おしゃれ手紙

2020.03.11
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カテゴリ: 映画
Fukushima 50 (フクシマ フィフティ) ■音が出ます!

自分たちが、最後の砦・・・。

2011年3月11日、午後2時46分。
マグニチュード9.0、最大震度7もの巨大地震が起こした大津波に福島第一原子力発電所は襲われる。
浸水による全電源喪失で原子炉の冷却装置が停止し、格納容器内の圧力が急上昇。
刻一刻と迫るメルトダウンを回避すべく、原発内に残った50人の作業員たちは互いに協力し、容器中の空気を抜き圧力を下げる“ベント”という危険な作業に取りかかる。
 ジャーナリストの門田隆将が、90人以上の関係者への取材をもとに描いたノンフィクション本「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」を映画化。
日本を救った男-吉田昌郎元所長の原発との壮絶な闘いと死
2011年3月11日、午後2時46分に起きた東日本大震災で制御不能となった福島第一原発の暴走を止めるため、命を懸けて原発内に残って戦い続けた作業員たちの姿を描く。
佐藤浩市が福島第一原発1・2号機当直長の伊崎利夫を、渡辺謙は福島第一原発所長の吉田昌郎を演じ、『許されざる者』以来7年ぶりに共演する。

 始まりからドキドキが止まらなかった。
大地震による津波で、福島原発の電源が切れる。
何とかして、最悪の事態を防ごうとするも、度重なる揺れにお手上げ。

現場を知らない、本社や総理官邸は、
「何とかしろ!!」と言うばかり。
残された方法は“ベント”。
いまだ世界で実施されたことのないこの手段は、作業員たちが体一つで原子炉内に突入し行う手作業。

外部と遮断され何の情報もない中、ついに作戦は始まった。
皆、避難所に残した家族を心配しながら―。

俳優がピッタリで、映画とは思えないほど。

 大津波は、天災が、その時におきた、原発事故は人災だ。
あんなことがあったのに、今も関西電力は、原発をすすめ、「原子力エネルギーが必要だ」と、石坂浩二がテレビCMで言っている。

安全などないと3.11で分かったはずなのに・・・。

のちに欧米メディアから“フクシマ・フィフティ(Fukushima 50)”と呼ばれて吉田所長と共に現場に残った人間は、実際には「69人」いた。

この映画、本当はみんなに見て欲しいのに、コロナウィルスの影響で、観客は少なかった。
 映画の終わりの方で、2011.3.11から3~4年後、 まだ人が住めない地区に
「原子力明るい未来のエネルギー」という、標語がかかっていた看板があった。

標語看板の経緯
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Last updated  2020.03.11 01:26:34
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