伊武谷万次郎(府中藩士。剣の才能に恵まれている)、★手塚良庵(医師・手塚良仙の息子。女好きだが、腕は確か)、★手塚良仙(良庵の父で蘭方医。江戸に種痘所を設立する運動をしている) ●目次● ▼タイトル ◎は私の付け加えたメモ。▼千鳥ケ淵の対決▼万次郎よろめ▼想われる者▼七化けお紺●橋本佐内◎適塾出身嘉永2年(1849年)、大坂に出て適塾で蘭方医の緒方洪庵に師事す(適塾時代に、福沢諭吉が左内を尾行したという話があるが、左内と福沢諭吉は同時期に適塾に在籍しておらず、フィクションである)。嘉永5年(1852年)19歳の春に父・長綱が病気のため大坂での勉強を打ち切って帰藩し、代診に従事して患者の治療に励んだ。11月に父が病死すると、藩医(表医師外科)の列に加えられた。安政元年(1854年)には江戸に遊学し、蘭学者坪井信良の塾に入り、間もなく坪井の紹介で杉田成卿に師事し、蘭方医学を学ぶ。●洪庵「君(橋元佐内)は昔よく夜中にこっそり塾から出て貧しい連中の手当をしていたそうじゃないか。立派なもんだ。」◎橋本佐内は、かなり高潔で清廉潔白な性格のようで、西郷隆盛もその無私な性格に心を打たれたり、牢獄でも牢名主に代われるものならかわってやりたいと思われるほどの人格者だった。一方で野心家な面があり、この世に名を残したいという思いと行動力と頭脳見識があり、その結果が結局命取りになってしまった。●(洪庵が)破門にしたのは四人だった。▼縁組●適適斎塾◎■号を洪庵の他に適々斎、華陰と称する。■「適塾」は、この号から。▼難題▼使節江戸へ▼本陣待ち伏せ▼将軍の一番長い日▼裏切者■陽だまりの樹(一)■■陽だまりの樹(二)■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.13
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■丼池■大阪のド真ん中にある丼池は戦後丼池筋と呼ばれる約千五百軒の繊維街になった。室井商事の女社長カツミはこの丼池の商店の裏をくぐって貸付をしている高利貸しの一人、彼女はがめつさでは丼池筋の高利貸し中のNO・1平松子から高い金利で借りて融資している。大学を出てこの道に入ったカツミは、世間から冷たいといわれるほど合理的な金融業に徹底している。債権者のむらがる安本商店を三百万の担保としてとったカツミは友人数名と「室井商事KK」の看板をあげた。カツミとは幼馴染みで、かつて婚約者であった兼光定彦は、いまは繊維品の老舗“園忠”の番頭をしているが、定彦の心の中には未だカツミの面影が深く刻まれていた。菊田一夫原作「河内風土記 おいろけ繁盛記」の藤本義一が脚色「喜劇 駅前茶釜」の久松静児が監督した舞台劇の映画化。撮影は「喜劇 駅前茶釜」の黒田徳三。昭和38年度芸術祭参加作品。◆◆◆◆◆◆◆◆◆製作年:1963年製作国:日本配給:東宝上映時間:104分★大学を出て金貸しをするカツミ(司葉子)は、船場にあった家が潰れ、その仕返しのような気持から金貸しになる。元婚約者の兼光定彦(佐田啓二)は、金貸しになるのに反対だった。二人とも、元は商人の子。しかし、戦後のごたごたで店が潰れた。戦前には、船場の掟のようなものがあったが、戦後は、なんでもありのお金を持ったもんが勝ちという世の中になって、潰れたという。この二人は、正統派の美男美女。兼光定彦は、「さだやん」と呼ばれていたが、私は「佐田だから?」と一瞬思った。司洋子演じるカツミは、船場の生まれ育ちなのに、なんで標準語なん???違和感ある。★三益愛子演じる平松子は金の亡者。三益は、こんな役がピッタリだ。この映画にも浪花千栄子が担ぎのおばさんとして登場。松子の同級生という設定。三益愛子は、大阪弁が達者やなと思ったら、大阪市南区南炭屋町生まれ。1959年(昭和34年)、菊田一夫の舞台『がめつい奴』で主役の「お鹿ばあさん」役を演じて、大ヒットとなる。夫は直木賞作家の川口松太郎。川口との間には三男一女があり、俳優の川口浩は長男にあたる。■どぶいけ【丼池】■「丼(どんぶり)池」と書いて「どぶいけ」と読む。大阪市の中心部にある繊維問屋街。中央区の船場(せんば)地区に位置し,心斎橋筋の東隣を南北に伸びる丼池筋のうち,中央大通りの船場センタービルをはさむ南北の一画で,隣接する本町,南久宝寺(みなみきゆうほうじ),心斎橋筋などとともに伝統的な繊維卸問屋が集中し,商都大阪を代表する中船場の問屋街を構成する。丼池筋は北の土佐堀川から南の長堀通り(長堀川が1964年に埋め立てられたもの)までの区間の街路で,かつては建具屋,指物屋,道具屋などが並び,東隣の堺筋本町付近が繊維問屋の中心であったが,第2次大戦後に繊維商品を取り扱う業者がここに進出し,新しい問屋街を形成した。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.12
