おしゃれ手紙

2017.10.08
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カテゴリ: 読書
■幻色江戸ごよみ■

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
盆市で大工が拾った迷子の男の子。
迷子札を頼りに家を訪ねると、父親は火事ですでに亡く、そこにいた子は母と共に行方知れずだが、迷子の子とは違うという…( 「まひごのしるべ」 )。

不器量で大女のお信が、評判の美男子に見そめられた。その理由とは、あら恐ろしや …(「器量のぞみ」)。
下町の人情と怪異 を四季折々にたどる12編。
切なく、心暖まる、ミヤベ・ワールドの新境地!

【目次】(「BOOK」データベースより)
鬼子母火/紅の玉/春花秋燈/器量のぞみ/庄助の夜着/まひごのしるべ/
だるま猫/小袖の手/首吊り御本尊/神無月/侘鋤の花/紙吹雪



宮部みゆきの作品を読むのははじめて。
江戸時代の庶民の少しホラーな話で哀しみがこもっている作品。
実家が貧乏で、働くことでしか生きていくことが出来ない幼い子どもたち、
小さい子どもを家事で亡くした母親の話など辛い話がこれでもかと出てくる。

江戸の暮らしぶりが分かる箇所をメモ。

■鬼子母火■
毎年、暮れも間近になると、新川をのぼってくるはしけ船から、灘や伊丹からの*下り酒*が着いたことを
知らせる男衆の威勢のいい声が聞こえてくる。


*江戸時代前期の時点で江戸はまだ開発途上であり、上方文化は先進的な優れた都市文化として盛んに江戸へ移入され、江戸の町人層にもてはやされた。*
酒もその一つであったと思う。
■春花秋燈■
たしかに、道具ってものは、使いこまれて年季が入ってきてこそ味が出るもんでね。
箪笥だの衝立だって、新しい物が喜ばれるのは、嫁入りのときだけですよ。
桐の箪笥なんてのは、そうだな、ざっと十年は使いこまないと、本物になりませんからな。
一度削り直しや磨きに出したくらうのときが、いちばんいいんです。

■庄助の夜着(よぎ)■
ここでいう「夜着」というのは、いわゆる寝巻のことではない。
今で言うところの掛布団にあたるものだ。
夜寝るとき、身体の上に掛けて使うのをさして、当時は夜着とよんだ。
ただ「蒲団」と言えばそれは、敷布団のことを示していた。
また、夜着の形は、現在の四角い形とは異なり、むしろ着物に近い。
衿があり袖がつき、綿が入っている。
冬物は厚地で綿も厚く、夏物は麻や晒(さら)を使って薄く仕立ててある。
現代でも、冬場に使われる「かいまき」が、この夜着の形をよく残している。

■まひごのしるべ■
掛札場とは、生き別れの悲劇を少しでも減らすために、迷子や行方不明の者を尋ねる足しにと、
享保(きょうほう)十一年に設けられたものだ。
迷子や身元不明者の氏名や年齢、服装など告知する、一種の公共掲示板である。

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Last updated  2017.10.08 00:31:07
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