おしゃれ手紙

2003.11.06
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カテゴリ: 里山・歳時記
うちわ
柿渋を塗った団扇やかご

その柿渋の講習会があるというので出かけました。

教えてくれるのは、地元のお年より。

まず、柿を取るところからはじめます。

柿は「アオソ」という種類が一番 いいそうです。

柿の木を見上げて、参加者が
「高いとこに成ってるから、とられへん」と言いました。

「筈(はず)でとったら、ええやん」 と私。

「筈??」と参加者全員から疑問符つきの反応。


筈

筈は、高いところになっている、柿やイチジクなどを採るのによく使った竹の道具。

長い竹の先端を割り、棒を挟んで作ります。

棒を挟むことによって、竹は少し開いてます。

その開いたとこに、お目当ての柿の枝を入れて、ねじってとる。

簡単ですが、秋には、なくてはならない道具でした。

分り易い、イラストか写真はないかなと探したのですが、

あまりに簡単で、民具といえないのか、見当たりませんでした。

団扇の骨も竹、筈も竹。

この他にも、遊び道具に、儀式に、道具に・・・。

竹ってほんとうに、日本人の生活と密着してたのにな・・・。


■□■テレビしびれて■□■

★てるてる家族



◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 
★11月5日 「落ち葉掃きの心得」






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Last updated  2005.05.27 19:49:33
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