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■世にも面白い男の一生 桂春団治■大阪ミナミ法善寺横丁の寄席“花月”で前座を勤める桂春団治。新らしい型の上方落語で世間に一泡ふかせようとしても仲間は白眼視、お客にはののしられる有様である。だが彼に二階を貸している車夫の力蔵、小料理屋の女中おたま達は、彼を見込んで苦しい生活の中からも何かと尽す。殊におたまは借金取りに行った際、彼と床を一つにしてしまう程。やがて看板も大きくなった春団治、だが相変らずピーピーで、酒と女癖の悪さはつのるばかりである。御ひいき筋、小間物問屋岩井辰の若後家おりゅうも、やがて彼と割ない仲となる。その頃、京都の宿屋の娘ときが、女房にしてやるという言葉を真に受け、身重の体で訪ねてくる。◆◆◆◆◆◆◆◆製作年:1956年製作国:日本配給:東宝上映時間:108分 NHKの朝ドラ「おちょやん」で浪花千栄子を描いたのを記念して、■シネ・ヌーヴオ■で浪花千栄子の出演した映画を上映している。(7月31日~8月13日)。 沢山あるなかで有名な噺家の桂春団治の話「世にも面白い男の一生 桂春団治」を見てきた。桂春団治が活躍したのは、大正時代から昭和のはじめ。脚本は渋谷天外が書いている。浪花千栄子と別れた後、渋谷天外は、自らを重ねあわせて、書いた脚本は、低迷期の新喜劇の起死回生の大ヒットになった。舞台では藤山寛美が春団治になり藤山寛美の出世作となったという。渋谷天外と別れた後の映画出演ということもあって、浪花千栄子は迷いながらも、春団治に尽くす妻おたまの姉を演じたそうだ。●映画の中に、古い大阪の景色があった。材木が浮いている川は、長堀川だと思うがどうなんだろう。長堀川は埋め立てられて今はない。●映画の中の女性はほとんど和装で髪を結っている。●言葉も古い大阪の言葉で、「帰れ」を「いね」と言っていた。この「いね」という言葉は、私は何回も聞いているが・・・。●また、春団治が危篤の時に集まった人々に出すために「おすもじでも取って・・・」というシーンがあった。この「おすもじ」というのは、「おすし」のこと。「◎◎もじ」とは、女房言葉、船場の旧い言葉だ。「杓子」を「しゃもじ」「お目にかかる」を「お目もじ」という。●春団治という人は、演芸場の大看板になった。普通なら、大金持ちになっているはずだが、お金の使い方がひどく、いつも借金取りに追われていた。 ■大阪の上方落語の定石:天満繁盛亭■には、上方落語隆盛の時代の象徴として語り継がれている「赤い人力車」が復活した。この人力車は、初代桂春團治が多忙のために移動の手段として使用したとされるものを復元しており、多額の借金による「火の車」の洒落になっている。 ところで、春団治をテーマにした「浪花恋しぐれ」という大ヒット曲がある。♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪■浪華恋しぐれ■♪芸のためなら女房も泣かすそれがどうした文句があるか雨の横丁 法善寺浪花しぐれか 寄席囃子今日も呼んでる 今日も呼んでるど阿呆春団治・・・~そりゃわいはアホや 酒もあおるし 女も泣かすせやかて それもこれも みんな芸のためや今にみてみい! わいは日本一になったるんや日本一やで わかってうやろ お浜なんやそのしんき臭い顔は酒や! 酒や! 酒買うてこい!~♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪芸のためというけど、絶対に違うと思う。ただただ自堕落な性格のためだ。安倍首相と日銀の黒田東彦総裁を風刺 兜町で広まる■「江戸恋しぐれ」■を発見!都はるみと岡千秋のデュエット「浪花恋しぐれ」をもじった「江戸恋しぐれ」というタイトルで、安倍首相と日銀の黒田東彦総裁の関係を風刺したものだ。これは歌の1番の男性のセリフ部分。♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪~そりゃわいはアホや 靖国行くし 財務も泣かす~せやかてそれもこれも みんな国民のためや 今に見てみい わいは世界一になったるんや 世界一やで~わかってるやろ お東(おはる) なんやそのしんき臭い顔は~緩和や! 緩和や! 国債買うてこい!!・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.11
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用ゐざる抱籠(だきかご)邪魔な置処(おきどころ) 正岡子規「抱籠」とは、季語「竹夫人(ちくふじん)」の傍題。「竹夫人」とは、竹や籐で編んだ籠で、夏の夜に抱きかかえたりして涼をとるために使われる道具のことで、いかにも俳人らしいヒネったネーミングだ。こんな季語が子規さんの遊び心を刺激しないはずがなく、彼は「抱籠の記(き)ありお竹と名を名ず」なんて句を作っている。「お竹」とは、ヌケヌケと言ってくれるもんだよ、まったく!?「子規365日」夏井いつき より昔、夫が、台湾で竹の敷物を見つけてお土産に買い、船で送ってもらったことがある。竹の敷物は、寝苦しい夏にひんやりとした感触がいいということで、買ったのだが、いつの間にか使わなくなった。クーラーがあるし、今は、ひんやりした感触のシーツもある。いい時代だ。「抱籠」は「子規365日」を読んで知った。俳句をはじめていなかったら、出会えなかった言葉だと思う。 残暑お見舞い申し上げます。・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.09
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■北海道歳時記:北海道の七夕■北海道では、8月7日に行う地域が多く、6日に川の縁から採ってきた柳の一枝を家の前に立て、子供たちが「天の川」、「ひこ星」、「おり姫」などや願い事を書いた折り紙や色紙の短冊を下げて七夕飾りを作ります。道南の函館市から七飯町あたりまでの地域では、一般にササダケと呼んでいる「アオネザサ」を使い、八雲方面まで北上すると「ネマガリダケ(チシマザサ)」を使います。さらに内陸部では、ネマガリダケが細くなってしまうため、「柳」を使って短冊を飾っています。 そして、七夕を飾る柳の下に、小机や箱を置いて「七夕棚」を作り、菓子やスイカ、稲の穂、トウモロコシ、ナス、 キュウリなどの初野菜を並べたり、団子を飾ったりします。 また、北海道では、「ローソクもらい」と称して、子供たちが各家をまわってローソクをもらう風習があります。子供たち5人から8人くらいで缶灯篭や提灯を手にして、はやし歌を歌いながら町内を練り歩くのです。これは諸府県で行われてきた「七夕送り」の形態を踏襲したもので、今でも、6日の夜に子供たちがはやし歌を歌いながら火や人形を用いて「穢れ」を「祓う」行事が行われている地域があります。 北海道歳時記:北海道の七夕 北海道では、昔は竹がなかったという話を北海道旅行中に聞いた。■北海道歳時記:秋の彼岸■■北海道歳時記:秋じまい・庭じまい■■北海道歳時記:餅つき■■北海道歳時記:節分、豆占い■■北海道歳時記:ひなまつり■■北海道歳時記:半夏生(はんげしょう)■■北海道歳時記:北海道の七夕■■北海道歳時記:竹細工■■北海道歳時記:盆踊り■■北海道歳時記:節分ヤイカガシ■■北海道歳時記:雛祭■■北海道歳時記:雛おくり■■北海道歳時記:八十八夜■■北海道歳時記:ローソクもらい■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.07
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■イン・ザ・ハイツ■NYの片隅・・・。つまづきながら夢を追う、4人の<希望>の物語。ニューヨーク・“ワシントン・ハイツ”は、いつも音楽が流れる、実在する移民の街。その街で育ったウスナビ、ヴァネッサ、ニーナ、ベニーはつまずきながらも自分の夢に踏み出そうとしていた。ある時、街の住人たちに住む場所を追われる危機が訪れる。これまでも様々な困難に見舞われてきた彼らは今回も立ち上がるが―。突如起こった大停電の夜、街の住人達そしてウスナビたちの運命が大きく動き出す。 舞台となっている場所はニューヨークのワシントンハイツは実在するそうだ。マンハッタンの北側に位置するラテン系の移民が住んでいる一角で、電車は、A列車。「A列車」とは、ニューヨークの、ブルックリン東地区からハーレムを経てマンハッタン北部を結ぶニューヨーク市地下鉄A系統(別名「8番街急行」)の名称である。画面にAの文字のある列車が出てきたが、これが名高い「A列車で行こう」のA列車かと納得。■動画 Aトレインで行こう■ 最初から音楽が鳴り止むことがなく、ものすごい数のダンサーたちが街角で歌って踊るシーンはまさに大迫力。前日に、フラッシュ・モブの動画ばかり見ていた私は、群舞を見て、いちいち、「フラッシュ・モブか!!」と突っ込んでいた。 主な登場人物は・・・。★故郷に帰る夢と恋に悩む、ウスナビ。この俳優は、プエルトリコ系の家族のもと、ブルックリンのブッシュウィックで生まれ育った。■ウスナビの名前の由来■(※劇中、おばあちゃんの歌に……「おまえの名前の由来を思い出してごらん。あんたたち一家がやって来たときのことだよ。通る船を見て、赤ん坊に名づけたんだよ」とある。続けてウスナビ、「それで、US.NAVYってわけなの?」と、つぶやく。☆デザイナーを夢見る ヴァネッサ。メキシコ出身。現在は、ロサンゼルス在住。★仕事と恋を追い続けるベニー。☆名門大学への進学に悩むニーナ。ドミニカ系の両親のもと、ブロンクスで生まれた。現在は、カリフォルニア州ロサンゼルス在住。彼女は、名門大学に行くも、差別を受けたという。移民として、ニューヨークにやってきた中南米の人々は、差別を受けながら寄り添って暮らす。大阪にも、韓国からの人が住む街や沖縄出身者が暮らす街があってそれぞれの文化がある。 5歳でニューヨークに来た人は、英語しか話せなくなるだろう。15歳で来た人は、かろうじてスペイン語も話せるかも知れないが、英語の方が得意だろう。35歳で来た人は、彼らの子どもは、ニューヨーク生まれかもしれない。彼らが歳とっていくにつれ、故郷と思っていたカリブ海の島々は、遠くなる。移民たちにとって、暮らしている所が、家族のいるところが、故郷になる。故郷とは生地にあらず「家族」という花ことば持つ花咲くところ 俵 万智・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.06
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▲淀屋橋全景■橋のデザインの決定要素■橋のデザインを決定している要素というのは、どういうものがあるのか。地形の条件、それから周辺で入手できる材料、これも橋のタイプを決める大きな要素で、広い意味での周辺環境。古い時代は、意志決定者の判断も大きなウエイトを占めておりました。それを担当している設計者の判断、選択です。そういうものが橋のデザインを決めていったと思います。大阪の橋を見て歩いているが、美しいと思うのは、▲淀屋橋、▼大江橋、なにわ橋、堂島大橋など1920年代に作られたものが多い。名市長の関 一(せきはじめ)が大阪市長になったのが、1923年。「これやこの 都市計画の権威者は 知るも知らぬも大阪の關」と詠まれたり、内務大臣後藤新平から「都市計画の範を大阪に求める」と評されるなどした時代の遺産、今の言葉でいうところの、「レガシー」だ。●大阪の市電、堺筋線は大正2年に完成し、そこにかかる新しい難波橋は大正4年に完成した。当時では市民を瞠目させるモダンな橋であった。パリのヌフ橋を模した設計で鉄と石を組み合わせ、幅24メートル、長さ200メートル、壮麗な日本一の名橋である。その上、やはりセーヌ河にかかるアレキサンダー三世橋の、彫刻ライオンにヒントを得たのか、南詰めと北詰めの橋頭に、天岡均一作のライオン石像を据えた。四つの石像の台座には「なにはばし」と刻まれている。この開通式は大正4年(1915)5月だったという。(略)一番地元の集英尋常小学校と北側西天満の小学校の学童は、手に手に日の丸と市章みおつくしの小旗を持ち、渡り初め式に旗行列をしたという。先頭には、めでたくも親、子、孫三代の夫婦の揃っている今橋の株屋はん、(略)府・市の偉いさん、船場・天満の有力者に加え、北や南の奇麗どころも参加し、市の音楽隊がプカプカドンドンと鳴らして、それは賑やかなものであった、ということである。 8月4日は橋の日だ。■堂島川と土佐堀川の橋■■道頓堀川の橋■■道頓堀の雨に別れて以来なり ■より。■2020年8月4日橋の日■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.04
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■舟を編む■玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく―。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか―。 2012年本屋大賞をの作品で映画化もされており、見た。■映画・舟を編む■●読書メモ●●映画を見たのは、8年前なので、主人公・馬締(まじめ)役に松田龍平だった以外は、覚えていないのだが、原作を読んで、ぴったりだと思う。馬締(まじめ)という主人公の名前は、問屋場(といやば)という意味。旅人に馬の差配をする馬の元締めを馬締というのだそうだ。●言語学者の松本先生にしろ、馬締にしろ、大先輩の荒木にしろ辞書を作る人は、目新しい言葉を聞くとメモする。*実は、私もメモしていて、鹿児島県を旅行して際には、「ぼっけもん」だの「長老(おせ)」だの「二才(にせ)」だの「小路(しゅっ)」だの、「分限者(ぶげんしゃ)」だのとメモした。私も言葉に興味があり、方言や古語を見たり聞いたりするとそのバックにある言葉や時代風俗などを考えてみるのがたまらなく好きだ。しかし、馬締のような根気がないので、とうてい辞書つくりには向かないと思った。●■三浦しをん■って本名だそうだ。■映画・舟を編む■◎馬締は当たり役。◎言語学者、松本先生は、若すぎというか体ががっしりしすぎ。 原作では、痩せている。 ◎荒木は、若すぎ。定年退職後も辞書に関わるという設定なのだ。映画、もう一度みたいな・・・。 アニメもあった!!■アニメ・舟を編む■●「辞書は、言葉の海を渡る舟だ。」という意味から辞書の名前は「大渡海」にした。「舟を編む」、「大渡海」というタイトルから、沢田研二の「君をのせて」という曲を連想してしまう。■♪君をのせて:沢田研二■♪音が出ます!風に向いながら皮の靴をはいて肩と肩をぶつけながら遠い道を歩く僕の地図はやぶれ くれる人もいないだから僕ら 肩を抱いて二人だけで歩く君のこころ ふさぐ時には粋な粋な歌をうたい Ah…君をのせて夜の海を渡る舟になろう人の言葉 夢のむなしさどうせどうせ知った時には Ah…君をのせて夜の海を渡る舟になろうラララ ラララ ラララ…ラララ ラララ ラララ…Ah… 君をのせて夜の海を渡る舟になろうAh… 君をのせて夜の海を渡る舟になろう■ASKA歌唱もいい!!■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.03
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行きなやむ牛のあゆみにたつ塵(ちり)の風さえあつき夏の小車(おぐるま) 藤原定家 「玉葉集」夏歌。牛車、つまり牛にひかせる乗用の屋形車だろうか。炎天にあえぎ、人はもちろん牛までものろのろ歩む。その足元から乾いた塵ほこりが舞いたつ。風がたてば涼しいはずなのに、塵をまきあげる炎天の風はかえって暑くるしさを増す。抜群の耽美的作風の歌人定家に、この印象的な作があるおもしろさ。「むしますなぁ」「どこぞ涼しい川べりにでも」。古都の夏は王朝の余映の時代にもやはり暑かったのだ。「折々のうた」より 京都市は三方を山に囲まれる盆地で、昔も今も夏は蒸し暑い。一節によると、夏に鴨川で涼む習慣は平安時代からあったといわれる。平安時代、■貴船神社■に参拝のため京都市内から貴族が来ていたという。もちろん、一番の目的は、貴船川の涼を求めてだ。ちなみに「涼」という字は、京の横にさんずい(水)!涼しいわけだ。■折々のうた■過ぎてゆく四季の折々に自然の輝きをとらえ、愛する人を想いながら、人びとはその心を凝縮された表現にこめてうたい続けてきた。「日本詩歌の常識づくり」を目ざす著者は、俳句・短歌から漢詩・現代詩に至るまで、日本人の心のふるさとともいうべき言葉の宝庫から秀作を選び、その豊かな光沢と香りを鑑賞する。朝日新聞連載一年分に加筆。■折々のうた・あとがきより■『折々のうた』で私が企てているものは「日本詩歌の常識」づくり。和歌も漢詩も、ひっくりめてわれわれの詩、万人に開かれた言葉の宝庫。この常識を、わけても若い人々に語りたい。■YouTube 和宮様御泊■の1時間半くらいのところに、和宮が牛車に乗って東下りする様子が描かれている。後半は、輿。■うし年ですから:なで牛■■1月5日は「牛日(ぎゅうじつ)」■■丑紅(うしべに)■■牛飼(うしかい)が歌よむ時に・・・■■牛車(ぎっしゃ)■■「牛鍋からすき焼へ」■■仔牛の俳句■■牛草(ぎしぎし)■■商いは牛の涎■■こって牛■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021.08.02
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